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はるは化けもの

明日14日から、アートガレーカグラザカというギャラリーカフェで、はるは化けもの 「諸国お化け物産会 弐」という展示がはじまります。
そこで、日本じゅうのおばけや妖怪関係の品々といっしょに、「怪異伝説ダレカラキイタ?」シリーズの本の販売と、挿絵のパネルの展示をしていただけることになりました。(パネルは、去年の個展のときに展示したのと同じものです)

怪ダレにはそんなにおばけとか妖怪とか出ないんだけど、いいのかなあー。ってかお化け物産ってなに。妖怪推進委員会ってなんなの(笑)
興味のあるかたは、神楽坂へGO! わたしものぞきにいくつもり。

主催:全日本妖怪推進委員会
会期:2012年4月14日(土)~22日(日)
時間:10:00~19:00 ※最終日4月22(日)は17:00まで

赤坂商店/アマヤギ堂/今井美保/岩清水さやか/生方工房/お化け大学校/お化けと生活舎/加藤正/東雲騎人/白井陶器製作所/俵屋/日本物怪観光/真柴順/まねき屋/もののけ本舗/やまのん/山城・大歩危妖怪村/妖怪舎/遊彩工房/よしながこうたく/渡辺亮

企画・構成:日本物怪観光・フォルスタッフ

怪ダレの新刊ももうすぐ出るよー!

むこうがわ行きの切符

去年挿絵とカバー画を担当した児童書『むこうがわ行きの切符』で、著者の小浜ユリさんが椋鳩十児童文学賞を受賞されたそうです。おめでとうございます!!

ほんとにいい本なので、これでたくさんの小学生が読んでくれたらいいなあ。
日本中の小学校の教室の後ろの棚に置いておいてほしい本です。
ちょっと心に悩みごとがある子どもが、いつでも手に取れるように。

ちなみにこの表紙は、山手線と埼京線と中央線と総武線が交差してる、新宿のつもり。タカシマヤもあるでしょほら。

むこうがわ行きの切符 (ノベルズ・エクスプレス)

むこうがわ行きの切符 (ノベルズ・エクスプレス)

    • 作者: 小浜ユリ
    • 出版社/メーカー: ポプラ社
    • 発売日: 2011/09/10
  • メディア: 単行本

お わ っ た !

で き た ! お わ っ た ! 怪ダレ7巻。

しかし肩がヤバい。整形外科でレントゲン撮ってもらったけど、どこも悪くないらしい。でも痛いんだけどな~。ま、四十肩ではないと力強く断言してもらったので、よかった。よけいな被爆しちゃった。

帰り道、近所の葬儀屋さんの入り口に、「兵馬俑 展示中」って看板が出てて、ちょっと気になる。

昨日の夜、空に浮かぶ満月のような白くて丸いものを眺めていたら、それがだんだん大きくなりながらこっちに迫ってきて、もはやこれまでか!と覚悟したとこで目が覚めた。

メトロにのって打ち上げ

CREAさんで、ぜんぶで51回だから4年以上も、長い間続いていた、酒井順子さんのエッセイ「メトロにのって」が終わることになり、恵比寿のベトナム料理屋さんでの打ち上げによんでいただきました。

そのお店がまた、いかにもOLが女子会をやりそうな雰囲気のところで、実際にお客さんも女性ばっかりだったので、酒井さんも編集さんたちも興味しんしんで女子たちをウオッチングしてました。わはは。

それにしても、地下鉄がテーマで、こんなに長く連載が続くとはすごいです。
わたしもいろんな絵を描いたなあー。
毎回挿絵を描きながら面白そうな場所をいろいろ覚えました。
わたしは取材に行く時間がないので、だいたい資料を見ながら描くんだけど、個人的に遊びに行ってみたところもあります(ていぱーくとか)。
楽しいお仕事でした。どうもありがとうございました。
そしてなんとゴージャスな花束と、マグをプレゼントしていただきました!マグの柄は東京の地下鉄マップというこだわりよう。。。さすがCREA。。。

年が明けた

14年前に買った洗濯機が壊れた。分解してみたけど直らなかった。排水モーターの故障のようだ。原因がわかったのであきらめがついた。

年末年始は、仕事で使ってる6年もののimacの電源が入らなくなった。分解して掃除したらどうにか直ったけど、そうこうしてるうちに自分が風邪引いて寝込んでしまったのだった。
さ、年賀状用の絵を描こうっと。

今年の初詣は、Ráykaさんと連れ立って、まず真珠子さんの個展に行って巨大なピンクの龍を拝み、それから明治神宮に参拝したのだった。これでやっと年が明けた。

星舟庭ナイト

はあー、夢みたいに楽しかった。。。
星舟庭ナイトに遊びにきてくださった皆様、助けてくださった皆様、どうもありがとうございました!!!

今回の大きな作品を舞台の書き割りとみなし、その真ん中をステージに。
星舟庭ライブ、小心ズさんの素晴らしいパフォーマンス、そしていろんな小楽器を使ってのワークショップでは参加者のみなさんに、絵からイメージする音を出してもらい、組み合わせて合奏していただいた。なんだかわたしがいちばん得した感じ。

大・大・大成功でした、と言っていいと思います。すごく楽しくて嬉しくて幸せな時間でした。

なんかもう個展が終わったような気分だけど、あと3日ある。。。
その間にもう少し巨大塗り絵の完成度をあげたい。

怪ダレナイト~夜の学級会

怪ダレナイト、加藤一さんをはじめとして、怪ダレ執筆陣のみなさま、竹の子書房のみなさま、あかね書房さんに大盛堂書店さんのご協力でどうにか無事おわりました。

あかね書房のEさんに司会をしていただき、わたしが生徒役になって、加藤さんをはじめとした怪談作家の皆様に、先生になっていただきました。
やっぱり緊張してたのと、いろいろやらなきゃいけないことが多すぎたので、ちょっと記憶が飛び気味ですが、楽しい学級会でした。

怖いんだけどわけがわからなすぎて、リアクションをうまくとれずに、泣くっていうよりなんとなくへら~っと笑うしかない、というような、後味が悪いというか、モヤモヤする話のオンパレードでした。
どんな話だったかここで説明しろと言われても、繊細すぎてわたしには無理なので、ご興味のある方は、怪ダレをぜひ読んでください。

それにしても、人形に魂を入れるってどうやったら出来るんだろうかw

終了後はみなさんと打ち上げ、それも貴重な時間でした。どうもありがとうございました!

お絵描きは続く。。。

12月に入っていきなりどーんと寒くなって朝つらいけど、毎日早起き(わたしにしては)して渋谷に通勤しています。

今回の個展は、本屋さんが会場なので、1階から2階、2階から3階の階段に、怪ダレの挿絵、オルゴォルの挿絵をパネルにしたものを掲示したり、わたしが装幀画などを描いた本のコーナーを作っていただいたりしています。
気持ち的にはこっちの展示がメインです。この挿絵を描くのにはものすごい時間がかかってるので。。。

で、肝心のギャラリースペースには、オブジェと、巨大な書き割り。
公開制作とか、自分の絵にぐるりと取り囲まれたいとか、やってみたかったことを、とにかくぜんぶ玉砕覚悟で好き放題にやってみているという感じです。

階段のパネルを眺めながら上がってきてくださった方が、会場をのぞいて驚愕の表情を浮かべてはそのまま降りて行ってしまいます。。。笑(いちおう、こんなカオスなものばかりじゃ申し訳ないという気持ちもあるので、キャンバスに丁寧に描いた絵も12枚ほど飾ってます)

これくらい大きい絵を、いつかはもっと時間をかけて描いてみたいけど、今回は、わたしはこういうのが好きなんだという気持ちだけでも伝わればいいのかな。
まあでもこのサイズになると一人で描くのは絶対に無理だってことはよくわかった。

今回は、なんだかいろんな方に、これでもかというほど甘えまくっています。
展示の見せ方など、おいでくださった方々に知恵をお借りしています。配置決めとかだけでなく、絵の色塗りまで手伝ってもらってるし。。。
お手伝いを募ったら、ほんとに助けに来てくださった方がいて、わたしは今までそういう形で人と繋がったことなかったからとてもうれしい。
色塗りのお手伝いをしてくださる方、引き続き募集しています。汚れてもいい服装で、展示にあそびにきてください。

いまはまだ寒色系の色しか入っていないけど、これが少しずつカラフルに変わっていくところを見ていただけたらなと思います。

個展はじまりました。

メインの作品は、お芝居の書き割りみたいな感じです。でかい!
ライブペインティングやっております。ほんとにかきあがるのかなこれ。

なんと!Ra’ykaさんが色ぬりの助っ人をしてくださいました!

大人の塗り絵のでかいやつ、塗るのを手伝ってくださる方募集しちゃいます。
汚れてもいい服装で展示に遊びにきてください!

もちろん、色塗りじゃなくても、よかったらぜひ遊びにきてください。よろしくお願いします。

怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談

怪ダレ6、本日発売です。
相変わらず怖くて、原稿読みながら、後ろを振り返れなくなったりしてました。
今回は、ちょっと切なくて胸キュンなお話が入ってるのが特徴のような気が。
いつもより大きな挿絵が多くて大変でした。

怪異伝説ダレカラキイタ?〈6〉職員室の怪談 (怪異伝説ダレカラキイタ? 6)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本

ちょうど一週間後、30日からの個展では、怪ダレシリーズの挿絵の中から気に入ってるものをパネルにして展示します。
いやあ、たくさん描いたねえ。。。

『オルゴォル』の挿絵も同じようにパネル展示します。
連載してたのは2~3年も前になるんだけど、個展をするのも五年ぶりだし、今後展示する機会もなさそうなので。
ずらりと並べてみると、まあはっきりいってヘタクソだし、反省点も多いんだけど、主人公の気持ちの流れだけはちゃんと表現できてたような気がします。
装幀用に制作した主人公ハヤトの像も展示する予定です。

ニョキニョキ☆ラジオ

怪ダレの作家さんが多数参加されている「竹の子書房」のネットラジオ、ニョキニョキ☆ラジオに出演しました。スカイプを使って。
今度の個展で怪ダレナイトというトークショーをやるので、その宣伝。
緊張したけど、たのしかった〜

個展のお知らせ

岩清水さやか個展 あの子の世界の果て
渋谷・大盛堂書店 3F イベントスペース
2011.11.30(水)~12.12(月)12:00~20:00(会期中無休、入場無料)

なんと5年ぶりの個展になります。
壁一面を使ったイラストと、オブジェを組み合わせて、インスタレーションを制作します。
店内階段踊り場にて、11月発売の「怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談」(加藤一著、あかね書房)最新刊フェアも開催。
会期中は会場に仕事場を移して、お絵描きしながらお待ちしています。

今回のテーマは、この地面、この場所からふわりと浮かんで、ジャングル、海、山、無人島、洞窟、空、宇宙、、、不思議なこの世界の果てのどこまでもどこまでも、気ままに、自由に飛んでいきたい、という願いです。
この世界はいつもあらゆる危険やおそろしいことに満ちていて、最後まで生命を全うするのは奇跡的なことです。世界中のどこに逃げたとしても絶対に安全な場 所なんてどこにもありません。歴史的にもずっとそうだったし、たぶんこれからも変わらないんじゃないかなと思います。
結局は、運命に身をまかせ、地面に足を踏みしめて生きていくしかできないけれど、それはほんとにしんどいことなので、せめて絵空事の世界で、ちょっとくら いはこの重力から解放されたい。空を自由に飛びまわりたい。
絵の中に入り込んでみたいけど、なかなかそうもいかないので、とりあえず物理的に絵に包まれてみよう、と思ったのです。 ようするに、自分の欲望のまま、やりたい放題やってみたということです。わたしは幸せ者です。

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展示期間中、いろんなイベントも計画中!

12/3(土)18:00~21:00 怪ダレナイト・夜の学級会
ゲストに加藤一さんをお招きしてのトークライブです。
怪談先生たち(怪ダレ執筆陣)に、とっておきのこわい授業をしていただきます。つまり、わたしが生徒役ということですね(本気でこわいんですけど。。。)
生徒になりたい方、募集中です!

12/3(土)、6(火)、9(金)ミスしゃっくり出没!
ミスしゃっくり(小心ズ)が絵の世界に入りこんでパフォーマンスを繰り広げます。
小心ズさんは、世界じゅうを旅しながら、演劇祭などでパフォーマンスしています。今回は、わたしの絵を舞台装置に、ショーを披露していただきます!すごい!

12/9(金)19:00~21:00 星舟庭ナイト
わたしも参加するバンド「星舟庭」の即興ライブ。音を使って自由に遊びます。 星舟庭と一緒に新しい曲を作りましょう!

大盛堂書店
〒150-0042 渋谷区宇田川町22-1 TEL 03-5784-4900
渋谷駅徒歩1分(センター街入り口) 営業時間10:30~21:00

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渋谷のど真ん中の本屋さんで、個展をすることになりました!3階にあるイベントスペースを、きれいにリニューアルしての最初の展示ということで、絨緞よごさないように気をつけなきゃ。。。

でもイラスト専門のギャラリーとは違うし、通りすがりのお客様もいる場所なので、ふつうに額に入れたイラストを飾るんじゃ物足りない!ということで、壁画のような、インスタレーションのようなものを作ってみたいと思います。(ちょうど2年前に描いた、南越谷での店舗内装の壁画の反省を生かしつつ。。。)

なにしろ本屋さんなので、わたしが装幀画などを担当した本も置いていただきます。『怪ダレ』の挿絵や、『オルゴォル』の新聞挿絵&装幀用オブジェも展示します。
今年の1~4月にロサンゼルスでのグループ展に出展したイラストなども展示します。

さらに、いろんなイベントもあります。
気がつけばあと一ヶ月しかなくて、もう目が回りそうですが、が、がんばりますので、よろしかったらぜひぜひ遊びに来てください!!!