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消費税で得…?

「すてきな奥さん」3月号の特集、「消費税で損する主婦と得する主婦」のイラスト描きました。
この手のお仕事は久々でしたが、けっこう気に入ってます。鼻の穴が異様に離れてるのは雑誌のノドの部分にかかるからです。

5月号で休刊だそうで残念です。

メトロにのって打ち上げ

CREAさんで、ぜんぶで51回だから4年以上も、長い間続いていた、酒井順子さんのエッセイ「メトロにのって」が終わることになり、恵比寿のベトナム料理屋さんでの打ち上げによんでいただきました。

そのお店がまた、いかにもOLが女子会をやりそうな雰囲気のところで、実際にお客さんも女性ばっかりだったので、酒井さんも編集さんたちも興味しんしんで女子たちをウオッチングしてました。わはは。

それにしても、地下鉄がテーマで、こんなに長く連載が続くとはすごいです。
わたしもいろんな絵を描いたなあー。
毎回挿絵を描きながら面白そうな場所をいろいろ覚えました。
わたしは取材に行く時間がないので、だいたい資料を見ながら描くんだけど、個人的に遊びに行ってみたところもあります(ていぱーくとか)。
楽しいお仕事でした。どうもありがとうございました。
そしてなんとゴージャスな花束と、マグをプレゼントしていただきました!マグの柄は東京の地下鉄マップというこだわりよう。。。さすがCREA。。。

新しい扉

ポプラ社さんのPR誌「asta*」で挿絵を隔月連載させていただくことになった。
文蔵さんの連載が来月発売分で最終回なので、ちょうど良いタイミング。

きょうは打ち合わせ。雪が止んで、晴れてよかった。
またまた怪談ですよ(笑)。児童書じゃないけど。
でも読んだ感じでは、怪談というよりは、幻想的で不思議な美しいお話。
美しすぎてつかみどころがないというか、どう手をつけたらいいかわからない。
作者の五十嵐貴久さんは、今回新しい引き出しを開けようとしているそうだけど、これは、、、わたしも新しい扉を開けるかも(うまく描ければの話)。

参詣曼荼羅

今月は、仕事で鍋焼きうどんの絵と、もんじゃ焼きの絵を描いた。
いま描いてるのは富士宮焼きそばがテーマ。。。B級イラストレーターっす!
「なんでもいいんで岩清水ワールドでお願いします」と言われたんだけど、(焼きそばそのものを描かなくてもいいらしい…)富士宮焼きそばって食べたことないし、それはつまり岩清水ワールド圏外ってことなんじゃないかな…。(東京にもいくつかお店があるみたいだから近いうちに食べたいけど)

などと思いつつ、いろいろ調べてるうちに、富士山本宮浅間大社にある、狩野元信?作の「富士参詣曼荼羅」に行き当たった。この図柄が、わたしがイメージしてた構図にすごく似ていたので、興奮してさらに調べたら、参詣曼荼羅というジャンルがあるらしい。
富士山の他にもいろんな山やお寺のものがあって、構図もだいたい同じ。
日本の曼荼羅っておごそかな感じのものが多い気がするのだけど、参詣曼荼羅は、生き生きしていて、とくに、月と太陽の表現が面白い。

狩野元信の作品はさすがに高級な感じがするけど、チベットあたりの絵みたいな素朴な雰囲気のものもある。ゴーギャンの「我々はどこから来たのか…」みたいな要素のある絵もあった。共通するのは、いろんな情報が描き込まれた、地図みたいになってるとこ。
こういうのを見た昔の人は、富士講や、お寺の参拝に行きたいと思っただろうな。夢の国みたいだもの。わたしも富士山に登りたくなっちゃいそうだ。
いいなあ。。。画集とかあったら欲しいなあ。

友達ランチ

きょうは、高校時代からの友人、Rちゃん&Nちゃんと池袋でランチ。
Nちゃんと会うのはもう何年かぶりだし、Nちゃんのベイビーとは初対面。パパも高校のときの同級生なので、なんだか感慨深いものがあった。
ベイビーは、色白で、Nちゃんにそっくりで、おとなしくて、絵本が大好き。いま二歳だから、大きくなるまでにわたしの絵本が間に合うといいなー。
Nちゃんは、歯医者さんの仕事も続けながら、姑とうまくやったり、しっかり公園デビューしたりしてるそうで、えらいもんだ~。

Rちゃんは、某・時計メーカーの広報室に勤めているのだが、今、わたしが日経ビジネスアソシエさんで挿絵をさせていただいてる、桂望実さんの小説「ハタラクオトメ」は、時計メーカーが舞台になっている。

これから時計の工場のシーンの挿絵を描かなければいけないし、もしかして見学とかさせてもらえないかなあ~、と思って聞いてみたら、見学は誰でもできるけど、工場は盛岡にあるのだそうで、残念ながら自腹で行くのは無理そうなのであきらめた。

が、去年、桂さんと編集者さん方が、まさにその工場を取材されたらしく、そのときにご案内をしたのが、なんとRちゃんだったそうなのだ。
よ、世の中せまいなあ。。。まさか同じ仕事にかかわる日が来るとは…!

シングルベル

またまた、山本幸久さんの新刊をいただいてしまいました!
すごい題名。。。ダジャレ好きだけど。。。

山本さんの挿絵をさせていただいてる「文蔵」さんでの連載、「ジンリキシャングリラ」も面白いですのでお薦めですよ!

シングルベル

シングルベル

    • 作者: 山本幸久
    • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
    • 発売日: 2009/06/05
  • メディア: 単行本

新連載いくつか

春らしく、いくつか連載が始まります。

まず、日経ビジネスAssocieさんで、桂望実さんの小説「ハタラクオトメ」の挿絵。
まだ届かないんで見てないんだけど、本日発売の号から連載開始です。
全国のビジネスパーソンのみなさま、どうぞよろしく!
月二回で来年の夏まで続きますが、なんと小説はもう最後までできていて、挿絵(80~90枚くらい?)は好きなときに描いてくださいなんていわれてる。
工エエェェ(゚д゚)ェェエエ工(←思わず絵文字が!) 自分との戦いだっ。
わたしなどは「日経」「ビジネス」って言葉だけでビビっちゃうけど、学生時代の友人たちも、会社に行ったらビジネスパーソンなんだよね。。。

つぎに、いつから掲載されるか聞いてないのだけど、週刊文春さんで月イチの連載で、平松洋子さんのコラムの挿絵。愛知県にあるテーマパーク「明治村」さんとのタイアップだそうです。
明治時代のグルメの絵、美味しそうに描けるといいなあ~。
全国のビジネスパーソンのみなさま、お楽しみに!

それと、旅行の業界誌、週刊トラベルジャーナルさんで、京阪電鉄のCEOの方のコラムの挿絵を描かせていただきます。これも月イチ。
京阪っていったら、石清水八幡宮に行った時に乗った電車かな。くるりの歌にも出てくるよね。。。
旅行・観光関係のビジネスパーソンのみなさま、こちらもよろしく!

そしてもうひとつ、進研ゼミ高2講座の数学コラムの挿絵。
内容は、フェルマーの最終定理が解けたことの意味とか、新幹線の線路のカーブの計算に三角関数が使われているとか、コンピューターは因数分解が苦手だとか、、、
よくわからないなりに読んでて非常に面白いです。やっぱ理系はカッコいいな~

しかしたまにはギャル向きの絵とか描いてみたいもんだ。。。

メトロにのって一周年

「CREA」さんで、酒井順子さんの地下鉄エッセイ「メトロにのって」の挿絵を描かせていただいていて、今月でちょうど一周年ということで、きょうは、酒井さんと、編集部の方々と、新宿御苑「礼華」で、記念のランチ。
とっても上品できれいなお料理で、さすがにたいへんおいしゅうございました。が…、あー緊張した~!うっかりへんなこと口走らなかったか心配だ。。。

女性誌っていうとちょっとアウェイ感覚なもので。ついこう、露悪的に。。。
でもごあいさつできてうれしかった。どうもごちそうさまでした!

挿絵描きみょうり

また、山本幸久さんの連載小説(PHP研究所『文蔵』で、12月号~)の挿絵をさせていただくことになった。今回で3作目。
これまででもう2年くらいは山本さんの小説の挿絵を描いてることになる。こういうのってとてもうれしい。挿絵描きみょうりに尽きる。
きょうは編集さんと打ち合わせだった。また面白くなりそうだ。
それで打ち合わせがおわって自宅に帰って郵便受けを開けたら、なんと山本さんの分厚い新刊がどーんと入っていて、たまげた。
いつもどうもありがとうございます!

ある日、アヒルバス

ある日、アヒルバス

    • 作者: 山本幸久
    • 出版社/メーカー: 実業之日本社
    • 発売日: 2008/10/17
  • メディア: 単行本

新・新本格もどき

もう一つお知らせ。「ジャーロ」さんで連載はじまりました。霧舎巧さんのミステリ「新・新本格もどき」シリーズの挿絵です。
なんか世界観や登場人物が過去の作品にリンクしてたりするから、いろいろ調べたりしなきゃいけなくてけっこうたいへん。

季刊の雑誌なので、アクシデントさえなければ、少なくともあと2年先くらいまでは、イラストレーターを名乗っていられることが確定してよかったよかった。

予想外

きょうは小説の挿絵の仕事でアメリカの大統領選の絵を描いた。
まったく、予想できないような、いろんな注文があるものだ。ゲラ読んだときはあたまを抱えたが、でもどうにかまとめられた気がする。
自分で守備範囲を決めちゃいけないなとつくづく思う。

モグラ町

2週間ぶりの外出。
龍昇企画公演「モグラ町」(神楽坂、シアターイワト)を観に行った。脚本・演出が前川麻子さん。

仕事が予定より手間どっていて、今回は行くの無理か…と思ったが、こないだ小説宝石でこの芝居の小説版の挿絵をさせていただいてるし、どうしても観たかった。

前川さん演出の芝居を見るのはネクストアパートメント以来だから、6年ぶり?
やっぱり、さすがだ。前川さんの小説は好きだが、芝居はもっと好きだ。

今日届いた本

また山本幸久さんの新刊を送っていただいてしまった。
うれしいなー。ありがとうございます!
前の「美晴さんランナウェイ」もすてきなお話で、ヒロインがキュートで、それこそNHKとかでドラマになったらよさそうな…。

渋谷に里帰り

渋谷に里帰り

  • 作者: 山本幸久
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本

それと、いつもはとくに挿絵の宣伝はしないのだけど、こんどの小説新潮に描いた挿絵は、1点だけですが、良く描けたというか、自分では、なんとなくなにかがひらけた感じがしたので、
もし良かったら手に取ってみてください。
新潮エンターテインメント大賞の受賞作(←面白かった)の挿絵です。
宮部みゆきさんの選評がまた面白くて、小説以外にも通じる話だったので、遊びにきていた友人Kにも読ませて、そこからあれこれ小難しい話に花を咲かせた。