妹の結婚式

きょうは、妹がお嫁にいった。
雨の予報だったけど、きれいに晴れた。

招待客は親族と親しい友人のみで、新郎の兄が司会をし、新婦の姉(わたし)がカード類を作り、キャンドルサービスもお色直しも長ーいスピーチも新婦の手紙もなしの、たいへんこぢんまりした披露宴だった。
でも会場も素敵だったし、七夕が誕生日の妹に新郎からサプライズプレゼントがあったり(気配りだねえ…)姉の目をさしひいても、なかなか小ワザの効いた、いい披露宴になったと思う。(結婚式ってあとからやった人のほうがよく練られて面白くなるよなー。)
いい思い出になったんじゃないかな。でも結婚式ってたいへんなんだねえ。

結婚式を最前列に並んでみるのははじめてだったので、なかなか迫力があったが、なにしろ端っこなので、肝心の新婦の表情がよく見えん(しかたないけど)。

わたしは例によって徹夜でウェルカムボードを仕上げて持っていったので、けっこう酔っぱらってへんなテンションになってしまった。ボードの写真撮るのもすっかり忘れてた。

親戚連中の「で、あんたはまだなの~」攻撃にさらされはしたが、もう何年も会ってなくて他に話題もないし、沈黙よりはよっぽどまし。
久しぶりすぎてちょっと不安だったけど、楽しくすごせた気がする。

妹は「ああお嫁さんなんだなー」ってちゃんとなじんでいたのだが、最後の花束贈呈のときに、壁際に並んで立っているのがうちの両親なのが、なんかすごくふしぎな感じがした。

披露宴が終わったあとボードの箱を届けに妹の控え室に行ったらお返しにブーケをもらってしまった。ありがたいのだが、わざわざブーケもらいに行ったみたいじゃん。。。

ところで、日本記念日協会というのが、7月7日を「恋の日」に認定したんだそうな。
でも、、、七夕伝説ってそういう話だったっけ?

子どものころは、織姫と彦星が一年に一度しかあえないなんてかわいそうな話、と思ってたが、このごろは、一年に一度でもあえるならけっこう幸せなんじゃないかと思う。
雨が降ってもカササギが川に橋を架けてくれるし、次の年もその次の年も必ずあえるんだから。

離れさせられた理由が「仕事をさぼるから」っていうのも、よく考えるとなかなかスゴイ。
もしや、ふだんはそれぞれ仕事に集中してたまに会うのが理想的である、って話なんじゃないか?あんまりロマンチックじゃない解釈だけど、、、仕事は大事だよなー。
まあ、妹夫婦にはバランスよくふつうに幸せに暮らしていってほしいものです。