缶詰について

ホットカーペットの上に、ポトフを一皿ぶちまけてしまった。。。

わたしが「引きこもり」と呼ぶところの状況を、世間では「缶詰」と言うらしい。。。
そんなお洒落なもんではないのだけどなあ。自分ちだし。

引きこもってるあいだは、ただ、外に出られないというだけで、意外とちゃんと食事も(簡単なものだけど)作って食べてるし、早寝早起きで最低限の睡眠はとってるし、けっこう規則正しい生活をしている。そうでないと、さすがに2週間はもたない。
寝るのと食べるのだけが楽しみだし、食物繊維はちゃんと摂らないとホラね~。

でもなんか知らないけど、とにかくすごく神経が冴えているので、作業のあいまにちょっと息抜きに「数独」とかやったりとかすると、異様に速く解けてしまったりして拍子抜けしてしまう。

外に出られないのも、ほんとは、料理とかできるくらいなんだから、むりやり時間を作って、近所のジムにサッと行って、ちょこっと走って帰ってくるくらいならできないこともない気もするんだけど、精神的に追いつめられてくると、罪悪感もあるし、頭の切り替えができなくなり、部屋から出ようにも出られなくなって、自分から閉じこもってしまうのだ。

そんな状態になる前に早めにとりかかればいいかっていうと、こういう集中状態にならないと出てこないものもあるからなあ。

でも以前は挿絵一枚描くのでも、かなり追いつめられた気分になってたけど、いまは、2~3枚くらいならわりと平常心でこなせるようになったし、それでクオリティが落ちたということもないと思う。
まとまった数の絵を描かなければいけない単行本の仕事も、今後もっと数をこなしていけば少しは気楽にできるようになるんだろうか。まだそういうお仕事は6冊くらいしかやってないからわかんないけど。。。