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どうもありがとうございました

ご報告が遅くなってしまいましたが、25日に個展が無事に終了しました。

寒い中、駅から遠いギャラリーまで足をお運びいただいたみなさま、また作品をお買い上げくださったみなさま、ほんとうにどうもありがとうございました!!!

今回はグッズがメインだったのに、なかなか出来上がらなくて、結局最後の週まで奥の部屋で作品を作っていたりしましたが。。。汗

場所柄、アート好きな方やギャラリーめぐりをするタイプの方よりも、買い物帰りの近所の方が入って来てくださるパターンが多くて、目の前の道路を走るバスの窓から見つけて来たという方もいらっしゃって、めだつショーウインドウをつくったかいがありました。
通りすがりの方の反応を見られたのは、いろいろと今後の参考になりました。

搬出も無事に終わり、夏に作った大きなやつもまだ片付けていなかったので、ぜんぶまとめて整理したら、嘘のように部屋がスッキリしました。

しかし、年に2回個展をやるのは、やっぱりちょっとしんどかったです。とくに後半は誘っていただいた展示にもほぼ顔をだせず、たくさん不義理をしてしまいました。
ずっと文化とかけ離れた生活をしていたので、年末年始は本を読んだりして充電して過ごしたいです。

のこり一週間

今回の個展も、あっというまに残り一週間になりました。
週末12/19、20、21は在廊する予定です。
展示しながらグッズの絵付け作業も続けていて、やっと先週末くらいになって、品数がそろってきました 汗

入り口のガラスのところにオーナメントを吊るして、ギャラリーの外観はこんな感じになりました。

今回は展示期間は長かったけど、個展が始まってからも挿絵の仕事が山積みで、ギャラリーが週末だけの営業なのもあって、個展のことだけに集中できなくて、いつもと勝手が違いました。
わたしは気が散りやすくて、同時にいくつかのことを平行してやるのが苦手なので、本当は一つ片付けてから次に行かないとダメなのですが、、、
でもまあ、そうとばっかり言ってられないし、先週の金曜に挿絵の仕事をどうにか片付けてほっとしました。

今週は少し余裕ができたので、遅ればせながら、昨日はいくつか他のギャラリーをまわって、置きDMをさせていただきました。
それで、何ヶ月もずっと自分の絵のことばっかり考えてたのが、急に、他のイラストレーターさん方の素晴らしい絵をたくさん見てしまったので、だいぶへこみました。。。笑

でもおかげで来年はこんなことをやろうという目標がいくつか生まれたので、この個展が終わったらまた次の計画を立てたいと思います。

個展はじまり

きょうから個展はじまりました。
昨日は夜11時過ぎまでかかって設営しました。
ちょっと小雨がぱらついてましたが、無事にできました。

ショーウインドウに、DM用のイラストを立体化して展示してみました。

これでなんとか形になりましたが、まだグッズ類の制作がおわってないので、金曜の在廊日までに仕上げて持って行くつもりです。
仕事もたまってるので引き続きヤバい状況ですが、、、とにかく風邪をひかないようにしたいと思います。

今回はあまりにも時間がなくて、宣伝も遅くなってしまったし、置きDMも思うようにできてないのですが、よろしくお願いします。

プレイタイム東京ばらし&搬出

プレイタイム東京の展示、無事に終わりました。
おいでいただいたみなさま、どうもありがとうございました。
広々とした空間に展示できて、とても気持ちが良かったです。
(写真の中に人が入ると、作品の大きさがわかりやすいでしょ?)

ばらし&搬出は、設営のときの大混乱が嘘だったみたいに順調に終わり、そして大量のボールやら綿やらが自宅に戻ってきました。

自分の部屋の中に、ボールが大小とりまぜて180個転がってるという。。。夢か?
ボールは空気を抜けば縮められるけど、それにしたって多すぎる笑
でも絶対に再展示したいから、ちゃんと保管するつもり。人形の顔と手の部分はもう少しなめらかなフォルムになるように修正したいし。
とにかく、もっとたくさんの人に見てほしい。

インスタレーションの動画

インスタレーションの動画を撮影してみました。


明日28日で展示は終わり。3日間なんて短すぎる。。。あああ解体するのやだなあ。。。

どっかで再展示したいなあーーー!!!

でも今回は小さな子どもがたくさん見てくれてうれしかった。
さすが子供服メーカーさんやバイヤーさんのお子さんだけあって、どの子もお洒落で、ものすごく可愛かった^^

あの子のふわふわ綿あめ

今日からプレイタイム東京の新作インスタレーションの展示が始まっています。

昇降式のバーにテグスで吊り下げるのがとにかく大変で、設営は昨日丸一日かけても終わらず、今朝、開場前にどうにか仕上げました。
もーヘトヘトになって足が重く上がらなくなり、老人のような歩幅でよちよちと歩いて帰ってきました。

今回のテーマは「綿あめ」です。
この展示会はフランスの方が中心になって運営しているそうなのですが、フランス語だと綿あめのことをバーバパパと呼ぶらしいです。
あちらの綿あめを画像検索するとピンク色のものが多いので、ピンク色中心にまとめてみました。
可愛い子供服ともコラボしています。

難しいことは考えずにぼーっと見ていただけたらいいなと思います。
あの子にとって、ほんとはこういう世界がホームなのかもな~と思いました。

 

しかし、徹夜明けでの展示の設営が終わってヘトヘトに疲れているはずなのに、まだ部屋の後片付けをやれている、自分の体力には驚いてしまう。
この体力があ るからこそついいつもギリギリまで粘ってしまうというのもあるけど、、、強靭に生んでくれた両親にはほんとに感謝するしかない。。。

お絵描きは続く。。。

12月に入っていきなりどーんと寒くなって朝つらいけど、毎日早起き(わたしにしては)して渋谷に通勤しています。

今回の個展は、本屋さんが会場なので、1階から2階、2階から3階の階段に、怪ダレの挿絵、オルゴォルの挿絵をパネルにしたものを掲示したり、わたしが装幀画などを描いた本のコーナーを作っていただいたりしています。
気持ち的にはこっちの展示がメインです。この挿絵を描くのにはものすごい時間がかかってるので。。。

で、肝心のギャラリースペースには、オブジェと、巨大な書き割り。
公開制作とか、自分の絵にぐるりと取り囲まれたいとか、やってみたかったことを、とにかくぜんぶ玉砕覚悟で好き放題にやってみているという感じです。

階段のパネルを眺めながら上がってきてくださった方が、会場をのぞいて驚愕の表情を浮かべてはそのまま降りて行ってしまいます。。。笑(いちおう、こんなカオスなものばかりじゃ申し訳ないという気持ちもあるので、キャンバスに丁寧に描いた絵も12枚ほど飾ってます)

これくらい大きい絵を、いつかはもっと時間をかけて描いてみたいけど、今回は、わたしはこういうのが好きなんだという気持ちだけでも伝わればいいのかな。
まあでもこのサイズになると一人で描くのは絶対に無理だってことはよくわかった。

今回は、なんだかいろんな方に、これでもかというほど甘えまくっています。
展示の見せ方など、おいでくださった方々に知恵をお借りしています。配置決めとかだけでなく、絵の色塗りまで手伝ってもらってるし。。。
お手伝いを募ったら、ほんとに助けに来てくださった方がいて、わたしは今までそういう形で人と繋がったことなかったからとてもうれしい。
色塗りのお手伝いをしてくださる方、引き続き募集しています。汚れてもいい服装で、展示にあそびにきてください。

いまはまだ寒色系の色しか入っていないけど、これが少しずつカラフルに変わっていくところを見ていただけたらなと思います。

個展はじまりました。

メインの作品は、お芝居の書き割りみたいな感じです。でかい!
ライブペインティングやっております。ほんとにかきあがるのかなこれ。

なんと!Ra’ykaさんが色ぬりの助っ人をしてくださいました!

大人の塗り絵のでかいやつ、塗るのを手伝ってくださる方募集しちゃいます。
汚れてもいい服装で展示に遊びにきてください!

もちろん、色塗りじゃなくても、よかったらぜひ遊びにきてください。よろしくお願いします。

終わり良ければすべて良し

夜のあいだに降り積もった雪に、いつもなら大喜びするとこなのだけど、きょうは、「ガールズポップアトリウム」の搬出日。(1/31をもちまして大盛況のうちに閉店しました。ありがとうございました!)なのでちょっと心配した。
でも荷物がアパートに着く夕方までには融けるだろう(アパートの階段を運びあげるのが最大の難関なので、すべると危ない)

昨日は、あのオブジェが再び自宅に戻ってくるということで、場所を確保するため、古い書類や雑誌、洋服などを思い切って捨てることにして、徹夜で部屋を片付けた。
そして、ちょうどラッシュの時間帯に、南越谷へ、オブジェの解体に出かけた。雪の朝のラッシュの電車に乗るなんて最悪。。。
もうラッシュの電車に乗る作法も忘れてしまってるし、ふんばるのが大変だった。

お店につくと、デパート全体が閉店のため、がらんとした異様な雰囲気で、ガールズポップアトリウムも、すでに棚はバラされ品物も箱詰めされていた。
広々としたお店の真ん中に立って、ひとりで、全体をぐるっと見回してみたら、あれれ、この壁画、なんだか思ったより良かったんじゃないの?という気がした。
描いてた間は、どうしても細部が気になって、なんか納得いかなかったんだけど。
こうして見ると、これはこれで面白かったのかも、とけっこう満足してしまった。
あんなにくよくよぐじぐじと考えてたのは一体なんだったんだ(笑)

で、もういちど、ひととおり写真を撮ってから、オブジェの分解作業。
これが思ったより大変で、かなり手間取った。
前に信濃町で展示したときは、軽く接着しただけだったので簡単にバラせたけど、今回は子供も来るし、2ヶ月以上持たせる必要があったので、頑丈にくっつけたのだ。
決められた搬出時間に間に合わせるため、最後は体重をかけて無理矢理はがした。
それでも硬いスチロール製なので変な所が割れたりはしなかった。少し表面の塗装は剥がれたけど、どうせ手直ししたいとも思ってたし、仕方がない。

壁画は、壁に直接描いてしまったので、そのまま、取り壊しを待つことになる。
最後に「ナムナム」と言って壁画に手をあわせ、拝んでから店を出た。

今回は赤帽さんではなく、他の荷物もあわせて2トン車で運ぶので、車に積み込んだ時点でいったん解散して、わたしは秘密の寄り道。

埼玉県立近代美術館で、小村雪岱展を見たの。これはどうしても見ないといけないの。〆切もあるのだけど、きょうしか来られないんだもの。ごめんなさいごめんなさいっっ。

で、15時すぎに帰宅して、無事、オブジェを部屋に運び込んだ。わたしは部屋の中で受け取って並べただけだけど。
前よりもうまく収まったので、そんなにお部屋がせまくなった感じもしない。
これでやっと落ちついた。あのお店は、、、幻だったんじゃなかろうか?
一息ついてから、〆切の仕事に取りかかったのだった。

次回展示は、グループ展『拡がるLOVE ∞』。
Gallery 銀座一丁目にて、来週11日から16日までです。こちらもどうぞよろしくおねがいしまーす!

半月ぶりの南越谷

きょうは、半年ぶりにあかね書房のEさんにお会いした。
南越谷のお店においでいただきました。ありがとうございます。
またこの秋に「怪ダレ」の続きを出させていただくことが決まったので、とくに打ち合わせというわけでもないけれど、そのお話とか、いろいろ雑談。
それで、わたしは暗闇に人が溶け込んでる絵を描くのが好きなのを思い出した。

わたしは年があけてから一度もお店には顔をだしていなかったし、年末に壁画を仕上げた日は逃げるように帰ってきてしまっていて、店内の写真もまだちゃんと撮ってなかったのでちょうど良かった。
で、半月ぶりに壁画をみたのだったが、うーん、うーーーん、なんだかなあ。
ほんとは筆も用意して行ったのだけど、悩んだあげく、描き足すのはやめた。

ペットロスみたいなもんなのかなとも思うけど、再び落ち込んでしまい、絵って難しいですね、またゼロから出直します、とかなんとかぐだぐだいって、店長さんにからんでるみたいになってしまったのだった。
なぐさめてもらったけど、、、うーん、なさけないなあ。

でもやっぱり、今回の内装は、あのオブジェありきのものだった。全体をひとつの洞窟みたいな空間にすることにはある程度成功したかと思う。
オブジェの隙間を通してむこうの壁を覗く感じとかはなかなか面白くできたが、結局、オブジェがなければ成立しなかったし、壁画はおまけみたいなものだった。

でも、大きな絵を、近づいても、離れても、しかもいろんな角度から、きちんときれいにみせることの難しさ、自分のヘタクソさかげんを思い知ったし、まだ言葉にならないことも含めて、たくさん勉強させていただいた。
しかし、あの絵がどんなふうに受けとめられたのか、あれで方向は間違っていなかったのか、正直まったくわからないでいる。
しょせん壁の絵にしかすぎないから、わたしが意識しすぎてるだけなのだろうけど。

お店自体は、おかげさまで大成功だったようだ。ほとんどは店長さんの力だと思うけど、あの絵が少しでも役に立ってたらいいなあ。
まあ、やることはやったから、そのうちに別の形で答えは見えてくるだろう。

いまは、ひと仕事終わったときに必ず襲ってくる、例のあの気分。
ああこのつぎはいったいなにをどうしたらいいのだろう???

夢の50%

わたしは自分のお城を作りたい、なんて前にも日記に書いたけど、いつか、どこかのスペースを借りて、彫刻をつくる所からはじめて、すべて公開制作という形で、実行するつもりでいた。

今回の壁画は、お店だから全部自分の思い通りにできるわけではないし、ペインティングだけだから、わたしが考えていたのとは違う。でも、仕事の枠の中で、けっこう近いことができたかもしれない。
ようするにぐるっと包み込むことをしたかったのだから、完成度はとりあえず置いておくとして、少しだけ夢が叶った。

だいたい今回の依頼は、お店の内装をどうにかしてほしいというだけで、こんなでっかい壁画を描いてと頼まれたわけではなかった。
わたしが勝手に描いちゃったので、お店の方もびっくりのようだった。

ずっとやりたいやりたいと言っていた新聞小説の挿絵もやれてしまったし、(もちろんできるならまた何度でもやってみたいけども)やりたいと思ったことは、あんがい実現するものなのなのだろうか?

「信じれば夢はかなう」なんて安いミュージカルみたいなことをいう気はないが、信じる信じないではなくて、夢は、まず持たないことには絶対に叶わない。
じつは、夢をみつけること自体がすごくたいへんなことなので、夢をみつけた時点で、半分くらい叶ったようなものなんじゃないかと思う。
信じられない夢なんて、最初から持ってないのと同じだと思うし、できると思ってないと、そもそも行動することができない。

あとは、夢はなるべく具体的に持ったほうがいい気がする。
夢に近づくためにどう行動したらいいかなんて手探りするしかないし、いくら信じていたところで、100%叶うとはかぎらないけれど、夢が具体的なものだったら、だいたいそのうち何%くらい叶ったかわかって、今までやってきたことが正しかったかどうか確認できるし、次はもっと頑張ろうって気持ちにもなれるから。

小さな夢ならオール・オア・ナッシングでもいいけど、大きな夢はパーセンテージで考えていいんじゃなかろうか(笑)。

スゲー!カワイイ!コワイ!

きょうも南越谷で作業。これでようやく、ひととおり線を描き終わって、やっと、まあこれなら見てもらってもしょうがないな、というとこまではできた。
まだ全然荒っぽいので作業は続けますが、パッと見はもうそんなに変わらないと思う。
なのでそろそろちゃんと告知もしなければ。。。

しかし、背景を虹色にしたら、妙にメルヘンチックな感じになってしまったなあ。
子どもっぽいのは不本意なんだけど、オブジェが不気味だからちょうどいい気もする。
ハイティーン向けというわりに、かなり小さい子どものお客さんも多いし、年配の女性も立ち止まっていく、不思議に広い客層なので、まあいいのかな。。。
店長Kさん(本業はデザイナー)が、お客さんに、この壁画の子に似てると言われて、「男なのに…」とショックを受けてて面白かった。髪型が似てるといえば似てた。

作業中、通りすがりの女子高生がまず発する言葉は、だいたい、「スゲー!」「カワイイ!」「コワイ!」のどれか。
意訳すると、うれしい!たのしい!大好き!みたいな感じですかね(違うか)。

わたしだったらたぶん「コワイ!」って言うだろうなあ。。。

安室奈美恵の歌にうなされる

南越谷OPAのガールズ・ポップ・アトリウムは先週の金曜にオープンしました。

木曜までに、床にシート貼らないとできないような絵の具が飛び散る作業は終わらせた。
でもさすがに仕上げることはできなかった。5日間でやれるのはこれが限界。
だってカウパレードの牛だって丸8日かかってるんだもん。今回は牛よりはシンプルな絵だけどなにしろサイズが比べ物にならないし。

お店の方にも、オープン後もライブペインティングしてくださいと言われていたので、無理に急いで完成させずに、続きは比較的お客さんの多い土日に通ってやることにした。
やっぱり埼玉なので、平日昼間から遊んでる女の子はいないのだ(東京が異常)。
で、金曜は自宅でパソコン仕事。疲労で腕がふるえて〆切に間に合わないかと焦った。

昨日の昼間は疲れて動けなくなってたけど、あきさんのお料理で回復したので、きょうは一日南越谷で作業したのだった。

ちなみに、平日にお店に来るのはギャルママがほとんどだった。なんで同じフロアにギャル服と子供服が並んでるのか不思議だったのだが、謎がとけた。
ぜったいに銀座のギャラリーとかには来ない層だ。新たなる挑戦。。。

それにしても、作業中、ずっと隣のギャル服の店で同じ曲ばっかりくり返しかかってて、曲名がわからないので「ギャル曲」と名付けてたんだけど、もうあんまりくり返すんで、行き帰りの電車や、自宅での作業中にまで脳内で自動再生されるし、本当に辟易してた。

他力本願的な歌詞でイライラするので、でも正しいこと歌うばかりが音楽じゃないよね、なんて自分に言い聞かせたりしながら耐えて作業してたのだったが、検索したら安室奈美恵の歌だった。そうかー、ギャルママつながりか!

しかし、こういう仕事って、やっぱりもうイラストレーションの枠は超えてる気がする。
アートというのもちょっと違うんだけど。。。

部屋に帰ると、あのオブジェを運び出したのでとても広々としてる。
逆に、オブジェを運びいれたときはお店の中が自分の部屋みたいな気がしたけど、まわりの壁画ができていくにつれて、自分ち感は薄れていった(笑)。

今はなんだかよくわからない不思議☆空間。
でも商品がならんでるから、ちゃんとお店らしくはみえると思う。

壁画を描いてます

埼玉県は越谷市にあるOPAというファッションビルの3Fに、今週20日の金曜日から来年1月末まで、期間限定のショップがオープンします。
(最寄り駅はJR武蔵野線の南越谷駅または東武伊勢崎線の新越谷駅。遠い…)
いろんなイラストレーターさんのグッズとか置くのだそうです。

で、いま、そこの店内の壁に絵を描いてます(壁は全部で幅18mくらい)。
今日やっと下描きを始めたというのに、あと4日しかないよ。。。?
6月にやった鍾乳洞のオブジェの展示がきっかけで声をかけていただきました。
あの鍾乳洞のオブジェも、もう一度展示します。

本当は、形を手直ししたかったんだけど、ほとんどそのままです。なにしろ急に決まった話なので。。。色は冬バージョンに変えるつもりですが。
壁画はいつものあの子と、丸がいっぱい飛んでる、いつものパターンです。
こんな大きな絵は初めてだし、急にふだんと違ったことやって失敗してもアレだし。でも今回は丸は丸でもちょっとフルーティな感じにしたいなと思ってます。

つい立てとか無しで描いてるので、通りすがりの人たちが立ち止まって見ていく。ちょっとしたライブペインティング状態。。。
今日は日曜だったし、同じフロアに子供服売り場があるので子どもが多くて、自分もお絵描きしたいとだだこねてぎゃあぎゃあ泣いちゃったりして。
ただ丸をいっぱい描いてるだけなのにそんなに見てて面白いとも思えないんだけど。
人はなぜ、絵を描くのを見るのが好きなのだろう?たぶん、出来上がった絵を見るよりも、描いてる途中を見るほうが好きだよね。
小学生のころ休み時間に落書きしてるとまわりに人だかりができてたのを思い出した。

お店のコンセプトはハイティーンの女の子向けのショップということらしいですが、同じビルにアニメイトとかヴィレッジヴァンガードとかダイソーとかも入ってるし、誰でも気軽にお立ち寄りいただけますので、お近くの方はぜひ。

しかしそれにしても、わたしは今までギャル向けのお仕事だけはしたことがなくて、これでようやく最後のピースが埋まりました。
今後は「ゆりかごから墓場まで」をキャッチフレーズにできます。
まあ絵そのものはギャル向けだろうがなんだろうが変わらないけどね。明日はまた赤帽さんにお願いしてオブジェの搬入だ~ わー

以下、告知の文章のコピペです。また「ガーリー」って言葉がでてきたよ。。。

「GIRLS POP ATRIUM|ガールズ・ポップ・アトリウム」
~女の子のためのオリジナル & セレクト・グッズ・ショップ~

ファッションや雑誌などで活躍しているガーリーな人気イラストレーター達のオリジナル・グッズや、かわいらしいアクセサリーやぬいぐるみをクリエイトする手作り作家たちの作品を揃えたコラボレーション・ショップが、南越谷OPAにオープン!
限定品、一点もの、ここでしか手に入らないものがいっぱい。ぜひアナタのお気に入りアイテムを見つけてください!

来店者特典:オリジナル缶バッジ ※ 11月30日まで。無くなり次第配布終了となります。

日時:2009年11月20日(金)~
営業時間 10:00am ~ 8:00pm
場所 南越谷OPA 3F
主催 ディレクションズ
協賛 ワイキキ・レコード、大盛堂書店

■ 参加イラストレーター(敬称略)
茉莉枝、hipBORNtwin、Ra’yka、蛯原あきら、OGAWA KEIKO、玉石佳世、内山ユニコ、NICO、ひらのゆきこ、今井 杏、miri、マロンチック、mayumi、TAMMY、森 宏、高橋由季、小林 晃、岩清水さやか
※ 全イラストレーターさん共通で、限定トートバッグの制作・ 販売が決定しました!

■ 参加グッズ作家(敬称略)
Spilla、ART & CRAFT KOTORI、atelier Bacchus、 ScarolicK、JuJu、ひつじのこや、チェルシィ、capria、LaLa、トリゴエユイ、ku*momo
※ 順次、参加者が増える予定です。

■ 店内壁イラスト+オブジェ:岩清水さやか
エントランス壁・イラスト : Ra’yka、等身大ギャル : 森 宏

■ 楽しいイベントも企画中です!

豆腐の角

今週、何回か大きな地震があった。
どれも、わたしが例のでかい立体のすき間に寝転がって、眠っていたり、だらだらしていた(のだめカンタービレを読み返したりとか)ときに起きた。
最初にぐらっときて、大きな揺れがくるまえに気づいたけど、動くに動けず、ゆらゆらゆれる立体を呆然とながめているうちに揺れはおさまった。

。。。倒れなかった。。。

立体は、搬入・搬出の都合で、9個のブロックにわけて作ってあって、展示中は、両面テープとガムテとパテでがっちり固めてたのだが、部屋に持ってかえってきてからは、ただ積み重ねてあるだけ。重なってる面積も大きいし、ふつうならまず倒れたりしないけど、、、

うーん、、、地震はこわいかも。

材料は発泡スチロールだから軽いとはいえ、とにかく大きいし、通常よりも発泡倍率が低い(つまり硬い)ものを使っているので重たいし、角にぶつかったりしたら、へたするとヤバいかも。
万が一倒れても、わたしのほうには落ちてこないと思われる角度に動かした。
大地震では重たいテレビでさえぶっ飛んだりするらしいから、気休めだけど。
でも、接着剤でくっつけちゃうと部屋から出せなくなっちゃうしなあ…。

豆腐の角にあたまぶつけて死ね、なんて言い方があるけど、それがものすごく大きい豆腐だったり、重たい豆腐だったりしたら、角にぶつかったせいじゃないにしても、ほんとに死ぬかもしれないし、日ごろから地震対策はしないといけないなあー、と痛感したのであった。
(緊急避難袋は常備してるんだけどね)