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アート・バースディ2020

今年もアートラボトーキョーのグループ展、アート・バースディに出展します(今回はパフォーマンスには参加しません)。
 
100万年前の1月17日にアートが誕生した…、という設定のイベントなので、「アートが生まれた日 ~100万年前のあの子~」というタイトルで作りました。
 
100万年前に生きていた、化石も発見されていない、未知の猿人で、現生人類の先祖ではない。でも火を使えるというイメージ。肌の色は黒いのがカッコイイと思ったので黒くしたけど、なにしろ架空の生物なので、とくに意味はありません。

2020年1月12日(日)~17日(金)会期中無休
15:00~20:00
17日(金)午後4時よりレセプション&パフォーマンス
16:00よりスタート22:00終了 入場無料

あめのいち/岩清水さやか/大和田登/河野あさみ/菅間圭子/河野さおり/桜井貴/佐々木裕司 /シモン楽騎/ショウジョノトモ/Seiei Jack/nibinibu/三友周太/宮島永太良/村田いづ実 /森下泰輔/Unit 118(地場賢太郎 菅間圭子 森下泰輔)/パク・ヒョンス Hyunsu Park/ケヴィン・ジョーンズ Kevin Jones/シャロン・ニューマン Shalom Neuman/ほか

ありがとうございました

昨日で個展が終わりました。台風で気持ちが落ち着かないなか、あっという間に終わってしまいました。
足をお運びくださった皆様、お世話になった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
被災して来られなくなった方もいらっしゃいました。ぜひ、また作品をご覧いただけるように、機会を作りたいと思います。

全体をひとつのテーマでまとめた個展は初めてでした。
インスタレーションも、レジ袋によって、絵のパートとゆるくつながっています。これを見て、社会問題や環境問題を訴えているのではないかと思う方がいたり、いろんな過去の思い出が詰まった袋の山だと思う方がいたり、作品がその人の内面の鏡のようになって、全然違う感想を聞けて面白かったです。
わたしはただレジ袋をたくさんふくらませてみたかっただけです。

クロージング

もうクロージングパーティの日になってしまった。

早起きして作った、恒例のおにぎり、ぎゅうぎゅう詰め。
今回のは可愛くできた。前回は時間がなくて鼻の穴を省いたらイマイチだった。鼻の穴は大事!
おにぎり握るのは前回の個展以来だから2年ぶりだ。千葉県産新米使用(8月には稲刈りするので、先月の台風が来る前に収穫されたお米)。

今回の個展は、予定を変更したり、いろいろあったけど、来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。

このあと撤収を手伝っていただきました!感謝感謝。

台風一過

アートラボトーキョーは本日13日は通常通り15時〜20時オープン。
時間が遅いので、オープン時間までには電車も動き出した。
台風一過でよく晴れたけど、さすがにお客さんは少ない。。。そりゃそうだ。
ギャラリーめぐりほど、不要不急の用事もないもんね。
昨日ずっとソワソワしていたせいか、何もしてないのに疲れた。

台風の間に、完成度が低かった作品の手直しする時間ができたので、良かったと思っておこう。

台風19号

巨大な台風が来た。
前回の教訓で、ビオトープは室内に移動させた。
計画運休で電車も止まった。先月の台風15号被害の追い打ちになるかと心配だったが、運よく千葉はそんなに大きな被害はなかった。
ギャラリーのある東京のほうが大変で、なにしろビルのすぐそばを神田川が流れている。
わたしの絵は壁に掛けてあるから一応安心。インスタレーションは浸水したらダメになっちゃうけど、材料はレジ袋なので、シモジマで調達してまた作りなおせばいい。
でも、倉庫に保管されているという、他の作家さんの作品(サイズが大きくて動かせない)は心配で、菅間さんがギャラリーで待機していた。ときどき菅間さんがFacebookで川の様子をレポートしているのを見ると、かなり増水しているようでハラハラしたが、結局、地下放水路に水を流し込んだおかげで浸水は起きなかった。
そんなすごい施設があるとは、やっぱり東京って特別なんだな。。。あのレベルの雨が降ったら、他の地域だったら大水害だ。

個展のお知らせ

10/8~19まで、アートラボトーキョーで個展します。
去年の個展はソウルのみだったので、東京での個展は2年ぶりになります。今回は、ソウル個展で発表した、お店のシリーズを発展させます。

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岩清水さやか個展 ANOKO MALL あの子モール秋葉原

2019.10.8(火)~19(土)
15:00~20:00(最終日は18:00まで)15日(火)休廊
レセプション・パーティー 12日(土)17:00~

コンビニ・スーパー・カフェ・ハンバーガー屋・ドラッグストア・などなど…
世界中のどこにでもありそうなお店をたくさんあつめたら、 世界中のどこにでもありそうなショッピングモールになりました。

12日は、台風のため、ギャラリーは休廊となりました。
12日に予定していたレセプションは、個展最終日の19日に延期と決定しました。
そのかわり元々休廊日だった15(火)はオープンとなります。15日はわたしも在廊します。
 
クロージングパーティ
19(土)17:00〜です。お待ちしております。
 

【在廊予定】
8日(火) 終日在廊します
9日(水) 未定
10日(木) 18時ころ〜 在廊します
11日(金) 不在
12日(土) 台風のため、休廊
13日(日) 終日在廊します
14日(月) 終日在廊します
15日(火) 終日在廊します
16日(水) 終日在廊します
17日(木) 18時ころ〜 在廊します
18日(金) 不在
19日(土) 終日在廊します(クロージングパーティ)

DMハガキに誤植がありました。最終日は19日土曜日までです。

Art Lab TOKYO
東京都台東区浅草橋4-5-2第2片桐ビル1F
TEL 03-5839-2985 https://artlab-tokyo.com/
山手線・京浜東北線・総武線 秋葉原駅昭和通り口から徒歩8分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅1番出口から徒歩8分
JR総武線 浅草橋駅西口から徒歩5分
都営地下鉄浅草線 浅草橋駅A3出口から徒歩8分

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千葉市に引っ越して4年。千葉はイオンの本拠地です。
イオンモールには、都会のような刺激はないけれど、ひととおりのものは揃っている安心感があります。
地方都市のロードサイドは、全国どこにでもあるようなチェーン店ばかり。人と違っていたい都会の人から見れば、せっかくの独自色を捨てて同化していくことはもったいないことのように思えるでしょう。
でも、こういうお店がたくさんあるということは、みんな同じでありたいという願いを持った人がたくさんいるからだと思います。
均質化された便利さ、安心感はとても魅力的。便利さと安心によって統一される世界。
アートとかやってると忘れてしまいがちだけど、これも現代のひとつの姿です。
とはいえ、同じになりたくても、気候風土や住む人が違えば、まったく同じにはなれません。表面的には似ていても最後まで抜けないクセのようなものがあって、にじみ出てきてしまう、普通のつもりが普通じゃないものが本当のその地方の独自色なんじゃないかとも思います。
グローバルの中のガラパゴスを探してみてください。

hanabi展はじまり

きょうからアートラボ・トーキョーの「hanabi展」が始まった。
わたしの作品のタイトルは「なつやすみ」。
ちょうど地元の七夕まつりの時季なので、なんとなく吹き流しっぽいイメージ。

上の花火の部分は針金とアルミホイルで出来ているんだけど、なかなか思ったような形にならないし、どこを持てばいいのかわからんし、出来上がるのかどうかずっと不安なまま作業していた。しかもできたと思ったらうっかり落としてぐにゃぐにゃになるし、もう大変だった。笑

で、いざ搬入しようとなって、ハタと、どうやって運ぶのかという問題にぶち当たった。考えた挙句、100均で買ったバナナスタンドにぶら下げて運ぶことにした。運良くぴったりサイズのがあったおかげで、どうにか無事に運ぶことができた。

子供のころの夏といえば花火とかプールとかスイカとか、ベタといえばベタだけど、頭の中にはそれしかなかったような気がする。嫌なことは忘れてしまっただけかもしれないけど。幸せな子供だったんだなあ。

hanabi展
2019年7月24日(水)~28日(日) 
15:00~20:00(最終日~18:00) 会期中無休
hanabi party 7月27日(土)午後4時~6時 *6時より隅田川花火へ。

紙芝居「あの子と白いコンビニ袋」

今日はアートラボでレセプションとパフォーマンスの日。
はじめて自作の紙芝居をすることになり、緊張した。星舟庭のときは3人だったし、原田さんと大鹿さんがステージに慣れていたので安心だったが、今回はひとり。
お話は、いつもわたしの絵に出てくる「あの子」の生活を紹介する内容(ストーリーを作るのは、本当に苦手なのだが。。。)にした。
紙芝居といっても、観客はみんな大人なので、わかりやすすぎず、可愛くなりすぎず、、、というのを考えたつもりなのだけど。

どんどん絵をめくってしまうので、わかりやすいように絵はできるだけシンプルに、シャープペンシルで描いたものに部分的に着色しただけにした。
読むのでいっぱいいっぱいで客席を見る余裕もなかったが、お客さんがみんなあたたかく見てくださって、なんとかやり終えた。12枚も描いたのに、上演時間は5分程度だった。
終わったあと、お客さんたちがいろいろ感想を言ってくださった。伝わったこと、伝わらなかったこと、見せ方が悪かったところなど、いろいろ反省したので、もしまたやる機会があれば、もう少しうまくやりたい。

他の方たちの踊りや演奏も、とても盛り上がった。
とくに森下さん・菅間さん・地場さんの3人組のライブペインティングと演奏のパフォーマンスは圧巻で、ノイズの大音量と、地場さんの雄叫び、出来上がった作品も異様にカッコよくて、観客も巻き込んでものすごいテンションだった。

みなさんがあまりにも迫力があるので、わたしの紙芝居はちょっと浮いてたかな、と思ったけれど、ちょうど箸休め的な感じにはなったようで良かった。
こんなにゆるくて馬鹿で愉快な大人たちと同じ空間にいられることが嬉しいなと思った。
今までやったこともないのに、紙芝居やりたいですと言ったら「いいよいいよ」とプログラムに入れてくれた森下さんに感謝。

韓国個展2018

3/21~30に、韓国ソウル・ギャラリーZeinxenoで個展をさせていただきます。
2016年に続き、2度目になります。
本当にありがたいことだなあと思います。
ソウルに行くのが楽しみです。
現在は、ずーーーっとひきこもって、必死こいて制作中です。

Gallery Zeinxenoは景福宮(李朝時代の王宮)のすぐ近くにあります。
とても素敵なところです。

おやさいクレヨン画

「100人のおやさいクレヨン画展2017」(青森県立美術館コミュニティギャラリー)は昨日で終わりました。
おやさいクレヨンという、自然素材で作られたクレヨンを主な画材とした絵をあつめた展示でした。

オムライスのお布団。カレーは露天風呂。ハンバーグはこたつです。
おやさいなので、食べ物の絵を描きたいなと思い、洋食シリーズで3点描きました。
かなり優しい発色のクレヨンで(メリハリをつけるため普通のクレヨンや色鉛筆なども使用しました)、オムライスの卵の色などにうまく合いました。

だいたいいつもぼんやりした表情の人物を描いていますが、目を閉じた状態の人物を描くのはチョイスの入選作以来かも(もちろん挿絵仕事の絵では描いているけど。。。)。目が印象的だと言われるわたしの作品ですが、当時はむしろ目を開けさせることに苦労してたっけね。

慣れていない画材で描くのは不自由でもありますが、スリルがあってとても楽しかったです。
これから時々クレヨンも使ってみようかなー。