デミオくんとわたし

マツダ・デミオのサイトの、エコドライブ・キャンペーンのイラスト描きました。

わたしはゴールド免許を持ってるんだけど、完全なるペーパードライバーなので、車の分類というと、バス/トラック/タクシー/それ以外、というおおざっぱな認識で、目の前を走る車をみても、車種etc.という情報は全く読み取ってなかった。(そうやって読み取れてない情報というのが世の中にはたくさんあるのだ)
今回デミオをデミオらしく描くためにいろんな車をじろじろ見たりした。
こういうお仕事をすると、今まで興味がなかったことに興味が持てて良い。

広告マンにとって、車をキャラクター化するということはごく当然のことらしい。
見るほうも、車に顔がかいてあるのを自然に受け入れてしまうのだから、すごいなと思った。実際車に乗る人は、マイカーを擬人化していたりするのかもしれないけど。
わたしなどはつい「車に顔なんかないのになあ」と思ってしまう。
だって、ないものを描くのは大変なことなのだ!今回もけっこう試行錯誤した。
それでもやっぱり、キャラクターというものには親しみやすさを感じる。それはなぜだろう。慣れの問題だろうか。愛だろうか。国民性もあるのだろうか。興味深い問題だと思う。
でもたしかに車以外に人間のキャラを出したりすると説明がかえってややこしくなるのだ。