たまふぃるむ

今日は、多摩美の大久保先生のクラスの発表会「たまふぃるむ」を観に行きました。
学生全員が監督になってそれぞれ10分弱の短い映画を撮ったものを一挙に上映。全部は観られなかったけど面白かった。なんというかいろいろと生々しくて、観る側にも体力がいるなあと思いました。

当然ながら出演者もみんな学生さんだった。
テレビや映画の映像に美しい人がたくさん出ているのに見慣れているせいか、普通の顔の人ばかり出てくる映像に違和感があった。へんなの。。。普段会う人はだいたいみんな普通の顔なのに。

ドラマなどでは、ストーリー上とくに美しい必要がない「普通の人」の設定の役でも、顔が美しい役者さんが演じていたりする。それってリアルではないのでは?と思っていた。
でも、「美しい」ということは、じつはニュートラルな顔だということで、それ以上のよけいな情報を顔から読み取る必要がないということなのだ。
普通の顔のほうが読み取るべき情報が少ないのではないかと思ってしまうけど、そんなことはなく、つい無意識にいろんな深読みをしようとしてしまう。ストーリーと関係ないことにどうしても気が散ってしまう。
だから美しい役者さんで固めたほうが、観客を映像のストーリーに集中させることができるのだということがわかった。

顔って大事なんだなー。なんだかんだいって、人の顔から、いろんなことを判断している。

(しかも、なぜか、映像の中では顔の欠点が強調されてしまって、普通の顔なのに、実際より不細工に見えてしまって、よけいに情報量が増えてしまう気もする。ライティングのせいだろうか。)

それから、ひと月ぶりに星舟庭の練習。3/24のライブに向けて始動です。今日も新たな名曲が生まれました。しばらく休んだあとはいつも名曲ができます。ふしぎだなー。