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個展のお知らせ

来月、9/4〜16まで、秋葉原のアートラボ・トーキョーで個展をします。
アートラボ・トーキョーは二つ部屋があり、手前の部屋がわたし、奥の部屋が李奈珍(イ・ナジン)さんの個展になります。
李奈珍さんには、昨年10月に韓国・ソウルのGallery ZEINXENOで行った個展のときに、何から何までお世話になりました。彼女の素晴らしい作品と同時に展示できることがとても嬉しいです。

タイトルは、二人で相談して、共通の「月見展」とつけました。
韓国と日本には、秋にお月見をする共通の風習があるのです。

新作は、かなり大きいのを描きます。
最近ずっとストイックに描き込んだ絵ばっかり描いていたので、今回はおおらかに、枠にとらわれずに、楽しく自由に描きたいと思ってます。
韓国個展のときの作品(日本では未発表)もたくさん展示する予定です。

李奈珍さんの来日に合わせて、最終日16日にクロージング・パーティをします。
そのほかの日も、わたしはほぼ毎日ギャラリーに行くつもりです(詳しい在廊時間はこの日記やSNSでお知らせします)。
ぜひぜひ、足をお運びくださいませ!

「月見展」
2017.9.4(月)〜16(土) 15:00〜20:00 11日(月)休廊
クロージング・パーティー 9月16日(土)17:00〜

Art Lab TOKYO  http://artlab-tokyo.com
東京都台東区浅草橋4-5-2 第2片桐ビル1F
グーグル地図 (←地図のポイントの位置が微妙にズレてて、、、正確な位置は、ポイントの西隣のビルです)

hanabi展パーティー

きょうはhanabi展のパーティーということで、去年の個展のときに買った、おもちゃの綿あめ製造器を押し入れから引っぱりだし、きれいに洗って、アートラボに持っていった。
総武線には浴衣姿の人がいっぱい乗っていたけれど、都内に近づくにつれて雨がふりだした。晴れの予報だったのに。
あらら花火大会は中止かな〜と思いつつ、まあこっちはこっちで楽しくやろうと、綿あめをつまみにビール飲んだり、小説家・渋澤怜さんの朗読パフォーマンスを見たり。
雨はどんどん強くなっていき、例年だったらたくさんギャラリーの前を通る浴衣娘もまったくいなかったので、まさかとは思ったけど、公式サイトをみると、隅田川花火大会は強行するらしい。警備の人件費とか、テレビ中継とか、有料チケットとか、、、いろんな大人の事情があるんだろう。
で、こちらもいい大人なんだが、みんな中身は子供なので、じゃあとばかり、ぞろぞろ両国橋へ繰り出した。
橋の周辺はいつもだったら大混雑で、押されるのと暑さとで大変だけど、さすがにそれほど混んではいなかった。
でも、花火も霧で煙って良く見えない。早々にギャラリーに引き上げた。
すると、ジャズピアニストでもある菅間さんと、歌手ヨシナリミチコ氏の即興セッションがはじまった。これがとてもおもしろく素敵で、結果的になかなか楽しい夜になった。

hanabi展 2017

今日からアートラボ・トーキョーではじまった、毎年恒例の「花火展」に出展しています。
かなりボリュームのある展示になってます。
明日のパーティではまたわたあめ屋さんやるかも〜^^


 
hanabi展
2017年7月28日(金)~8月6日(日)
15:00〜20:00 最終日18:00まで
31日(月)、8月3日(木)休廊

29日(土)
16:00〜18:00 Art Lab TOKYOでパーティ
18:30より花火大会鑑賞

イ・ナジン/岩清水さやか/小野田拓真/河野さおり/菅間圭子/コウノユキトシ/桜井貴/地場賢太郎/戸泉恵徳/nibinibu/樋口ひろ子/本田千昭/牧田恵実/三杉レンジ/三友周太/村田いづ実/森下泰輔/ヨシナリミチコ

http://www.artlab-tokyo.com/

スマホに復帰

iPhoneからガラケーに戻って3年半くらい使っていたけど、最近は格安スマホも一般的になって来たので、ついにスマホに復帰(さっそく自分のイラストのスマホケースを装着してみた)。
両親の携帯のデータの管理なんかもわたしがやっていたので、同時に3台、同じ格安スマホに買い替えた。
iPhoneに比べると性能は落ちるけど、基本的にあんまりケータイ使わないし、そんなにたくさんアプリを入れたりしないから、これで充分。月額料金なんて、もはやガラケーと変わらないか、むしろ安くなっている。
ただ安い分サービスが不親切なので、年配でスマホデビューする人が自力で格安スマホに加入してセッティングなどするのはまず無理だと思う。いろんな会社が乱立してて、プランとかものすごくわかりにくいし。
 
まずは3台分の初期設定、最低限のアプリのダウンロード、データの移し替えをやった。
ガラケーからだからアドレス帳も移せないし、大変。
両親にはとりあえず文字入力とLINEのやり方を覚えてもらって、あとは少しずつだな。。。
母にはさっそく仕事に使える薬剤師向けのアプリを入れてと頼まれた。
父はグーグルマップ以外あんまり興味なさそうだけど、孫の写真を大きな画面で見れるのはいいんじゃないかなあ。

不染鉄展/写狂老人A

東京ステーションギャラリーの不染鉄展へ。
先日アドルフ・ヴェルフリ展を観に来たときに受付のところにポスターが貼ってあったのを見てその場で前売り券を買い、楽しみにしていた。ポスターの絵は富士山を描いているんだけど、同じ画面に太平洋と日本海と人々の生活が描き込まれている、すごくうまいのにあり得ない絵をしれっと描いて成立しちゃってる感じ、ファンタスティックで、超好み。小さな家々の感じが本当に可愛い。こんなすてきな画家がいたとは。。。
 
夕方、アートラボ仲間のヨシナリミチコ氏と待ち合わせ、東京オペラシティアートギャラリーで明日から始まるアラーキーの展覧会「写狂老人A」のプレビューへ。
アラーキーのスピーチは自信にあふれてカッコ良かった。写真も、とくに素人の熟女のヌードのシリーズが、変態的じゃなくさわやかで、本当に素敵だった。生意気かもしれないけど、結局のところ最後に問われるのは人間力みたいなものなんだろうなと思わされた。写狂老人というタイトルは、画狂老人・葛飾北斎のもじりだけど、北斎がもし生きてたらああいう感じだったのかなあ。
2Fで同時に展示されている森洋史さんは先日アートラボで個展をしたばかりの若手注目作家。短い期間に大きい作品が何個も増えていて、アイデアとエネルギーに脱帽。すごいなあー。
 
それからヨシナリさんと新宿に移動して、歌舞伎町を見下ろす古いビルのまるで昭和の遺跡みたいなやっすい酒場で飲んだのも楽しかった。

サンシャワー 東南アジアの現代美術展

こんどインドネシア・ジャカルタでのアートフェアに出品するというRáykaさんに誘われ、森美術館と国立新美術館で同時開催の「サンシャワー 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」を見に行く。
今日が初日。まだ作品リストの印刷ができてなくて、もらえなかった。
お客さん少ないだろうな〜とは思っていたけど、本当に少なく、その少ないお客さんも外国の人だったりして、なんだかなと思った。ゆっくり見られるのはうれしいけどさ。
 
先に森美に行ったら、こちらのほうがより若手の作品を集めていたようで、ポップで新鮮でパワフルで、とてもわくわくした。マレーシアのリュウ・クンユウの作品とか、タイのコラクリット・アルナーノンチャイのビデオインスタとか、すごく良かった。
まず、彼らは美術というものの存在意義を社会に認めてもらわなければならない、というところから戦いを始めている。また、急速な社会の発展とそれに反比例して失われて行くものを、現在進行形で強烈に感じている。
だから非常に現代というものに対する問題意識がはっきりしていて、そのぶん勢いがあって若々しい表現だと思う。
なにかと停滞してあいまいな日本からするとうらやましく感じるほどだった。
 
六本木ヒルズの中華料理屋でパッタイみたいな焼きそばを食べてから、オープンしたばかりのギャラリーペロタン東京をちょろっと覗いた後、新美術館へ。
 
新美のほうは、少し古い年代の作品中心で、戦争、植民地支配からの独立問題や、民主主義への渇望、民族のアイデンティティなどを問う、ちょっと重く、暗い作品が多かった。順番としては本当はこちらから回るのがよさそう。
東南アジアと一口に言っても、たくさんいろんな国があるので、ものすごい展示のボリューム感だった。
プレビューと初日限定だったインドネシアのムラティ・スルヨダルモのパフォーマンスにも遭遇できた(ビデオを回してるのに気づかずうろうろしてしまったので、映り込んじゃったかもしれない。。)
部屋の床一面にカラフルな毛糸を山盛りにしたインスタレーション(スラシー・クソンウォン、タイ)では、作品の中に入ることが出来た。こういうの大好きなので、ずんずん分け入ってゴロゴロ寝っ転がったりしていたら、毛糸の中にケータイを落とした。
幸い、会場を出る前に気がついたので、Ráykaさんに着信音を鳴らしてもらって、なんとか見つけ出したけど、これがお財布とかだったら見つけられなかったかもしれないな。。。

世界を知ること

アートラボの森下さんと菅間さんによるヴェネツィア・ビエンナーレの視察報告会を聞きに行く。
いろいろ面白かったけど、特に印象に残ったのは、アジアのアートと、欧米のアートとのパワーバランスが拮抗する時代がきたという分析。とてもわくわくする。
 
それから市川駅前の焼き鳥屋さんで高校時代のクラスメイトと女子会。
集まった6人のうち、偶然、2人がマンションの理事会長をしていた。
どうして理事長をやる羽目になったか、いかに理事長が大変か、自治会と理事会がどう違うか、災害にあったとき支援物資は自治会に分配されるので自治会には加入するべきである、などの話を拝聴。
だけど自治会費って老人会とか子供会への支出はあるけど、単身世帯は損だよねとか。
こういう、アートとかやってると出会わないタイプの友達がいるおかげで、世の中のことが少しでも垣間見れるので、ありがたいことだなあと思う。

スプツニ子!トークライブ

表参道のMUSEE Fの西山功一さんの写真展に行こうと、駅を降りて地上に出る階段へ向かっていたとき、突然電気が消えてびっくりした。自動券売機も、電光掲示板もみんな止まって、非常用の電灯がともった。
西山さんの展示はいつにもましてコンセプチュアルで、はかなく、ひそやかだった。
帰りにまた表参道駅に行くと、普通に地下鉄は動いていた。
 
それから、絵かき仲間のみさ子さんに誘ってもらい、渋谷ヒカリエで行われた、ELLEの読者向け(女性限定)イベントに行った。
化粧品メーカーやアパレル、和菓子屋さんなどのブースが並び、フェイシャルパックをもらったり、ワインをサービスしてもらったり、占いしてもらったり。とくにアイスクリームが美味しかったな〜。
 
お目当てはスプツニ子!さんのトークライブ「アートとテクノロジーが示唆する、変幻自在な私たちの未来」。
経歴もすごいけど、勢いがあるというか、華があるというか、この人についていきたいと思う人がたくさんいるのがわかるなあと思った。すらりとしてかっこいいいし、宝塚の男役みたいな扮装をした映像作品もあったし、会場にも追っかけっぽいファンが集まっていた。なるほどなー。。。
女性同士、手を組んで頑張りましょう!みたいな雰囲気で、わたしは今までそういうノリにはあまり縁がなかったからびっくりしたけど、ああ、そうやって頑張ってる人たちがいるんだなあ、と眩しくも思った。
 
そのあと、みさ子さんと居酒屋へ。会うのが久しぶりだったので、近況や仕事のこと、アートのことなどいろいろ話せて楽しかった。
やっぱりなるべく人に会わないとだめだな!

アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国

アートトレイスギャラリーの工藤春香さんの個展に行く。
優生保護法の歴史を、生きることが出来なかった子供の目線で表現していた。
社会的なテーマをアートで表現することに、わたし個人は興味がない。
でも、訴えたい強いテーマがあるときに、力のある作家がアートという手段で伝えると、文章なんかよりずっとすんなりと心に届く場合がある。とても有効なやり方なのだなと素直に思った。印象の強い展示だった。
 
それから東京ステーションギャラリー「アドルフ・ヴェルフリ展」へ。
電車の宙吊り広告を見て、これは見逃してはならんと思った。
アール・ブリュット(アウトサイダー・アート)の作家。
わたしは他のどの様式よりもアール・ブリュットが一番好きかもしれない。
そまつな大判の新聞用紙にびっしりと描き込まれた、おびただしい数の絵。
この集中力、あるいは執着力は、、、とても真似などできない。
ただ、画材なんてなんでもいいんだよな〜、と思う。
ついつい、耐久性とか考えてしまうけど(それはとても大切なことではあるが…)。
絵に力があれば、そしてしかるべき人に発見してもらえる運があれば、画材の条件が悪くてもどうにかして保存してもらえる。
絵がダメなら、耐久性なんかあってもしかたが無い。
 
そのあとアートラボに行き、村田いづ実さんのダンス・パフォーマンス(菅間圭子さんの演奏とコラボ)を見る。
去年亡くなられたお母様の思い出の品々に囲まれての「エア茶道」。とても胸にせまった。

N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅

渋谷のヒカリエでアートラボ・トーキョー/サテライトアートラボの展示中だったのでちょっと顔を出す。
 
それから六本木に移動、森美術館の「N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅」。
森美術館のアジアのアーティストのシリーズはいつもとてもエキサイティングだ。
ハルシャは南インドの画家。
1969年生まれというから年代が近く、ポップな感覚はなんとなく通じるものがある。
インドのこと、よく知らないけど、インドらしい宇宙観というべきなのか、死生観というべきなのか、全体的にとてもおおらかで、雄大な感じがした。
人口の多い国らしく、ものすごくたくさんの人物が画面いっぱいに並べられた絵は、素朴でもあり、現代的でもあり、可愛らしさもある。
とくに、初期の、人がずらーっと並んで寝ている絵が、のんきな感じで好きだったな。
うずまく宇宙の巨大な作品は、とにかく圧巻。木枠を使わず、帆のようにロープで引っぱる形で展示されていた。
ポップな明るさと、暗く底知れない恐ろしさが両方あり、どちらもとても魅力的だった。
絵だけにこだわらず、インスタレーションなどいろんな表現を使っていて、自由で力強い展示だった。