東京に帰ってきました

雨もようの中、昼の高速バスに乗って、東京に帰ってきた。
日本の国土のほとんどが山であるにもかかわらず、いちばん平坦な県・千葉県で育ったせいか、わたしには山というものがたいへんにもの珍しく、ずっと窓にへばりついて景色を眺めていた。
新幹線だと景色を見るには速すぎるんだよね。
山々から雲が湧き出るさまがすごい迫力だった。

真っ白な雲のなかに黒い影みたいに見える山のてっぺんとか、樹海とか、斜面に立ち並んでいるちっちゃな住宅の群れも面白い。
それに、窓ガラスにぶつかって流れる雨粒を観察するのもまた楽しい。