会津旅

ゆうべ、今年のサボテンの花が咲いた。
今日から1泊で会津に出かけてしまうので、咲いたところを見られて良かった。

早起きして新幹線に乗り、郡山で磐越西線に乗り換えて会津へ。
会津は中学の修学旅行以来。でもかなり昔だし、当時はバスで回ったから記憶があまりない。
今回は父がコースを決めた(旅行会社のツアーだけど)。けっこういろんな乗り物を乗り継がないといけないのと、乗り物の本数自体が少ないので、父はかなりテンパっていた。

でも乗り継ぎはなんのトラブルもなく、むしろ早く行き過ぎて待ち時間ができちゃったりしつつ、茅葺き屋根の民家が集まる「大内宿」と、川で削られた急な崖「塔のへつり」を回った。

大内宿は、急ごしらえの観光地って感じで、お土産屋さんも素人くさい雰囲気だった。
でも集落の奥にある子安神社が、ちょうど一年に一度のご開張の日だったらしく、地元の奥さんたちが手作りのご飯やゆで卵をふるまってくれて、なんだかとてもいい感じだった。
ここでは丸ごとのネギをかじりながらお蕎麦を食べるのが名物らしい(本当かなあ)。おそるおそる食べてみると、案の定、辛すぎてひとくちでギブアップ。ネギがもったいなかった。一緒に頼んだ栃餅が美味しくて、こっちを推せばいいのにな〜と思った(食べ過ぎた)。電車待ちの間に湯野上温泉駅の足湯につかる。熱くて素晴らしく気持ちよかった。

塔のへつりは、とても良かった。絶壁のあいだに架けられたゆらゆら揺れる橋をわたり、崖が浸食されてできたような感じの細い通路を伝って歩く。手すりがないところもあって、けっこう怖かった。
父は高所恐怖症なので、引き返してどこかで時間をつぶしていた。。。