月別アーカイブ: 2020年5月

睡蓮

また睡蓮の葉っぱが伸びてきた。去年は咲かなかったけど今年はどうかな?
いまのところ去年とあんまり変わらないような。
植え替えはしなかったので、去年の春と違うのは、ベランダの反対側の隅に移動したことくらい。手すりの陰になって日当たりがあまり良くないのだが、今の方が朝日が当たるので少しマシかな。
水換えもほとんどしていなくて、水草を減らした後、日照時間が増えたせいか、グリーンウォーターになった(タライが黒いから目立たない)。
この水のおかげで、メダカたちは丸々と太っている。
すっかり小さくなったホテイアオイの根っこにはメダカの卵がたくさん産みつけられている。このままで自然に増えるかどうか。

アマビエ

絵描き界隈では「アマビエ」とかいう感染症除けのキャラクターを描くのが流行っている。
わたしもアマビエを描くグループ展に誘ってもらった。お菓子屋さんなんかでも、商品化して売ったりしてるようだ。
そういうのってたくましいなと思うし批判するつもりは全くないけど、わたしはどうも、この流行には乗る気がしない。
アマビエ自体は可愛くて、昔から日本人はこういうのが好きなんだなと興味深くはあるが、自分が描いた絵にコロナ除けの効果があるはずもないし、それを人に売ろうとは思えない。水子供養とか厄年だとか人の不安につけ込んで稼ぐ神社みたいなもんで、悪趣味だと思う。
まあ悪趣味も文化なので、イラストレーターとしてはあまり深く考えずに流行りに乗っちゃった方が楽しいだろうし、アーティストとしてはこの現象を通して今という時代を表現することもできるだろう。
わたしはどっちも面倒くさいのでパスだけど。

正体見たり

朝、6時すぎくらいに、家の前を、大声で気持ちよさそうに歌いながら走り去っていく人がいる。
いつも元気いっぱいでラフな歌い方なので、自転車通学の高校生とかかなと思っていたが、それにしては、ずいぶん前からあの声を聞いているような気もする。
あまりにも一瞬すぎて、なにを歌っているのかはわからなかったが、昨日の朝は、はっきりわかった。「愛は勝つ」だった。あの耳に残るメロディーだった。
それで、意外とおっさんなのかな?と思ったのだったが。

今朝、ポストに郵便を出しに行こうと家を出たら、いきなり背後からあの「愛は勝つ」が聞こえた。
振り向くと、猛スピードの自転車が角を曲がって現れ、わたしの姿に気づくと、歌はムニャムニャと謎のハミングに変わり(でも大声)、おっさんはそのままの勢いでカッ飛んで行ったのだった。

Zoom句会

最近注目されているオンライン会議用アプリ、Zoomを使っての句会に参加した。
この句会は友人の紀本直美さんが主宰していて、隔月で都内の某カフェで行われているのだが、今回はZoomでの開催になった。

わたしは俳句のことなんてほぼ考えたこともなく、作るどころか鑑賞もろくにできないし、句会が何をする会なのかも知らなかったが、なぜだかお誘いをいただいていた。
参加者は10人くらいで、紀本さん以外は面識のない方ばかり。Zoomを使うのも初めてで少し緊張した。

みなさんは前もって句を作っていて、お互いに気に入ったものを選んだり感想を述べたりする。仕事などでオンライン会議に慣れている方も多いようだったが、句会は初めてだったのと、対面と違い同時にしゃべることができないので、全部講評するのに2時間ほどかかった。短い文字の並びから、みんなでたくさんの情報を読み取り、イメージを膨らませていくのには驚いた。すごく知的な遊びなのだ。

わたしは見学ということで、メモしながら会話を聞いていただけだったが、脳みそのふだん使っていない部分を使って、終わった後はぐったり疲れた。でもとても面白かった。

ほうじ茶寒天

すっかり初夏らしく、気持ちよい季節になった。
以前知り合いのお宅でごちそうになって、また食べたいな〜と思ってた、ほうじ茶寒天を作ってみた。
お菓子づくりなんて久しぶりだ。
といっても、お茶にお砂糖と寒天パウダーを混ぜて固めるだけなので、冷やす時間を入れなければ一瞬でできてしまう。
黒蜜ときな粉をかけて食べるとさっぱりして、なんとなく気分があがる。
手作りだと好きなだけ食べられるのも良い。

寒天4gにお茶600cc&砂糖大さじ1で、ほどよい固さだったけど、つぎはもっと水を増やしてゆるゆるに作ってもいいかもなあ。