赤い城 黒い砂

きょうは、松竹の舞台「赤い城 黒い砂」(マチネ、日生劇場)を見た。
シェイクスピアとジョン・フレッチャーの合作「二人の貴公子」の翻案。
個人的な感情が国とか巻き込んだ大戦争になっちゃうんだから大変な話だ。

いろんな見方ができる芝居で、面白かったといえば面白かったんだけど、、、当て書きなんだろうけど、中村獅童も片岡愛之助も、貴公子ではないのはいいとしても、ちょっとチンピラっぽかったというか。。。
あの二人に黒木メイサが惚れるとはちょっと思えなかったかも。。。

ラスト、二人が男同士の友情を超えた愛を確信して一緒に死んじゃってびっくり。メイサをおいてきぼりにして。うーん、歌舞伎役者だからいいのかなあ?

たぶん、命がけで戦うことこそが最も強烈な愛の表現である、したがって人間がいるかぎり戦いは無くならない、という話だったんだと思う。
それならできれば獅童VS愛之助の正面きっての決闘シーンも見たかったような。
王とは孤独な存在なので、共依存関係にある二人の男は王にはなれない。
だから一人残されたメイサが王座についた。という話だったのかな???

生きてくって大変だよね。。。

それから韓国みやげを背負って実家へ。
夕飯はたけのこごはん~
大雨の中、帰ったかいがあったというものだ。

もう金曜か…

なんか疲れた。ブログいっぱい書いたせいかなー。

買いもののときウォンの小銭を使いそうになったり、時差も無いのにボケボケだ。
カッピングの痕がまだ消えないのでスポーツクラブにも行けない。。。

しゃきっとせねば。。。

お荷物人間の生きる道

朝、5時起きで、バタバタ着替えてタクシーで空港へ。
トイレの水が流れなくなったり、ドライヤーを壊したり、航空券の引き換え書がどこに行ったかわかんなくなって慌てたりしつつ。

ソウルに残るソンさんが、こんな朝っぱらからレジデンスまで見送りにきてくれた。
空港に着いたのは早すぎるくらいだったのだけど、ここからもう一騒動。前川さんが、レンタルした携帯をレジデンスに忘れてきてしまったのだった。

あとはまあ、手荷物検査でちょっと引っかかったりもしたけど、それくらいではもう動じない。早めに空港に着いてて良かったね、という感じ。
免税店でお買いものして、のり巻き食べて、飛行機に乗った。
景色が見たかったけど、韓国の上空はずっと雲に覆われていたし、雲はそのまま東京まで続いていた。

わたしと前川さんとは、とくいわざは違うが、弱点は意外と似ているらしく、生まれついてのトラブルメーカーというか、ようするに団体行動が苦手で、興味をひかれることがあると他のことを一切忘れてしまって、ミスをする。
わたしのほうがミスが多かったけど(すいません)。
したがって、ふたりでいてもほとんど助けあうことができない(笑)。
どうりでいままであまり二人きりにならなかったわけだ。

説教魔の前川さんが、わたしに説教したことがないのも同じ理由かもしれない。
もともとわたしはちゃらんぽらんなわりになぜか人に説教されることは少ないんだけど。(というか、なるべく怒られない方向を選んで生きてきた結果、今に至っている)
正直、4日も一緒にいたらケンカになるかもと懸念していたが、目の前の面白いことに夢中になっていたのが良かったのかもしれない。

前川さんのかたわらには不思議といつも、編集者とか、演出助手とか、舞台監督とか、やたらと面倒見のいい人が必ずいる。で、前川さんも、面倒見られることに慣れている。
これは前川さんが作家さんだからというより女優さんだからだろうと思っていたが、あの人は、生まれついてのお姫さまなんだな(それも大変だろうと思う)。
値切るのが苦手なのもむべなるかな。そう思って小説読むとより面白いかも。

わたしは、従者でも道化でもないし、お姫さまのサロンに出入りする絵描きってとこか。
お姫さまにしても絵描きにしても、役立たずは役立たず、お荷物といえばお荷物。

それでもふたりでいれば自然と役割分担ができるもので、何かしようと言い出すのは前川さんで、わたしはいいですねと同意する役なのだった。
まあ、挿絵描きってだいたいそんなような仕事だしなあ。

ひとりならひとりでも意外にやっていけるのだけどね。。。

今回お守りをしてくれたソンさんは、さぞかし大変だったことでしょうけど、、、
お荷物人間の生きる道は、ひたすら、とくいわざを磨くことしかないのだろう。
適材適所。そんなことを確認するような旅であった。

水の都ソウル

昨日とはうってかわって、ソウルは冷たい雨模様。
前川さんと、レジデンスの近くの市場でタコやイカの干物や、食材を買い込む。
ハンキロって、500gかと思ったら1kgのことだった。そうか、そうだな…。

それから東大門方面に出かけていき、トースト屋さんで朝食。
卵とハムとキャベツとピクルス入りで甘じょっぱくて、いろいろ美味しいもの食べたけどこれが一番気に入ったかも。

東大門の問屋ビルなどをうろうろして、ヒゲ坊主マネキンなどの写真を撮ってから、わたしはひとりで地下鉄に乗って北村の古い街並みを見に行った。
適当に歩いたが、わりとこぎれいで、ふつうに人が住んでる感じ。ギャラリーもいくつかあって、なかなか面白い展示をしていた。
駅で韓国の人に道を聞かれた(たぶん)のはちょっとうれしかったな。

それからレジデンスに戻り、前川さん、ソンさん、Oさんと合流して、グエムルファンの前川さんのたっての希望で、漢江上りの遊覧船に乗りにいく。

しかしこれが大変。地下鉄の駅から遊覧船乗り場が遠く、しかも川岸が工事中で、営業してるかどうかもよくわからないし、大雨で寒いし。
それでもあきらめずにぬかるみを歩いて乗り場に着いたら、なんと営業してた。
船を待つ間に、東南地方から修学旅行中の小学生が大騒ぎしながら集まってきた。
漢江の両岸はずうっと団地団地団地鉄橋団地団地鉄橋団地団地団地鉄橋団地団地…。

晴れてたら良かったのにな。でもソンさんの解説つきだったので面白かった。
船内では日本語の放送もあったのだけど全然気づかず。英語の放送はわかったのに。日本語と韓国語はやっぱり音の印象も似てるのかもしれないな。

終点はこれまた不便な場所で、えんえん歩いて五輪スタジアムなどを横切り、Mさんたちとの待ち合わせ場所に着いたときには全身びしょぬれだった。

前川さんたちは、映画監督のIさんに会いにいくことになっていたので、わたしは、Mさんたちと、舞台を見に行くことにした。
有名な「ナンタ」は、劇場が3つもあるのになんと全部売り切れだったので、「ナンタ」と同じ演出家の作品で、ソンさんもお薦めの「ジャンプ」を見た。
観光客ばっかりだったけど、実際、観光の途中に観るにはうってつけの作品で、ドリフとか吉本新喜劇をアクロバティックにしたような感じで面白かった。
劇場はそんなに大きくなくて、うしろの席でも十分に楽しめた。

しかしとにかくどこに行っても日本人だらけで、お店の人もこっちが口を開く前に日本語で話しかけてくるし、なんだか申し訳ないような気がするくらいだったけど、でもすごく気楽は気楽。
3日間で使った韓国語は、結局「アンニョンハセヨ」と「カムサハムニダ」だけ。
それもどうなんだろうかと思うけど。

Mさんたちと別れ、ふらふら歩きながら帰ろうとしたら、道に迷った。
でも、ひとりだったら誰に迷惑かけるわけでもないし、迷うのも楽しいものだ。
これでようやく地理関係がつかめてきたところで、明日は帰らなきゃいけない。
今回行けなかったとこもたくさんあるし、なにより食べ物がおいしいし、また遊びにきたいな。ソウルいいとこだ。

トラベルの語源はトラブル

きょうのソウルは暖かくてとてもよいお天気。
早起きして、実家に泊まっていたソンさんにむかえにきてもらい、大きな市場や、いろんな問屋街(日曜だから閉まってたけど)をひやかし、たまたま通りかかった普信閣で、伝統衣裳の派手な行列に遭遇したり、お粥を食べたり、菊茶を飲んだりしながら、鍾路の大きな本屋さんへ。

小説とかの装幀や、絵本や美術書、イラスト雑誌などを物色&買い込んだ。
街中の標識とかもそうだけど、漢字表記はほとんどなく、ハングルばかりだから、自力ではまったく何が書いてあるのかわからない。

知りたかったのは韓国のイラストレーションの傾向なのだけど、出版物のイラストは、わりと保守的というか、プロフェッショナルというか、丁寧に描き込まれた暖かみのある絵や、繊細な線のイラストが多い。不景気のせい?
なんというか日本的なファンシーさはなくて、手堅く大人っぽい印象。アニメ系のものを除けば、日本からより欧米からの影響が強そうだった。
ここに新参のイラストレーターが入り込むのはけっこうハードルが高そうだ。
ヘタウマ系とかアート系のお洒落な絵は、広告とかに使われることが多いみたい。
いずれにせよわたしの絵に似たのは全然みかけなかった(いいのか悪いのか)。

それから明洞に出て、化粧品屋さん(男性の韓流スターのポスターだらけ)を見たり、地下道の商店街を眺めたり。地上より地下のほうがキッチュで面白かった。
1日遅れで日本からきた、映画評論家のOさんMさんご夫妻&そのお母様と合流。
人ごみの中、うっかり迷子になったりしつつも、どうにか昼ご飯にありついた。なんかの麺と餃子で、とても美味しかったんだけどなんという名前だったか忘れた。
わたしは、韓国料理が辛いのは気候が寒いせいだろうと思っていたのだけど、これは間違いで、元々、辛い料理は韓国でも南のほうのものなのだそう。
そういえば北朝鮮の冷麺は辛くないし、ソウルの宮廷料理も辛くはなさそうだ。
辛い料理は暑い国のものなんだな。東南アジアの料理も辛いものね。

そのあと、大学や小劇場があつまる街、大学路へ。
あちこちに演劇のポスターが張られ、劇団員がチラシ配りをしている。
演劇のポスターのイラストの、なんかイマイチあか抜けない感じは日本と一緒だな。

写真の下段中央は「熱海殺人事件」のポスター。その右隣は「グリース」、その上は「イヨネスコフェスティバル」。イヨネスコ生誕100周年だそうな。へー…。
ソンさん曰く韓国の演劇はコメディ中心で、ワッと笑ってそのまま忘れる感じだそう。
ここでもうろうろしてる間にまた前川さんがいなくなっちゃったりもした。

そして仁寺洞の観光客向けお土産屋さん街に寄って(ここの記憶があいまい)から、南大門市場で銀食器やら韓国海苔やらお茶やら朝鮮人参やらをそれぞれ買い込んだ。
ずうっとソンさんに頼りっぱなしで、どこ歩いてたのかわかってなかったんだけど、あとで地図見たら、けっこう狭いエリアをぐるぐる回っていたんだな。

明洞で焼肉を食べて解散したのはもう真夜中。でもそれから前川さんとわたしは、汗蒸幕&ヨモギ蒸し&アカスリ&足ツボ&金箔パック&カッピングのコース。
裸で、おばちゃんたちに揉まれたりこすられたりしてると、心が無になりますなあ。
またわたしがロッカーの鍵をなくしたりと一騒動あったけど、疲れはとれた。
なんかちょっとぼったくられた気もするけどね。。。

レジデンスに戻って、こってり眠った。ふつうに観光した一日だった。

ソウル珍道中スタート

夕方、羽田空港の国際ターミナルに、前川さんと、世話役のソンさんと待ち合わせ、金浦行きのアシアナ航空に乗って、あっという間にソウルに着いた。これなら函館に行くのとそんなに変わらないなあ。。。
着いてから夕飯を食べようと言ってたのに、機内食でお腹がいっぱい。(機内食にもしっかりキムチとチューブ入りのコチュジャンがついてた。)

近すぎて外国に来たという感じがしないが、やっぱり興奮してたのか、いきなり、レンタルしたばかりの携帯電話の充電器を紛失した。がちょーん。
でも1万ウォン(780円くらい)の罰金ですみそうなので、気を取り直して街にくり出した。

東大門あたりの繁華街や、路地裏をうろうろ。ほんとに物価が安い。
ソンさんによれば、不景気で、土曜の夜なのに人が少なすぎる、ということだったが、真夜中すぎても屋台もデパートも営業中だし、ビルの電飾の色彩感覚が夢みたいだ。
春だからなのか、街じゅう、いたるところで工事中だったが、工事現場をかこむフェンスに描かれたイラストがかっこよかった。
それに、建築の曲線の使い方がなんとなく面白いなと思った。

写真はファッションビル(洋服問屋の見本市みたいになっている)のマネキン。すごい小顔で目が大きい。こんなようなのがずらりと並んでた。
服そのものは微妙なものが多かったけど、目利きの人が見れば掘り出し物がありそう。こういうとこで仕入れた服を、上野のアブアブとかで売ってるのかもね。買い付けするつもりで来たら相当楽しいんだろうなー。

トッポッキの鍋、春雨の腸詰めと焼酎で夕飯と言うか夜食。さすがに美味しかった。
宿泊は「レジデンス」という、ウィークリーマンションのようなところ。かなり安いんだけど、きれいだし、洗濯機やキッチンもついてて、ふつうに住めそう。
少し前川さんとおしゃべりして、結局眠ったのは朝の4時半くらいだった。

不安。。。

明日から、3泊4日でソウルに行ってきます。
前川さんの韓国プロジェクトの一環で、メンバーの皆さんと一緒に。
今月のクレアが韓国特集なので熟読(でもあんなラグジュアリーな旅は無理じゃ)。

韓国は初めてだし、とても楽しみ。通訳もしてもらえるし。
ただ飛行機が怖いけど…(またそれか)。

しかしそれより不安なのは、前川さんと相部屋ってことかもな(笑)。
前川さんにお世話になってもう10年以上になるというのに、考えてみたら、「劇場or稽古場」「飲み屋」「前川さんち」以外で会ったことはほとんどない。
それに、サシで会ったのは、たぶん一回しか記憶にない(!)。

この距離感がほどよい感じで今まできたのだけど、いったいなに話したらいいんだろう。。。?

過剰なパーソン

きょうはスポーツクラブの体験レッスンに行き、身体測定などしてもらった。
わざわざ測らなくても体重やら皮下脂肪やらが余分なのは知ってたけどさ、筋肉量も標準より多いらしい。筋肉つきそうなことなんて全然してないんだけど。
だから基礎代謝量も多いのに、それ以上にたくさん食べてるってことらしい。
おおお。。。とにかく、いろんなことが過剰なんだな。

それからマシーンを使って筋トレさせてもらったが、まったくへにょへにょ。
筋肉はあるけど、ただあるだけで、使い方はちっともわかってないのだ。いままでほとんど運動ってしたことないからなあ。
でもこの筋肉のおかげで肩こりとか腰痛とか少なくて済んでるのかも…。

食べ過ぎたぶんは、有酸素運動で燃やせばいいんだってさ。
反エコロジーな話だなあとは思うが、とりあえず入会することにした。

なんてこった

先週はなんだかいっぱい〆切があって、ひとつ遅れたらドミノ式に予定が狂い、パニックになってなにがなにやらわからなくなり、〆切が後の仕事から手をつけちゃったりとか、もうさんざん。
こういうときにかぎって異様に眠くなったり、食欲が止まらなくなったりする。
集中できてないってことだ。。。
で土日もだらだら仕事して、さっきやっと今日までのぶんの〆切にかたがついた。

ええ、自己管理能力ないですよ、いやってほどわかってる、そんな能力があったら今ごろビジネスパーソンになってるよ。。。

とかいって卑屈に開き直らないと生きていけないようなパーソンが、よりによってこの自分なんだからうんざりだ。

ああ脳みそ酸欠。。。

ところでカレーに里芋のっけるとおいしいな。ジャガイモより好みかも~。

新連載いくつか

春らしく、いくつか連載が始まります。

まず、日経ビジネスAssocieさんで、桂望実さんの小説「ハタラクオトメ」の挿絵。
まだ届かないんで見てないんだけど、本日発売の号から連載開始です。
全国のビジネスパーソンのみなさま、どうぞよろしく!
月二回で来年の夏まで続きますが、なんと小説はもう最後までできていて、挿絵(80~90枚くらい?)は好きなときに描いてくださいなんていわれてる。
工エエェェ(゚д゚)ェェエエ工(←思わず絵文字が!) 自分との戦いだっ。
わたしなどは「日経」「ビジネス」って言葉だけでビビっちゃうけど、学生時代の友人たちも、会社に行ったらビジネスパーソンなんだよね。。。

つぎに、いつから掲載されるか聞いてないのだけど、週刊文春さんで月イチの連載で、平松洋子さんのコラムの挿絵。愛知県にあるテーマパーク「明治村」さんとのタイアップだそうです。
明治時代のグルメの絵、美味しそうに描けるといいなあ~。
全国のビジネスパーソンのみなさま、お楽しみに!

それと、旅行の業界誌、週刊トラベルジャーナルさんで、京阪電鉄のCEOの方のコラムの挿絵を描かせていただきます。これも月イチ。
京阪っていったら、石清水八幡宮に行った時に乗った電車かな。くるりの歌にも出てくるよね。。。
旅行・観光関係のビジネスパーソンのみなさま、こちらもよろしく!

そしてもうひとつ、進研ゼミ高2講座の数学コラムの挿絵。
内容は、フェルマーの最終定理が解けたことの意味とか、新幹線の線路のカーブの計算に三角関数が使われているとか、コンピューターは因数分解が苦手だとか、、、
よくわからないなりに読んでて非常に面白いです。やっぱ理系はカッコいいな~

しかしたまにはギャル向きの絵とか描いてみたいもんだ。。。

アートフェアはしご

夕方になってから、アートフェア東京(東京国際フォーラム)の見物へ。
2~30分くらいでさっくり見終わってしまったので、急いで秋葉原に移動して、101TOKYO(アキバ・スクエア)に、クローズ時間15分前くらいに駆け込んだ。
わたしは101TOKYOのほうが面白かったな。目的が明確で。もしわたしがバイヤーならこっちで買うと思う。なんとなく雰囲気的に。
でもそれよりこないだ見た美大の卒展のほうが面白かったような…。

それからオープンしたての「エチカ池袋」へ。いちおう挿絵の取材。池袋にはなじみがなく、大阪と同程度の土地勘しかないので、少し迷った。*

ペンタブ導入して、絵を描くのは確かに速くなったのだけど、東京に戻ってからというものわたしのほうが腑抜け気味。

明日からはビッとしよう。。。

友達

友人Kの作品を、いつもわたしはベタ褒めしてるのだが、それはべつに友達だからというのではなく、、、

過去の作品を振り返ってみると、たしかに欠点もいろいろあるけど、そのときそのときはほんとにすばらしいと思ったし、今もすごいなあと思うし、わたしはもともとお世辞なんかうまく言えない。

本人を知っているからこそ理解できるところはあるだろうから、完全に公平とはいえないけど、お芝居って心のものだし、完全に公平である必要もないんじゃないかな。

それに、実際に作品を見るよりずっと前からのつきあいだけど、もし友人Kの作品が好きじゃなかったとしたら、やっぱりここまで友達なんて続けてこられなかったと思うのだ。
(作品の好き嫌いと、それを作った人の好き嫌いは、必ずしも一致しないものだけど。。。)

Shimijimily…

きょうは、パスポートの更新の手続きに行った。
その前に写真館で証明写真を撮ってもらい、10年前の自分の写真としみじみ見比べた。