住宅展示場アートイベント

武蔵小杉の住宅展示場でのアートイベントに参加しました。

『SUUMOアートギャラリー・イベント』(SUUMO住宅展示場 武蔵小杉)
16軒のモデルハウスに各1作家ずつ16名の展示でした。
【参加作家】ハギハラトシサト/菅間圭子/岩清水さやか/樋口裕子/夢島スイ/石山浩達/戸泉恵徳/ほか(協力:Art Lab TOKYO、MEGUMI OGITA GALLERY)

新作2点と、去年の個展に出したサボテンの絵を出品しました。
わたしの絵はセキスイハイムさんのモデルハウスに飾られていました。
お部屋の下見はできなかったけど、ちゃんと雰囲気に合っていて良かった。

16軒の家にそれぞれ別の作家さんの絵が展示されていましたが、広くて、とてもじゃないけど全部はまわりきれず。
でも見た作品はどれも不思議とお部屋にマッチしてました。

しかし、住宅展示場の建物というのは、たとえばキッチュとかチープとかシュールとか、わたしにとって親しみのある言葉が入り込む隙が一切ない、お金さえあればなんでもできる気がしてしまうような最先端の夢の園で…、

そんな場所にぽつんと置かれているちっぽけなちっぽけなわたしの絵。
意外になじんでいるのが不思議だけど、住宅展示場のピカピカ空間の中にぽつんとあるわたしの絵と、わたしの絵の中にぽつんといるあの子、というのが相似形になってた。

ハイセンスすぎるほどハイセンスな展示場のいたるところにわざわざ各メーカーのゆるキャラの人形がたくさん置かれていたのは興味深く、味わいのある光景だった。
絵画というと高級なイメージを持たれるかもしれないけど、どっちかというと、あのゆるキャラの役割に近かったのかもなと思った。