干し柿

今年は実家の庭の柿が豊作。でも誰も食べないらしい。もったいない話だ。
わたしだけが柿大好きなので、毎週実家に行くたびに、キャリーバッグに山ほどつめて、せっせと持ち帰っている。
 
柔らかくなったのは好きじゃないのだけど、当然なかなか食べきれない。
どんどん熟していく柿に追いかけられるように毎日をすごすのはけっこうストレスだ。
 
なので、片っ端から四つ切りにして皮をむいて、干アミにならべてベランダに干す。
元々甘い柿なので、そのままでもふつうに食べられるので、干した当日や翌日でも、小腹が空いたときにつまみ食いしながら干している。いちいち皮をむかずに食べられるし、熟しすぎる心配もなくなるのでとても良い。
 
そうすると水分がぬけて、3日めくらいから表面が乾いてくる。でも中身はまだフレッシュで、それもまた美味しい。
それから日に日にだんだん干し柿っぽくなって、甘みが増していく。
固めの柿はどちらかというとサクサクした食感になるし、もともと柔らかめの柿は柔らかい干し柿になって、どっちも美味しい。
1週間すぎるとだいぶ固くなってくる。これはこれで美味しい。
 
表面のカリカリ感は、干すのをやめて容器に入れたらすぐしんなりして消えてしまうので、アミから直接何個かつまんで食べるのがいちばんいい。だから保存食という感じではなく、いつもさっさと食べてしまう。
 
今年の干し柿はもう3セット目。とくに今週はかなりたくさん干した。手が痛くなるほどたくさん皮むきした。
なのにどうも天気が悪くて、なかなか乾かなくて困るなあ。。。