ムーン・パレス

わたしは、小説の挿絵描きなどしてるくせに、そんなに小説は読まない。
というか読めない。なにしろ読むのがめちゃくちゃ遅い。
ちょこっと読むたびにあちこち思考が飛んで行ったり、何度も同じところをくり返し読んだり、気になることがあると何ページも戻ったりする読み方なので、速読には向かない。
でも読書は映画や音楽鑑賞と違って自分のペースでできるのがいいところなのだ。
で、あまりよく小説のことは知らないのだが、ポール・オースターの『ムーン・パレス』はとても好きだ。好きな本は何度も読む。
こないだ舞台のニューヨークに行って、だいたいの地理関係がつかめたので、また読み返した。
孤独感については、わたしはちょっとわからない。
でも、お部屋にこもって、蓄えを食いつぶしていくところとか、なにかこう、わたしもそれくらいの覚悟はしていたいと思うわけだ。

ムーン・パレス (新潮文庫)

ムーン・パレス (新潮文庫)