お出かけ」カテゴリーアーカイブ

シルクドソレイユ「O」

だんだんサンキューとか言うのが面倒になってきて、「どうも~」ですませるようになってきた。

ベガス最後の夜はシルクドソレイユの「O」を観た。すごすぎた。ものすごいイマジネーション。涙がでた。まだ心臓がバクバクしている。OとKAは、またいつか観に来なくては。。。

ちなみに、ギャンブルは、ほんのちょこっとだけ、ためしに小額のスロットをやってみた。
いちおう一回777が出たんだけど、もともと小額だからたいした儲けにならないし、それ以上に恐ろしい早さでお金がなくなっていくので、びびってすぐやめた笑。

KA/ビバエルビス

きょうはシルクドソレイユをふたつ観た。KAと、ビバエルビス。
KAはすごすぎてぼーっとなって帰りの道をうっかり間違えたほどだった。

エルビスはいまいち。シルクでやる意味が感じられなかった。シルク好きにとってもエルビス好きにとっても中途半端な内容だと思うなあ。
ビートルズLOVEは当日券買おうと思ってたら売り切れだった。残念。

ところで、ギャンブルもやってみたほうがよいのだろうか。。。

グランドキャニオン!

日帰りバスツアーでグランドキャニオンへ。

ほんとに大きい、、、大きすぎてなんだか立体感がつかめない。写真もうまく撮れない。

行き帰りのバスは合計1000km、ほんとにアメリカ!って雰囲気の一本道を味わえた。

ベガスなう

念願のシルクドソレイユ、まずはミステアを観た。
荒削りなゼッド(←舞浜のやつ)って感じだったけど、たぶんこれが基本型なんだろうなーと思った。

LA満喫

昨日はゲッティセンターに行った帰り、バス停を間違えてUCLAに迷い込み、やっとのことで脱出。広すぎる。。。そしてまたえんえんとバスを待った。
それからなんとか無事に、メルローズアベニュー(道が広くて日当りのいい下北沢みたいな通り)にある「JapanLA」(チャリティ展示をやっているお店)にたどりついた。うさぎの絵、お嫁入りが決まったようなので、じーっと凝視してきた。

そしてきょうは、すごくスペシャルな一日になりました。eimiさん、真珠子さん、森宏さん、森さんの妹さんとドライブ!
ハリウッドサイン に、ワーナーのスタジオ、ビバリーヒルズ、大きなピザ食べて、ロデオドライブ、そしてサンタモニカの海岸沿いをサイクリング。。。

LA最後の夜は、今回の展示関係のみんなでタイ料理。やっぱり文化的な違いは大きいし、それぞれ独立した作家の集まりというのもあって、コミュニケーションがとても難しかったけど、最後に正直なところを話すことができて、ほんとうに勉強になったし、たくさん素敵な友達ができた。

で、明日はラスベガスに飛ぶよ!

LA観光

イースターっていつなんだろ?卵とウサギの形のグッズをいっぱいみかけた。日本でもクリスマスとかハロウィンはやるけど、イースターにはなじみがないなあ。

きょうはまず現代美術館に行って、リトルトーキョーをうろうろ歩き、ゲッフェン現代美術館は閉館中だったので、隣の日系人博物館を見てから、カウンティ美術館へ。
カウンティの、ホックニーの大きな絵と、チベットの箱の装飾と、ちっちゃいエレベーターの模型(壁にの下の方にさりげなく設置されててじっとみてるととき どきドアが開くの!)と、日本の根付コレクション、面白かったなー。
日系人博物館はほとんど強制収容所関係の展示。興味深かった。

テレビのニュースはリビアのことばっかり。

ハリウッドがロサンゼルスにあるって知らんかった(←バカ)

LAへ。

成田空港は人がまばら。胃が痛い。。。呼吸が浅い。。。
でもがんばろう。。。

飛行機の窓から茨城から東北への海岸がずーっと見渡せて、涙が止まりませんでした。いつもは飛行機が怖いのでむりやり眠ってしまうのだけど、今回は、夕方と夜の境目や、海を覆う雲や、真横に見えるカシオペア座や、朝の光が広がる様子をじっと眺めていました。

ロサンゼルスに無事つきました。さてこれからどうしよう。飛行機に乗るだけでいっぱいいっぱいで何も考えてなかった。

ネズミ狩り

きょうはアゴラ劇場でチャリT企画「ネズミ狩り(再演)」をみてきた。
いつもよりマジメな感じで、ポップさはなかったけど、演劇ならではの内容でおもしろかった。

そしたら前川さんの芝居「昆虫系」のチラシが折り込まれてた。強烈。

浅草散歩

あきさんと一緒に浅草散歩。
浅草って何度も行ったことがあるようで、知らないところがいっぱい。
ディープな飲屋街にまぎれこんだり、、、
天国というお店のホットケーキ、おいしかった!

ラヴ・レターズ

きょうはパルコ劇場で「ラヴ・レターズ」を観た。
男女二人の朗読劇、昨年で20周年だそう。今日の出演は岡本健一×奈良岡朋子。

学生のときにいちど観ているのだけど、そのときの出演者は忘れてしまった。内容は面白かったのでけっこうおぼえているつもりでいたんだけど、そっかあ、このヒロイン、絵描きっていう設定だったんだなあ。
昔観たときは、大人の恋の話で素敵だな、って思った気がするけど、いま観ると、なんだかいろいろうまくいかないもんだよね、って話のような気もした。

最近強く思うんだけど、絵を描くことで、すべての心の隙間を埋めることはできない。じゃあ他のことで、隙間が埋まるかといったらそんなことはなく、それぞれの隙間は、それぞれに合ったピースでしか埋められないのだと思う。

でもべつに、隙間を埋めつくすことが目的で生きてるわけでもないし、絵を描くのは、隙間を埋めるためでも、病んだ心を癒すためでもない。
絵を描くことには時間も労力もかかるし、犠牲になってしまうこともある。でもそれは絵を描くことでは絶対に取り返せない。

絵は他の何かの代わりにはならない。かといって絵の代わりになるものもない。それでも絵を描くことしか出来ないんだから、しょうがないと思うしかないなあと。
わたしにとっては絵だけど、それが絵でなく他のものだったとしても同じだと思う。
ま、これは舞台の感想じゃないけどね。

パラ・デ・トーキョー

最近、ある方の紹介で、両国にある「するところ」さんの活動を知った。するところさんは印刷会社で、毎月、子供向けのワークショップを行っている。
それで、23、25、26日の3日間行われた「パラモデル」さんのWSに参加した。

一日目は「水道管ゲーム」のカードに描かれた水道管を、参加者が好きな物(木の枝、電気コード、ジッパーなど)に置き換えて描いた。
同じテーブルにいた男の子の、モチーフ選びの発想がすごく面白かったんだけど、絵を繋げられるようにするというルールにおさめるのがなかなか難しそうだった。

二日目は、まず街に出て好きな建物などを写真に撮ってきて、印刷工場でプリントしてもらい、写ったものを自動車に見立てて落書きした。
これにはまず、元の建物の機能をある程度理解する必要がある。
それが紙の上では全然違った物に見えてくるのを面白がるということなので、出来上がった絵を見れば誰でも楽しめるんだけど、いざ自分でやろうとすると、頭の中でかなり抽象的な価値転換の作業をしなければならない、知的な遊び。単純に写真の上にきれいに落書きをするだけでも楽しいだろうけど、本気でやろうとすると、大人でもかなり頭を使う内容で、脳みそが疲れた。
最初に何の写真を撮るかでほとんど勝負は決まっちゃうなあと思った。そして、最後には、できた絵を壁に張りめぐらして、巨大な駐車場に見立てた。

三日目には、一日目に描いた絵の中から繋げやすそうなのを選んで、印刷&カットして大量のカードにしたものがすでに用意されていたので、みんなでそれをどんどん繋げて、床じゅうに大きなネットワークを作った。
子供たちはこれが一番楽しそうで、あっというまに広い床が埋まっていった。
わたしの描いた絵もカードにしてもらえたので、実際に繋げてみて、もっと繋げやすくするには繋げ方のバリエーションを増やさなければいけないし、連結部分のカードを工夫すればもっと面白く遊べたのになあ、と反省した。
ある単純なルールを決めて、正確に理解し、利用して組み立てていくことで、あれだけ大きなものを短い時間で作っていけるというのがとても面白かった。

水道管ゲーム

水道管ゲーム

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • 発売日: 2003/10/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー

愉快な太鼓持ち

昨日は、楽器屋さんでお買いものしてから、単行本の装幀の打ちあわせのためPHPさんへ。
打ちあわせというと、近所か、新宿あたりの喫茶店で、ということが多いのだけど、こうして出版社に出かけていくのもけっこう好き。お宅訪問みたいで。
会社という場所に慣れていないので、好奇心まるだしできょろきょろしてしまう。
それにしてもPHPさんは、エレベーターを降りたとたん高級ホテルみたいな匂いがするし、「手頃な場所が空いてなくて…」と通された最上階の会議室はやたらと広くて重厚で、大きな窓からは永田町方面が一望でき、入り口にはでかでかと「シンクタンク」と書いてある。
シンクタンクっていうのは、賢い人たちが額を寄せ集めて考え事をする場所だと思う、たぶん。
そんなとこに、太鼓と、マラカスと、カズー(←へんな笛)を持ってやって来てしまった。。。

しかし革張りの大きな椅子は、わたしのお尻と鞄と太鼓を全部乗せてもまだ座面が余ってたし、でっかい楕円形のテーブルは、端っこに3人でちんまりと座っても、あまりにでかすぎて、いちいち中腰にならなければ、デザインのサンプルがよく見えないという愉快な状況。
楽しい打ちあわせだった。いいのが描けるといいな。

ガンホ会の大久保先生に、韓国映画「義兄弟」の試写会にご招待いただいたので観てきた。
ソン・ガンホとカン・ドンウォンがすごくかっこよかった。
わたしは映画もあんまりみないけど、みる時は、その世界にぽかーっと没頭してしまう。
役者さんがイケメンかどうか美人かどうかとかもほとんど気にとめない。(舞台なら目の前に人間がいるから少しはそういうことも考えるんだけど)

外国の映画だと役者さんの顔も名前も知らないのでますますなんにも考えない。
しかし没頭してるわりには見終わった後にストーリーを説明することはできなかったりするし、感動したのにもかかわらず、出てた役者さんのことはきれいさっぱり忘れてしまったりする。
じゃあいったいなにを観てるんだろう?自分でもよくわからん。

でも「義兄弟」は面白かった。途中で気がそれるようなことがなく、気持ちよく集中できた。これはとてもいいことだと思う。見終わった後も爽快だった。
でもいつもなら、ほんとにただ没頭してしまうんだけど、このところちょっと学習したので、ちゃんとカン・ドンウォンのイケメンぶりも鑑賞できてなるほどなあと思ったし、おお、これがいわゆる男の友情か~なんて、うっすらチャクラが開いたような気もするよ。

イケメンのチャクラ

友人Kは次の仕事の企画書を書かなきゃいけないというのに、突然ゲームに目覚め、ときめきメモリアル(女性向け版)をやりこんでいて、イケメンのチャクラが開いたとかなんとか言っている(企画書にも役立つみたいだけど)。
それでわたしにもゲームをすすめてくれるのだが、そんなチャクラが開いたら、たとえば嵐の追っかけしたり、テニミュに通い詰めたりするようになっちゃうのでは。。。

そのゲームでは、登場人物のイケメンたちをデートに誘うために、それぞれのイケメンの好む「ヘアゴム」とか「バレッタ」とかを街中買い漁るんだって。
バレッタって、昔はみんな使ってたけど、いまはあんまり見かけないよね。。。
でも実際に、メガネっ娘好きがいるように、バレッタ好き男子ってのがいるんだそうだ。

そういえば、男性の作家さんの小説の挿絵を描くとき、ヒロインの髪型が「ポニーテール」だとか、「スカートと共布のシュシュ」をつけてるとか、小説の筋とは全く関係ないところでやたらと克明に描写されてることがあって、今どきそんな微妙なファッションの美女がいるはずがないので、非常に悩むんだけど、なにか大切なメモリアルなんだろうなと、なるべく忠実に再現しようと心がけてます。
AKB48もまさに「ポニーテールとシュシュ」って歌出してるみたいだし(プロだなあ)。

演劇通のAさんのお友達の娘さん(中学生)のクラスメイトたちは、嵐か、二次元か、宝塚か、そのどれかのファンに分かれるのだそうだ。(共学だと宝塚ファンなんてめったにいないだろうから、たぶん女子校?)その三択なら嵐がいちばん真っ当でしょうねーと言いつつ、先日、宝塚を観に行った。

しかも全国ツアー公演(都内の会場だけど)。だって演目が「蒲田行進曲」だったんだもん。さすがはつかこうへい原作だけあって、宝塚にしては密度の高いお芝居で、あんな濃ゆい人間関係は尋常ではないので、宝塚っぽくはないけど現実ばなれしていた。
銀ちゃんのギンギラスーツの着こなしは素晴らしかったし、ヤスの芝居がすごくうまかった。
全国ツアーらしく客席にスタアさんが降りてきて、至近距離で衣裳の布地の織目まで見えた。
ヤスなのに妙にグロッシーなリップに戸惑い、銀ちゃんの細くて長い足に感心した。Aさんは「つかこうへいが死んだら死ぬ」と言ってたほどのつかこうへいファン。わたしも舞台も映画も観てたし小説も読んでたくらい好きだったんだけど、内容は忘れてた。

Aさん曰く、銀ちゃんとヤスのSとMの力関係が逆転するのが見所、ということだったが、宝塚版は、小夏との三角関係にフォーカスしたせいか、その部分はあまりよく見えなかった。
というか銀ちゃんとヤスのキャスティングを逆にしたほうが面白かったんじゃないかなあ。トップ様が「もっと殴ってくれ」とかいって三番手にボコボコにされるほうが痛快なような。
そのほうが両方に意外性があってときめく気がする。なんかややこしい上に変態っぽいけど。フィナーレの銀ちゃんの電飾ピカピカのスーツがボリショイサーカスみたいで超素敵だった。

銀ちゃんの真っ赤なズボンを間近でみたら、石川遼くんのファッションを思い出した。
スターなのになんであんな、赤とか黒とか、ヒールっぽい色彩感覚のウェアを着てるのか、ヒーローだったらもっと若人らしいさわやかな色があるだろうに…と、疑問に思っていた。
まあわたしはテレビ見ないから、たまに見るネットニュースの写真の印象でしかないけど、遼くんに対抗する選手の方が、色彩的にはどう見ても庶民の味方っぽいのに、スターの圧倒的な輝きの前では、必ず霞んで見えてしまうのには感嘆するほかない。
あの着こなしっぷりは、スポンサーの意向だけでなく、本人の趣味でもあるとしか思えない。色って性格表すからなあ。意外にアンチヒーロータイプなのかなあ。
どっちみちゴルフわかんないし、ものすごくどうでもいい話だけど。。。
でもあの毒々しい色合いが、実はたくさんの人々に愛される絶妙なセンスなのかもしれない。

さっき、地下鉄に乗ってたら、向かいに座ってたマッチョな黒人さんが、黒シャツに、ゴールドと赤茶のダンダラ模様のものすごい布地のスーツを着ていた。

ぎ、銀ちゃん、、、!? カッコイイ!!

ついぼーっと見とれてたら、ひと駅乗り過ごしてしまったよ。
うっかりチャクラが開くところであった。