投稿者「anokonotomodachi」のアーカイブ

ACT ART COM

先日ちょっと書きましたが、来月、展示やることになりました。
ふと気がつけばもう半年ぶりじゃないか~。。。

わたしはときどき、発泡スチロールで彫刻を作ってて、イラストと一緒に展示してたんですが、今回は彫刻だけです。

展示スペースがけっこう広いので、今までの作品をもっと発展させて、いくつか組み合わせて、その中にわたしがもぐりこめるような、洞窟みたいな鍾乳洞みたいなものを作りたいと思っています。
去年買い込んだ発泡スチロールの山をどうにかしないといけないし。

それで、どうにか作りあげることができたとして、はたして部屋から運び出せるのかどうかが心配の種です。

しかしなあ、運送費がかかるなあ。。。

今回が初めてのイベントだそうなので、どんなものかわかりませんが、もしよろしければぜひ遊びにいらしてください。
展示期間中は、わたしもできるだけ会場につめて、というか、、、作品の一部になるつもりです。
パフォーマンスってほどじゃないですけど。
でも怖くないですので、気軽にお声をかけてください。どうぞよろしくお願いいたします。

アートコンプレックス・センター(信濃町)ACT ART COM -Art & Design Fair 2009

特別内覧会 6/24(水)16:00~20:00(招待制)
一般会期  6/25(木)~28(日)11:00~20:00(最終日17:00まで) 入場料500円

純情ビッチプロジェクト

西新宿のマッコリバー「てじまうる」にて、韓国プロジェクトの会合。
すごくたくさんの種類のマッコリがずらり。どれもおいしそう。マッコリってなんだか知らないうちにいっぱい飲めてしまうんだよなあ。

スンさんの出身大学は韓国の早稲田といわれてるそうで、学生はマッコリをがぶ飲みしてるんだとか。あー…、早稲田だとそうなの?
その大学のシンボルの動物は虎だからということで、今日は「虎マッコリ」(辛口でおいしかった)をみんなでがぶ飲み。

で、慶応っぽい大学もあって、そこの動物は鷹なんだって。
早稲田っぽいとか慶応っぽいとかいわれてなんとなく納得してしまうのは、ユングの元型みたいな普遍的なイメージだってことですかねえ。(「大学の動物」っていう概念はよくわからないけど。)

プロジェクトは、最初のころの考えとはぜんぜん違ってきていて、公開も大幅に遅れているけど、とにかく面白いアイデアはたくさんある。
それに回を重ねるごとに雑談の割合も増えてきて楽しい。

韓国人の血液型はBが多くてAが少ないんだそうな。
でもこのプロジェクトに参加してる韓国人はなぜか双子座A型が多いらしい。
わたしは双子座B型ですがね。

それから、そのむかし阿佐ヶ谷のアルテ・パティオでやった、「ホンマにしあわせなんか?」という芝居に出てたKさんのお店「はち」へ。
ここも、お酒もお料理もおいしくて、いいお店だった。
前川さんの「純情ビッチ」と単なる「ビッチ」の違いについての講釈を拝聴。
「純情ビッチ」=「ファム・ファタールになりうる女」ということらしい。
前川さんにとっては大事なことなんだろう。

ふう、久々に飲み過ぎた。。。

この森で、天使はバスを降りた

Aさんと「この森で、天使はバスを降りた」(シアタークリエ)を観た。
招待券をもらったので。クリエは初めてなのだが、観やすい劇場だった。

映画が原作で、NYテロ事件の直前からオフブロードウェイで上演され、かなりの人気を博した作品だそうな。ふーん。
登場人物は少ないが、台詞もほとんどぜんぶが歌で、いかにもミュージカル。
確かに音楽は良かったし、キャスティングが地味だったが、なかなか面白かった。

それにしても、アメリカ人じゃないと絶対に思いつかないストーリーだった。
さびれ果てた村に、天使のようなよそ者の女の子がやってきて、かたくなな人々の心をいやすという、まあ王道のパターンなのだけど、「いろいろ大変なことがあるし、ベトナム戦争でも失敗したが、きっとやり直せるさ、だってここにはふるさとの土地があるから!」っていう結論。

えええ、、、土地ですか。。。よくわからないが、アメリカ人はそういう感覚なのだろうか。つ、強いな。。。
「それじゃなにも解決してないだろう!」と言いたくなるのは日本人だからかなあ。
もっと悩んでくれないと納得できないというか、、細かいこと気にしすぎなのかな。
大地=母性、みたいなギリシャ神話的イメージみたいだけど、うーん、公式サイトに「女性のための物語」とあったわりには繊細さに欠けるような。

…というようなことを考えるのも楽しいもんです。

ミュージカル嫌いの人って、よく「突然歌いだすのがイヤ」とか言うんだけど、(わたしなんか、ふだんでも気づいたら歌ったり踊ったりしてることがあるけどね)たぶん台詞を歌で表現することよりも、歌うことでいろんな問題がうやむやになって、いつのまにかやたら前向きな結論が出がちなイメージがあるので、そういうミュージカル的な世界観そのものにアレルギーがあるんじゃないかと思う。

葛藤するシーンが省略されると物足りないのは好みの問題かもしれないがよくわかる。
でもそんな作品ばかりじゃないと思うけど。。。
それに実際に歌ってるうちにいろんなことがどうでもよくなることもあるし、芝居つきのコンサートだと思って気楽に観たらいいのにな。

裁くのは僕たちだ

今朝、郵便受けを開けてびっくり。
装幀イラストを描かせていただいた、水原秀策さんの小説、「裁くのは僕たちだ」(東京創元社ミステリ・フロンティア)の見本が入ってた。いつ届いたんだろう?…昨日か一昨日か。

裁判員もので、どんでん返しの連続、ハラハラドキドキのミステリです。
あまりにも旬なテーマなので、裁判員というのを前面に出すかどうかとか、編集者さんとさんざん悩みまくったあげく、こんなふうになりました。
オーソドックスなようで、意外とないパターンの表紙になったかも。色は地味なんだけど、顔がたくさんだから、描くのたいへんだったなあ…。

裁くのは僕たちだ (ミステリ・フロンティア)

    • 作者: 水原秀策
    • 出版社/メーカー: 東京創元社
    • 発売日: 2009/05/22
  • メディア: 単行本

チャンネルファンタズモ

装幀のイラストを描かせていただいた単行本、加藤実秋さんの小説「チャンネルファンタズモ」の見本が届きました。
今回描いたのはいくつかのパーツ的なカットばかりで、ちょっと泥臭い絵だったので(自分で描いておいてアレですけど)、いったいどうなるのか、楽しみなような怖いような気持ちでいたのですが、デザイナーさんのおかげで、素敵な仕上がりになっていました。

「問題小説」さんで、連載中から挿絵を描かせていただいてて、その絵を加藤さんが気に入ってくださったとのことで、当時の挿絵3点+描きおろしの挿絵1点も収録されています。
オカルト風味のミステリーで、コミカルなキャラクターが重要な小説なので、挿絵を描くのも苦労しましたが、ほんとにありがたいことです。。。

チャンネルファンタズモ

    • 作者: 加藤実秋
    • 出版社/メーカー: 徳間書店
    • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本

ラッキョウ ’09

スーパーで泥つきラッキョウが出回りだしてからというもの妙にソワソワして、来月また展示があるので(詳細は後日!)今のうちに漬け込んでしまおうと、今年は3kg買って来た。毎年1kgずつ増えてる。下ごしらえがたいへんだ。

去年の甘酢漬けはザラメと三温糖と氷砂糖を適当にブレンドして作ったのだが、これがうまくいった。まぐれだけど。たぶん氷砂糖がよかったんだろうな。
お茶受けに毎日ポリポリ食べてたら、あっというまになくなってしまった。

ならば今年も同じ作り方をすればいいのだが、そうしたくない性格なもので、今年はきび砂糖とグラニュー糖を混ぜることにした。それで2kgぶん。
残りは半分ずつ、甘味噌漬けと酢醤油漬けにしてみた。

ふう。。。さー、展示の計画考えなくちゃね。。。

憑いてる~!

あかね書房さんから電話があって、怪異伝説ダレカラキイタ?第1巻「タタリの学校」の3刷と、3月に出たばかりの第4巻「恐怖の教室」の重刷が決まったとのこと。

わーわー! いやあ、親孝行な子たちだ。。。

偕成社さんの「放課後の怪談」シリーズも第二期刊行が決まったそうで、また挿絵を描かせていただけそうです。

なんか今日はついてる。。。

子どもたちよ、きみらはなんでそんなに怪談が好きなのかね?
わざわざ本で読まなくても、世の中怖いことでいっぱいなのに。。。

怪異伝説ダレカラキイタ?〈1〉タタリの学校 (怪異伝説ダレカラキイタ? 1)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本

怪異伝説ダレカラキイタ?〈4〉恐怖の教室 (怪異伝説ダレカラキイタ? 4)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈4〉恐怖の教室 (怪異伝説ダレカラキイタ? 4)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本

放課後の怪談〈1〉暗闇からのびる手

放課後の怪談〈1〉暗闇からのびる手

  • 作者: 田部智子,朽木祥,正道かほる,たからしげる,佐々木赫子,横山充男,日本児童文学者協会,岩清水さやか,今井ヨージ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本

五味子茶

こないだ韓国でひとつかみほど買って来た、しわしわの赤い実、名前を忘れてしまったうえに、袋にもなにも書かれてなかった。
でも、薬草・毒草好きの母(薬剤師、チャングムファン)に、五つの味がするらしいんだけど…、と聞いてみたら、「それは五味子(ゴミシ)だと思う」と言って、薬の辞典で調べてくれた。
種が腎臓の形をしてるとか、たしかに辞典に書いてあるとおりだった。

それでネットで検索すると、韓国では同じ字で「オミジャ」と読むのだそう。
ためしにひとつぶ口に入れてみると、酸っぱいような苦いような、どっかで食べたことある気もするけどなんともいえないスパイシーな味だった。

韓国のお粥屋さんで飲んだのは激甘にしてあっておいしいとは思えなかったけど、お茶屋さんに習った通りに水でエキスを抽出して、さらに水割りにして飲んでみた。
…なるほどー。ちょっとジンジャーエールみたいな、さわやかな酸っぱさ。ほんの少し甘みを足したらちょうど良い感じになった。
ほおお、なんだかお腹の底からじわじわと元気がわいてくるようだ~(←単純)
これは暑い日にぴったりかも。こんどは炭酸で割ってみようっと。

ピクニック

素晴らしいお天気。きょうは、大鹿さんの声かけで、ピクニックに出かけた。

代々木公園は、ダンスや楽器の練習をする人、フリスビーや長なわとびをする人、水着姿でねそべってる人、とにかくいろんな人であふれかえっていた。
今度なにか練習したくなったら、代々木公園に行けばよいのだな。。。

わたしたちも、大きな木の下に陣取った。
日なたにいるとジリジリ暑いけど、日かげは涼しくてすごしやすかった。

お絵描き教室のお仲間の方々、大鹿さんが専門学校で教えてる生徒さんたち、0歳~4歳の子どもが7人、それにパパママたち、などの大所帯。
まずはみんなでお弁当。昨日は疲れてたけど、わたしもお弁当作って行きましたさ。(お弁当を作るところからが遠足ですからねー)

それから、赤ちゃんたちをモデルに、スケッチ大会。
動き回る子どもを描くのはほんとに難しくて、ほとんど手も足も出なかったけど、どの子もそれぞれの可愛さで面白かったし、のんびりしていい時間をすごせた。

お開きの後、公園で開かれてたジャマイカフェスをちらっと眺めた。おもしろそうだったが、あまりの混雑っぷりに早々に退散。

ママさんたちによれば、最近の赤ちゃんは圧倒的に女の子が多いんだそうな。
少子化のせいで自然にそうなってバランスをとっているらしいとのこと。
真偽のほどはわからないけど、不思議なもんですなあ。

日原鍾乳洞

よい天気だったので、ふと思い立ち、奥多摩の日原鍾乳洞に出かけた。
鍾乳洞をイメージした絵を描いてるのに、行ったことないのもなーと。(イメージはイメージだから、現実と違ってもかまわないのだが)

電車で奥多摩駅まで2時間くらい、それからバスで30分。都内とは思えない山奥。細い山道をぐねぐね行くバスで少し酔った。わたしは千葉の田舎育ちだけど、ここはもっと本格的に田舎だ。

バスの終点からまたとことこ30分ほど歩いて、鍾乳洞についた。
テレビとかで見る超キレイな鍾乳洞とは違って、鍾乳石とか石筍は少なく、石柱はほとんどなくて、岩をくだいたみたいな洞窟がずっと続いていた。
あちこち照明がついてたし、岩にへんな名前のプレートがついてたり、興ざめなところもあったが、もっと自然のままのとこだったら、わたしの運動神経ではとうてい無理だろうし、まあこんなもんかな。

取材のつもりでひとりで行ったけど、土曜日なのに観光客は少なくて、ときどき暗闇の中でひとりっきりになれたのが楽しかった。

ゆっくり見学するつもりだったが、時間的には1時間ほどで見終わった。
でも思ったより広くて、急な階段とか、高低差がかなりあって、くたびれた。
寒かったので上着を着ていたが、ぽたぽた降ってくる水滴でけっこう濡れた。

この上着も石灰岩化するだろうか。。。

奥多摩駅の観光案内所をのぞいたら、「奥多摩に住んでみませんか」というパンフレットが置いてあって、移住者の例として「画家、音楽家、イラストレーター、小説家等」とあった。

こ、これは、、、わたしにも移住する資格があるってことか?

それから、奥多摩のお隣の青梅市に住んでる専業主婦Oと待ち合わせ、立川中華街「龍福園」で夕ごはん。美味しくて満足。
窓から東京の西側の山影が見えて、夕日が沈んでいくのをずっと眺めていた。
聞けば友人Oはゴールデンウイークに福島の鍾乳洞に行って来たんだとか。
げげっ、いいないいな~。

その他、友人Oに聞いた話

  • 青梅市は地デジ圏外。都内なのに。
  • カラオケはルームチャージが無いので一人で行ったほうがたくさん歌えてお得

わたしは一人カラオケはやったことないな、、、お得なのか、そうか。。。

極小から無限大へ

きょうは、大鹿知子さんが参加されているグループ展を見に行った。(「0号」展 極小から無限大へ 両国・アートトレイスギャラリー)
0号サイズの小さなキャンバスや額に収められた作品がずらり。
大鹿さんは鉛筆画を出品されていて、久々に大鹿ワールドを堪能。
あとは、わたしは立体作品に興味をひかれた。

それから、上智大学教授・林道郎さんのレクチャー、「アーティストが知っておきたい諸々の現実的なこと」を聴く。
聴講者は、アーティスト、学生、ギャラリスト志望者などさまざま。とても興味深い話を聞くことができた。美術界の問題点というのは、現代社会全般に通じることのようだ。

そりゃそうだよな。通じてないはずはないよな。

ちょこっとトリップ

小淵沢にある、Sちゃんちの別荘に遊びに来た。
渋滞を避けるべく、2日の夜9時過ぎに出発。中央道はやっぱり少し混んでた(らしい)が、予定通り夜中に到着した。

いかにもなんかのミステリとかの殺人現場になりそうな、素敵な別荘。
翌日現地で合流の予定だった、Mちゃん夫妻とベイビーは、ベイビー発熱のため、Sちゃんの仕事仲間の方もインフルエンザ(新型ではない)で、こられなくなってしまったのは残念だった。
(こないだ出版社の方にもらった赤ちゃん用絵本をたくさん持ってきたのになー)

やはり高原なので東京よりは少しひんやりするけど、お天気はまずまず。
新緑に囲まれたテラスでのんびりしたり、Sちゃんの愛犬・ムーちゃんと遊んだり、ワインを飲みながら、Sちゃんのご両親の家庭菜園に立てる看板を合作したり。(わたしがアイデア+下描きをして、Sちゃんが着色を担当)

ワインは苦手と思ってたけど美味しいのを少しずつ飲めば大丈夫なんだな。
近所のホームセンターで買った、板きれと6色の絵の具で描いたわりには、すごく心根の良い人が描いたっぽい、なかなかポップで愛らしい看板に仕上がった。
たまにはこのくらい気楽に描くのもいいのかも。

Sちゃんがモロッコ旅行に行ってからすっかりハマって研究中という、タジン鍋をごちそうになった。まだ満足の出来ではないらしいが、美味しかった。

3日目は、別荘の近くの評判のレストランで、超美味しいドリアを食べてから、清里の清泉寮名物のソフトクリームを食べに行くことにしたが、付近は車で大混雑、それにソフトクリームをなめる老若男女があふれかえる異様な光景だった。売店にも長い行列でげっそりしたが、並んだかいのある美味しさで満足。

所々見える立派なこいのぼり、このあたりでは武田信玄の幟と並べて立てるようだ。

午後はまたテラスでまったりお茶を飲んだり、野鳥を眺めたり、縫い物をしたり…。

予定では6日に帰京のつもりだったけど、渋滞情報を検討した結果、5日の午前中に出発するのがよかろうということになった。
さすがに多少渋滞にもあったけど、3時間くらいで無事帰ってこられた。なんかほんとにゆっくりさせてもらった。たまにはこういうお休みもいいなー。

The Way I See

大学の同期、Ryu Itadani氏の個展のレセプションに顔を出した。(赤坂東急プラザ内、丸の内ギャラリー)

相変わらずかっこいいなあ。大きい絵も気持ちがいいなあ。
大きいと塗るのが大変って言ってたけど、そりゃそうだ。。。

備えあれば憂いなし

食糧の備蓄が減っていたので、缶詰とか乾物とか買い込んだ。でもまだ不安な気がする。もうちょっと準備しておきたい。

マスクとお米は十分あるので今回は買わなかった。

クレアの地図

きょうはクレア編集部の方々にお会いしたので、今月号の韓国特集の別冊の地図がいかに役に立ったかをお伝えした(笑)。

わたしのは雨に濡れてぼろぼろになってしまったけど。。。
ゴールデンウィークに韓国にいく方は今月のクレア、まだ買えますよ~