月別アーカイブ: 2020年4月

ステイホーム

4/26の読売新聞の読書欄の特集の挿絵を描きました(このご時世にありがたいです)。
ステイホーム週間ということで、お家で、家族それぞれが楽しめる本というテーマ。
面白そうな本がたくさん紹介されていたけど、わたしが読んでみたいなと思ったのはニュートンの伝記。学生時代にペストが流行って大学が閉鎖になったときに、自宅にこもって万有引力を発見したんだって。ほんまかいな…!

スーパー

昨年末に大鹿さんから食器を譲りうけたときに、一緒にもらってきたカートが、スーパーにまとめ買いに行くときに大活躍してる。
とにかくいっぱい入る。ネギもゴボウもはみ出さない。 12個入りのトイレットペーパーをすっぽり入れてもたっぷり余裕がある。
おばあちゃんぽいデザインで最初は躊躇したけど、旅行用のカートより軽くて、タイヤが大きいから重い物を入れてもスムーズに動く。手を離しても倒れないし、上からどんどん品物を入れられる。反対側の手が空く。
さすがおばあちゃん向けに作られているだけのことはある。

買い物はできれば行きたくない。でもネットスーパーも予約がいっぱいでなかなか注文できないので自分で行くしかない。最近は10日に1回くらい、比較的すいてる夜に行くことにしている。夜は値引きがあるのはいいが、パンとかは売り切れてることもある。
昨日、都知事がスーパーに行くのは3日に1回なんて御触れを出した。
冗談みたいだけど現実。こんなことまで規制しなきゃいけないなんて、家にこもるの苦手な人が多いんだなあ。

千葉県は感染者数が全国で4番目に多い。意外と都会だったんだなと驚いている。埼玉より多いのが納得いかない。
実家の方は今の所少ないのが救い。地震や台風のときは便利な場所のほうがいいと思ったけど、今回は田舎のほうがいいのかも。

マスク作り

朝、昨日の大雨の後始末でベランダの片付けをしながらビオトープをのぞくと、メダカが二匹、抱卵していた。春が来るのが早かったわりにこのごろは寒いし、数日おきにしか餌やりしていなかったのでびっくり。おとといの水換えのせいか大雨のせいかわからないけど、少し水質が変わって刺激になったのかな?

まだ手持ちのマスクはたくさんあるけどいつかは無くなるので、今のうちにとチクチク手縫いでマスクを作った。縫うところが少ないので手縫いで十分。
ずっと引き出しの奥に眠ってたガーゼマスクも使ってみたが、使い捨てマスクに比べると小さくてアゴがはみ出るし、重くてずり落ちてくる(肌触りはいいんだけど)。
手作りするなら自分にあったサイズがいいし、なるべく覆える面積が広い方がいいだろうと大きめに作ったら、アゴの部分がたるんでしまったのでゴムを縫い付けてフィットさせた。

工夫した点
・鼻の部分のワイヤーは、園芸用のものを使ってみたらいい感じ。
・耳にかけるゴムは、ユニクロのルームパンツの紐(邪魔だからいつも抜いてしまう)を使った。
・ティッシュペーパーを二枚重ねるとN95マスクの70%以上のフィルタ効果があるという記事を参考に、布の間に二つ折りティッシュを挟めるようにした。

ありあわせのあまり可愛くない布で適当に作ったから不恰好だけど、使うのは散歩かスーパーに行く時だけだからべつにいいのだ。

水換え

強風で、洗濯物があおられてビオトープに落ちてしまった。
あわてて水の中をのぞくと、魚たちはふつうに泳いでいたが、体が小さいので微量の洗剤でも死んでしまうかもしれない。
そこで久しぶりに水換えをした。ついでに、もりもり繁茂していたウオーターマッシュルームを3分の1くらいまで減らした。小さいレジ袋1杯分くらい捨てたが、これが食べられる植物だったらいいのになと思った。セリとかクレソンとか植えてみようかな?食糧危機に備えて。まあ、鍋2回ぶんくらいにしかならないけど。
ベランダで芋とか植えたら育つかなあ。

不要不急であること

絵や音楽や舞台やすべての芸術は、不要不急であるからこそ素晴らしい。
芸術が人間にとって必要だということは、いまさら声高に主張しなくても、みんな知っている。どんなことがあっても、人間が存在する限り消えたりしないということは、歴史が証明している。だから、危機的状況のときに後回しにされたからといって、焦らなくていいと思う。

芸術に関わる人間は、実務は不得意な場合が多い。でも役にたちたい気持ちはあるから、芸術でどんな貢献ができるかという方向に考えがちだ。それでうまく人々の心を癒す役割を果たせる人もいるけれど、そんなことができる作風の人ばかりではない。結局何も貢献できず、勝手に落ち込んだりもするのだが、人には向き不向きがあるのでしょうがない。無理したところでどうせすぐにばれる。

わたしのような役立たずは、まず自分が役立たずであることを認め、いまは慌てず騒がず、ただ生き延びることに専念して、できるだけ実務家の足をひっぱらないように努めるのが最善だと思う。