個展」カテゴリーアーカイブ

個展はじまりました。

メインの作品は、お芝居の書き割りみたいな感じです。でかい!
ライブペインティングやっております。ほんとにかきあがるのかなこれ。

なんと!Ra’ykaさんが色ぬりの助っ人をしてくださいました!

大人の塗り絵のでかいやつ、塗るのを手伝ってくださる方募集しちゃいます。
汚れてもいい服装で展示に遊びにきてください!

もちろん、色塗りじゃなくても、よかったらぜひ遊びにきてください。よろしくお願いします。

怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談

怪ダレ6、本日発売です。
相変わらず怖くて、原稿読みながら、後ろを振り返れなくなったりしてました。
今回は、ちょっと切なくて胸キュンなお話が入ってるのが特徴のような気が。
いつもより大きな挿絵が多くて大変でした。

怪異伝説ダレカラキイタ?〈6〉職員室の怪談 (怪異伝説ダレカラキイタ? 6)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本

ちょうど一週間後、30日からの個展では、怪ダレシリーズの挿絵の中から気に入ってるものをパネルにして展示します。
いやあ、たくさん描いたねえ。。。

『オルゴォル』の挿絵も同じようにパネル展示します。
連載してたのは2~3年も前になるんだけど、個展をするのも五年ぶりだし、今後展示する機会もなさそうなので。
ずらりと並べてみると、まあはっきりいってヘタクソだし、反省点も多いんだけど、主人公の気持ちの流れだけはちゃんと表現できてたような気がします。
装幀用に制作した主人公ハヤトの像も展示する予定です。

個展のお知らせ

岩清水さやか個展 あの子の世界の果て
渋谷・大盛堂書店 3F イベントスペース
2011.11.30(水)~12.12(月)12:00~20:00(会期中無休、入場無料)

なんと5年ぶりの個展になります。
壁一面を使ったイラストと、オブジェを組み合わせて、インスタレーションを制作します。
店内階段踊り場にて、11月発売の「怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談」(加藤一著、あかね書房)最新刊フェアも開催。
会期中は会場に仕事場を移して、お絵描きしながらお待ちしています。

今回のテーマは、この地面、この場所からふわりと浮かんで、ジャングル、海、山、無人島、洞窟、空、宇宙、、、不思議なこの世界の果てのどこまでもどこまでも、気ままに、自由に飛んでいきたい、という願いです。
この世界はいつもあらゆる危険やおそろしいことに満ちていて、最後まで生命を全うするのは奇跡的なことです。世界中のどこに逃げたとしても絶対に安全な場 所なんてどこにもありません。歴史的にもずっとそうだったし、たぶんこれからも変わらないんじゃないかなと思います。
結局は、運命に身をまかせ、地面に足を踏みしめて生きていくしかできないけれど、それはほんとにしんどいことなので、せめて絵空事の世界で、ちょっとくら いはこの重力から解放されたい。空を自由に飛びまわりたい。
絵の中に入り込んでみたいけど、なかなかそうもいかないので、とりあえず物理的に絵に包まれてみよう、と思ったのです。 ようするに、自分の欲望のまま、やりたい放題やってみたということです。わたしは幸せ者です。

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展示期間中、いろんなイベントも計画中!

12/3(土)18:00~21:00 怪ダレナイト・夜の学級会
ゲストに加藤一さんをお招きしてのトークライブです。
怪談先生たち(怪ダレ執筆陣)に、とっておきのこわい授業をしていただきます。つまり、わたしが生徒役ということですね(本気でこわいんですけど。。。)
生徒になりたい方、募集中です!

12/3(土)、6(火)、9(金)ミスしゃっくり出没!
ミスしゃっくり(小心ズ)が絵の世界に入りこんでパフォーマンスを繰り広げます。
小心ズさんは、世界じゅうを旅しながら、演劇祭などでパフォーマンスしています。今回は、わたしの絵を舞台装置に、ショーを披露していただきます!すごい!

12/9(金)19:00~21:00 星舟庭ナイト
わたしも参加するバンド「星舟庭」の即興ライブ。音を使って自由に遊びます。 星舟庭と一緒に新しい曲を作りましょう!

大盛堂書店
〒150-0042 渋谷区宇田川町22-1 TEL 03-5784-4900
渋谷駅徒歩1分(センター街入り口) 営業時間10:30~21:00

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渋谷のど真ん中の本屋さんで、個展をすることになりました!3階にあるイベントスペースを、きれいにリニューアルしての最初の展示ということで、絨緞よごさないように気をつけなきゃ。。。

でもイラスト専門のギャラリーとは違うし、通りすがりのお客様もいる場所なので、ふつうに額に入れたイラストを飾るんじゃ物足りない!ということで、壁画のような、インスタレーションのようなものを作ってみたいと思います。(ちょうど2年前に描いた、南越谷での店舗内装の壁画の反省を生かしつつ。。。)

なにしろ本屋さんなので、わたしが装幀画などを担当した本も置いていただきます。『怪ダレ』の挿絵や、『オルゴォル』の新聞挿絵&装幀用オブジェも展示します。
今年の1~4月にロサンゼルスでのグループ展に出展したイラストなども展示します。

さらに、いろんなイベントもあります。
気がつけばあと一ヶ月しかなくて、もう目が回りそうですが、が、がんばりますので、よろしかったらぜひぜひ遊びに来てください!!!

ひとりでできるもん

そうだ。個展やろっと。
だって協調性ないんだもん。11月のグループ展が無しになってしまったし。
突然思いついただけなので、場所も、企画も、なにもかもこれからですが。。。

これでほんとにひと段落

先週から少しずつ書いては出ししていた個展のお礼状をやっと全部書き終えた。
ハガキの絵は描き下ろし。クリスマス前に間に合って良かった(自己満足)。
記帳していただいたのに、お名前や住所が判読できなくて出せない方もいて、これはもうどうしようもないんだけど、なんだかすみません。
年賀状はこれから。なに描こうかなあ。

BGM2

展示の時にかけていた音楽は、友人Kに選んでもらったのだけど、何の曲かとよく聞かれたので書いておきます。

  1. 「トロイメライ」川畠成道 盲目のバイオリニスト、力強くて良かった。
  2. 「野生の思考」菊池成孔 カッコ良かった。
  3. ブルガリア・ベトナム・アフリカの民族音楽、キング・クリムゾン から友人Kが編集したもの
  4. わたしの手元にあった「Come Into My Parlor」ジャネット・クライン

友人Kに頼んだ時点で絵は全然できてなかった。
「無印良品のBGMから余裕感を抜いて少々切羽詰まった感じ」と変な注文をしたのだが、想像以上に良く合っていたなと思う。

千秋楽

個展が終わってひと段落。というかボー然…。明日からはどっちに向かって行こうか。
今日は途中で頭が混乱してお客さんの人数が数えられなくなってしまった。人違いをして、パニックになったり…。だめだこりゃ。
ひきこもりのわたしがここのとこ毎日ずっとしゃべっていたせいか、終わってもついついひとりごとが出る…。

個展をやるのは一般的にお目出たいことであるらしく、お花や食糧やお酒などをたくさんいただいてしまって、しまいにはまるで「岩清水さやかをさらに太らせる会」のような様相を呈していた。
いやもうほんとに申し訳ありません。

***

しかし、もっとブレイクしなきゃいかんなと思った。がんばってどうにかなる問題じゃないけど。でもまあ内的なタイミングとしてはすごく良いときに個展をやれた。
こんな年末に来てくださったみなさま、忙しい時期にご迷惑をおかけしたみなさま、ほんとうにどうもありがとうございました。
次回があるとすれば何年か後の春。次の段落の終わりの頃に。

5日目

もう12月なんだなあ。
今年の目標はだいたい達成したかな。
今日来てくださったみなさま、なんだかばたばたしてしまってすみません。
さー、明日で千秋楽だー。

4日目

値札もつけてないのに、絵が欲しいとおっしゃる方が何人かいて驚いた。
わたしの絵を買いたい人がいるんだなあ。

だけどあの絵はみんなわたしが自分の好きなようにてきとうに描いたものだから、知らない人に売ってお金に替えるのはどうも違う気がするので、売るというよりは、 わたしからお願いして預かっていただけないものでしょうか。

自分の部屋に置いておくともう他の絵を描かなくなってしまいそうだし。
作品数がもっと増えたらあるいは考えが変わるかも知れませんが、とりあえず、絵が欲しいという方は恐れ入りますがまずはわたしとお友達になってください。

今日来てくださったみなさま、お忙しいところどうもありがとうございました。

3日目

昨日はけっこう飲んだ。そのあと仕事したけどちょっとだけ眠れた。
毎日ギャラリーに行くってけっこうたいへんだった。
東京MXテレビにDMハガキの絵が出てたという話は本当なのかしら。
今日来てくださったみなさま、なんだかいろいろお話が出来てよかったです。

2日目

どうも「壁」という、搬入直前に30分のやっつけ仕事で描いた絵が一番好評のようだ。
展示情報をのっけていただいたらしい読売新聞を買い逃した。

今日来てくださったみなさま、寒い中どうもありがとうございました。

初日

たまっていた仕事を終わらせて気がつくともう出かける時間だった。
顔がむくんでいるけれどしかたがない。
天気が悪いけど雨は止んだし暖かいからよしとしよう。

今日来てくださったみなさま、わたしなにか失礼なことなかったですか?

目の人々

岩清水さやか個展「目の人々」
2006年11月27日(月)~12月2日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
南青山・ピンポイントギャラリー 最寄り駅は地下鉄・表参道駅です。

「目の人」とは、ある友人が、わたしの絵にでてくる人物につけた、よび名です。
友人は、「目の人」には名前があるの?とわたしに聞きました。
わたしは、そんなことは考えたこともなかったので、名前はないし、全部が同じ人かどうかもわからないし、男か女か、子供か大人かもわからない、見る人が好きなようによべばいいと言いました。それで、彼らは「目の人」になったのでした。
単数形か複数形か迷いましたが、今回は、「目の人々」というタイトルにしました。

5年前の冬、チョイスで入選した絵に描いた人物は、みんな、まだ目をつむっていました。
そして、その目がぱっちり開くまで、じつに、2年以上かかりました。

目の人は、いつも、何かをじろじろと見ています。
小説の挿絵として描いた人々も、それぞれの人格がありますが、やはり目の人です。
わたしは、絵を描きながら、いつもいつも、目の人々と見つめあっているわけですが、彼らは、自分であるようなないような、なんともいえない不思議な存在です。
また、ときどき、わたしとは、イコール「目」なんじゃないかと思うこともあります。
そういうときは、目があるだけで、楽しく生きていけそうな気がします。

搬入

わたしは芝居のチラシ描きからイラストをはじめたので、最初から描いたものは印刷されることが前提で、額に入れて飾るということはほとんど想定していなかった。

それで飾ってみての感想は、一枚一枚は暗いけど、全体的には妙にサワヤカな感じ。
気に入ってる絵もあれば、中には正直言っていまいちかなというのもあるのだが、みんなまとめて展示することで、わたしの現状をあらわしているんだからこんなもんか。

しかし無事に搬入できると思ってなかったので、まあよかった。
なんだか現実感がなくなってきた。