暮らしの哲学

池田晶子さんが亡くなられて、そろそろ3ヶ月がたつけれども、6月に毎日新聞社から出る「暮らしの哲学」の単行本に、連載時の挿絵を1点だけ載せていただけることになった。
雑誌の挿絵は、たいてい、一度使われたらそれきりになってしまうものなので、書籍の形で残していただけるのはとてもありがたいことだ。
あの絵は、絵としてはそんなにうまくないのだけど、自分でも気に入っていて、描きながらなぜか「考える時間」の最初の回に戻るような感じがしていた。