雪の山

大鹿智子さんと出会ったきっかけになった、2007年のグループ展「ようこそ先輩」のときの大鹿さんの作品を、なんと、いただいてしまいました。
さっそく自宅の玄関の正面の壁にかけました。

うちの玄関には窓がなくて暗くてなんだかなあと思っていたのですが、この絵の画材はマーカーで、光で退色してしまうのでちょうどよかったです。
雪の山の絵なので、冬の間だけ飾って、大切にしようと思います。

神社めぐり

自宅に戻りました。
お正月、実家にいたあいだ、家から半径5km内くらいの範囲の、田んぼの中に点在している小さな神社やお寺をお参りして回ってました。
たくさんありすぎて回れたのはほんの一部だけど、偶然見つけたお寺でかっこいい欄間の彫刻を拝んだりできて、楽しかった。
わたしは子どものころからインドア派なので、育った地域のことをほとんど知らなかった。
実家のまわりが、今後、田舎でなくなるという可能性はもう無いだろうし、とにかく不便でしかたないけど、今まで思っていたほど退屈なものでもないのかもしれないな、とは思った。

年の瀬

窓ふきして、布類を全部洗って、作品を片付けて、棚と押し入れを整理した。
PCのデータを整理してMacbookのメモリを増やした。
29日は忘年会。残 りは床&壁ふき、玄関と水回り。ゴミ箱も洗わなきゃ。
個展の会計の確認は年内にすませる。
なので年賀状用の絵を描くのは年が明けてからだなー。

どうもありがとうございました

ご報告が遅くなってしまいましたが、25日に個展が無事に終了しました。

寒い中、駅から遠いギャラリーまで足をお運びいただいたみなさま、また作品をお買い上げくださったみなさま、ほんとうにどうもありがとうございました!!!

今回はグッズがメインだったのに、なかなか出来上がらなくて、結局最後の週まで奥の部屋で作品を作っていたりしましたが。。。汗

場所柄、アート好きな方やギャラリーめぐりをするタイプの方よりも、買い物帰りの近所の方が入って来てくださるパターンが多くて、目の前の道路を走るバスの窓から見つけて来たという方もいらっしゃって、めだつショーウインドウをつくったかいがありました。
通りすがりの方の反応を見られたのは、いろいろと今後の参考になりました。

搬出も無事に終わり、夏に作った大きなやつもまだ片付けていなかったので、ぜんぶまとめて整理したら、嘘のように部屋がスッキリしました。

しかし、年に2回個展をやるのは、やっぱりちょっとしんどかったです。とくに後半は誘っていただいた展示にもほぼ顔をだせず、たくさん不義理をしてしまいました。
ずっと文化とかけ離れた生活をしていたので、年末年始は本を読んだりして充電して過ごしたいです。

のこり一週間

今回の個展も、あっというまに残り一週間になりました。
週末12/19、20、21は在廊する予定です。
展示しながらグッズの絵付け作業も続けていて、やっと先週末くらいになって、品数がそろってきました 汗

入り口のガラスのところにオーナメントを吊るして、ギャラリーの外観はこんな感じになりました。

今回は展示期間は長かったけど、個展が始まってからも挿絵の仕事が山積みで、ギャラリーが週末だけの営業なのもあって、個展のことだけに集中できなくて、いつもと勝手が違いました。
わたしは気が散りやすくて、同時にいくつかのことを平行してやるのが苦手なので、本当は一つ片付けてから次に行かないとダメなのですが、、、
でもまあ、そうとばっかり言ってられないし、先週の金曜に挿絵の仕事をどうにか片付けてほっとしました。

今週は少し余裕ができたので、遅ればせながら、昨日はいくつか他のギャラリーをまわって、置きDMをさせていただきました。
それで、何ヶ月もずっと自分の絵のことばっかり考えてたのが、急に、他のイラストレーターさん方の素晴らしい絵をたくさん見てしまったので、だいぶへこみました。。。笑

でもおかげで来年はこんなことをやろうという目標がいくつか生まれたので、この個展が終わったらまた次の計画を立てたいと思います。

オーナメント&リース

今日土曜日と、明日の日曜日、ギャラリー・ボンブラは13:00~19:00までオープンしています。(わたしは在廊できないのですが。。。)
写真は、クリスマスの妖精「ニッセ」をモチーフにしたオーナメント&リースの一部です。
子供のころ遊びで作っていたクリスマス飾りの延長みたいな感じです。

個展はじまり

きょうから個展はじまりました。
昨日は夜11時過ぎまでかかって設営しました。
ちょっと小雨がぱらついてましたが、無事にできました。

ショーウインドウに、DM用のイラストを立体化して展示してみました。

これでなんとか形になりましたが、まだグッズ類の制作がおわってないので、金曜の在廊日までに仕上げて持って行くつもりです。
仕事もたまってるので引き続きヤバい状況ですが、、、とにかく風邪をひかないようにしたいと思います。

今回はあまりにも時間がなくて、宣伝も遅くなってしまったし、置きDMも思うようにできてないのですが、よろしくお願いします。

個展の在廊日程

明日は個展の搬入日です。
すでに大きな荷物はヤマト便で発送して、きょうは引き続きこまごまとした雑貨作りをしています。

在廊予定は以下の通りです。
12/5(金)、13(土)、14(日)、19(金)、20(土)、21(日)

今回の展示は、ちょっと変わっていて、ギャラリーの営業は金土日のみなのですが、その他の平日や夜間も、ギャラリーのショーウインドウに飾られた作品を外から見ることができます。

岩清水さやか個展 Sayaka’s FANCY SHOP
2014年12月1日(月)~25日(木) 金土日のみ開廊 13:00~19:00(最終日16時まで)
吉祥寺 ギャラリー・ボンブラ
〒180-0001武蔵野市吉祥寺北町1-2-11
TEL 050-8885-5115 0422-23-1020(営業時間内)

怪異伝説ダレカラキイタ?第12巻「学校の心霊」

怪ダレシリーズ第12巻「学校の心霊」の見本ができました。
来週中には本屋さんに並ぶそうです。今回はちょっとコミカルな表紙になってます。

音楽発表会で縦笛を吹こうとしたら、うっかりエクトプラズム(?)がでちゃったよ~!みたいな状況なんでしょうかね。。。笑

12冊のうち2冊は他のイラストレーターさんが描かれているので、わたしの挿絵のものはちょうど10冊めになります。ほんとにうれしくありがたいことです。

怪異伝説ダレカラキイタ?〈12〉学校の心霊 (怪異伝説ダレカラキイタ? 12)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈12〉学校の心霊 (怪異伝説ダレカラキイタ? 12)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2014/11
  • メディア: 単行本

Sayaka’s FANCY SHOP

今年は5月に個展をやったばかりですが、来月また個展やります。

岩清水さやか個展 Sayaka’s FANCY SHOP
北欧のクリスマスの妖精「ニッセ」「トムテ」をモチーフにしたイラストレーションやオーナメントなどをあつめたお店屋さんです。

2014年12月1日(月)~25日(木)
金土日のみ開廊 13:00~19:00(最終日16時まで)
※月~木はギャラリーの営業はお休みですので、ご注意ください。
ショーウインドウ内の作品は、展示期間中は24時間ご覧いただけます。

ギャラリー・ボンブラ
〒180-0001武蔵野市吉祥寺北町1-2-11TEL 050-8885-5115 0422-23-1020(営業時間内)
在廊日は未定です。決まり次第、ホームページ、ブログ、TwitterFacebookでお知らせします。

小学生のころ、大人になったら自分の手作りの品物をあつめたお店をやりたいなあと思っていて、よく落書き帳にオリジナルの キャラクターグッズのデザインを描き散らして遊んでいました。ギャラリー・ボンブラさんは広さやショーウインドウの感じなどがお店屋さんごっこをするのに ぴったりだし、ちょうどクリスマスの時期でもあるので、クリスマスショップみたいなことができたらいいなと思いました。
わたしは線を描くことに興味が集中していて、色については、絵を描き始める時点では漠然としたイメージしかないので、着彩が苦手です。無限にある色の中か らひとつを選ぶのは楽しい作業でもありますが、難しくていつも迷ってしまいます。 今回は、同じ絵なんだけど色違いの作品を展示してみました。洋服屋さんに色違いの服が並んでいるような感じで、見比べて楽しんでいただければと思います。

Girly展

きょうから信濃町のアートコンプレックスセンターで始まった、グループ展「Girly展」に参加しています。

昨日は雨の中、大荷物をひきずって搬入に行きました。
32組の作家のグループ展とはいえ、広い会場なので一人当たりの壁面も広くて、この展示の準備に当てられる時間が少なかったので焦りまくっていましたが、どうにか搬入を終えられてよかったです。

5月の個展のときに、ギャラリーで描いていて結局仕上げられなかった、海底の絵も出展しています。描きかけの状態でも、あれはあれでアリだったなあと思ってますが、ウミガメの部分がお月様になってたりとか、だいぶ変化してます。

Girly展
会期 11月7日(金)–11月16日(日) 11:00-20:00
※11月10日月曜休館 ※最終日は16:00まで

オープニング・パーティー
11月8日(土)午後5時~8時 入場無料(ドリンク、オードブル付)

展示作家
井口真吾/岩清水さやか/内田佳那/ecopino/ONOTAKU/かしろ/菅間圭子/kuru09/倉澤梓/倉澤梢/御門/近藤智美/さかなもち/坂本友由/sioux/sitry /巽千沙都/立澤香織/兎月結花/富松篤/撫子凜/七川えん/nibinibu/ninko ouzou/はやしだちか/樋口裕子/ひろせなおき × BlackDiamond/藤田しず香 /望月宗生/momo irone/夢島スイ/ヨシナリミチコ

トーク:近藤智美(アーティスト、元渋谷マンバ)、ひろせなおき(アーティスト)×BlackDiamond(全国組織黒ギャル集団)
モデレーター:森下泰輔(Art Lab TOKYO)「ギャル文化と芸術」午後6時~
午後7時よりモダンガァール&スナイパーの演奏あり。
主催:ガーリー展実行委員会
協力:Art Lab TOKYO/展現舎/Satelites Art Lab./The Artcomplex Center of Tokyo
会場:The Artcomplex Center of Tokyo B1 hall

ほしふねにわ in 安曇野

去年の秋のライブ以来、活動休止中だった星舟庭ですが、バスに乗って安曇野に出かけて、久しぶりに音遊びをしました。
お天気にも恵まれ、一面に金色の田んぼとアルプス山脈が広がり、稲穂のいい匂いがする中での演奏は最高でした。

田舎道を散歩したり、近所の温泉や渓谷に行ったり、星をながめたり、お蕎麦もおやきもリンゴもキャベツもアイスもヨーグルトも、なにを食べても美味しいし、ほんとに素晴らしいとこでした。おやきって今までお土産にもらったのしか食べたことなくて正直、そんなに美味しいものだとは思ってなかったのだけど、現地で食べたらほんとに絶品だったなー。。。
でもお土産に買って帰ったおやきは、やっぱりいまいちなのだった。あればっかりは、現地で食べなきゃだめらしい。

それに、松本城と、松本城の敷地内にあった資料館が意外に面白くて、あちらでは和紙製の七夕人形をのれん状にぶらさげて飾ったり、ペープサートみたいな平べったい形状のひな人形を飾ったりする独特の人形文化があるようで、すごく興味深かった。
今度はその時期に遊びに行ってみたいな。

ウクレレCDジャケット展終了

ウクレレCDジャケット展、きょうで終わりでした。
同じCDなのに、いろんな解釈があって面白い展示でした。

搬出のときすごく混雑していて芳名帳を見られず、どなたがおいでくださったのかわからないのですが、、、
会期中にご来場くださったみなさま、それに、わたしのジャケットのCDをお買い上げくださったみなさま、どうもありがとうございました!

あの子の隠れ家のまわりにひそむリスと小鳥の話

いろいろと一段落ついたので、ちょこっと実家に帰った。
ちょうど妹と姪っ子(1歳)も来ていて、うれしかったのだけど、久しぶりだったせいか、ものすごく泣かれてしまい、まるで自分がなまはげになったような気分であった。

でも姪っ子が先日のわたしの個展のDMの絵を見て、(鹿さんの絵、といわれてどの絵のことか一瞬わからなかった)妹に「リスさんはどれ?」とか「小鳥さんは?」とか聞かれるとちゃんと探して指さしていたのには感動した。

描いた本人が言うのもあれだけど、あの絵はリアルではなく、単純化された線と色面の集まりで表された、ただの概念なのだ。(Photoshop的な考え方をすれば、ただのドットの集合)
本物のリスを見たことあるかどうかもあやしい1歳児が、どうしてあの絵を見て「リス」とか「小鳥」とかを認識できるんだろう?
まあ、何度か絵を見ながらおかあさんとお話してるうちに覚えたんだろうけど、そのうちすぐに絵のリスと本物のリスとの関係も理解するんだろうなー。

リスの絵を見たことが無い人が本物のリスを見て描いた絵と、リスの絵(誰かが一度概念化したもの)を見たことがある人が描く絵は、これはもう、絶対に別物になってしまうので、わたしの絵を見せたことで、可能性をひとつ奪ってしまったような気もする。

誰かが概念化したものの上から概念を塗り重ねることで文化が作られていくし、すべての人が絵描きになるわけじゃないから、どうでもいいことかも知れないけど。
ほんとにまっさらな状態で絵を描き始めることは不可能なんだろうな。。。他にも幼児番組や絵本などたくさん見てるし、何も知らないままではいられない。
本人が意識しようとしまいと、必ず置かれていた環境の影響が出てしまう。

わたしも子どものころに見たアニメ絵などにずいぶん呪縛されてきたと思う。環境の微妙な違いがその人の個性になるとも言えるし、たくさん知識をもっていることを武器にする人もいるので、善し悪しだけど。