今日はアートラボでレセプションとパフォーマンスの日。
はじめて自作の紙芝居をすることになり、緊張した。星舟庭のときは3人だったし、原田さんと大鹿さんがステージに慣れていたので安心だったが、今回はひとり。
お話は、いつもわたしの絵に出てくる「あの子」の生活を紹介する内容(ストーリーを作るのは、本当に苦手なのだが。。。)にした。
紙芝居といっても、観客はみんな大人なので、わかりやすすぎず、可愛くなりすぎず、、、というのを考えたつもりなのだけど。
どんどん絵をめくってしまうので、わかりやすいように絵はできるだけシンプルに、シャープペンシルで描いたものに部分的に着色しただけにした。
読むのでいっぱいいっぱいで客席を見る余裕もなかったが、お客さんがみんなあたたかく見てくださって、なんとかやり終えた。12枚も描いたのに、上演時間は5分程度だった。
終わったあと、お客さんたちがいろいろ感想を言ってくださった。伝わったこと、伝わらなかったこと、見せ方が悪かったところなど、いろいろ反省したので、もしまたやる機会があれば、もう少しうまくやりたい。
他の方たちの踊りや演奏も、とても盛り上がった。
とくに森下さん・菅間さん・地場さんの3人組のライブペインティングと演奏のパフォーマンスは圧巻で、ノイズの大音量と、地場さんの雄叫び、出来上がった作品も異様にカッコよくて、観客も巻き込んでものすごいテンションだった。
みなさんがあまりにも迫力があるので、わたしの紙芝居はちょっと浮いてたかな、と思ったけれど、ちょうど箸休め的な感じにはなったようで良かった。
こんなにゆるくて馬鹿で愉快な大人たちと同じ空間にいられることが嬉しいなと思った。
今までやったこともないのに、紙芝居やりたいですと言ったら「いいよいいよ」とプログラムに入れてくれた森下さんに感謝。