月別アーカイブ: 2018年7月

隅田川花火

花火大会が台風のせいで一日延期になり、アートラボのパーティの日程も変更になった。

わたしは、毎年恒例になった、綿あめ屋さんを開店。
今年はコツを覚えたのか、けっこう大きめの綿あめを作れるようになった。
しかしおもちゃの綿あめマシンなので、一度コゲつくと、そのあとはなかなかうまくいかなくなる。きれいに作れるのは10個くらいが限界かな。今回は小さい子連れできたお客さんもいて、喜んでもらえて良かった。

それからみんなで両国橋近辺までゾロゾロと移動。そのあとはばらけて、各自、好きな場所で好きなように鑑賞することになった。
きょうは台風一過で空が澄んでいて、そのわりにそれほど暑くはなく、花火鑑賞にはちょうどいいコンディションだった。でも思ったほどの人出はなく(やはり日曜日では厳しいんだろう)、比較的ゆっくりと見ることができた。人ごみに行くのは嫌だなあと思っていたので、とても得した気分だった。
花火も毎年新しい趣向が凝らされている。あれだけたくさん観客がいたらやりがいがあるだろうな、と思った。

猛暑

きょうは、ズンバ教室で踊って汗をかいたあと、へとへとの状況で炎天下を歩いて帰るのは厳しいので、マクドナルドに避難して日が暮れるころまで作業していた。
でも夜になってもまだ暑い。アスファルトが熱すぎる。熱を溜め込まない道路を誰か発明してくれないだろうか。

先週からずっと猛暑が続いていて、かといってべつに食欲は落ちないんだけど、昼間は火を使って料理するのが嫌なので、最近は冷たいだし茶漬けがマイブーム。
基本は、冷やご飯に、冷たい水で割った白だしをぶっかけるだけ。
それだけじゃ栄養バランス悪すぎなので、お豆腐とかトマトのザク切りをのっけてみたりとか、いろいろ試し中。

 

 

夏場の馬鹿力

きょうはhanabi展搬入日。
例によって徹夜でギリギリまで制作していた。
締め切り直前には、火事場の馬鹿力というか、いつもなら絶対ありえない集中力が出る。
本当に没頭しているときは、冬でも体が発熱したようになって寒さを忘れてしまう、ということは経験上わかっていた。
しかし今回、夏でも、暑さを感じなくなってしまうのだと気がついた。
きょうはおそらく今年で一番暑い日で、パレットの上の絵の具も放っておくと一瞬で乾いてしまうほどだった。
温度計つきの時計を使っているので、作業しながらときどき温度を見てはいたのだが、室温が35度を上回ってもぜんぜん平気で、暑いなあとやっと感じたのは37度になったときだった(さすがに体温を超えるとまずいようだ)。
でもほぼそのタイミングで作業が完了したので良かった。
集中していても、わたしの場合は普通にお腹も空くし、喉の渇きも感じるので、その点は心配ないのだが。。。
(もともと集中力は無いほうで、ふだんならこんな暑い時期にはとてもじゃないけど集中できないので、昼間寝て夜中に作業することにしてる)

そうしてできた作品は小さいもの2点で、出来栄えは、、、どうだろう、一応完成はしているんだけど、なんかもっと良くする方法があるような気もするんだよなあ。今はわからないけど。
でも他の作家さんたちのは力作がそろっていて、とても良い展示になった。はじめてご一緒する方もいて、雑談も盛り上がり、楽しかった。

帰り道、スマホの万歩計を見ると「開始から1,150km達成!(東京〜ソウル)という表示が出ていた(3,459はきょうの歩数)。おおお。そんなに歩いたんか。
このスマホに切り替えてからちょうど1年くらいだから、1日あたり3キロ強、歩いた計算になる。本当だろうか。個展の準備期間など、まったく歩いてない日々もたくさんあったのだが。

免許の更新

教習所を卒業してから早20年、一度も運転したことがないので、アクセルとブレーキの位置もとっくの昔に忘れている。配られた教則本を見ても標識の意味なんかほとんど忘れている。でもそんなわたしでも、流れ作業的に無事に免許更新完了。
今回は裸眼で大丈夫だったけど、もしかすると次回はメガネが必要かもしれないなあ。

更新のたび、5年おきに同じフォーマットの写真を撮ることになるので、順番に並べてみると自分がどんどん年を重ねていくのがよくわかる。前回はあごを引きすぎて口元に影ができて不気味な写りになっていたので、今回はちょっとあごをあげて写ろうとしたら、係の人に「あごを引いてください」と言われ、微妙に引いただけでごまかそうとしたら、「じゃあ、前傾姿勢になってください」と言われた。
結果、前回よりはマシな写りになったのでまあ満足。

前回までは都民だったから千葉県で更新したのは初めて。講習は東京だとビデオ中心だった気がするけど、千葉は講義中心だった。
わたしは、もし自分が交通事故を起こした場合、性格的に、その場から逃げだすことはできないだろうけど、救護したりとか救急車呼んだりとかもできないだろうなと思う。イザというときにまったく役立たないタイプなので。
こんなにいろいろ注意しないといけないことがあるのに、無免許で運転しちゃう輩ってほんとに命知らずだよなあ。っていうかなんで無免許なのにアクセルとブレーキの位置とか知ってるんだろう?

真夏のおでんランチ

来日されたパクさんと社長さんは今日夕方の便で帰国されるそうで、その前のランチに同席させていただくことになった。
森下さんたちは、和牛のステーキをご馳走しようと考えていたらしい。しかし、牛肉は韓国でも食べられる。それよりおでんを食べてみたい。という社長さんのリクエストにより、急遽「ギャラリーから遠くなくて、真夏のお昼時(しかも今日は祝日)に営業していて、それなりに高級感のあるおでん屋さん」を昨晩みんなで検索しまくり、やっと浅草の「き介」というお店を見つけた。ところが予約が取れず、わたしが先に行って開店前に並んで席を確保する段取りになった。

浅草駅に降りたつと、まわりはもう外国人観光客でいっぱいだった。こんな真夏におでん屋に並ぶ人なんていないだろうと思いながら、12時の開店時間の15分くらい前にお店の前に着くと、先客が中に入っていくところだった。急いでお店に入ると、1テーブルだけ空いていて、どうにか席を確保することができた。おでん以外の食べ物もいろいろあったが、とにかくおでんが食べたいということだったので、おでんづくしで注文した。
で、食べてびっくり。おでんって真冬にコンビニで買ったり、居酒屋で一品頼んだりというイメージだったけど、ここのはめちゃくちゃ洗練されたハイレベルなおでんだった。あっさりしていて夏に弱った胃にも良さそうだ。どのタネも美味しかったけどわたしはとくに厚揚げが好きだったなあ。ふわっとろっとしていて。あとトマトも良かった。
社長さんはこれでもかというほど大量にからしをつけて食べていた笑

パクさんはじつは午前中にも浅草に来ていたようで、ドンキホーテでお土産に「サロンパス」と「キャベジン」を買ったとのこと。そういうものがウケるのか!わからないもんだなあ。。。
その後上野の美術館をご案内することになっていたのだが、これも自分たちで好きなように見て回りたいということで、結局、おでん屋さんの前で解散ということになった。
おもてなしって難しいっすね。。。

森下さん菅間さんと仲見世のほうをぐるりと歩いて、梅園で粟ぜんざいを食べてから、アートラボに戻り、暑さが和らぐのを待ってから帰宅した。

パク・ヒョンス展/森下泰輔展

アートラボで開催中のパク・ヒョンスさん、森下泰輔さんのW個展のパーティへ。
なんとなく、甘いものより肉と炭水化物かなあと思い、カツサンドを差し入れ。

4月に続き、パクさんとZeinxenoの社長さんが来日された。
パクさんの作品は、本来はもっと大きいもの中心だけれど、輸送の関係上、今回は小品のみ。でも世界的に活躍されている作家さんだけあって、作品の重みと完成度がすごい。写真だとエアブラシで描いたようなやや古い感じにも見えるのだが、実物は素晴らしい質感だった。
アートラボの空間が、まるで美術館のような格調高い雰囲気に変わってしまった。
昨日、今日と、今年で最高に暑い感じだけど、アートラボの自転車を借りてどこかに行ったり、二人とも東京観光を満喫されているようでなにより。

森下さんはアートラボのディレクターで、いつもとてもお世話になっている。でも考えてみたら個展を拝見するのは初めてだった。
森下さんのトレードマークになっている、バーコードモチーフの作品。その時代を表すような偶像を背景としてバーコードが浮かび上がる。偶然、数年前からK-POPアーティストを背景としたシリーズを制作されていて、今回の展示につながった。
バーコードは、平成初頭の1990年ころに登場したそうで、まだ子供だったわたしは当たり前のものとして受け入れていたけれど、あの模様によって情報や流通がコントロールされることは、当時はかなり衝撃的なことだったようだ。今から思えば、情報化社会の先駆けだったのだろう。そういうお話を改めて聞けて面白かった。

わたしも韓国滞在中にあちこち美味しいお店に連れて行っていただいたけれど、先日韓国に行った森下さんと菅間さんはもっと盛大な接待攻勢を受けたそうで、どうお返しするべきか頭を悩ませていた。
今夜も森下さんのいきつけのお寿司屋さんを予約していたのだけど、韓国の方々は日本にいる親戚やお仲間と水入らずで過ごしたいらしく、パーティの後は早々に解散することに。
で、代わりにわたしがお寿司にありついてしまったという。。。すっごい美味しかった。。。

縁日

近所にあるまあまあ大きな神社の夏祭り、どんな感じなのか気になっていた。
昼間は暑すぎて無理なので、うす暗くなってから軽い気持ちで行ってみた。
そしたら、、、
神社の周辺の道路は、いつもはひっそりとした雰囲気なのだが、きょうはとんでもない人ごみで、身動きがとれないほど。軽く恐怖を感じるような状況だった。
露店はたくさん出ていたが、人が多すぎて買い食いする気分にもならなかった。
祭囃子とか飾りつけとかはなく、どうもメインは縁日そのものなのかな?
縁日に来るのは久しぶりだった。ケバブとかトルコ式アイスとかあって、露店にもトレンドがあるんだなあと思った。ケバブ屋の肉焼き器はかなりの高温で、あの人ごみの中では危険な気がするけど大丈夫なんだろうか。
どうにか神社にたどり着き、さくっとお参りして、裏道から脱出した。裏道は暗くて、ほとんど人がいなくて、それはそれでちょっと怖かった。

水害

西日本がものすごい大水害に襲われている。
現実に、あれほど大量の水が、あれほど広範囲に一度に降ってくるものなのか。

昔、水害にあったときのことを思い出した。
中学2年生の夏休みだったが、その日は登校日で、早めに家に帰された。帰るときには、すでに道路に水が上がってきていて、その後あっという間に洪水になった。
川と田んぼと道路がぜんぶつながって、あたり一面、茶色の海のようになった光景は忘れられない。
平日の昼間で、近所にいたのはほぼ女子供ばかり。みんなで避難場所の小学校に向かうことになった。ところが小学校と自宅の間には細い川があって、橋を渡らないといけない。川のこちら側には、他に避難できる建物はない。
橋は周りより少し高くなっているから水面に出ていて、どうにか渡れた。腰まで泥水につかりながら、小学校まで歩いて行った。流れは速くなかったと記憶しているが、もっと小さな子供もいたし、今思えば危ないことをしていた。(今、水害対策のサイトを見たら、水の中を歩けるのは膝くらいの深さまで、溝などに落ちないよう長い棒で探りながら歩くようにと書かれていた)

結果的に自宅は無事だったので、避難する必要はなかったのだけど、当時はどこまで水が上がるかなんて分からないし、もし、木造の家の中で濁流に閉じ込められていたらと思うとやはりおそろしい。
避難するタイミングの判断は難しい。というか、たぶん中学校から帰らないのが一番安全だったんじゃないだろうか。。。あのへんでコンクリート3階建て以上の建物は小学校か中学校しか無かったから。

昨日は実家のあたりで震度5弱の地震があった。
生きていると、いろんな危険が多すぎるなあとつくづく思う。ニュースに流れてくるような大災害にいつ遭っても不思議はないし、事故とか病気とか犯罪とか、世の中にはおそろしいことがたくさんあって、今まで生きのびているのは奇跡みたいなものだ。

hanabi展 2018

※台風で隅田川花火大会が29日に延期されたため、hanabi展も29日まで延長になりました。28日は通常営業、29日16時からクロージングパーティ、その後花火大会鑑賞の予定です。

今年もアートラボ・トーキョーのhanabi展の季節になりました。
同時期にパクヒョンスさんの個展中なので、今回は一部屋だけの展示になります。出展作家も増えているし、小品中心になると思います。
にぎやかなグループ展に参加するのは楽しいのですが、ここのところ毎年花火を描いているので、なにを描くか迷ってしまいます。

hanabi展 アートラボ・トーキョー
7月24日(火)~28日(土)
15時~20時(最終日28日は午後18時まで)

出品作家
あめのいち/岩清水さやか/小野田拓真/金子和彌/河野さおり/菅間圭子/桜井貴/ショウジョノトモ/地場賢太郎/nibinibu/星川菜々美/三杉レンジ/三友周太/村田いづ実/森洋史/森下泰輔/ヨシナリミチコ/わらおびびし

28日18時半より、有志で両国橋あたりに行き隅田川花火大会鑑賞の予定です。
去年はものすごい大雨だったのにもかかわらず、花火大会が中止にならなかったので(人件費とかいろいろ事情があるんだろうな)ずぶ濡れになりながら観に行きました。一昨年のhanabi展で描いた「雨天決行」という絵みたいな状況で、変にテンションが上がりました。
なので今年また大雨でもおそらく花火大会は決行されると思われます(あまりお勧めはしませんがw)。