五味子茶

こないだ韓国でひとつかみほど買って来た、しわしわの赤い実、名前を忘れてしまったうえに、袋にもなにも書かれてなかった。
でも、薬草・毒草好きの母(薬剤師、チャングムファン)に、五つの味がするらしいんだけど…、と聞いてみたら、「それは五味子(ゴミシ)だと思う」と言って、薬の辞典で調べてくれた。
種が腎臓の形をしてるとか、たしかに辞典に書いてあるとおりだった。

それでネットで検索すると、韓国では同じ字で「オミジャ」と読むのだそう。
ためしにひとつぶ口に入れてみると、酸っぱいような苦いような、どっかで食べたことある気もするけどなんともいえないスパイシーな味だった。

韓国のお粥屋さんで飲んだのは激甘にしてあっておいしいとは思えなかったけど、お茶屋さんに習った通りに水でエキスを抽出して、さらに水割りにして飲んでみた。
…なるほどー。ちょっとジンジャーエールみたいな、さわやかな酸っぱさ。ほんの少し甘みを足したらちょうど良い感じになった。
ほおお、なんだかお腹の底からじわじわと元気がわいてくるようだ~(←単純)
これは暑い日にぴったりかも。こんどは炭酸で割ってみようっと。