月別アーカイブ: 2019年6月

梅味噌

Facebookで流れてきた梅味噌の写真が美味しそうだったので、作ってみた。
南高梅:味噌:砂糖を1:1:1で煮たら、だいたい予想通りのものができた。予想通りすぎて、なんというか普通に美味しかった。味噌味の梅ジャムみたいなもので、そのまま舐めてもいける。でももうちょっと砂糖減らしても良かったな。大量にできてしまったので大部分は冷凍した。

余った梅で梅醤油も作った(といっても梅と醤油を一緒に瓶に入れただけ)。こちらはしばらく冷蔵庫で寝かせる。
保存食を作るのは好きだが、普段はそれほど料理好きというわけでもないので、作ったはいいが使い道があまり思いつかない。笑

ホテイアオイが…

稚魚は26匹くらいになった(たぶんこれ以上は増えない)。
暑い日は泳ぎも活発になる。餌もけっこう食べている様子(とは言っても、なにしろ体が小さいので食べても食べてもなかなか減らない)。
最初の子は1.5cm以上になった。そろそろ角タライに移してもいいかなあ。いじめられちゃうかなあ。
親メダカたちもうちに来たころに比べると体格が立派になった気がする。餌やりは1日1回だけだけで良いようだ。相変わらずメスがお腹に卵をくっつけて泳いでいるので、卵を取ろうか迷うが、心を鬼にして放置している。でももう何匹か増やしたいような。。。

ホテイアオイはだんだん黒っぽくなって、明らかに枯れてきている。
梅雨入りしてから、日当たりが足りないのだろう。産卵床としての役目はもう十分果たしてくれたけど、このまま枯れてしまったら悲しい(増えすぎても困るけど)。晴れた日は日当たりの良い場所に移動させているが、なかなか復活してくれない。
日照が少ないと睡蓮も花が咲かないらしいので心配。

塩田千春展:魂がふるえる

森美術館の塩田千春展へ。
毛糸を空間に張り巡らせた、繊細だけど五感に訴えかけてくる力強い作品。
できれば空間をひとりじめして見たかったが、とても混雑していた。
なにも考えないでぼけーっと見ても面白いのだけど、バックボーンにある考え方、その突き詰め方が徹底していて、それが作品をより強くしている。
小難しいようで、キャッチーなわかりやすさもある。
当たり前といえば当たり前のことだけど、できそうでできることではない。
すごいなあ。

それから自由が丘のオーガニックな八百屋さんで友人のヨシナリミチコさんたちがやっているグループ展へ。さすがは自由が丘、珍しくておしゃれな野菜がいろいろ売られていたが、産地をみるとだいたい千葉県産だった笑 聞けば千葉に専用の農場があるのだそう。へー。
ヨシナリさんと出展者の山内さんと3人で近くの安居酒屋で飲んで締め。


Tomikawa Mitsuyoshi展

アートラボで開催中のTomikawa Mitsuyoshiさんの個展へ。
わたしとはほぼ同世代で、今回が初個展の作家さんだそう。
でも作品もすごいし、見せ方にもこだわっていてびっくりした。こんな人がいるんだなあ。
プログラミングをされている方だとかで、ものすごい情報量の、ちょっと今まで見たことがない作風。なんでもありの今という時代を俯瞰して見るような、全能感がある。
今までほとんど発表していなかったのを、発掘してきてプロデュースした森下さんもすごい。
なんだかブレイクしそうな予感。。。

そのあと銀座のポーラミュージアムアネックスのRyu Itadaniくんの個展へ。Ryuくんは大学の美術サークルの同期。相変わらず明るくておしゃれな作品だった。

メダカ増殖

このところまあまあの気温で、針子はどんどん増え、15匹くらいになった。
小水槽の水はハッキリと緑色になった。晴れた日には植物プランクトンたちが光合成して、気泡がブクブク浮かんでくる。透明度が下がったし、針子もピンピンとよく動くので、もう正確には数えられない。
ピンピン、というのは元気でピンピンしてるという意味よりは、針みたいな細い稚魚がまさにピンッ、ピンッ、と動くのを表現している。針子とはよく言ったもんである。
孵化率は低いのかなと思っていたが、そんなこともないようだ。しかも孵化した子はみんな元気に成長している(数えられないから確証はないけど)。水流に弱いとかいうが、差水しても全然動じない。あいかわらず餌はあまり食べない。
黒タライの水量は20リットルくらいなので、飼えるメダカは20匹くらいまで。これ以上増やせないので、あとは自然に任すことにして、13日までで採卵はやめた。その13日に採った6粒は、すでに目玉ができている。
小水槽の中には水ミミズもわいていて、水質はあまり良くないのかもしれない。土を入れていないからバクテリアが少ないのかも。一番最初に孵化した子(もう1cm超え、メダカらしくなってきた)が、水ミミズを食べてくれればいいんだけどな。

黒タライの様子はあまり変わらず。

うちわ兄弟は大きくなっているんだけど写真じゃわかりにくい。
前の写真とトゲの配置を見比べると、全体的に拡大しているのではなく、上の先端部分(トゲが密集している)からじわじわと成長しているのがわかる。

目玉の子

きょうは少し暖かかったので、小水槽とカップを日当たりのいいところに置いておき、お昼頃見ると3匹孵化していた。カップの目玉入りの子と、小水槽でも2匹。
10時頃にはまだ卵だったのに、いつのまにか4mmくらいの針子がピンピンと動いていた。お腹に栄養袋がついていて、何も食べなくても2〜3日は生きられるらしい。
6/4に最初に孵化した(のを見つけた)子はもう8mmくらいになっている。
これで一気に5匹になった。カップに分けるのはやっぱり面倒臭いので、写真を撮った後、全部小水槽に移した。

目玉入りたまご

梅雨入りしてからというもの、風と雨で睡蓮の葉っぱがぐちゃぐちゃ。それにしても葉っぱの茎がヒョロヒョロ伸びすぎなんじゃないだろうか。日当たりが悪いからかなあ。ホテイアオイの増殖も止まっている。

6日の朝、ホテイアオイの根っこに卵が8個くらいついていたので、稚魚用の小水槽に移した。
この日は夏日で、小さい水槽は水温が上がりやすく、水がお湯みたいになっていて、あわてて水を足した。それでも稚魚はピンピンしていてホッとした。
グリーンウォーターを作るには、日当たりの良い場所に置いて、水草は入れないほうがいいという。でも魚が煮えてしまってはしょうがないので、小水槽は日陰に移動して、ホテイアオイの子株を一個入れた。
そのかわり、稚魚用の餌(細かい粉状)を買ってきてあげてみたが、あんまり食べてくれない。それでも元気なのをみると、ちゃんと植物プランクトンが発生しているみたいだ。たしかになんとなく水が緑色っぽくなってきた気がする。

7日、梅雨入りの朝、また稚魚が1匹孵化していた。前日採ったのが孵化直前の卵だったようだ。親魚に食べられてしまう前に発見できて良かった。
このペースで増えたら大変だ。。。と思いつつ、それからは毎朝5個くらい卵を発見しては小水槽に移していたが、毎日雨つづきで寒くなったせいか、なかなか3匹目は生まれてこない。

昨日10日はひどい大荒れで、小水槽は室内に避難させた。今朝は産卵もなかった。
ある程度稚魚を増やしたら後は自然に任せようと思っていたけど、梅雨明けしたら今度はまた水温が上がりすぎるだろうし、卵はたくさん採れても、孵化率はそんなに高くないのかもしれない。

卵は小さすぎて、小水槽でも観察しづらいので、もっと小さなカップに移して、しばらくは暖かい室内に置いておくことにした。この卵は、黒い目玉みたいなのが見えてる(携帯のカメラで撮影したのでボケボケだけど)。若干キモチワルイ笑

からむし

2ヶ月ぶりくらいに土器作り同好会に遊びに行くと「からむし」という植物から繊維をとる作業をしていたので、少しお手伝いさせていただいた。

からむしはシソを巨大化させたような形の雑草で、そこらへんに生えている。でもシソよりイラクサに近い種類だそう(大麻ともまた違う)。茎の表面の皮をはいで、水につけてアクを抜き、緑色の部分を刮げ取るとベージュ色の麻繊維が残る。これを使って縄文人は縄を綯ったり衣服にしたりしていたという。
縄文土器の模様を作るためには縄が必要なので、毎年この季節に繊維取りをしているそうだ。
1本2本くらいなら簡単にできるけど、量が多いので大変な作業。茎を採取したり皮を取るのも大変だし、皮から繊維にするとだいぶカサが減ってしまう。衣服を作るほどの量を確保するにはどんだけ時間かかるんだろうか。

アンデルセンの童話に、お姫様がイラクサを編んで11人分の服を作る場面があった。
子供の頃見た挿絵には、なにやら恐ろしげな緑色のトゲトゲした蔓をそのまま編んでるように描かれていたが、あれはウソだったんだな笑 実際は蔓植物じゃないし、繊維を取って紡いでから編んでいたんだろう。それも大変すぎるけど。
(からむしにはイラクサと違いトゲがなくて良かった。)

ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ

DIC川村記念美術館に行くのは、いつ以来だろう。
こんなに素敵なところだったっけ?
梅雨でしっとり濡れた広い庭園、池の白鳥が緑に映えて美しかった。
庭園のことは全く記憶になかった。
せっかく千葉に住んでるんだから、もっと来なきゃな。。。
常設展示も、ゆったりと見られて、とてもくつろいだ気持ちになった。

ジョゼフ・コーネルの「箱」は、たくさんあって壮観だった。表からも裏からもじっくりと眺められた。美術作品の良さは写真で見ても伝わらないものだけど、これはその中でも特に伝わりにくいタイプだと思う。
いやあ素晴らしかった。コラージュ、やってみたくなったかも。
コーネルが草間彌生の自伝に登場していたのを読んでいて、世捨て人みたいなイメージを持っていたが、今回は、わざわざ一部屋ぶん使って友人たちとの書簡が展示されていて、実は友達が多かったと強調されていた(デザインの仕事もしていたんだそうだ。確かにコラージュとデザインの親和性は高そうだ)。
パリピじゃなかったというだけで、かえって珍しがられてしまったということなんだろうか。

スマホの万歩計、2年弱でついに北京に到達。笑

村田いづ実個展 龍宮・2 ( MISOGI )

アートラボで開催中の村田いづ実さんの展示へ。
数年前に亡くなられたお母様のお墓参りに行くときの、心の動きを丁寧に見つめて作品にされていた。インスタレーションに使われた古い帯がとてもいい匂い。
テーマは禊。いず実さんは素敵な方で、なんで禊をする必要があるのかなと思ってしまうけれど、じつは体調不良が続いているのだそうだ。
パフォーマンスも素晴らしかった。舞台中央に置かれた、水を張った金ダライがとても清らかに見えた。古くから伝わる儀式が最初に生まれるときというのは、こんな風な感じかなと思わされた。

メダカの赤ちゃん

先週、水換えした時に、「グリーンウォーター」なるものを作ろうと、飼育水を小さい水槽に少しだけ取り分けて、日向に放置しておいた(グリーンウォーターは、植物プランクトンが繁殖して、沼みたいに緑色になった水のこと。メダカの良いえさになるらしい)

今朝みると、その水槽の中に、小さい小さいメダカの赤ちゃんが1匹泳いでいた。

なんとなんと。。。まだ産卵してないと思って油断してた。
偶然、小さい水槽に卵が入っていたんだなあ(てことは水換えで捨ててしまった水の中にも卵が入ってたかも)。角タライの方にも赤ちゃんがいるかもしれないと、目を凝らして観察したが、小さすぎて見つけられなかった。

うちわ兄弟もぐんぐん成長中。ベランダなのに大丈夫かな笑