タグ別アーカイブ: はがき

立春

寒中見舞い用の絵。

色鉛筆で描きました。
高校生のときに手に入れた水彩色鉛筆。

学生時代は、まだどんな画材が自分に合うかわからなかったから、油絵とかカラーインクとかマーカーとかいろんな画材をためしてた。その後あまり使う機会がなかったんだけど、ちょっと変化が欲しくなったのと、筆が面倒くさくなったので。
絵のアイデアはすぐ出てきたけど、ふだん使わない画材なので、つい描くのを先延ばしにしてた。実際に描きはじめたらすごく楽ちんで、あっという間に描けた。
ほとんど初心者なので稚拙ではあるけど、まあこれはこれで。

結局立春ギリギリになってしまった。
でも去年の11月に展示のDM出したからいいんじゃないかな。だめかな。

Sayaka’s FANCY SHOP

今年は5月に個展をやったばかりですが、来月また個展やります。

岩清水さやか個展 Sayaka’s FANCY SHOP
北欧のクリスマスの妖精「ニッセ」「トムテ」をモチーフにしたイラストレーションやオーナメントなどをあつめたお店屋さんです。

2014年12月1日(月)~25日(木)
金土日のみ開廊 13:00~19:00(最終日16時まで)
※月~木はギャラリーの営業はお休みですので、ご注意ください。
ショーウインドウ内の作品は、展示期間中は24時間ご覧いただけます。

ギャラリー・ボンブラ
〒180-0001武蔵野市吉祥寺北町1-2-11 地図
TEL 050-8885-5115 0422-23-1020(営業時間内)
在廊日は未定です。決まり次第、ホームページ、ブログ、TwitterFacebookでお知らせします。

小学生のころ、大人になったら自分の手作りの品物をあつめたお店をやりたいなあと思っていて、よく落書き帳にオリジナルの キャラクターグッズのデザインを描き散らして遊んでいました。ギャラリー・ボンブラさんは広さやショーウインドウの感じなどがお店屋さんごっこをするのに ぴったりだし、ちょうどクリスマスの時期でもあるので、クリスマスショップみたいなことができたらいいなと思いました。
わたしは線を描くことに興味が集中していて、色については、絵を描き始める時点では漠然としたイメージしかないので、着彩が苦手です。無限にある色の中か らひとつを選ぶのは楽しい作業でもありますが、難しくていつも迷ってしまいます。 今回は、同じ絵なんだけど色違いの作品を展示してみました。洋服屋さんに色違いの服が並んでいるような感じで、見比べて楽しんでいただければと思います。

あの子の隠れ家のまわりにひそむリスと小鳥の話

いろいろと一段落ついたので、ちょこっと実家に帰った。
ちょうど妹と姪っ子(1歳)も来ていて、うれしかったのだけど、久しぶりだったせいか、ものすごく泣かれてしまい、まるで自分がなまはげになったような気分であった。

でも姪っ子が先日のわたしの個展のDMの絵を見て、(鹿さんの絵、といわれてどの絵のことか一瞬わからなかった)妹に「リスさんはどれ?」とか「小鳥さんは?」とか聞かれるとちゃんと探して指さしていたのには感動した。

描いた本人が言うのもあれだけど、あの絵はリアルではなく、単純化された線と色面の集まりで表された、ただの概念なのだ。(Photoshop的な考え方をすれば、ただのドットの集合)
本物のリスを見たことあるかどうかもあやしい1歳児が、どうしてあの絵を見て「リス」とか「小鳥」とかを認識できるんだろう?
まあ、何度か絵を見ながらおかあさんとお話してるうちに覚えたんだろうけど、そのうちすぐに絵のリスと本物のリスとの関係も理解するんだろうなー。

リスの絵を見たことが無い人が本物のリスを見て描いた絵と、リスの絵(誰かが一度概念化したもの)を見たことがある人が描く絵は、これはもう、絶対に別物になってしまうので、わたしの絵を見せたことで、可能性をひとつ奪ってしまったような気もする。

誰かが概念化したものの上から概念を塗り重ねることで文化が作られていくし、すべての人が絵描きになるわけじゃないから、どうでもいいことかも知れないけど。
ほんとにまっさらな状態で絵を描き始めることは不可能なんだろうな。。。他にも幼児番組や絵本などたくさん見てるし、何も知らないままではいられない。
本人が意識しようとしまいと、必ず置かれていた環境の影響が出てしまう。

わたしも子どものころに見たアニメ絵などにずいぶん呪縛されてきたと思う。環境の微妙な違いがその人の個性になるとも言えるし、たくさん知識をもっていることを武器にする人もいるので、善し悪しだけど。

個展終了

おかげさまで、昨日、無事に個展が終了しました。
新しいギャラリーなので不安もありましたが、おいでいただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました。

初めてお会いする人、ずっとご無沙汰していた人、たくさんの方とお会いできて、お天気にも恵まれて、お祭りのような2週間でした。
なんかちょっと青春を感じた(笑)

今回は、おしゃれな雑貨屋などが多い表参道という場所柄もあって、気軽に手に取れそうな小さな雑貨やおもちゃをたくさん作ったり、インクジェットプリントのイラストレーションを中心に展示しました。

いろいろと欲張った結果、ちょっとごちゃごちゃな展示でしたが、思いがけずたくさんの方にお買い上げいただいて、搬出の荷物が搬入のときよりずいぶん少なくなっていて驚きました。

何人かの方には、以前よりも絵が明るい感じになったと言っていただいて、自分ではあまり意識していなかったので、面白く、嬉しかったです(以前の作品を知っていて、変化を感じてくださっているということなので)。
自分ではあまり自信がなかった作品を気に入ってくださる方がいたり、児童書の仕事を見て来てくれた小学生に会えたのも、すごく励みになりました。

個展を開くのはいろいろと大変だけど、やってみないとわからないことがやっぱりたくさんあるなあーと思いました。
本当に本当にどうもありがとうございました!!!

個展のお知らせ

5月に、ほぼ2年ぶりに個展をすることになりました。
表参道に新しくできる「神宮前ギャラリー」の最初の展示になります。
昨日、できたてほやほやの明るくてきれいなギャラリーの下見に行ってきました。まわりにおしゃれなお店が多くて、歩くだけでウキウキする場所にあります。
今回は、場所が表参道ということもあり、パソコンで描いたイラストと、こまごまとしたグッズ(貯金箱とか、おもちゃとか)中心の展示になります。よろしければぜひ足をお運びください。

岩清水さやか個展「あの子の秘密の隠れ家」

2014年5月9日(金)~5月20日(火) 神宮前ギャラリー
11:00~19:00(最終日は17:00まで)14・15日休廊
オープニングパーティー 5月9日(金)17時くらいから
(わたしの在廊日程は、このブログとホームページでお知らせします。)

このところ、わたしは「隠れ家」をテーマとして制作してきました。
去年、引っ越しのために部屋を探していた時に、無数の四角い空間ひとつひとつが誰かにとっての隠れ家なのだと思いました。
これだけたくさんの隠れ家がある中で、わたしが今、ここに棲みついているのはほんの偶然みたいなものです。でも、わたしを外界から守ってくれているこの部屋の薄い壁が、なんだか自分の皮膚の延長のような感じがします。
その壁の中で、無数の隠れ家と無数の秘密が集まってできている世界を思いながら描いた作品たちです。

謹賀新年

お正月飾りの、餅玉(繭玉)というのが好きだ。
といってもスーパーとか商店街とかによく飾られてる、プラスチック製のものしか見たことがないけど、子どものころから、テレビニュースの各地の話題なんかで、餅玉の生産最盛期です!みたいなのを見ては、憧れを抱いていた。

木の枝にお餅がたわわになっているなんて、、、
ファンタジーというか、ドリームというか、とにかく素敵だ!

どんぐりハイツ

ひっこしました の絵を描きました。
ほんとは3階はないです。というか引っ越したのもほんとは8月です。

…引っ越してたったの3ヶ月で、8年使った前の電話番号を忘れてしまった。

福袋

渋谷パルコ、SHIBUYA GIRLS POPで福袋が販売されるそうです。

オリジナル福袋3000円(8000円相当)アーティスト別、10種類
参加アーティストは、内山ユニコ、真珠子、だつお、NICO、森宏、蛯原あきら、岩清水さやか、Tammy、ひらのゆきこ、hipBORNtwin

福袋に入る日が来るとは〜 シュールな気分。。。

『あの子の世界の果ての果て』

昨年の暮れの個展で展示した、あのでっかいやつを、また展示します。
自分の描いた絵に包みこまれてみたい!という欲望のままに描いた、全長16mにおよぶパノラマ風景です。
タイトルは『あの子の世界の果ての果て』
前回のタイトルは「あの子の世界の果て」だったけど、「果て」をもうひとつくっつけて、もう一歩先まで行ってやろうと思います。

2012.7.23(月)~8.4(土)
15:00~20:00(最終日~18:00)日曜休廊
レセプション・パーティー 7月28日(土)17:00~
在廊日:7月30日(月)、8月4日(土)終日(他の日もなるべく在廊するつもりですが直前までわかりません)
30日は16時~19時頃「星舟庭」の気まぐれパフォーマンスあり。

Art Lab TOKYO アートラボ・トーキョー
〒103-0026 中央区日本橋兜町16-1 第11大協ビル3F TEL 03-5847-5884
日比谷線・茅場町駅2番出口3分/東西線・茅場町12番出口3分
浅草線・日本橋駅D1出口4分/銀座線・日本橋駅B1出口4分
JR東京駅・八重洲北口桜通り12分 地図

今度は日本橋の、アートラボ・トーキョーというギャラリーです。(4月に参加したグループ展「花見展」と同じ場所です。)
なにしろ、前回は全部塗り上がったのが展示の最終日だったので、もういちど展示する機会をいただけて、とてもありがたいです。でも、そのまま展示するんじゃつまらないので、いろいろ手直ししたり、つけたしたり、バージョンアップしてご覧いただきます。

会場の形も雰囲気もまったく違うので、面白い展示になる、、、んじゃないかなたぶん!
それに、もちろん新作も出展する予定です。
うまく形になってくれるといいんだけどなー。
とにかくがんばって描いております。ぜひぜひあそびにおいでください。

在廊日はまだ決めていませんが、またブログかツイッターでお知らせします。
でも真夏だし節電だし家にいても暑いだろうし、なるべくギャラリーに行ったほうがいいかなーとは思っています。

個展のお知らせ

岩清水さやか個展 あの子の世界の果て
渋谷・大盛堂書店 3F イベントスペース
2011.11.30(水)~12.12(月)12:00~20:00(会期中無休、入場無料)

なんと5年ぶりの個展になります。
壁一面を使ったイラストと、オブジェを組み合わせて、インスタレーションを制作します。
店内階段踊り場にて、11月発売の「怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談」(加藤一著、あかね書房)最新刊フェアも開催。
会期中は会場に仕事場を移して、お絵描きしながらお待ちしています。

今回のテーマは、この地面、この場所からふわりと浮かんで、ジャングル、海、山、無人島、洞窟、空、宇宙、、、不思議なこの世界の果てのどこまでもどこまでも、気ままに、自由に飛んでいきたい、という願いです。
この世界はいつもあらゆる危険やおそろしいことに満ちていて、最後まで生命を全うするのは奇跡的なことです。世界中のどこに逃げたとしても絶対に安全な場 所なんてどこにもありません。歴史的にもずっとそうだったし、たぶんこれからも変わらないんじゃないかなと思います。
結局は、運命に身をまかせ、地面に足を踏みしめて生きていくしかできないけれど、それはほんとにしんどいことなので、せめて絵空事の世界で、ちょっとくら いはこの重力から解放されたい。空を自由に飛びまわりたい。
絵の中に入り込んでみたいけど、なかなかそうもいかないので、とりあえず物理的に絵に包まれてみよう、と思ったのです。 ようするに、自分の欲望のまま、やりたい放題やってみたということです。わたしは幸せ者です。

***

展示期間中、いろんなイベントも計画中!

12/3(土)18:00~21:00 怪ダレナイト・夜の学級会
ゲストに加藤一さんをお招きしてのトークライブです。
怪談先生たち(怪ダレ執筆陣)に、とっておきのこわい授業をしていただきます。つまり、わたしが生徒役ということですね(本気でこわいんですけど。。。)
生徒になりたい方、募集中です!

12/3(土)、6(火)、9(金)ミスしゃっくり出没!
ミスしゃっくり(小心ズ)が絵の世界に入りこんでパフォーマンスを繰り広げます。
小心ズさんは、世界じゅうを旅しながら、演劇祭などでパフォーマンスしています。今回は、わたしの絵を舞台装置に、ショーを披露していただきます!すごい!

12/9(金)19:00~21:00 星舟庭ナイト
わたしも参加するバンド「星舟庭」の即興ライブ。音を使って自由に遊びます。 星舟庭と一緒に新しい曲を作りましょう!

大盛堂書店
〒150-0042 渋谷区宇田川町22-1 TEL 03-5784-4900 http://www.taiseido.co.jp
渋谷駅徒歩1分(センター街入り口) 営業時間10:30~21:00

***

渋谷のど真ん中の本屋さんで、個展をすることになりました!3階にあるイベントスペースを、きれいにリニューアルしての最初の展示ということで、絨緞よごさないように気をつけなきゃ。。。

でもイラスト専門のギャラリーとは違うし、通りすがりのお客様もいる場所なので、ふつうに額に入れたイラストを飾るんじゃ物足りない!ということで、壁画のような、インスタレーションのようなものを作ってみたいと思います。(ちょうど2年前に描いた、南越谷での店舗内装の壁画の反省を生かしつつ。。。)

なにしろ本屋さんなので、わたしが装幀画などを担当した本も置いていただきます。『怪ダレ』の挿絵や、『オルゴォル』の新聞挿絵&装幀用オブジェも展示します。
今年の1~4月にロサンゼルスでのグループ展に出展したイラストなども展示します。

さらに、いろんなイベントもあります。
気がつけばあと一ヶ月しかなくて、もう目が回りそうですが、が、がんばりますので、よろしかったらぜひぜひ遊びに来てください!!!

カワイイとコワイのあいだ

さてと、明日は11時~14時、渋谷マルイシティでライブペインティングです。

なんでかわかんないけど、絵を描いてるのを見るのが好きな人って多いみたいで、小学生の時とか、よく休み時間に絵を描いてるとまわりに人だかりができた。
だから絵描きの人はだいたいこういう状況には慣れてるんじゃないかなと思うし、わたしも人前で描くこと自体はべつに平気なんだけど、いつもみたいに描いても、地味~な作業なので、見てもそんなに面白くないだろうし、時間もたったの3時間なので、絵を描き込むというよりは、パフォーマンスかな。
できればパフォーマンスとして、ちゃんと面白くやりたいんだけど、パフォーマーとしては素人なので、どうなることやら。
イラストレーターの職分からは離れますけど、まあ、固いこと言わずに。。。
しかしまだなに描くか決めてないや。どうしよう。

でもいま思いだしたけど、そういえば昔、渋谷のスペイン坂あたりで壁に絵を描く人にあこがれてたなー。明日はスペイン坂じゃなくてマルイだし、壁じゃなくて柱だけど。。。

共演の真珠子さん・玉石佳世さん・今井杏さんの描くとこをわたしも見たいんだけど、自分も描きながらだとなかなかちゃんとは見られないかもなあ。。。うーむ
とりあえず明日、お天気が良いといいなあ。

でも渋谷芸術祭ってなんだかけっこう規模の大きいお祭りみたいで、びっくり。

SHIBUYA GIRLS POPオリジナル・ポストカードも、明日から23日まで、渋谷のあちこちで無料配布します。
カード4枚集めると、缶バッジとか、グッズももらえるみたいですよ。太っ腹~
前にお知らせしたのとは配布場所が変更になってますのでご注意!
大盛堂書店、マルイシティ、PARCO内 LCAFE、渋谷エクセルホテル東急内 エスタシオンカフェ、渋谷東急イン内 HUSH HUSH、青山学院アスタジオ、イタリアーノ タロス です。

でもわたしのカードはマルイシティだから、まちがえる心配はないとおもいます。
今回は、わたしの中ではかなりカワイイ寄りの絵を、全力で描きました。
クリスマスカードです。やっぱり時季的に、街でもらったらうれしいかなーと。
ぜひぜひ手に入れて、誰かにメッセージを贈ってください。

先日、他のイラストレーターさんたちともごあいさつしましたが、SHIBUYA GIRLS POPのイラストレーターさんは、絵もすごいけど、なんというかみなさん、バイタリティというか、妙な迫力がある。このなかにまぜていただけるなんてすごく光栄だなあ~と思いました。ほんとに。

そしてそして、『怪ダレ5 悪霊の教科書』本日発売です!
まだアマゾンには画像が出てないし、わたしの名前もなんでか出てないけど、、、今年の夏は、あの猛暑の中、どっぷり怪談漬けになってました。
怪談本も、もう5冊目なんで、いままでの反省点やらなにやら全部活かして、絵の形とかレイアウトまで意見を取り入れていただいたりして、自分でもかなり納得のいく仕上がりになってます。

表紙なんか、魔除けになりそうな怖さです。
大人も子供もみんなで楽しめますので、ぜひ一家に一冊どうぞ!!

怪異伝説ダレカラキイタ?〈5〉悪霊の教科書 (怪異伝説ダレカラキイタ? 5)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈5〉悪霊の教科書 (怪異伝説ダレカラキイタ? 5)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 単行本

ちょこっとスイーツ

昼からギャラリーへ。
行く途中にプランタン銀座があるので、ついふらりと中に入り、試食バレンタインチョコなどつまみつつ。ベルアメールのが美味しかったなー。やっぱチョコは国産のが好き。
で、きょうは両親が見にきてくれたので、ここぞとばかり、ギャラリーのすぐ近くのアンリ・シャルパンティエでケーキ&お茶。おほほ。

あんまりお洒落なお店すぎて、父は落ちつかなそうだった。
お手洗いが本棚の後ろの隠し部屋になってるのが気に入ってたみたいだけど。

3時すぎから今回の展示に参加したギャラリー合同のパーティに出て、2時間ほどでお開きになった後は、渋谷駅前の大盛堂書店さんへ。
先月からレジ横でポストカードを無料配布していただいてるのに、ぼんやりしていて、まだ顔をだせていなかったのだ。
ほんとにあのポストカードとわたしのお薦め本が並んでいたよ。もうそろそろ次の方にバトンタッチするんじゃないかなと思うので、ご興味のある方はお早めにお立ち寄りくださいませ~。

寒中見舞い

やっとこさ、年賀状、というか寒中見舞いを出せました。きょうはそれほど寒くなかったけど。

渋谷駅前の大盛堂書店さんと、南越谷のガールズポップがタイアップして、店頭で無料配布するポストカードに絵を使っていただけることになったので、ついでにそれを年賀状にも流用することにしたのだったけど、去年の暮れからラフが3回くらいボツになって、画材も変えて、焦って仕上げた絵もボツになり、描き直してやっとOKがでたのが7日頃だったかな。
それで入稿したら世間は連休で、さらに印刷屋さんのミスで刷り直しになったり、てんやわんやの果てに、手元にハガキが届いたのがこの土日。いやあ大変でした。

でも、ボツにしてくれたデザイナーさん(ガールズポップの店長)には感謝してます。
あんな焦ってわけわかんなくなって描いた中途半端な絵が世に出なくて良かった。
最終的な絵がすごく気に入っているというわけでもないんだけど、及第点ではあるし、ただ好きなものを描くのではなく、お客さんに一歩あゆみよれたような気はする。
…イラストレーターってそういうお仕事なんだよなあ(←なにをいまさら。。。)焦ってしまったのも、お客さんを意識しようとしたせいなんだけど。
店長さんが「ポップ」とか「ファニー」とか表現する感覚がなかなかつかめなくて、ボツになった絵は、無理にいつもと違うものを描こうとしたせいで、描いてる人物に心が寄り添わず、描いててもなんだか気恥ずかしかった。
これじゃあだめだよね。ぜひともやるべき無理と、絶対やっちゃいけない無理がある。
でも描いてるときって、自分でそういうことよくわからなくなっちゃうんだよね。

ポストカードの絵のタイトルは「あの子のフリー・スケーティング」。やっぱりあの子を描きましょうよ、と説得されて描いたので、タイトルにも「あの子」って言葉を入れたかった。

あの子の絵は壁画とかでたくさん描いたから、正直言うといいかげんに飽きてきてた。でもあの子を描くと、なぜか不思議としっくりくる。あの子≠わたしなのに。
イラストイラストと意識しすぎると、こぎれいに小さくまとまってしまいそうだし、加減が難しいところだけど、しっくりくる感覚だけはなくしてはいけないと思った。
いつもはじっとしてるあの子が微妙に動いているのが鑑賞ポイントです。

ポストカードは大盛堂書店さんとガールズポップアトリウムで無料配布してます。
岩清水さやか祭りだそうです(なんだそりゃ)。まあとにかくばんばん持ってっちゃってください!
あと、本屋さんなので、3冊ほど、わたしの好きな本を推薦させていただきました。
いちおう渋谷あたりにいる女の子たちがターゲットということで、そんな感じで。(自分の装幀した本ではあまりその層に合うものがなかったのが残念ですが。)

それにあわせて、トップページのイラストもさしかえました。
ついでに、おまけフリー素材のページの、「スタバのタンブラーの中に入れるための紙」の種類を増やしてみました。
まさか使ってくれてる人がいるとは思ってなかったんだけど、いるらしいので。
サイズも三種類ずつ用意しました。もしよろしければ使ってみてください。

ネズミのイラスト

ところで、今ごろ年賀状用の絵を描いている(ええ、遅いですとも)。

たまには動物でも描いてみようかと、ネズミの絵に挑戦したけど、ネズミのイラストって、リアルに描くとネズミに見えない。
小さいという特性はネズミだけを描いた場合には表現しにくい。
犬とか猫とかに比べても、ネズミは身近ではないからなのか、気持ちが悪いからなのか、ネズミの図柄はものすごく記号化されている。
ネズミの耳はあんなに大きくないし、鼻も黒くないのが多い。図柄が勝手に一人歩きしている。ミッキーマウスのせいもあるのかな?
こうやって象形文字は出来てきたのだろうか。絵と文字はやっぱり近いんだな。
でも、いろんな絵描きがそれぞれ好きなように描いたいろんなネズミの絵を見て、「これはネズミの絵だ」とぱっと判別できるのってすごいことだなあと思う。
ポイントは、しっぽかな…。

目の人々

岩清水さやか個展「目の人々」
2006年11月27日(月)~12月2日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
南青山・ピンポイントギャラリー 最寄り駅は地下鉄・表参道駅です。

「目の人」とは、ある友人が、わたしの絵にでてくる人物につけた、よび名です。
友人は、「目の人」には名前があるの?とわたしに聞きました。
わたしは、そんなことは考えたこともなかったので、名前はないし、全部が同じ人かどうかもわからないし、男か女か、子供か大人かもわからない、見る人が好きなようによべばいいと言いました。それで、彼らは「目の人」になったのでした。
単数形か複数形か迷いましたが、今回は、「目の人々」というタイトルにしました。

5年前の冬、チョイスで入選した絵に描いた人物は、みんな、まだ目をつむっていました。
そして、その目がぱっちり開くまで、じつに、2年以上かかりました。

目の人は、いつも、何かをじろじろと見ています。
小説の挿絵として描いた人々も、それぞれの人格がありますが、やはり目の人です。
わたしは、絵を描きながら、いつもいつも、目の人々と見つめあっているわけですが、彼らは、自分であるようなないような、なんともいえない不思議な存在です。
また、ときどき、わたしとは、イコール「目」なんじゃないかと思うこともあります。
そういうときは、目があるだけで、楽しく生きていけそうな気がします。