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「ACT ART COM」搬入

ここ数日、湿気がひどくて、塗料が乾きにくくてほんとに参った。
きょうは朝から赤帽さんに来てもらって、搬入開始。
赤帽さんは軽トラだから、ふつうはあまり量は運べないらしいのだが、今回お願いしたとこは幌の高さが2mまで伸ばせるということで助かった。
運転手さんも、これほど軽くてかさばる荷物は初めてとのこと。ぎりぎりで荷台に収まってひと安心。

運送中、運転手さんに美大生かと聞かれた(!)
わたしはこの職業にしては、ほぼ年相応に見えるほうだと思うのだけど、作品がまだ塗りかけだったから学生と思われたのかなー。ううう
ま、これは趣味みたいなもんだからな。ふん。

会期中は、ずっとライブでペイントし続けるつもりでいたのだが、ここにきてどうもこれはライブ向きではないような感じがしてきたので、明日の内覧会までに形をちゃんと完成させなければ。でもお客さん少なかったらヒマだからずっと塗りつづけてるかもしれないけど。
まわりのブースを見るかぎり、今回は他の出展者のレベルが高そうだし、焦る。

夜、帰宅したら、部屋がすっごく広くなってて驚いた。

***

アートコンプレックス・センター(信濃町)ACT ART COM -Art & Design Fair 2009

特別内覧会 6/24(水)16:00~20:00(招待制)
一般会期  6/25(木)~28(日)11:00~20:00(最終日17:00まで)入場料500円

会期中はだいたいずっとブースにいるつもりですが、ときどき席をはずすこともあると思いますので、来られる方はご連絡いただければ、確実にお会いできるようにします。
ではでは、どうぞよろしくお願いいたします!!!(写真は24日にあきさんに撮っていただきました)

ACT ART COM

先日ちょっと書きましたが、来月、展示やることになりました。
ふと気がつけばもう半年ぶりじゃないか~。。。

わたしはときどき、発泡スチロールで彫刻を作ってて、イラストと一緒に展示してたんですが、今回は彫刻だけです。

展示スペースがけっこう広いので、今までの作品をもっと発展させて、いくつか組み合わせて、その中にわたしがもぐりこめるような、洞窟みたいな鍾乳洞みたいなものを作りたいと思っています。
去年買い込んだ発泡スチロールの山をどうにかしないといけないし。

それで、どうにか作りあげることができたとして、はたして部屋から運び出せるのかどうかが心配の種です。

しかしなあ、運送費がかかるなあ。。。

今回が初めてのイベントだそうなので、どんなものかわかりませんが、もしよろしければぜひ遊びにいらしてください。
展示期間中は、わたしもできるだけ会場につめて、というか、、、作品の一部になるつもりです。
パフォーマンスってほどじゃないですけど。
でも怖くないですので、気軽にお声をかけてください。どうぞよろしくお願いいたします。

アートコンプレックス・センター(信濃町)ACT ART COM -Art & Design Fair 2009

特別内覧会 6/24(水)16:00~20:00(招待制)
一般会期  6/25(木)~28(日)11:00~20:00(最終日17:00まで) 入場料500円

LOVE WINTER TOKYO 2009

他のいくつかのギャラリーと連携してほぼ同時に開催している、「LOVE WINTER TOKYO 2009」というイベントの一環で、メインは、他のギャラリーの出展者も集まっての交流会でした。

『LOVE WINTER TOKYO 2009』
(原宿、デザインフェスタギャラリー)。 テーマ「大好き!」
2月14日(日)11:00~17:00(無料)17:30~ 22:00(レセプションのみ参加¥300、レセプション&交流会参加¥3,800)

もともと、おととし制作した立体を再出展するつもりで、新作はできれば出したいけど…、なんて言っていた。
2月になったら少し時間ができるかなあと思っていたけど、いろいろとやらなきゃいけないことがあったり、体調をくずしたりもしていて、結局、新作にはとりかかれないまま、当日になってしまった。

でも、挿絵の仕事が明け方までかかってしまったので、出かけるまで2時間眠るよりも、この時間になんか描いて出そうと思って、こないだ買って地塗りだけしてあった小さいキャンバス五枚に、アクリルガッシュで、超シンプルなイラストを描いた。
一本の線+人物のみのミニマムな絵。意外に成立しているかも、と自分では思った。

それを背中にしょって、わたしと同じ身長の立体を腕に抱えて、原宿の竹下通りを突っ切り(お店が開店する前の時間でよかった)会場のデザインフェスタギャラリーに無事搬入。ちょっと遅刻したけど。イベントはまったりした雰囲気で、他の出展者とだらだらとおしゃべり。

交流会では、80人もの作家とギャラリー関係者があつまって、お好み焼きをつつきながら、挨拶したり、名刺を交換したり。
こんないろんな人がいるとこに混ぜてもらえるのはありがたいと思う。
と同時に、この中に埋もれずに飛び出していかねばいかんなあとも思う。

笑うということ

友人Kから「クウネル」の最新号を読むようにとの指令があったので、買ってきた。
江國香織さん姉妹の往復書簡のページに、カウパレードについて書かれていた。
昨年亡くなられた江國さんのお母様が、たまたまカウパレードを見かけて、なんだかわからないまま、笑いが止まらなくなった、という思い出の話だった。

なるほど…。

牛塗りをした当人でさえわけがわからないイベントではあったが、そんなへんなものがただそこにあったというだけで、知らない誰かの大切な思い出になっていたりするし、思い出を持ったまま死んでいく人もいるのだな。。。

一体一体に描かれた絵がどうこうというのでもなく、こんなのはくだらないイベントだと切り捨てるのでもなく、わけがわからないことそのものを、おおらかに笑ってもらうということもあるんだなあ。

次のイベントと、前川プロジェクト新年会

なんだかバタバタしていてお礼が遅くなってしまいましたが、マッチ展と、カルタ展と、ジュリエット展、どれも無事終了しました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

マッチ展に出品したマッチをお買い上げいただいた方、それにマッチ売りの少女人形をお買い上げいただいた方(!)、ほんとにいいんですか?って感じですがどうもありがとうございました。

きょうは、2/14に参加するアートイベントの開場下見のため、原宿のデザインフェスタ・ギャラリーさんへ。

おもに、LOVE WINTER TOKYO 2009というイベントに参加する、アーティスト同士の交流会らしいですが(わたしは本イベントには参加しませんが)、11時から17時までは無料で一般の方もおいでいただけます(17時からは¥3,800)

テーマが「大好き!」ということだそうなので(バレンタインデーだからね)、おととしミレージャさんで展示した、お気に入りのあの子を連れて行くつもりです。
もういちどあの子に会いたいと言われることがあるので。

ここ2ヶ月ほどのなんやかやで、心身ともに疲れたのでちょっと休みたいとこですが、できれば新作も出したいです。いまは小さいキャンバスに描きたい気分。。。

それから、前川プロジェクトの新年会、兼・第2回会合。
恵比寿の「コーラ」という内装は中華風だけどお料理は韓国料理のお店で。
カムジャタン鍋(豚の骨がごろごろ入って、おいしい)を食べつつ、マッコリをガンガンおかわりしつつ、雑談&打ち合わせ。

編集者、翻訳チーム、ブログチーム、評論家、と、面白そうな人がそろっているうえに、みんな頭の回転がとても速い。

前川さんがソン・ガンホ好きで、彼に小説を読んでほしいというのが発端だそうで(笑)、なにをやるかはここには書けないけど、気になる人は前川麻子さんのブログをときどきチェックしてみてください。

牛の反響

イラストの仕事をしていて、この絵はどうだこうだと批評されることはほぼない。
仕事相手だと、気に入らなくても何も言われずに、ただ次の仕事がこないだけだし、展示を見た人にここが良くないからこうしろとか言われることもない。
それは、絵を言葉にするのが難しいからだと思っていた。小難しいことを考えずただ好きか嫌いかですむのがイラストのいいところでもある。

ところが、例のカウパレード、あちこちのブログであれこれ書かれている。
批判めいたことを書かれたりするのはほんとに初めて(褒めてくれた人もいたが)。
「アート」を批判するのは、わかってないと思われるのが怖くてできないけど、カウパレードだったらちょっとゆるいから誰でも突っ込みを入れやすいし、それに何か言うことに意義がありそうに思えるような、規模の大きなイベントだった。

でもその批判というのは、ようするに、その人の持っている理想のイメージにわたしの絵が合わないということだった。
うーん、それは、わたしにはどうにもできないことだ。。。

自分なりの理想を持っている人にとっては、このズレがさぞかし不快なのだろうし、その不快さはわたしにもよ~くわかる。
そういう人こそ、自分の作品の創作に向かうべきだと思うな。
その人とわたしは別の人間で、どうにもできない部分こそがわたしらしさで、もちろん欠点もあるのだが、それも含めていまそこにある作品がすべてなのだ。

まあ、わたしらしさを消したほうが普遍的な作品といえるかもしれないけど、、、どうにもならんものはどうにもならん。
開き直ってるわけではなくて、欠点をつぶすよりいいところを伸ばしたいので、せっかく指摘してくれるのであれば、欠点より長所を教えてもらえると助かるのだけど、とか言ったらずうずうしいかなあ。

カウの写真アップしました

カウパレードのわたしの牛の写真、ホームページにアップしました。
あきさんに撮影していただきました。ありがとうございます!(縮小加工はわたしがやったので変だったらすみません)

ペニンシュラホテルの前はゆったりした空気が流れてていい場所だったなあ。(しかしこの台座の黄色と黒のダンダラ模様はどうにかならなかったものか。。。)
あと一週間で終わっちゃうと思うと、ちょっとさみしいな。
オークションもどうぞよろしくお願いします!

なんだかいろいろ

昨晩、友人Kから電話がきて、決意表明を拝聴。
やっと腹を決めて開き直ったようでわたしもとてもうれしい。

ミクシィの岩清水同好会で盛岡の親戚(?)発見!やっぱり石清水八幡宮にはなんらかの縁があるらしい。年内はもう無理だけど、来年春になって暖かくなったらぜひ盛岡に遊びにいかねば!
ああでも九州にも行ってみたいんだよなあ。

こないだ「オルゴォル」連載がはじまったばかりの南日本新聞の掲載誌が届いた。
カラーで大きく載ってて、自分でいうのもなんだが、キレイだ~。
鹿児島らしくやっぱり篤姫押しの記事が載ってる。
日本海新聞も鳥取のローカルネタが載ってて面白いし、ほんとは掲載されてる4誌全部見たいけど置き場所がないので残念。

GEISAIのときのわたしの作品、テレビで映ってたそうでたいへん恥ずかしい。このままスルーしようと思ってたんだけど。

今日は久々に歯のメンテナンスに行ったら、歯医者さんはヒマのようで、銀歯をきれいな真っ白の歯に替えませんかとすすめられた。
こないだ発泡スチロール買ったお金で歯を2本白くできる値段。
そりゃあキレイにしたいさ、でも、でも、、、
画材を買うお金はポンと払ってしまうけどそれ以外にはかなり迷ってしまう。

それから、たまには洋服でも買おうかと新宿に出たが、けっきょく服は何も買えずに世界堂でまた筆やらボードやら買い込んでしまった。Tさんとちょこっとお茶して、なんとなく落ち込む。いろいろ面白い話を聞いたのだけど。あーもっとがんばろう。
Tさんはサンパウロでカウパレードを見たそうな。
問題小説の編集Nさんはミラノとオデッサでカウパレードを見たという。オデッサってどこ?たしかガンダムに出てきたとこだよね…。

ううう、牛なんかに負けるもんか!ちなみに牛、オークション始まってます。5万円からです。安いっちゃあ安い(でも送料と置き場所がね。。。)
売れてもユニセフに寄付だからわたしには一銭も入らないけど、どなたか買ってください。。。売れ残って処分されちゃったら悲しすぎなので。(展示後の修復は行わないって書いてありますが、わたし出張して修復します!)

東京駅をひとまわり

また東京に出張してきた友人Kと日本橋の「たいめいけん」でランチ。
「凧の博物館」(たいめいけんビルの5階)の看板を見つけて入ってみた。
なんというか、本気の凧コレクションであった。
世界中の凧をところせましと展示するのみならず、凧職人の仕事場を再現してみたり、中国の子どもが描いた凧あげのお絵描きから、ベンジャミン・フランクリン人形まで、凧に関するものならなんでも集めずにはいられない感じ。
凧の材料も揃っていた。長ーい竹ヒゴが欲しくなったらここに買いにいこう。

それからカウパレードをひととおり見てまわった。
なんだか狭かったり暗かったりの場所に置かれてる牛も多くて、わたしの牛は、全体の端っこだけど、前後左右から見てもらえる場所でよかった。
ペニンシュラのドアマンがずっと見ててくれるからなんとなく安心だし。

丸ビルのコールド・ストーン・クリーマリーでひと休みして解散。

GEISAI#11

わたしは、どうやら、ほんとに追いつめられると、体を張って笑いを取る方向に行くらしい。それがたとえ失笑であったとしても。
女優の訓練みたいに「それがあんたの本質よ!」とかなんとか言われた気分だ。
当日まで、あんなパフォーマンスをやる気は全くなかったのに。。。自分でもびっくりだ。
絵だけじゃ弱かったもんだからつい。…とにかく、顔筋が疲れた。

やっつけ仕事で作ったものを出展するなんて失礼じゃないかとか、20代がおおかたであろう人たちのなかに混じるのは場違いだったかなとか、やっぱり今回はパスすれば良かったかもとか、モヤモヤ考えたりもしたが。
だけどいくつになったってバカやっちゃいけないってこともないよなあ。
それでも立ち止まって声をかけてくださった方々には感謝。

前にデザインフェスタについていろいろブログに書いてしまい、自分が参加してないのにあれこれいうのもなんだなと反省したので、GEISAIも見たことなかったけど、じゃあ自分も一度参加してみようと思った。

しかし参加しちゃうと書きづらくなる。だいたい、見て回ってる余裕もなかったし。
いずれにしてもGEISAIはもういいや。
でもなあ、どうせならちゃんと時間かけて作ったものを出したかったな。
買っちゃった材料、どうしよう…。

牛確認

今日は画材の買い出しに行くつもりだったが、ちょうど両親が牛を見に来るというので、日比谷で待ち合わせ。
不安だったが、改めて見ると、思ってたよりちゃんと丁寧に描いてあって、どこを直そうとしてたのか、もう自分でもよくわからなかった。
ははは…そんなものなんだよなあー。
本格的なカメラで撮影して下さってる牛マニア?らしき方も何人か見かけた。
両親はすでに他の牛たちも見ていて、なかなか楽しめたようだ。それはなにより。

それから、ペニンシュラホテルの向かい側のビルに入ってた、「蟹工船」というお店で蟹ランチ。
美味しかった!しかし、ランチメニューはけっこうリーズナブルだったけど、いかにも夜には接待とかに使われるんだろうなーっていうブルジョアな雰囲気。うーん、この店名は、ブラックジョークなのだろうか。。。

他の牛を見るのはまた今度にして、雨が降り出す前にどうにか画材買い出しを済ませて帰宅。これから牛はひと月半も雨風にさらされるのだな。塗装はげないといいけど。
落書きとかする不逞の輩がいるかも知れないので、早めに他のも見に行きたい。

近況

ブログなかなか更新出来ませんが、元気なのでご心配なく。

GEISAIに出展を計画していた立体を作るのはもう明らかに無理なので、先週半ばくらいに断念することを決めた。
すでに買ってしまった発泡スチロールのかたまりやら塗料やら、どかんと部屋を占領しているけど、また機会を作るつもり。
あきらめたらちょっと気が抜けてしまったが、あいかわらず仕事が山積みなので、まずこの山をどうにかしなきゃいかん。
でも、日数はないけど、代わりに何か出展したい。
ゼロから考えなおさないといけないけど。ううう。

牛の場所、決定

牛の場所が変わりました。日比谷寄りの端っこになりました。ペニンシュラホテルのエントランス付近仲通沿いの歩道、だそうです。

。。。。。。

ペニンシュラ~!
ほんとかよ~。そんなとこ、一生縁がないと思ってた…。
しかし、、、わたし個人の今回のテーマは、丸の内とか言っちゃってなんだか気取っちゃって、恥ずかしいから、反対に田舎っぽい絵にしよう、なんたってしょせん牛だしね、ってことで、「田んぼ」の絵を描いたんだけど。

…さすが高級ホテル、懐が深いなあ。
どっちかというと大手町の24時間戦ってるビジネスマンの方々が、ちょっと一息つけそうな絵、というのを念頭に置いて描いたのだが、ま、ラグジュアリーな方々に、なごんでもらうのもアリかも。牛のお腹のサインを見たい方はペニンシュラの前で寝っ転がってください(笑)

というわけで、カウパレード、9/5~10/19です。よろしく!

牛、完成

わたしの牛は、「ペニンシュラホテル エントランス付近仲通沿いの歩道」に置かれます。
タイトルはだじゃれなので、恥ずかしいからここには書きません。見に行って笑っていただければ(人によっては怒るかもしれないけど)。
お腹のとこにでかでかとサインしてあります。でも寝っ転がらないと見られないので、どうしても見たかったら日比谷の路上で寝っ転がってください。

牛は展示後にチャリティーオークションにかけられます。わたしのような貧乏人がユニセフに寄付できるなんて不思議。しかし、こんなでかいもの買うものずきな人、いるんだろうか?

「カウパレード 東京 in marunouchi 2008」
9/5~10/19、大手町~丸の内~有楽町一帯に展示されます。見にきてね~

来月出る単行本の装幀の打ち合わせの後、最後の牛塗りに行って、いちおう完成させた。
主要部分は丁寧に描いたが、他の部分は近くから見るとちょっとラフ。
ほんとはまだもう少しいじりたいけど、ここから先はわたしの神経症的な部分なので、経験的に言って、やってもやらなくても、おそらく大勢には影響しないだろう。これ以上いじっても、良くなるとは限らないし、時間的にもう無理。。。
でも、絵ってのは、絵描きの神経症の積み重ねだとも思うので、多少心残りではある。
ラフな線でももっと魅力的にみせる技を身につけなければ、という課題が残った。

最初は、お祭りだから楽しく描けばいいや~、なんて思ってたのに、描き始めたら、牛とかなんとか関係なくなって、ついつい本気になっちゃった!
まー、芸能人やら有名人やらも多く出展してる中で、わたしに求められていたと思われる、「無名だけど東京でがんばってる若手画家」の役割は、過不足なく果たせたと思う。