アヌビアス・ナナの想い出

グループ展「Girly 2013 #1」終わりました。おいでくださった方、どうもありがとうございました!

この絵はすこしだけ「牧神の午後」のイメージです。
2月に展示した「アマゾン・ソードの葉の下で」という作品の連作です。

最近は「隠れ家」というのがキーワードになっています。
もうしばらくこの感じで進めていきたいと思っています。

おらがべこ発見

2008年に参加した「カウパレード」のわたしの牛、その後どうなったのか、全くわからないままだったのですが、知り合いのアーティスト、ムカイヤマ達也さんが偶然発見して、フェイスブックで知らせてくださいました。

いま、安達太良サービスエリア(下り線)にいるのだそうです。あれから5年もたって、まさか見つかるとは、、、びっくり!!!(絵を見てぱっと気がついていただけたのもすごく嬉しい!)
検索したら、ブログに写真をのせてくださってる方がけっこういて、2009年にはすでに安達太良SAにあったことが確認できました。

カウパレードというのはなんだか意味不明なイベントだったけど笑、絵そのものは一生懸命に描いたものです。片側には昼間の田園風景と麦わら帽子の子どもを描き、もう片側には夜の里山に小鬼が出没する風景を描いて、「田んぼでつかまえて」という題をつけたのでした。

あの牛が、福島にいるのかー。。。ちょっと感動。ところどころ塗料が剥げてるみたいなので、修復に行きたいな。(子どもたちが触ったり登ったりして遊んでいるようです。登るために作られたものじゃないので少し危ないけど、あんなのがあったら登りたくなる気持ちは、まあわかる。)

でもサービスエリアって車じゃないと行けないから、難しいかなあ。中学の修学旅行で福島の会津に行ったときに、体験学習で「赤べこ」の絵付けをしたことがあった。
この大きな牛も、本体は出来合いのものだったし、中が空洞で、わたしは絵付けしただけなのも、赤べこに似ててちょっと面白かった。

九重

子どもの頃、たまに親戚から送られてきて何度か飲んだことのある、アラレみたいな小さなつぶつぶがたくさんうかんだ甘ーいお茶、なんか雅で夢っぽい味がして、すごく好きだったんだけど、その後ずっとお目にかかる機会がなく、時々思い出しては、また飲んでみたいなあ、、、と思ってた。でも母に聞いてみても、どこで手に入るのかよくわからないようだった。

先日実家に帰ったときに、ふと思いついて、母に、あのお茶の名前は何だったのか?とちょっと具体的に聞いてみた。
すると「たぶん、ここのえだったような、、、」という。
それで名前で検索してみたら、あっけなく、簡単にヒットした。
仙台のお菓子「九重」なのだった。お茶じゃなくてお菓子扱いだった。(萩の月が有名になる前は、仙台銘菓といえば九重だったらしい)

宮城県外に店舗はないけど、デパートとかで扱ってることもあるらしい。池袋にある宮城県のアンテナショップに行ってみたらあっさり見つかった。(しかしなんで函館の親戚から送られてきていたのだろうか?笑)

子どものころの味覚だから、今でも美味しく感じるとは限らないと用心しながら飲んだけど、やっぱり相変わらずぽわぽわと夢っぽくて、飲むとほんのり乙女な気分になる素敵な飲みものだった。
わからないと思って放置していたことでも、きちんと調べれば意外と簡単にわかるものなんだよね。。。

Girly 2013 #1

昨日から、グループ展「Girly 2013 #1」はじまってます。

今回は、小さな額の作品8点と、アクアリウムを描いた連作3点、ぜんぶで11点も出品しています。(アクアリウムのうち1点は、売約済みなので今週中だけの展示になります)

小さな額のほうは、切り抜きした紙を何層か重ねて、少し立体感を出してみました。
設計図なしで行き当たりばったりで作ったので、出来上がりのイメージがつかみにくくて頭がごちゃごちゃになりました。(色の組み合わせがよくわからなくなったり、切り抜いたパーツを無くしたり…)
でもなんとか可愛く仕上がってほっとしてます。

写真だと立体感がよくわからないので、ぜひ実物を見ていただきたいです。

日本橋 アートラボ・トーキョー
5月7日(火)~18日(土)15:00~20:00 最終日18:00まで 日曜日休廊
レセプション 11日(土)17:00~
(19:00より村田いづ実さんのパフォーマンスがあります)

【参加作家】内田佳那/平岡佐和子/樋口裕子/みさ子/岩清水さやか/李奈珍/夢島スイ/菱沼美香/近藤智美/増山麗奈/村田いづ実
http://art-lab.jp/alab_053.htm

怪ダレ第9巻「怪奇の授業」

怪異伝説ダレカラキイタ?シリーズ、最新刊が出ました!
表紙のイラストは、巻が増えるごとに派手になっていましたが、今回はぐっと抑えて、シンプルにまとめてみました。

怪ダレには、いつもたくさんの執筆者さんが参加されていて、バラエティに富んだお話を読めるのが魅力のひとつですが、今回はいつもよりさらにたくさんの方が執筆されていて、なんと、2冊出版できるほどたくさんのお話の中から、よりすぐりのものを集めたのだそうです。
すごい贅沢ですねー。


↑このモヤモヤする感じがお気に入り。

お次はなんと10巻ですよ!ひえぇ~~~

怪異伝説ダレカラキイタ?〈9〉怪奇の授業 (怪異伝説ダレカラキイタ? 9)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈9〉怪奇の授業 (怪異伝説ダレカラキイタ? 9)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2013/05
  • メディア: 単行本

切ないペットボトルの話

近所に甲州街道があって、どこに行くにもたいていそこを通るのだけど、いまの季節はけやき並木のちっちゃな若葉がとてもきれいで、とくに夜、オレンジ色の街灯がともったときの、光があたるところと影になるところのコントラストには見とれてしまう。

甲州街道は交通量が多いので、歩道には頑丈なガードレールが作られている。
そしてよくみると、ガードレールの内側にひっそりと花が飾られていたりする。
わたしがよく通る範囲にも、一カ所、そういう場所があって、毎年春先になると、誰かの手で、半分に切ったペットボトルに花が飾られる。

そこを通る人は、その花がだんだん枯れて、排気ガスにまみれながら腐っていき、いつしか得体の知れない真っ黒な煤が入ったペットボトルだけになって、次の春までそこにそのままぽつんと残されているのを、毎年見届けることになる。

横を通るたびにやりきれない気持ちになるけれど、無視することもできない。はっきりいって汚いけれど、捨ててしまうこともはばかられる。春になり新しい花が活けられても、その花のたどる運命を知っているので切ない。

近くに住んでもう8年になるけど、どんな事故があったのか知らないから、事故はそれよりも前のことだったのだろう。
亡くなったのがいったいどんな人だったのか知るすべもないのに、ただ空しい。
ガードレールが補修された跡はないから、事故は車道側で起きたのだと思われる。なのに歩道の内側を歩く人だけがペットボトルの存在に気づくのだ。

わたしにはあのペットボトルが亡くなった人そのものみたいな感じさえしている。

「光」っていう字、星みたいな形で可愛いけど、象形文字じゃなくて会意文字なんだって。ほんとかなあ。

メモ2つ

昨日見た夢。梅の垣根に囲まれたローカル線に乗って、西日本の果ての果てまで行くと、岩場の奥に海がぽっかり広がっていて、青くて透明でなまぬるい水に手をひたしたら、急に雷が鳴り大嵐がやってきたので、あわてて逃げだした。メモ

近所の垣根に星みたいにいっぱい咲いてた黄色くていい匂いの花、カロライナジャスミンというらしい。でも猛毒だそうな、、、メモメモ

美容院であたまがくらくらした話

こないだ美容院に行って髪を切ってもらってるあいだ、ちょっとウキウキ気分で、なんか非日常的な感じの雑誌でも読みたいなと思った。
近くのテーブルに載っていたのは30代ミセス向けのファッション誌だった。読みたいのとは違うけど、ふだん読むことのない雑誌なので手に取った。

そしたら、載ってる記事やアイテムは、みんなそれなりにおしゃれなんだけど、家庭や育児や生活に役に立つお得感が、さらりと、しかし必ず、プラスされている。なんか夢がないというか、豊かなようでケチくさいんだなあと思った。

あまりにも興味がわかない内容ばかりで、戸惑ってしまった。
同年代の女性の気持ちに共感できないのは、昔からずっとそうだったけどさ。。。

おしゃれでもなんでもない、淡々としたわたしの日常のほうが、じつは日常ではなく非日常なのかもしれないと思って、あたまがくらくらした。