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オルガン&サキソフォン

きょうは、原田さんのオルガンと、サキソフォンの蓼沼雅紀さんとのコンサート@神奈川県民ホールへ。素直で心地よい演奏でした。お二方と食堂でお話もできて、すごく楽しかった。
終演後、楽屋裏にいたら、係の方にオルガンを近くで見せてもらえた。
それから原田さんと中華街に行って、民族楽器を物色するなど。
原田さんが、わけのわからんでかい笛みたいなやつを吹いたら、ちゃんと音がでた。さすが!

召喚

星舟庭で、演奏してるときの感覚、なにかに似てると思ってたけど、そっか、こっくりさんに似てるんだ。。。

たまふぃるむ

今日は、多摩美の大久保先生のクラスの発表会「たまふぃるむ」を観に行きました。
学生全員が監督になってそれぞれ10分弱の短い映画を撮ったものを一挙に上映。全部は観られなかったけど面白かった。なんというかいろいろと生々しくて、観る側にも体力がいるなあと思いました。

当然ながら出演者もみんな学生さんだった。
テレビや映画の映像に美しい人がたくさん出ているのに見慣れているせいか、普通の顔の人ばかり出てくる映像に違和感があった。へんなの。。。普段会う人はだいたいみんな普通の顔なのに。

ドラマなどでは、ストーリー上とくに美しい必要がない「普通の人」の設定の役でも、顔が美しい役者さんが演じていたりする。それってリアルではないのでは?と思っていた。
でも、「美しい」ということは、じつはニュートラルな顔だということで、それ以上のよけいな情報を顔から読み取る必要がないということなのだ。
普通の顔のほうが読み取るべき情報が少ないのではないかと思ってしまうけど、そんなことはなく、つい無意識にいろんな深読みをしようとしてしまう。ストーリーと関係ないことにどうしても気が散ってしまう。
だから美しい役者さんで固めたほうが、観客を映像のストーリーに集中させることができるのだということがわかった。

顔って大事なんだなー。なんだかんだいって、人の顔から、いろんなことを判断している。

(しかも、なぜか、映像の中では顔の欠点が強調されてしまって、普通の顔なのに、実際より不細工に見えてしまって、よけいに情報量が増えてしまう気もする。ライティングのせいだろうか。)

それから、ひと月ぶりに星舟庭の練習。3/24のライブに向けて始動です。今日も新たな名曲が生まれました。しばらく休んだあとはいつも名曲ができます。ふしぎだなー。

シェア客間

岸井大輔さんのプロジェクト、元浅草の古家での「シェア客間」に星舟庭も参加しました。
あちこち工事中の、ぼろぼろの建物の中にある、昔は居酒屋だった名残がバリバリに残っている部屋がステージ。天井が低くて演奏しながら照明にぶつかってしまったり。
不思議なイベントだった。。。

MAGICAL GIRLS CHRISTMAS

今晩はMAGICAL GIRLS CHRISTMASに行きました。すごい大盛況。
玉石佳世さんのライブペインティングや、4月に一緒にLAツアーに行った、その名はスペイドさん&エイプリルズさんのライブ、現地ではライペやってたせいで観られず残念だったので、今日は嬉しかった!(やっぱりマジカルマジカルミラクルミラクル〜♪の曲、可愛いなー!)

さて、個展は明後日までで、翌日搬出だから、それまでに自宅を片付けて置き場所を作らないと。。。あー、、、あれが戻ってくるのか〜〜〜。

星舟庭ナイト

はあー、夢みたいに楽しかった。。。
星舟庭ナイトに遊びにきてくださった皆様、助けてくださった皆様、どうもありがとうございました!!!

今回の大きな作品を舞台の書き割りとみなし、その真ん中をステージに。
星舟庭ライブ、小心ズさんの素晴らしいパフォーマンス、そしていろんな小楽器を使ってのワークショップでは参加者のみなさんに、絵からイメージする音を出してもらい、組み合わせて合奏していただいた。なんだかわたしがいちばん得した感じ。

大・大・大成功でした、と言っていいと思います。すごく楽しくて嬉しくて幸せな時間でした。

なんかもう個展が終わったような気分だけど、あと3日ある。。。
その間にもう少し巨大塗り絵の完成度をあげたい。

クラゲにもらったカケラ

ミュージックナイト blanClass +night at 新・港村 「クラゲにもらったカケラ」
星舟庭ライブ。
仮設のような、ベニヤ板でかこまれた空間で、音の響きが良くなくて、音が全部吸い込まれてしまうようだったけど、小さな小さな音で演奏しました。
水をストローでブクブクしたり、タライの水を流したり、本をぱらぱらめくったり。
途中でどこからか雑音が聞こえて来たのは残念だったけど。

ミュージックナイト blanClass+night at「新・港村」

星舟庭は、先週末、箱根にバンド合宿にでかけて、草やら虫やらにまみれながら、曲やら映像やら写真やら、たくさん作ってきました。

で、9/24(土)に、またイベントに参加します。会場の「新・港村」は、現在開催中の横浜トリエンナーレの連携プログラムで、横浜港にある巨大なスペース「新港ピア」内に、村を作ってしまおうという試み。自給自足体勢で、発電も自前でやってるらしいです。
22日に下見に行ったときは、まだ中のブースや展示物はつくりかけで、なにかの工事やら、演劇の練習やらをあちこちでやっているカオスな状態でした。

ミュージックナイトは、6月にライブをさせていただいたブランクラスさんの企画で、音楽がらみでいろんな面白そうなことをやっている4組によるライブ。入り口入ってすぐの「スーパースクール」というブースで(たぶん)やります。あんまり音楽向きの空間ではないけど、どうにかできないものか思案中。
最寄り駅はみなとみらい線・馬車道駅です。

開場19 : 00 開演19 : 30 一般:1,500 円 / 学生:1,300 円

[カウンターポイント] 外島 貴幸  Takayuki Toshima
1980年東京都生まれ。2004年BゼミLearning System修了。笑いを軸に、マンガやテクストなどを用いた探求と実践。1つのテクストが論理構造を保ちながら次々と変換され続ける「Inventionのための23のvariations」を2008年「Hatena Arenicora」(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE)で発表。2009年からテクストとマンガをつかった作品を制作。2010年落語「あたま山」をもとに制作した「頭山変奏曲」をblanClassで発表。

[クラゲにもらったカケラ] 星舟庭 Hoshi Fune Niwa
メンバー、原田 靖子、岩清水 さやか、大鹿 智子によって2010年に結成。同年、両国アートトレイスギャラリー、桃園会館虫フェス、ホームパーティ、などで演奏。空間に合わせてオーダーメイドのパフォーマンスを提供するアコースティックな音と朗読のユニット。おしゃべりする音の重なりがヒューモアな感覚をくすぐる。星舟庭名曲アルバム、映像ライブ、制作進行中。

[芭蕉ドキュメント(仮)] 安野 太郎 Taro Yasuno/作曲家
1979年東京生まれ、ブラジル人と日本人のハーフ。12歳から音楽に目覚め、15歳からその道を志す。東京音楽大学作曲科卒業、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。ドヤ街生活を経て、横浜に拠点を置き活動中。内外での作品発表歴多数。代表作に人間が世界をどのようにして見ているかに注目した『音楽映画』シリーズ、吹奏楽器の指使いに全く新しい考え方で挑んだビット運指法による一連の作品、等がある。現在、東京藝術大学音楽環境創造科教育研究助手。

[ソフトノイズ] low-tec(開発 好明・高安 利明)
2000年結成。Bゼミの開発好明、栗原元とのトークショーにゲストとして高安利明に音楽を依頼したのをきっかけに、本格的に第一回大地の芸術祭にて活動をスタート。毎年数回の演奏活動を行う。作曲担当の高安とパフォーマンスを中心とした演奏をする開発好明とのユニット「 low-tec」あらため「”_t(k y)t_”」。身近にある素材や音源を使い、音を楽しむ事主軸に様々アプローチからの音楽を制作している。2004年スーパーデラックスにてライブ。2008年府中市美術館、国立新美術館ほか多数で演奏を行う。+night出演は、[ノイズ音響パフォーマンス](2010年5月22日)。

ブランクラスのページ http://blanclass.com/_night/archives/6291
新・港村のサイト http://shinminatomura.com/

バンド合宿 in箱根

星舟庭のバンド合宿 in箱根。
大鹿さんのお友達、赤松さんの素敵なお宅にて。おいしいお料理をごちそうになったり、ピアノを借りてみんなで遊んだり、ススキの原っぱや川辺や森を探検しながら演奏したり、ほんとに最高な時間だった。

横浜トリエンナーレ

きょうは横浜トリエンナーレへ。
9/24に星舟庭も参加するライブの会場、新・港村の下見をしてきました。
つくりかけの村や、tptの公開稽古を見物してから、岸壁のテラスで横浜港の夜景をながめながら打ち合わせ。カフェのお姉さんがいい人だった。

星舟庭WS&ライブ 線は奏でる

6/25に、横浜にあるアートスペース「ブランクラス」にて、わたしが参加している不思議バンド、星舟庭のワークショップ&ライブをやります。
身の回りのものをじっと見たり、物音に耳を澄ますことからはじめます。よかったらぜひあそびにきてください。

ワークショップ&ライブ [線は奏でる:Not Well Tempered Line]

個々人のストロークは既にオリジナリティを発現しています。
ダンスをするような気持ちで線を描く、価値判断しない、意識を外に向ける、右脳感覚を刺激する、を目指します。後半は皆で音のゲームをします。

私が、まだ髪の毛をふたつに結んでいるような子供の頃、地球からの強制移動が始まりました。一時的な滞在の予定でしたが、メモリコードの間違いで私と妹は、パパとママと別の便に乗せられ、離ればなれになりました。宇宙船から降りる前には、眼をすっぽりとおおう、オレンジ色のカプセルをはめられ、変わった形の器具をのどの奥深くに移植されました。喋ろうとすると、それに声帯の振動が伝って、信号音となってでてくるのです。赤い惑星には夜がなく、大気の熱のせいですべてが、歪んで見えました。間近の巨大な太陽も、情けないように踊っています。私たちは、オレンジ色の歪んだ町を歩きまわりました。とはいっても

道があるわけではなく、幾重にも次元区分された蜂の巣のような町でした。あるときに私たちは見晴らしのいいドームのてっぺんに座り、覚えたての信号音で両親のことを話しました。すると妹が泣き出しそうにするので、よく、ママが口ずさんでいた『それにもかかわらずわたしたちは恋をする』というアリアを、歌って聞かせました。歌は変換器をとおって、キューキューと、赤い空に響き渡りました。

日程:6月25日(土)
開場:17:00
開演:18:00~19:30 ワークショップ:右脳のための直感クロッキーと音遊び
19:30~20:00 星舟庭(hoshifuneniwa)演奏ライブ(その後、休憩とインタビュー)
一般:1,200円/学生:1,000円(画材込)

★お手持ちの小楽器がございましたら、ご持参ください。

星舟庭 HOSHIFUNENIWA(メンバー:原田 靖子/岩清水さやか/大鹿 智子)
2010年に結成。同年、両国アートトレイスギャラリー、桃園会館虫フェス、ホームパーティ、などで演奏。空間に合わせてオーダーメイドのパフォーマンスを提供するアコースティックな音と朗読のユニット。おしゃべりする音の重なりがヒューモアな感覚をくすぐる。星舟庭名曲アルバム、映像ライブ、制作進行中。

★星舟庭PV

★USTREAMにて+night(イベント+公開インタビュー)生放送されます。

★アクセス
京浜急行[井土ケ谷駅](横浜駅から下り普通で5つ目)改札を出て正面の信号をわたってすぐを左折1つ目の交差点を右折、2つ目の角を左折三井のリパークの後ろの白いblanClassの看板がある細い段々の路地を上がって右の建物の2階

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チェンバーミュージック・ガーデン

大鹿さんにチケットをいただいたので、サントリーホール(小ホール)に室内楽を聴きにいきました。(サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン堤 剛プロデュース2011)
ほんとにすてきだった。うっとりした〜。。。

うーん、、バイオリンってあんなきれいな音も出るんだな。。。

虫フェス2

虫フェス2(中野桃園会館)終わりました。
今回はロックバンドのコスプレをしました。いつもどおり微妙な演奏でしたが、、、
次はもっと上手になりたいです。

名曲アルバム

星舟庭の名曲アルバム聴きながら仕事するとすごくはかどるわ〜
本気でヘビーローテーションで聴いてる。聴けば聴くほど面白い。

バンドごっこ

突然、大鹿さんから「バンドやりませんか」というメールが来たのが9月のはじめだった。
9月中旬、大鹿さんの個展会場のアートトレイスギャラリーにとりあえず3人、集まった。

本業がパイプオルガン奏者の原田さん以外、バンドらしい楽器なんてできないので、おもちゃのピアノに、ピアニカ、マラカスや鈴などのこまごまとした楽器をかき集めて、適当にうちならしてみたり、ワーワー大声を出したり、口笛をふいてみたりした。
音の反響がすごく良いコンクリートの建物だったので、それだけですごく楽しかった。

バンド(?)の名前は、大鹿さんのワークショップの名前「星舟庭」に決まり、何回か練習してから、個展の最終日に、数人のこころ優しいお客さんの前で演奏をした。

ところがこれがひどい出来だった!、、、とわたしと大鹿さんは思った。
所詮ぐっちゃぐちゃの即興なので、お客さんには出来の善し悪しなどわかるはずもなく、プロの演奏家の原田さんによれば、いつもと同じだった、ということだったが、、、
何回かやってるうちに飽きて、最初の新鮮さやエモーションが無くなってしまった。

ようするに、なんか楽しくなかったな~、おっかしいな~、ということだ。
自由に遊び続けることは本当に難しくて、飽きないためには多少のルールが必要だった。
その場かぎりのバンドごっこのつもりで、まさか続けるとは思ってなかったけど。。。
しかしこの時点でなんと次のライブ(虫フェスにゲスト出演)が決まっていたのだった!

虫フェスは昆虫を捕まえたり、食べたり、図案を作ったり、昆虫好きな人たちのお祭り。
わたしたちはそれほど虫好きではないけど、大鹿さんの教え子の方が運営に入っていた。
それで虫をテーマに、30分くらいで、と考えたら、少しだけまとまりがでてきた。

10月は予定が合わずに一度も練習できなかったけど、11月に入ってからは毎日練習した。
こんどは、不思議なことに、練習するたびに演奏することが楽しくなっていった。

そして11/6に、100人以上の虫ファンの前で、変てこな演奏を披露したわけだったが、さすがにゲテモノ食い(失礼)の方たちは好奇心が旺盛なのか、心が広くて優しかった!
手拍子がおきたのには驚いた。アンケートも好評だった(初めて見るものだった、とか)
そりゃあ、あんなもの見たことあるわけがない。

あとでこのときのビデオをみたら、たしかに案外悪くなかった。良くもないけど。
とにかくほんとに今まで見たことがないカオスな何かが映っていた。

音楽って、たくさん練習が必要で、選ばれた人だけができるもののような気がしていた。
それに大人になってから楽器を上手に演奏できるようになるのはものすごく大変だろう。

わたしはなんでも本気でやりたいタチで、本気じゃないならやらない、となってしまう。でも、うまく演奏することを絶対に目指さなくてはいけないわけではないのだ。
ただ息を合わせて遊ぶ、ということだったら、いつでもできるんだな、と思った。
小学校のときにみんなで合奏したように、大人になっても合奏することができる。それに無理矢理学校でやらされるよりも、今、好きなようにやったほうがずっと楽しい。
もちろんたくさん練習して、うまくなったら、きっと、もっとレベルの高いところで、演奏者同士、共鳴し合ったりして、もっともっと楽しくできるだろう。でも、へたくそはへたくそなりに、息をあわせる面白さを味わうことができる。
ルールがほぼない(というか知らない)分、素人の方が難しいこともあるかもしれない。

絵描きやってると、人と息を合わせて何かするということが少ないので新鮮だった。(いろんな人とお仕事するけど、持ち場は決まってるし、作業自体はいつも一人だから)
それに誰とやってもいいのではなく、この3人だからこその磁場が生じているのだろう。

で、その後はというと、、、
アルバム作ろうとか、海外ツアーに行こうとか言ってます。。。むちゃくちゃだw
なんとなくここまで調子良く(?)きたら、欲が広がってしまったようで。。。
面白いことはもっと面白くやりたくなって当然だし、やるなら誰かに聴いてほしい。
人前でやるとなると、見た目とか、動きかたとかも、もっと考えないといけない。
子供相手にならず大人が楽しめて、アートっぽくならず、お笑いに走らず、、、と、やっぱりモノつくりに関わる人間なので、じつはいろんな美意識があったりする。
お手本がない独自の道なので、、、どうなっていくのかわかんないけど、こんなバンドがひとつくらい存在してもいいんじゃないかなとは思う。