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安室奈美恵の歌にうなされる

南越谷OPAのガールズ・ポップ・アトリウムは先週の金曜にオープンしました。

木曜までに、床にシート貼らないとできないような絵の具が飛び散る作業は終わらせた。
でもさすがに仕上げることはできなかった。5日間でやれるのはこれが限界。
だってカウパレードの牛だって丸8日かかってるんだもん。今回は牛よりはシンプルな絵だけどなにしろサイズが比べ物にならないし。

お店の方にも、オープン後もライブペインティングしてくださいと言われていたので、無理に急いで完成させずに、続きは比較的お客さんの多い土日に通ってやることにした。
やっぱり埼玉なので、平日昼間から遊んでる女の子はいないのだ(東京が異常)。
で、金曜は自宅でパソコン仕事。疲労で腕がふるえて〆切に間に合わないかと焦った。

昨日の昼間は疲れて動けなくなってたけど、あきさんのお料理で回復したので、きょうは一日南越谷で作業したのだった。

ちなみに、平日にお店に来るのはギャルママがほとんどだった。なんで同じフロアにギャル服と子供服が並んでるのか不思議だったのだが、謎がとけた。
ぜったいに銀座のギャラリーとかには来ない層だ。新たなる挑戦。。。

それにしても、作業中、ずっと隣のギャル服の店で同じ曲ばっかりくり返しかかってて、曲名がわからないので「ギャル曲」と名付けてたんだけど、もうあんまりくり返すんで、行き帰りの電車や、自宅での作業中にまで脳内で自動再生されるし、本当に辟易してた。

他力本願的な歌詞でイライラするので、でも正しいこと歌うばかりが音楽じゃないよね、なんて自分に言い聞かせたりしながら耐えて作業してたのだったが、検索したら安室奈美恵の歌だった。そうかー、ギャルママつながりか!

しかし、こういう仕事って、やっぱりもうイラストレーションの枠は超えてる気がする。
アートというのもちょっと違うんだけど。。。

部屋に帰ると、あのオブジェを運び出したのでとても広々としてる。
逆に、オブジェを運びいれたときはお店の中が自分の部屋みたいな気がしたけど、まわりの壁画ができていくにつれて、自分ち感は薄れていった(笑)。

今はなんだかよくわからない不思議☆空間。
でも商品がならんでるから、ちゃんとお店らしくはみえると思う。

壁画を描いてます

埼玉県は越谷市にあるOPAというファッションビルの3Fに、今週20日の金曜日から来年1月末まで、期間限定のショップがオープンします。
(最寄り駅はJR武蔵野線の南越谷駅または東武伊勢崎線の新越谷駅。遠い…)
いろんなイラストレーターさんのグッズとか置くのだそうです。

で、いま、そこの店内の壁に絵を描いてます(壁は全部で幅18mくらい)。
今日やっと下描きを始めたというのに、あと4日しかないよ。。。?
6月にやった鍾乳洞のオブジェの展示がきっかけで声をかけていただきました。
あの鍾乳洞のオブジェも、もう一度展示します。

本当は、形を手直ししたかったんだけど、ほとんどそのままです。なにしろ急に決まった話なので。。。色は冬バージョンに変えるつもりですが。
壁画はいつものあの子と、丸がいっぱい飛んでる、いつものパターンです。
こんな大きな絵は初めてだし、急にふだんと違ったことやって失敗してもアレだし。でも今回は丸は丸でもちょっとフルーティな感じにしたいなと思ってます。

つい立てとか無しで描いてるので、通りすがりの人たちが立ち止まって見ていく。ちょっとしたライブペインティング状態。。。
今日は日曜だったし、同じフロアに子供服売り場があるので子どもが多くて、自分もお絵描きしたいとだだこねてぎゃあぎゃあ泣いちゃったりして。
ただ丸をいっぱい描いてるだけなのにそんなに見てて面白いとも思えないんだけど。
人はなぜ、絵を描くのを見るのが好きなのだろう?たぶん、出来上がった絵を見るよりも、描いてる途中を見るほうが好きだよね。
小学生のころ休み時間に落書きしてるとまわりに人だかりができてたのを思い出した。

お店のコンセプトはハイティーンの女の子向けのショップということらしいですが、同じビルにアニメイトとかヴィレッジヴァンガードとかダイソーとかも入ってるし、誰でも気軽にお立ち寄りいただけますので、お近くの方はぜひ。

しかしそれにしても、わたしは今までギャル向けのお仕事だけはしたことがなくて、これでようやく最後のピースが埋まりました。
今後は「ゆりかごから墓場まで」をキャッチフレーズにできます。
まあ絵そのものはギャル向けだろうがなんだろうが変わらないけどね。明日はまた赤帽さんにお願いしてオブジェの搬入だ~ わー

以下、告知の文章のコピペです。また「ガーリー」って言葉がでてきたよ。。。

「GIRLS POP ATRIUM|ガールズ・ポップ・アトリウム」
~女の子のためのオリジナル & セレクト・グッズ・ショップ~

ファッションや雑誌などで活躍しているガーリーな人気イラストレーター達のオリジナル・グッズや、かわいらしいアクセサリーやぬいぐるみをクリエイトする手作り作家たちの作品を揃えたコラボレーション・ショップが、南越谷OPAにオープン!
限定品、一点もの、ここでしか手に入らないものがいっぱい。ぜひアナタのお気に入りアイテムを見つけてください!

来店者特典:オリジナル缶バッジ ※ 11月30日まで。無くなり次第配布終了となります。

日時:2009年11月20日(金)~
営業時間 10:00am ~ 8:00pm
場所 南越谷OPA 3F
主催 ディレクションズ
協賛 ワイキキ・レコード、大盛堂書店

■ 参加イラストレーター(敬称略)
茉莉枝、hipBORNtwin、Ra’yka、蛯原あきら、OGAWA KEIKO、玉石佳世、内山ユニコ、NICO、ひらのゆきこ、今井 杏、miri、マロンチック、mayumi、TAMMY、森 宏、高橋由季、小林 晃、岩清水さやか
※ 全イラストレーターさん共通で、限定トートバッグの制作・ 販売が決定しました!

■ 参加グッズ作家(敬称略)
Spilla、ART & CRAFT KOTORI、atelier Bacchus、 ScarolicK、JuJu、ひつじのこや、チェルシィ、capria、LaLa、トリゴエユイ、ku*momo
※ 順次、参加者が増える予定です。

■ 店内壁イラスト+オブジェ:岩清水さやか
エントランス壁・イラスト : Ra’yka、等身大ギャル : 森 宏

■ 楽しいイベントも企画中です!

豆腐の角

今週、何回か大きな地震があった。
どれも、わたしが例のでかい立体のすき間に寝転がって、眠っていたり、だらだらしていた(のだめカンタービレを読み返したりとか)ときに起きた。
最初にぐらっときて、大きな揺れがくるまえに気づいたけど、動くに動けず、ゆらゆらゆれる立体を呆然とながめているうちに揺れはおさまった。

。。。倒れなかった。。。

立体は、搬入・搬出の都合で、9個のブロックにわけて作ってあって、展示中は、両面テープとガムテとパテでがっちり固めてたのだが、部屋に持ってかえってきてからは、ただ積み重ねてあるだけ。重なってる面積も大きいし、ふつうならまず倒れたりしないけど、、、

うーん、、、地震はこわいかも。

材料は発泡スチロールだから軽いとはいえ、とにかく大きいし、通常よりも発泡倍率が低い(つまり硬い)ものを使っているので重たいし、角にぶつかったりしたら、へたするとヤバいかも。
万が一倒れても、わたしのほうには落ちてこないと思われる角度に動かした。
大地震では重たいテレビでさえぶっ飛んだりするらしいから、気休めだけど。
でも、接着剤でくっつけちゃうと部屋から出せなくなっちゃうしなあ…。

豆腐の角にあたまぶつけて死ね、なんて言い方があるけど、それがものすごく大きい豆腐だったり、重たい豆腐だったりしたら、角にぶつかったせいじゃないにしても、ほんとに死ぬかもしれないし、日ごろから地震対策はしないといけないなあー、と痛感したのであった。
(緊急避難袋は常備してるんだけどね)

どうもありがとうございました

日曜日で、ACT ART COMの展示「わたしの鍾乳洞」、無事に終了しました。
真夏日だったり、雨降ったりの中、おいでくださったみなさま、(みなさんコメントに困って一瞬沈黙してしまうようでしたが、)大人の対応をしていただき、どうもありがとうございました!
全然イラストじゃないのに、出版関係の方にも来ていただいて恐縮でした。

わたしは毎日毎日昼頃から夜8時までちまちまと色を塗りつづけてたり、(土曜日には今回できる範囲ではほぼ完成したけど)お客様が通るたびに探検隊の小芝居をしたりしてたので、自宅で作業してた期間の疲れもあって、さすがにもうヘトヘト。
帰宅してメイクも落とさず気づいたら寝ちゃって朝、というのを2回もやった。

日曜日に展示が終わったあと、解体作業を途中までやって、月曜の朝、また赤帽さんにお願いして搬出。雨が降らなくてよかった。
それから部屋の大掃除を敢行(最終的なゴミの量は26袋)。やっとすっきりした。
で、今日は仕事もしないといけないのだけど、ぐったりしてウトウトお昼寝したり。

あのでかいオブジェ、自宅の6畳間に意外となじんでるかも。。。
あちこち直したいとこがあるので、改良してまたそのうちどっかで展示しようかな。でも、これでスチロールのでかい立体制作はひと段落ということにしようと思う。
ちょっと立ち止まって今回の反省とかしないといけないし。

展示の予定も、しばらくはないです。展示やるとほかのことができなくなるので。
オブジェに逃げないで、絵そのものをもっと丁寧にやりたいし、絵本のこともせっかく声かけてもらってるんだから真面目に考えないといけない。
ただ、もっと小さな立体はやるかもしれないけど。
連載小説の挿絵を描いてた新聞(小説部分は切り抜き済み)を全部取ってあって、これを素材になんか作れないかなー、と思ってるとこ。
今回ご一緒した、フランス人の作家さんが古新聞で作ってた作品が可愛かったし。

今月はずっと展示にかかりっきりになってて他のことがおろそかになってしまった。
仕事も、家事も、遊びも、そのぶんを取り返していかなければ。。。
英会話もほとんど行けなかったから、7月は週3くらいで通わないと!
げええ、、、これはちょっとたいへんだあ。。。

「ACT ART COM」搬入

ここ数日、湿気がひどくて、塗料が乾きにくくてほんとに参った。
きょうは朝から赤帽さんに来てもらって、搬入開始。
赤帽さんは軽トラだから、ふつうはあまり量は運べないらしいのだが、今回お願いしたとこは幌の高さが2mまで伸ばせるということで助かった。
運転手さんも、これほど軽くてかさばる荷物は初めてとのこと。ぎりぎりで荷台に収まってひと安心。

運送中、運転手さんに美大生かと聞かれた(!)
わたしはこの職業にしては、ほぼ年相応に見えるほうだと思うのだけど、作品がまだ塗りかけだったから学生と思われたのかなー。ううう
ま、これは趣味みたいなもんだからな。ふん。

会期中は、ずっとライブでペイントし続けるつもりでいたのだが、ここにきてどうもこれはライブ向きではないような感じがしてきたので、明日の内覧会までに形をちゃんと完成させなければ。でもお客さん少なかったらヒマだからずっと塗りつづけてるかもしれないけど。
まわりのブースを見るかぎり、今回は他の出展者のレベルが高そうだし、焦る。

夜、帰宅したら、部屋がすっごく広くなってて驚いた。

***

アートコンプレックス・センター(信濃町)ACT ART COM -Art & Design Fair 2009

特別内覧会 6/24(水)16:00~20:00(招待制)
一般会期  6/25(木)~28(日)11:00~20:00(最終日17:00まで)入場料500円

会期中はだいたいずっとブースにいるつもりですが、ときどき席をはずすこともあると思いますので、来られる方はご連絡いただければ、確実にお会いできるようにします。
ではでは、どうぞよろしくお願いいたします!!!(写真は24日にあきさんに撮っていただきました)

次のイベントと、前川プロジェクト新年会

なんだかバタバタしていてお礼が遅くなってしまいましたが、マッチ展と、カルタ展と、ジュリエット展、どれも無事終了しました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

マッチ展に出品したマッチをお買い上げいただいた方、それにマッチ売りの少女人形をお買い上げいただいた方(!)、ほんとにいいんですか?って感じですがどうもありがとうございました。

きょうは、2/14に参加するアートイベントの開場下見のため、原宿のデザインフェスタ・ギャラリーさんへ。

おもに、LOVE WINTER TOKYO 2009というイベントに参加する、アーティスト同士の交流会らしいですが(わたしは本イベントには参加しませんが)、11時から17時までは無料で一般の方もおいでいただけます(17時からは¥3,800)

テーマが「大好き!」ということだそうなので(バレンタインデーだからね)、おととしミレージャさんで展示した、お気に入りのあの子を連れて行くつもりです。
もういちどあの子に会いたいと言われることがあるので。

ここ2ヶ月ほどのなんやかやで、心身ともに疲れたのでちょっと休みたいとこですが、できれば新作も出したいです。いまは小さいキャンバスに描きたい気分。。。

それから、前川プロジェクトの新年会、兼・第2回会合。
恵比寿の「コーラ」という内装は中華風だけどお料理は韓国料理のお店で。
カムジャタン鍋(豚の骨がごろごろ入って、おいしい)を食べつつ、マッコリをガンガンおかわりしつつ、雑談&打ち合わせ。

編集者、翻訳チーム、ブログチーム、評論家、と、面白そうな人がそろっているうえに、みんな頭の回転がとても速い。

前川さんがソン・ガンホ好きで、彼に小説を読んでほしいというのが発端だそうで(笑)、なにをやるかはここには書けないけど、気になる人は前川麻子さんのブログをときどきチェックしてみてください。

最近のあの子

今日はあの子を近所の団地や公園に連れ出してバシバシ写真撮影。
冬の人が夏の風景の中にいるのも面白いかなあ…と。
でも写真へたくそだからピンぼけとかハレーションとかばっかり。発泡スチロール製で軽いので、すぐ風で倒れそうになるからヒヤヒヤ。

暑さも感じず夢中で撮影していて、はっと気がつくと夏休みの子どもたちに囲まれてた(彼らも携帯で撮影してた)。
思いがけないコミュニケーション。。。
もうすぐあの子にも新しい仲間が出来るよ!

『花に聞く』展、搬出と、次回展示の予定

6日間は、いつもあっという間だ。今回も無事に終わってよかったよかった。
期間中、おいでくださったみなさま、どうもありがとうございました。

つぎのグループ展は、ちょっと間があいて、6/24~29、外苑前のギャラリーダズルさんでの「Viva ITALIA!」展の予定です。まあ、もしかしたらその間にもなにかやるかもしれませんが…。

ついでにホームページのトップ画像も、今回の絵に変更しました。
蓮の季節はまだ先なんですけどね。

命名

今回出展した絵に描いた人物は、おそらく、いまトップページに使ってる絵の、2008年のワンピースの女の子と同一人物だ。
あれもオーパさんで展示した絵(去年の「暦絵」展)だった。この子の登場する絵はわたしとしては明るい雰囲気になる。オーパさんは、風通しがよくて明るいので、それに影響されてるのかもしれない。

で、この白ワンピースにおかっぱ頭の女の子は、どうやら、わたしが冬場によく描く、青いコートに白マフラーのあの子とは別の人物のようだ。

もともと、わたしにはあんまりキャラクターって意識がなかったので、この子には名前はあるの?と聞かれてしばしば困惑したりしていた。(ただ、これは「わたし」ではない、という程度の認識だった)
名前をつけると、ふわふわ浮かんでる人をむりやり地上に引きずりおろすみたいな気がするし、みんなまとめて「目の人」って呼びかたでいいや、と思っていた。

でも、なんとなくキャラクター性があるらしいことが、ようやくわかってきたので、とりあえず、青いコートに白マフラーのあの子のことは「不思議ちゃん」と呼ぶことにした。へんかなあ?

白ワンピースの女の子の呼びかたはまだ考え中。今回の絵は「水玉」というタイトルなので「水玉ちゃん」でもいいんだけど、この子のワンピースは無地だしなあ…。
「はてなちゃん」じゃあはてなダイアリーのキャラみたいだし…。

キャラクターって、気軽に言うけど、すごく高度な概念だと思うなあ。

今回の絵はパソコンで描いて出力したもので、額なしマットつき6000円で販売してますが、初日に来ていただいた別のギャラリーのオーナーさんに「安すぎる」と言われたので、次回からはもう少し高めに値段設定しようと思います。
イラスト全体の相場とかいろいろ大人として考えねばならないことがあるようです。
実際この値段でもなかなか売れるわけではないし、絵の値段ってほんとに難しい。

わたしの場合は、絵の「出版権」を売ることで収入を得ているので、原画そのものを売る必要に迫られているわけではないし(そりゃ売れたら助かるけど)、グループ展は営業の一環なので、最初から、モトを取ろうという気もないのだけど…。
(安い値段で枚数を売ったとしても、よほどたくさん売れないとモトは取れない)
モトってのはようするにほとんどがわたし自身の人件費なんで、よけいなんだかわからん。
まあ、もし欲しい方がいらしたら、今回はお買い得です(笑)。

ナイトメア?

ボディ・ペインティングね。やりましたよ。
こりゃあ、なんちゅうか…、たぶんSM疑似体験だよなあ(笑)。
身体に絵を描かれる人はMなんだろうけど、描く人はSなのかな?と思ってたが、実際やってみたら、違った。観客に見られているという意味では、描く人はSと同時にMでもある。
まわりで面白がって見る人たちや、顔をしかめる人たちこそが、Sなのだ。
見るということは、サディスティックというか、暴力的な要素を持っている。
思ったよりも観客がたくさんいたので、けっこう緊張した。お部屋が暑かったし、時間も短かったから、なかなか描きにくかった。

で、描き終わったあと、クリスマス・イブの銀座中央通りの歩行者天国を、上半身裸の「くまさん」といっしょに練り歩いたのだった。
なぜかわたしは人形をかかえて、みちゆく人々に手を振ったりしながら。ティファニーの前で記念撮影してたら、通りすがりの人たちに携帯で撮られたりして、いま思い出すと、まぼろしのようだ…。

そして、展示は無事(いや、無事ではないな、いろいろあった)終わった。たまたま来てくれたお客様に手伝ってもらって(わたしはいつもこんな調子だ)、もたもたしながらもどうにか撤収完了。あっという間だったけど、まさに今年のまとめにふさわしい、めちゃくちゃな展示だった。
こんな忙しい時期においでくださったみなさま、どうもありがとうございました!

今回は人形が好評で、みんな抱きついて写真撮影してくれたりして、うれしかった。
絵の方は、完成してみても、やっぱり人形には負けてたなあ。
たぶん、わたしの中で、これを作りたいというモチベーションというか、必然性のようなものが、絵よりも人形の方に、より強くあったのだと思う。

今回も、また課題がいろいろ見つかったし、次にやりたいことも出てきた。
来年の展示の予定は、今のところ1/11~の「マッチ展」(オーパギャラリー)だけだけど、友人もふえたし、来年もまたいろいろやれると思う。自分でも楽しみだ。

明日、ボディ・ペインティングやります

今日は夕方からギャラリーに顔を出して、立ち話してるうちに、明日、ボディ・ペインティングをやることになりました。
…えーと、念のため、わたしはペイントされる人ではなくてする人です。

今回ご一緒に展示させていただいた綱島ヒロユキさんの、おともだちの、「くまさん」のおなかをキャンバスにして、おえかきします。

みんなもよかったら、みにきてね~
なんだか今週は予想外のことが次々と起こるなあー。うーん、なに描こうかな~。

やっと完成…

夕方ころにやっと完成。やれやれだ。
イラストっていうか、これはほとんど壁画かな。お風呂屋さんの富士山みたいな絵。
ヘタクソだけどインパクトはあると言ってもらった。
今回はインパクトを出すのが目標だったから、まあいいか…。
展示期間はあと三日しかないのだけど、出来上がらないよりは、出来上がって良かった。

シェイプト・キャンバス

19日からの展示にむけ、立体1点と、横幅4.5mほどの絵1点を鋭意制作中。

まず立体について。
立体と言っておいてなんだけど、作っているうちに、これは立体というより、シェイプト・キャンバスに描いた絵じゃないかという気がしてきた。
そういえば夏にMOMAに行ったときに、リチャード・セラの彫刻をみて、曲面に絵を描いてみたいなあ、と思ったんだった。

絵について。とにかく大きな絵なので途方にくれた。
いやいや、小さい絵をいくつか展示するんでも良かったし、大きな絵にすると決めたのはわたしだから、自業自得なのだが。(4.5mの絵なんてとてもじゃないけど運べないので、分割して描きますが)

いつものわたしの絵は、画面が大きくても小さくても、ほとんど線幅が一定で、そのせいで絵が大きくなると人物が小さくなっていた。(細い線で大きな人物を描くと、要素が少なすぎて画面がもたなくて…。)
それで、今回は、太い筆で描くことにした。←単純だけど、意外に難しいのだ。
物理的に、細かく描いてたら間に合わないというのもあるんだけど。

イラレでいったら「線幅も拡大縮小する」にチェックを入れるようなもんだ。
フォトショでいったら、ピクセル数は同じままで拡大するようなもんか?(泣)
筆で描くけど、絵柄的にはいつもパソコンで描いてる方に近くなる予感。
しかし、部屋がせまいよー!5mの壁が欲しい。