四季折々」カテゴリーアーカイブ

仕事始め

東京に戻ってきました。明日〆切があるので。
そしたらポストにいっぱい年賀状が届いててあせった。

じつは明日は、渋谷の大盛堂書店さんで無料配布される絵ハガキ用の絵の〆切で、ほんとは年内に作らなきゃいけなかったんだけど、わたしもデザイナーさんもいっぱいいっぱいで、気づけば印刷屋さんがしまってた。

で、どうせならそのハガキを年賀状にも使いたいではないですか。
でも明日までに仕上げて4日に入稿しても、印刷の出来上がりは10日くらい。
松の内に出すのはちょっと無理かな。。。

まあ「余寒見舞い」とかなんとかいって3月に年賀状を出した年もあったけど、今年はお年玉つき切手を購入してしまったので、抽選日より前には出さなければね。

有言実行

あけましておめでとうございます。

いきなりですが、わたしの今年の目標は、社交辞令を言わないこと。
というか、言ったことは全部責任を持って実行したい。

よろしくお願いしますと言ったらよろしくお願いするし、お世話になっておりますと言ったらしっかりお世話になる。

つまり、言った相手も巻き込むかたちになるんだけど。反対に、お世話になっておりますと言われたら、わたしもきっちりお世話するし、相手の言ったことも全部真に受ける構えですので、そこのとこよろしくお願いします。

今度飲みに行きたいねといったら飲みに行くんだし、今度いっしょに仕事しましょうと言われたら仕事するんだ、なにがなんでも。
なのでわたしにうかつなことを言わないように気をつけてください。

せっかく自由業やってるんだから、やりたいと思ったことはやり遂げないと。
忙しいとかなんとか言ってないで、会いたい人には会って、もっと遊んで、もっと楽しまないといけないなと思ったわけです。

あと、不景気だとか言わない。言霊って、ほんとにあるような気がするから。
それに不景気なんて一個人にはどうにもできないんだから愚痴ったって仕方ないし、そんなこと言ってるヒマがあったらできることからやってったほうがましだと思う。

雑誌とか、新聞とか、たくさん廃刊になっているけど、人間が、絵や文章をまったく書かなくなることはないだろうし、伝統芸能やら骨董やら音楽やらラジオやら映画やら、古いもの好きは確実にいるし、出版物の良さは絶対にあるのだから、完全になくなるということはないはずだ。

わたしは、挿絵というのは、小説とすごく相性がいいんだと思う。
小説を映像化したらそれは別の作品だけど、小説に挿絵がついていても、挿絵の面積と文字の面積では文字のほうがずっと多いんだから、小説は小説のままだ。
だから挿絵はなくならないと思うけど、生き残るのはやっぱり質のいいものなんだろうか。

出版物がすごく少なくなっても、そこでずっとやって行きたい人はやって行けばいいし、ほかの可能性を探したい人は探して行けばいいし、絵そのものは洞窟の壁にだって描けるんだから、怖いことなんてなにもないと思う。

ゼロ年代の終わり

両親は、ラジオが好きでよく聴いている。昭和歌謡とか、渋いやつ。
実家に来るとすることがないし、わたしも嫌いじゃないのでお茶を飲みのみ聴いてたら、某精神科医が、もうみんな一番をめざすのはやめましょうよ、みたいなことを言っていて、一番になりたい気持ちでいる人を否定しようとしてるように聞こえて、イライラした。

オンリーワンになればいいっていう言い方がはやったりもしたけど、あれは昔、バカの一つ覚えみたいに「個性を大事にしよう」と言われていたのを、ちょっとカッコよく言い換えただけだと思うのだがどうなんだろう。

オンリーワンになるのとナンバーワンになるのとどっちが大変かなんてわかんないし、そんなこと軽々しく言えないと思うんだけどな。
そういう言葉がはやるってこと自体が、そもそも矛盾してる。
ほかのみんなにまで同調を求めたり足並みそろえたりしようとしているわけだから。

オンリーワンになりたい人はそうなれるように頑張ったらいいと思うし、ナンバーワンになりたい人はそうなれるように頑張ったらいいと思うし、ナンバーワンになりたい人を支えるという道だってあるし、肩の力を抜いてのんびり生きたい人はそれもいいし、みんなと同じがいいという選択もありだし、自分の好きなようにすればいいじゃんと思う。

さらに、、、うっかり紅白歌合戦を最初から通しで見てしまった。5時間も。。。
今年わたしがみたテレビは、友人Kがちらっと映ってた某ドキュメンタリーと紅白くらい。
だからタレントとかも知らない人ばっかりなんだけど、けっこう面白かった。今年の歌とかアイドルとか、ざっとまとめて学習できるので有意義といえば有意義。
スーザンボイルの、レ・ミゼラブルのエポニーヌの歌は、普通に感動して泣きそうだった。

今年は紅白の60周年記念だそうで、歌手も60歳前後の人がやけに元気な印象。
アラカンて言葉は、嵐寛寿郎じゃなくてアラウンド還暦のことだったのかー。
うちの両親も還暦だけど、矢沢永吉と同い年なんだな。。。おそるべし24年組。

それにしても、いい年のとりかたしてる歌手と、そうでない歌手の顔つきの差が、あまりにもはっきりでているので大変興味深く、大画面テレビはおそろしいなあと思った。

それにしても、歌で合戦できるなんて、無意味でのんきで幸せなことなんだし、NHKは、視聴率とか余計なこと気にしないで、ただ本気で合戦しつづけてればいいと思う。
思わず赤組に投票してしまいました。白が勝ったけど。

ツヤッツヤですが何か?

今晩は地元で、本物のクラス会なので、夕方には家を出なければいけない。
いつもは大晦日に帰省するので、一日足りず、大掃除できる日が今日しかなかったので、とにかく水回りだけでもとバタバタ動き回る。
あとは年末年始くらいにしかできない、パソコンの中身の大掃除もしたかった。

ちなみに、わたしはどうも部屋が汚そうと思われてるフシがあるんだけど、わりとふだんから掃除はしているのでそんなに汚くはないです。
で、ぎりぎりまでかかってなんとか片付けて、大慌てで部屋を飛び出した。

高校のクラス会は何年かぶり。今年で卒業して15周年だそうで、元担任の先生や、ゲストの化学の先生をはじめ、けっこう大勢集まった。「さやかちゃん、あいかわらずツヤッツヤしてんな~」といわれた。まーねー。

理数科だったから、ほとんどの人は理系の道にすすんでいて、なんか堅実。
男子比率が高いのもあって、なんというか全体的に地味な感じだったけど、よくよくみると、高校生のときとキャラクターそのものはあんまり変わってないのかも。
ずっと会ってなくても、お互いの会社が取引してたり、共通の友人がいたりとか、意外といろんなつながりがあったりするのも不思議だった。

理系の人ってなにげなく何個も特許を持ってたりするからびっくりする。もう別世界。
わたしは理系でも、すでに文系でもないし、話もどうも通じなくて浮きまくり。でも自分がわからないことをわかってる人がたくさんいるとこに行くのは面白い。
絵描きやなにかとばっかり会ってると感覚が偏るから、こういう機会はとても貴重で、それだけでも、理数科に行って良かったなって思う。

クリスマスの夜。。。

深夜近く、アパートへの帰り道、最後の角を曲がると、少し先の道の真ん中に、後ろ向きで仁王立ちしているおっさんがいた。
近づいていくと、おっさんが頭だけ振り返って、目がばちっと合った。
おっさんはそのまま微動だにしない。

道はせまいし、両手が荷物でふさがってたので通りにくいなと思いつつ、さらに近づいていくと、、、
おっさん、なんかお尻丸出しなんですけど。。。
さりげなくズボンとパンツをお尻の下までおろした状態。さ、寒くないのか?

こりゃまずいなと思いつつ、そこを通らないと帰れないので、気づかないふりして、歩調も変えず、絶対振り返らないように、横をすり抜けた。
でもまあ、わたしもそのとき、あんまり寒かったし、深夜だから油断していて、パーカのフードを頭にすっぽりかぶって、けっこう怪しい格好をしてたのだったが。

ただの酔っぱらいだったのか、変態だったのかわかんないけど、どっちにしてもやっぱり嫌なものは嫌だな。
なにごともなくてほっとしたけど。

冬の靴

ここのとこほとんどずっと引きこもってたもので、外に出かけるのがものすごく億劫になってきて、「靴を履くのがイヤ、、、冬の靴って重たいし履くのに時間がかかるし」とかそんな理由で用事があっても出かけるのを先延ばしにしてた。

まるで登校拒否児童のようだがいったいわたしは何を拒否してるのか。
でもいつまでもそうしてるわけにもいかず、きょうはやっと思い切って靴を履いて街に出た。

一週間に一度くらいしか出かけない生活では、「この季節に出かけるためには何を着たら良いのだったろうか?」というとこからいちいち考え直さないといけないので、出かける準備に2時間くらいかかる。ぼんやりしているうちに時間がどんどん過ぎていくのでいつも焦ってしまう。
会社員のときは起きてから30分後には電車に揺られてたりしたのになあ。

靴は、履いてみたらべつにそんなに重たくもなかったが、もっと軽い靴を買ってみた。ふかふかのファーつきのあったかいの。
これですこしは外出したい気持ちになるだろうか。

まあどっちみち来週はほとんど毎日出かけなければいけないんだけど。

エアお歳暮

ちょっと実家に顔を見せに行った。
そしたらデパートのお歳暮カタログがいっぱいあったので熟読。超楽しい。
なんかどの商品もキラキラして見えるよ。。。

心の中でいろんな人にエアお歳暮を送ってみた。いつか、本物のお歳暮を方々に贈りまくるのがわたしの見果てぬ夢。
まあ、ほんとに贈るとなったらいろいろ大変だろうけど。現実にはDMハガキ一枚出すのでも悩みまくってるからなー。
素直にお歳暮を贈れるような性格になりたいです。

それにしてもプレゼントって難しい。
普段使える物を喜ぶ人、珍しい物が好きな人、ブランド好きの人、、、。
母に欲しいものを聞いてみたら、「味付け海苔」と言ってた。
これは意外。海苔好きなのは知ってたけど。実の親子でもわからないんだから、他人が何を喜ぶかなんてわからんわ。

十五夜

きょうは十五夜だと思うからなのかもしれないけど、いつもよりお月様の光が強いような気がする。雲がたくさん出ているけど、上空は風が強いようで、流れる雲のあいだを、真っ白な月がゆらゆら泳いでるみたいだ。

手作り味噌

味噌ができた。。。
7月ころにチェックしたときはまだちょっと早そうだったのだけど、そのまま、暑くてめんどくさくなって、夏じゅう放置してしまった。

で、さっき包みを開けたら、なんだか色がかなり黒っぽくなってて、赤味噌どーん!!!って感じになっていた。
なんか怖くて、まだ味見してないんだけど、どんなんだろ。。。

それより、3.5キロもあるんだけど、どうすんのこんなに。とりあえず、まずはお味噌汁と、お肉かお魚の味噌漬けでも作ろうか。そろそろ明日あたり、実家から新米が届くし。

暑い一日

昨日の晩、用事があったので実家に帰った。
今日はハングルプロジェクトの会合だったので、夕方には東京に戻った。

ちょうど、この週末は地元の七夕祭りだった。
子どもの頃は、商店街いっぱいの七夕飾りを見るのを毎年楽しみにしていた。
駅の周辺には露店がたくさん出て、けっこうにぎわってるようだった。
でも以前に比べたら、お祭りやってるエリアがずいぶん狭くなってる気がする。

今日はあまりのカンカン照りだったので、ちらっとひやかしただけだったが、飾りのスポンサーに介護施設の名前が入ってたりして、なんだかなあと思った。
そういうことには昔は気がつかなかったってだけかもしれないけど。

最近は「よさこい」とかもやってるらしく、サイトによれば、昼間っから千葉じゅうのヤンキーが集結してるようだったので、それはちょっと見てみたかったが、この暑さじゃとても無理。
食欲もわかず、バナナチョコもりんご飴も買わずに電車に乗った。

ハングルプロジェクトは、お酒が入る前に、喫茶店でみっちり打ち合わせ。
これで現行メンバー11人全員とようやく顔を合わせることができた。前川さんは芝居の稽古中で、そっちのことで頭がいっぱいのようだったけど。
すでに、それぞれの役割の人が少しずつ作業をすすめていることもあり、いままで漠然と話してたことが、やっと現実的にまとまってきた感じ。
プロジェクトサイトの立ち上げも、デザインなど、具体的につめる段階に来た。

去年の夏に前川さんに声をかけてもらってからまる一年、最初の計画からは二転三転したが、思ってたよりきちんとしたサイトになりそう。
わたしは、スタッフ通信的な、コミックエッセイを寄稿することになってます。
マンガ描くのは初めてで、どんなもんかわかんないけど。。。

夏の匂い

早朝、ゴミをだそうとドアを開けたら、空が夏の色だった。
そのあと寝てしまったので、カーテンは洗わなかったけど。
夕方、近所のお宅で植木に水やりをしていて、横を通りすぎたら、むわあっと夏の匂いがした。