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終わり良ければすべて良し

夜のあいだに降り積もった雪に、いつもなら大喜びするとこなのだけど、きょうは、「ガールズポップアトリウム」の搬出日。(1/31をもちまして大盛況のうちに閉店しました。ありがとうございました!)なのでちょっと心配した。
でも荷物がアパートに着く夕方までには融けるだろう(アパートの階段を運びあげるのが最大の難関なので、すべると危ない)

昨日は、あのオブジェが再び自宅に戻ってくるということで、場所を確保するため、古い書類や雑誌、洋服などを思い切って捨てることにして、徹夜で部屋を片付けた。
そして、ちょうどラッシュの時間帯に、南越谷へ、オブジェの解体に出かけた。雪の朝のラッシュの電車に乗るなんて最悪。。。
もうラッシュの電車に乗る作法も忘れてしまってるし、ふんばるのが大変だった。

お店につくと、デパート全体が閉店のため、がらんとした異様な雰囲気で、ガールズポップアトリウムも、すでに棚はバラされ品物も箱詰めされていた。
広々としたお店の真ん中に立って、ひとりで、全体をぐるっと見回してみたら、あれれ、この壁画、なんだか思ったより良かったんじゃないの?という気がした。
描いてた間は、どうしても細部が気になって、なんか納得いかなかったんだけど。
こうして見ると、これはこれで面白かったのかも、とけっこう満足してしまった。
あんなにくよくよぐじぐじと考えてたのは一体なんだったんだ(笑)

で、もういちど、ひととおり写真を撮ってから、オブジェの分解作業。
これが思ったより大変で、かなり手間取った。
前に信濃町で展示したときは、軽く接着しただけだったので簡単にバラせたけど、今回は子供も来るし、2ヶ月以上持たせる必要があったので、頑丈にくっつけたのだ。
決められた搬出時間に間に合わせるため、最後は体重をかけて無理矢理はがした。
それでも硬いスチロール製なので変な所が割れたりはしなかった。少し表面の塗装は剥がれたけど、どうせ手直ししたいとも思ってたし、仕方がない。

壁画は、壁に直接描いてしまったので、そのまま、取り壊しを待つことになる。
最後に「ナムナム」と言って壁画に手をあわせ、拝んでから店を出た。

今回は赤帽さんではなく、他の荷物もあわせて2トン車で運ぶので、車に積み込んだ時点でいったん解散して、わたしは秘密の寄り道。

埼玉県立近代美術館で、小村雪岱展を見たの。これはどうしても見ないといけないの。〆切もあるのだけど、きょうしか来られないんだもの。ごめんなさいごめんなさいっっ。

で、15時すぎに帰宅して、無事、オブジェを部屋に運び込んだ。わたしは部屋の中で受け取って並べただけだけど。
前よりもうまく収まったので、そんなにお部屋がせまくなった感じもしない。
これでやっと落ちついた。あのお店は、、、幻だったんじゃなかろうか?
一息ついてから、〆切の仕事に取りかかったのだった。

次回展示は、グループ展『拡がるLOVE ∞』。
Gallery 銀座一丁目にて、来週11日から16日までです。こちらもどうぞよろしくおねがいしまーす!

寒中見舞い

やっとこさ、年賀状、というか寒中見舞いを出せました。きょうはそれほど寒くなかったけど。

渋谷駅前の大盛堂書店さんと、南越谷のガールズポップがタイアップして、店頭で無料配布するポストカードに絵を使っていただけることになったので、ついでにそれを年賀状にも流用することにしたのだったけど、去年の暮れからラフが3回くらいボツになって、画材も変えて、焦って仕上げた絵もボツになり、描き直してやっとOKがでたのが7日頃だったかな。
それで入稿したら世間は連休で、さらに印刷屋さんのミスで刷り直しになったり、てんやわんやの果てに、手元にハガキが届いたのがこの土日。いやあ大変でした。

でも、ボツにしてくれたデザイナーさん(ガールズポップの店長)には感謝してます。
あんな焦ってわけわかんなくなって描いた中途半端な絵が世に出なくて良かった。
最終的な絵がすごく気に入っているというわけでもないんだけど、及第点ではあるし、ただ好きなものを描くのではなく、お客さんに一歩あゆみよれたような気はする。
…イラストレーターってそういうお仕事なんだよなあ(←なにをいまさら。。。)焦ってしまったのも、お客さんを意識しようとしたせいなんだけど。
店長さんが「ポップ」とか「ファニー」とか表現する感覚がなかなかつかめなくて、ボツになった絵は、無理にいつもと違うものを描こうとしたせいで、描いてる人物に心が寄り添わず、描いててもなんだか気恥ずかしかった。
これじゃあだめだよね。ぜひともやるべき無理と、絶対やっちゃいけない無理がある。
でも描いてるときって、自分でそういうことよくわからなくなっちゃうんだよね。

ポストカードの絵のタイトルは「あの子のフリー・スケーティング」。やっぱりあの子を描きましょうよ、と説得されて描いたので、タイトルにも「あの子」って言葉を入れたかった。

あの子の絵は壁画とかでたくさん描いたから、正直言うといいかげんに飽きてきてた。でもあの子を描くと、なぜか不思議としっくりくる。あの子≠わたしなのに。
イラストイラストと意識しすぎると、こぎれいに小さくまとまってしまいそうだし、加減が難しいところだけど、しっくりくる感覚だけはなくしてはいけないと思った。
いつもはじっとしてるあの子が微妙に動いているのが鑑賞ポイントです。

ポストカードは大盛堂書店さんとガールズポップアトリウムで無料配布してます。
岩清水さやか祭りだそうです(なんだそりゃ)。まあとにかくばんばん持ってっちゃってください!
あと、本屋さんなので、3冊ほど、わたしの好きな本を推薦させていただきました。
いちおう渋谷あたりにいる女の子たちがターゲットということで、そんな感じで。(自分の装幀した本ではあまりその層に合うものがなかったのが残念ですが。)

それにあわせて、トップページのイラストもさしかえました。
ついでに、おまけフリー素材のページの、「スタバのタンブラーの中に入れるための紙」の種類を増やしてみました。
まさか使ってくれてる人がいるとは思ってなかったんだけど、いるらしいので。
サイズも三種類ずつ用意しました。もしよろしければ使ってみてください。

半月ぶりの南越谷

きょうは、半年ぶりにあかね書房のEさんにお会いした。
南越谷のお店においでいただきました。ありがとうございます。
またこの秋に「怪ダレ」の続きを出させていただくことが決まったので、とくに打ち合わせというわけでもないけれど、そのお話とか、いろいろ雑談。
それで、わたしは暗闇に人が溶け込んでる絵を描くのが好きなのを思い出した。

わたしは年があけてから一度もお店には顔をだしていなかったし、年末に壁画を仕上げた日は逃げるように帰ってきてしまっていて、店内の写真もまだちゃんと撮ってなかったのでちょうど良かった。
で、半月ぶりに壁画をみたのだったが、うーん、うーーーん、なんだかなあ。
ほんとは筆も用意して行ったのだけど、悩んだあげく、描き足すのはやめた。

ペットロスみたいなもんなのかなとも思うけど、再び落ち込んでしまい、絵って難しいですね、またゼロから出直します、とかなんとかぐだぐだいって、店長さんにからんでるみたいになってしまったのだった。
なぐさめてもらったけど、、、うーん、なさけないなあ。

でもやっぱり、今回の内装は、あのオブジェありきのものだった。全体をひとつの洞窟みたいな空間にすることにはある程度成功したかと思う。
オブジェの隙間を通してむこうの壁を覗く感じとかはなかなか面白くできたが、結局、オブジェがなければ成立しなかったし、壁画はおまけみたいなものだった。

でも、大きな絵を、近づいても、離れても、しかもいろんな角度から、きちんときれいにみせることの難しさ、自分のヘタクソさかげんを思い知ったし、まだ言葉にならないことも含めて、たくさん勉強させていただいた。
しかし、あの絵がどんなふうに受けとめられたのか、あれで方向は間違っていなかったのか、正直まったくわからないでいる。
しょせん壁の絵にしかすぎないから、わたしが意識しすぎてるだけなのだろうけど。

お店自体は、おかげさまで大成功だったようだ。ほとんどは店長さんの力だと思うけど、あの絵が少しでも役に立ってたらいいなあ。
まあ、やることはやったから、そのうちに別の形で答えは見えてくるだろう。

いまは、ひと仕事終わったときに必ず襲ってくる、例のあの気分。
ああこのつぎはいったいなにをどうしたらいいのだろう???

目黒CLASKAでクラス会

年末に忙しいと、なんでこんなにしてまでお正月に休まなきゃいけないんだって思う。
お正月も働いたほうが、ペース乱さないですむし。まあ、いいんだけどさ。。。

いろいろ雑用がたまっていて、実家に帰ったらいくらでも休めるんだからいいや、と、徹夜明けで、13時半に「クラス会 ワイキキ・フィリアとabc 2009」の会場に入った。
学芸大学駅から10分くらいのところにある、お洒落なホテル「目黒CLASKA」。

ガールズポップアトリウムの流れで参加することになったのだが、この手のイベントは外すと最悪なので、あまり友達は誘わなかった。
でも、バンドの演奏も良かったし、DJ、VJ、雑貨ショップや、ケータリングのお料理、それにわたしを含む数人の絵描き&造形作家の合作によるライブペインティングと、盛りだくさんで、なかなかいい感じのイベントだった。

わたしはもう年内は筆を持ちたくない気持ちでいっぱいで、会場に行く前は嫌で嫌で、もともと丸い顔が寝不足でむくんで、さらにふくれっつらというひどい状況だったので、準備が面倒な絵の具はやめて、オイルパステル(高級なクレヨン)で描くことにした。

クレヨンで描くのなんて小学校以来で、はじめは慣れなくて細かい部分も描きにくかったけど、発色がくっきりしていて強い色が使えるのが新鮮で、生バンドを聴きながら描くのも楽しく、いったん描きはじめてしまうともう本気になってしまった。

ほんとはお客さんにも一緒に描いてもらうという趣旨だったのだが、わたしの受け持ったのが踏み台に乗らないと描けない高いところだったのもあり、お客さんには入り込みづらい状況になってしまったようだった。
せめてスクラッチ用の針でも持参すればよかったなー。
イベントが終わったのは22時。なんとか体力がもってよかった。
気がつくと爪にクレヨンが入りこんで真っ黒になっていた。
こういうイベントとかのときに新しい画材を試すのはいいなと思った。オイルパステルは面白かったけど、匂いが苦手だからふだん使うのは無理だなあ。

ものすごい無力感

大きな絵を描き終えるときはいつもそうなのだけど、ものすごい無力感におそわれる。
寒いし眠いし疲れたし絵は上手く描けないし才能ないし、

悲しい!悲しいよおお!

と、昨晩は、越谷からの帰りの電車の中で叫びだしたいような気持ちであった。
よっぽど今日も続きを描きに行こうかと思ったけど、これ以上やってももう無駄だし、正直いいかげんうんざりしてきたし、もう少し冷静な気持ちになってから、もう一度見に行って、まだ直したいと思ったら、少し修正はするかもしれません。
でもいまのわたしにできるのはここまでです。どうもすみませんでした。

GIRLS POP ATRIUMブログ

きょうは南越谷で壁塗り。もうなにがなんだか。
お店のブログでいろいろ紹介していただいてます。
帰るときになって、きょうでお店がオープンしてちょうど1ヶ月ということに気づいた。

うっそ。。。速過ぎ。。。

作業は、あと少し。年内には仕上げたいと思います。

山と山のあいだ

昨日は、部屋を片付けたり、たまってたメールの返信をしたりしてから、お店で販売するための、小さいお人形(限定20個)を生産。
大きいと売れないことを(やっと)理解したので、今回のはヤクルトくらいの大きさにしてみました。

きょうの昼すぎに例によって大あわてで仕上げて、それを運んで越谷へ。もう疲れてしまって、埼京線で立ってつり革につかまってたんだけど、目の前の席が空いても、そこに座るために動くのが億劫、というありさま。
でもお店に着けばそれなりに気力も出てきて、無理しないように作業した。

じつは、お店が入ってるデパート自体が1月末で閉店なので、この土日から閉店セールがはじまり、お客さんもだいぶ増えた。
お店の商品も増えてきていて、壁にもいろいろベタベタと貼られてるので、もう描き直そうにもどうしようもなくなってる部分もある。

きょうは編集者のAさんがわざわざ遠くまで出かけてきてくださった。
それでお茶しながら、絵本の企画についていろいろ相談したのだけど、なんだか話がかみ合わず、すぐ話がそれてしまう(わたしがそらしてる)。

Aさんはプロットについて話してるのに、わたしはずーっと、ディテールのことばかりを話してた。
「なんかこう、、、キラキラとか、ワクワクとか、、、」だめだなこりゃわたしは興味がないことにはまったく頭が働かない。
ストーリーになったものを読めばいろいろ言えるんだけど、プロットってなんのことだかいまいちわからないし、それだけ聞いても面白いんだかつまらないんだか、とんと判断がつかない。
わたしの頭の構造は微分方式だから、全体的なことはよくわからんのだ。で、Aさんには、わたしがなにをわかってないかがわからなかったのだった。
でも根気よく順番に説明してくれたので、最後のほうになってやっと、話がかみあわない理由だけはわかった。

ふだん編集者と打ち合わせのときはなにを話してるんですかと聞かれ、よく考えてみたけど、、、名刺交換して納期を聞いて、あとは雑談だけだなあ。挿絵にしても装幀にしても、プロットについて話す必要はたぶんないし。
だいたいいつも岩清水さんの好きなように描いてくださいって言われてるし。
ああっ、でも単にわたしが話を聞けてないだけって可能性もあるなあ。

来週はもうひと山。それを越せば、年末進行も少し落ちつくかな。
昨日ひと山越えて、次の山越えの間に「越谷」で壁塗りって、、、面白くないですか?

クラス会 ワイキキ・フィリアとabc 2009

なんかまたきゅうにイベントに顔を出すことになりました。
たぶん壁画描いたお店の打ち上げみたいなものかなと思いますが。。。
一般のお客様も歓迎のようです。年の瀬ですがご興味があればぜひ遊びにおいでくださいませ。

[クラス会 ワイキキ・フィリアとabc 2009]

2009.12.29(Tue)目黒CLASKA
Open / Start 14:30 / 15:00 – End 22:00 Charge(Day Only) : 2000+1drink
Band : ELEKIBASS / HARCO / yucca / The Sweet Onions / エイプリルズ / クノシンジ with ELEKIBASS & ???

DJ : グルーヴあんちゃん / 中村義響(The PEGASUSS)/ TWEE GRRRLS CLUB / muranao
Floor : DJカトリーヌ(Directions)/ 吉田哉人(大盛堂書店)and more…
VJ : 助川誠 / 須藤中也 with 世界のサイガート / onnacodomo
お絵かき : 茉莉枝 / よしいちひろ / KAROGARO / Ra’yka / 国重直子 / 岩清水さやか
アクセサリー & 雑貨:GIRLS POP ATRIUM / KAMIORI KAORI

スゲー!カワイイ!コワイ!

きょうも南越谷で作業。これでようやく、ひととおり線を描き終わって、やっと、まあこれなら見てもらってもしょうがないな、というとこまではできた。
まだ全然荒っぽいので作業は続けますが、パッと見はもうそんなに変わらないと思う。
なのでそろそろちゃんと告知もしなければ。。。

しかし、背景を虹色にしたら、妙にメルヘンチックな感じになってしまったなあ。
子どもっぽいのは不本意なんだけど、オブジェが不気味だからちょうどいい気もする。
ハイティーン向けというわりに、かなり小さい子どものお客さんも多いし、年配の女性も立ち止まっていく、不思議に広い客層なので、まあいいのかな。。。
店長Kさん(本業はデザイナー)が、お客さんに、この壁画の子に似てると言われて、「男なのに…」とショックを受けてて面白かった。髪型が似てるといえば似てた。

作業中、通りすがりの女子高生がまず発する言葉は、だいたい、「スゲー!」「カワイイ!」「コワイ!」のどれか。
意訳すると、うれしい!たのしい!大好き!みたいな感じですかね(違うか)。

わたしだったらたぶん「コワイ!」って言うだろうなあ。。。

安室奈美恵の歌にうなされる

南越谷OPAのガールズ・ポップ・アトリウムは先週の金曜にオープンしました。

木曜までに、床にシート貼らないとできないような絵の具が飛び散る作業は終わらせた。
でもさすがに仕上げることはできなかった。5日間でやれるのはこれが限界。
だってカウパレードの牛だって丸8日かかってるんだもん。今回は牛よりはシンプルな絵だけどなにしろサイズが比べ物にならないし。

お店の方にも、オープン後もライブペインティングしてくださいと言われていたので、無理に急いで完成させずに、続きは比較的お客さんの多い土日に通ってやることにした。
やっぱり埼玉なので、平日昼間から遊んでる女の子はいないのだ(東京が異常)。
で、金曜は自宅でパソコン仕事。疲労で腕がふるえて〆切に間に合わないかと焦った。

昨日の昼間は疲れて動けなくなってたけど、あきさんのお料理で回復したので、きょうは一日南越谷で作業したのだった。

ちなみに、平日にお店に来るのはギャルママがほとんどだった。なんで同じフロアにギャル服と子供服が並んでるのか不思議だったのだが、謎がとけた。
ぜったいに銀座のギャラリーとかには来ない層だ。新たなる挑戦。。。

それにしても、作業中、ずっと隣のギャル服の店で同じ曲ばっかりくり返しかかってて、曲名がわからないので「ギャル曲」と名付けてたんだけど、もうあんまりくり返すんで、行き帰りの電車や、自宅での作業中にまで脳内で自動再生されるし、本当に辟易してた。

他力本願的な歌詞でイライラするので、でも正しいこと歌うばかりが音楽じゃないよね、なんて自分に言い聞かせたりしながら耐えて作業してたのだったが、検索したら安室奈美恵の歌だった。そうかー、ギャルママつながりか!

しかし、こういう仕事って、やっぱりもうイラストレーションの枠は超えてる気がする。
アートというのもちょっと違うんだけど。。。

部屋に帰ると、あのオブジェを運び出したのでとても広々としてる。
逆に、オブジェを運びいれたときはお店の中が自分の部屋みたいな気がしたけど、まわりの壁画ができていくにつれて、自分ち感は薄れていった(笑)。

今はなんだかよくわからない不思議☆空間。
でも商品がならんでるから、ちゃんとお店らしくはみえると思う。

壁画を描いてます

埼玉県は越谷市にあるOPAというファッションビルの3Fに、今週20日の金曜日から来年1月末まで、期間限定のショップがオープンします。
(最寄り駅はJR武蔵野線の南越谷駅または東武伊勢崎線の新越谷駅。遠い…)
いろんなイラストレーターさんのグッズとか置くのだそうです。

で、いま、そこの店内の壁に絵を描いてます(壁は全部で幅18mくらい)。
今日やっと下描きを始めたというのに、あと4日しかないよ。。。?
6月にやった鍾乳洞のオブジェの展示がきっかけで声をかけていただきました。
あの鍾乳洞のオブジェも、もう一度展示します。

本当は、形を手直ししたかったんだけど、ほとんどそのままです。なにしろ急に決まった話なので。。。色は冬バージョンに変えるつもりですが。
壁画はいつものあの子と、丸がいっぱい飛んでる、いつものパターンです。
こんな大きな絵は初めてだし、急にふだんと違ったことやって失敗してもアレだし。でも今回は丸は丸でもちょっとフルーティな感じにしたいなと思ってます。

つい立てとか無しで描いてるので、通りすがりの人たちが立ち止まって見ていく。ちょっとしたライブペインティング状態。。。
今日は日曜だったし、同じフロアに子供服売り場があるので子どもが多くて、自分もお絵描きしたいとだだこねてぎゃあぎゃあ泣いちゃったりして。
ただ丸をいっぱい描いてるだけなのにそんなに見てて面白いとも思えないんだけど。
人はなぜ、絵を描くのを見るのが好きなのだろう?たぶん、出来上がった絵を見るよりも、描いてる途中を見るほうが好きだよね。
小学生のころ休み時間に落書きしてるとまわりに人だかりができてたのを思い出した。

お店のコンセプトはハイティーンの女の子向けのショップということらしいですが、同じビルにアニメイトとかヴィレッジヴァンガードとかダイソーとかも入ってるし、誰でも気軽にお立ち寄りいただけますので、お近くの方はぜひ。

しかしそれにしても、わたしは今までギャル向けのお仕事だけはしたことがなくて、これでようやく最後のピースが埋まりました。
今後は「ゆりかごから墓場まで」をキャッチフレーズにできます。
まあ絵そのものはギャル向けだろうがなんだろうが変わらないけどね。明日はまた赤帽さんにお願いしてオブジェの搬入だ~ わー

以下、告知の文章のコピペです。また「ガーリー」って言葉がでてきたよ。。。

「GIRLS POP ATRIUM|ガールズ・ポップ・アトリウム」
~女の子のためのオリジナル & セレクト・グッズ・ショップ~

ファッションや雑誌などで活躍しているガーリーな人気イラストレーター達のオリジナル・グッズや、かわいらしいアクセサリーやぬいぐるみをクリエイトする手作り作家たちの作品を揃えたコラボレーション・ショップが、南越谷OPAにオープン!
限定品、一点もの、ここでしか手に入らないものがいっぱい。ぜひアナタのお気に入りアイテムを見つけてください!

来店者特典:オリジナル缶バッジ ※ 11月30日まで。無くなり次第配布終了となります。

日時:2009年11月20日(金)~
営業時間 10:00am ~ 8:00pm
場所 南越谷OPA 3F
主催 ディレクションズ
協賛 ワイキキ・レコード、大盛堂書店

■ 参加イラストレーター(敬称略)
茉莉枝、hipBORNtwin、Ra’yka、蛯原あきら、OGAWA KEIKO、玉石佳世、内山ユニコ、NICO、ひらのゆきこ、今井 杏、miri、マロンチック、mayumi、TAMMY、森 宏、高橋由季、小林 晃、岩清水さやか
※ 全イラストレーターさん共通で、限定トートバッグの制作・ 販売が決定しました!

■ 参加グッズ作家(敬称略)
Spilla、ART & CRAFT KOTORI、atelier Bacchus、 ScarolicK、JuJu、ひつじのこや、チェルシィ、capria、LaLa、トリゴエユイ、ku*momo
※ 順次、参加者が増える予定です。

■ 店内壁イラスト+オブジェ:岩清水さやか
エントランス壁・イラスト : Ra’yka、等身大ギャル : 森 宏

■ 楽しいイベントも企画中です!

明日、イベントだ。。。

つい1時間ほど前、昨日が〆切の仕事をやっと仕上げた。最低だ。
すごく細かい絵だから、こりゃ時間かかるだろうなと予想はしてて、連休中もずっと描いてたんだけど、ここまでとは。。。

で、明日のイベントは、当然まだ全然準備できてない、と。
8月からあれこれ考えてたのに、前日に地塗りすらできてないのはなぜだ。(今回は粘土自体を手作りしてたからなんだけど)
いまなんでブログなんか書いてる余裕があるかというと、さっき地塗りして、その乾燥待ちをしてるから。もう一回重ね塗りしてからでないと、眠れない。。。うううねむいよう~

ていうか今回、お知らせもほとんどしてないんだよなあ。
DMを送ることができなかったので、メールで告知しようかとも思ったけど、わたしは一斉メールってのがどうもあんまり好きじゃなくて、かといって一通一通書くんじゃハガキ書くより大変だし、同じ編集部で何人かにお送りするなら文面同じじゃないとアレかしらとか、変な時間のイベントだからまっとうな人は来られないだろうしとか、○○さんは忙しそうだしとか、△△さんは家が遠いしとか、気配り下手のくせにいろいろモヤモヤ考えすぎているうちに、身動きがとれなくなるという典型的なパターンにはまりこみ、そうこうしてるうちに連休に入っちゃって、ついには前日になっちゃったよ。

今日は金曜だし、それにもう夜も遅いし、いまさらメールしてもねえ。
まあ作品ができてないから、へたに告知しなくて良かったかもしれないけど。
でも、これからちょっと眠って、明日一日作業したら形はちゃんとできるはず。
イベント開始が夜中だから、出かけるまであと22時間くらいあるし、土台の表面がぼこぼこしてるんで結構面白いものになるかもしれない。

会場でまたぐったりしてるかもしれないけど、多少弱ってるくらいのほうがわたしは人当たりがいいので、もしよろしければ遊びに来てください。当日券もあるそうです。
ただ抵抗力落ちてるとインフルとか拾いそうだし、ちゃんと寝とかなきゃね。

artmania presents Lucy’s Night Store
2009.9.26 / 24:00 ~ 28:30 銀座300bar
Entrance fee : ¥1,800(1ドリンクつき)

Lucy’s Night Store

前にもちょこっと書きましたが、9/26(土)にイベントに参加します。
artmaniaさん主催の、「Lucy’s Night Store」です。
わたしはいつもどういうイベントなのかわからずに出展しがちだけど、今回もやっぱりよくわかってません(Lucyって誰?)

15組の作家による、アクセサリー、平面、立体などの展示&販売と、VJやバンドのライブもあるらしいです。どうやら「お店」がコンセプトみたいなので、空気読んで、わたしも今回はやや小さめのオブジェを販売しようと思っています。たぶん7~10個くらい用意するつもり。

気になるお値段は、、、各10,000前後かなあ。
賑やかしに、例のあの子も連れてく予定です(非売品ですが)。
会場は、銀座8丁目にある、銀座300barというお店(最寄り駅は新橋)。
始まる時間が深夜12時、終わりが明け方4時半ということで、アートイベントとしてはかなり珍しい時間帯だと思われますが、土曜日ですし、宵っ張りの方はぜひ遊びに来てください!

artmania presents Lucy’s Night Store
2009.9.26 / 24:00 ~ 28:30
Entrance fee : ¥1,800(1ドリンクつき)

【 exhibitors 】
開発牧子 / 横堀星子 / 美根康広 / 谷中ロヲ / F.E.A.R / 畠田浩平 / 岩清水さやか / 村田啓 / 小笠原心平 / 星之杏奈 / 日見津世 / 渡部修 / YELL / sheshe / Jire Gozen

イベント下見

来月の26日に、オールナイトのアートイベントに出展することになり、きょうは会場の下見に行ってきた。
銀座8丁目にあるバーで、おしゃれふうなつくりのお店だった。
金曜の夜だったので、おそろしく混雑してた。隣の人の声もよく聞こえないほどだったので、一杯だけ飲んで、簡単に搬入口の寸法など測って、早々に退散。
イベントのくわしい情報はまた後日。

わたしは立体の1号か2号のどっちかを展示するのと(これは非売品)、小さい立体をいっぱいつくって、販売してみようかな~と考えています。
よく、小さい作品はつくらないの?って聞かれるんだけど、小さいとかえって作業が細かくなるから、面倒くさいんだよねえ。
制作はこれから。ちょうどよい材料をさがしているところです。

…ほしい人、いるのかなあ。。。

どうもありがとうございました

日曜日で、ACT ART COMの展示「わたしの鍾乳洞」、無事に終了しました。
真夏日だったり、雨降ったりの中、おいでくださったみなさま、(みなさんコメントに困って一瞬沈黙してしまうようでしたが、)大人の対応をしていただき、どうもありがとうございました!
全然イラストじゃないのに、出版関係の方にも来ていただいて恐縮でした。

わたしは毎日毎日昼頃から夜8時までちまちまと色を塗りつづけてたり、(土曜日には今回できる範囲ではほぼ完成したけど)お客様が通るたびに探検隊の小芝居をしたりしてたので、自宅で作業してた期間の疲れもあって、さすがにもうヘトヘト。
帰宅してメイクも落とさず気づいたら寝ちゃって朝、というのを2回もやった。

日曜日に展示が終わったあと、解体作業を途中までやって、月曜の朝、また赤帽さんにお願いして搬出。雨が降らなくてよかった。
それから部屋の大掃除を敢行(最終的なゴミの量は26袋)。やっとすっきりした。
で、今日は仕事もしないといけないのだけど、ぐったりしてウトウトお昼寝したり。

あのでかいオブジェ、自宅の6畳間に意外となじんでるかも。。。
あちこち直したいとこがあるので、改良してまたそのうちどっかで展示しようかな。でも、これでスチロールのでかい立体制作はひと段落ということにしようと思う。
ちょっと立ち止まって今回の反省とかしないといけないし。

展示の予定も、しばらくはないです。展示やるとほかのことができなくなるので。
オブジェに逃げないで、絵そのものをもっと丁寧にやりたいし、絵本のこともせっかく声かけてもらってるんだから真面目に考えないといけない。
ただ、もっと小さな立体はやるかもしれないけど。
連載小説の挿絵を描いてた新聞(小説部分は切り抜き済み)を全部取ってあって、これを素材になんか作れないかなー、と思ってるとこ。
今回ご一緒した、フランス人の作家さんが古新聞で作ってた作品が可愛かったし。

今月はずっと展示にかかりっきりになってて他のことがおろそかになってしまった。
仕事も、家事も、遊びも、そのぶんを取り返していかなければ。。。
英会話もほとんど行けなかったから、7月は週3くらいで通わないと!
げええ、、、これはちょっとたいへんだあ。。。