イベント」カテゴリーアーカイブ

紙芝居「あの子と白いコンビニ袋」

今日はアートラボでレセプションとパフォーマンスの日。
はじめて自作の紙芝居をすることになり、緊張した。星舟庭のときは3人だったし、原田さんと大鹿さんがステージに慣れていたので安心だったが、今回はひとり。
お話は、いつもわたしの絵に出てくる「あの子」の生活を紹介する内容(ストーリーを作るのは、本当に苦手なのだが。。。)にした。
紙芝居といっても、観客はみんな大人なので、わかりやすすぎず、可愛くなりすぎず、、、というのを考えたつもりなのだけど。

どんどん絵をめくってしまうので、わかりやすいように絵はできるだけシンプルに、シャープペンシルで描いたものに部分的に着色しただけにした。
読むのでいっぱいいっぱいで客席を見る余裕もなかったが、お客さんがみんなあたたかく見てくださって、なんとかやり終えた。12枚も描いたのに、上演時間は5分程度だった。
終わったあと、お客さんたちがいろいろ感想を言ってくださった。伝わったこと、伝わらなかったこと、見せ方が悪かったところなど、いろいろ反省したので、もしまたやる機会があれば、もう少しうまくやりたい。

他の方たちの踊りや演奏も、とても盛り上がった。
とくに森下さん・菅間さん・地場さんの3人組のライブペインティングと演奏のパフォーマンスは圧巻で、ノイズの大音量と、地場さんの雄叫び、出来上がった作品も異様にカッコよくて、観客も巻き込んでものすごいテンションだった。

みなさんがあまりにも迫力があるので、わたしの紙芝居はちょっと浮いてたかな、と思ったけれど、ちょうど箸休め的な感じにはなったようで良かった。
こんなにゆるくて馬鹿で愉快な大人たちと同じ空間にいられることが嬉しいなと思った。
今までやったこともないのに、紙芝居やりたいですと言ったら「いいよいいよ」とプログラムに入れてくれた森下さんに感謝。

アート・バースディ2019

毎年恒例のグループ展「アートバースディ」に参加します。
フルクサスのアーティストが、「100万年前の1/17にアートが生まれた」と言い出したそうです。当然根拠はないですが、毎年世界のあちこちのギャラリーでいろんなイベントが行われ、インターネット上で配信されています。

アートラボでも、1/15〜20に展示、17日のバースディ当日にパーティ&パフォーマンスイベントがあります。日本からの参加はおそらく今年もアートラボだけで、参加ギャラリーのなかで一番東の果てなので、イベントのスタートも一番乗りになります。

わたしは去年までは展示だけの参加でしたが、今回は紙芝居パフォーマンスをやろうかな〜と思っています。ただ、紙芝居といってもアートラボなんで、子供向けではないです(かといってオトナ向けにもできないですが)。
出演時間は未定です。わかったらお知らせしますが、いろいろゆるいので直前までわからないかも。
たぶん動画配信もあるはずです。

1/15〜20 15:00〜20:00 最終日18時まで
1/17 パーティ&パフォーマンスイベント

参加作家:アキラ・シモン/あめのいち/岩清水さやか/大和田登/河野麻実/河野さおり/菅間圭子/ケヴィン・ジョーンズ Kevin Jones/桜井貴/シャロン・ニューマンSalom Neuman/地場賢太郎/撫子凛/nibinibu/パク・ヒョンスHyunsu Park/三杉レンジ/三友周太/宮島永太良/村田いづ実/森下泰輔/unit 118/ほか

パフォーマンス:山田裕子/unit118(菅間圭子 地場賢太郎 森下泰輔)/加藤チャーリー千晴+村田いづ実 /菅間圭子/岩清水さやか/桜井貴/ショウジョノトモ/森下泰輔/大和田登

アートラボ・トーキョー
https://artlab-tokyo.com/

タグボート忘年会

わたしの絵も取り扱っていただいている、アート作品の販売サイト、タグボートさんの忘年会へ。今年は設立15周年だそうで、六本木の、東京タワーを見下ろすバブリーな広い会場で、盛大な会だった。
そういう場は苦手で、できれば行きたくないのだけど、アートラボ仲間のヨシナリさんが(強引に)誘ってくれたし、ほかにも知り合いがたくさん行くというので、年末の挨拶がてら出かけた。
大勢のアーティストが集まっていて、各自、小品の展示もできた。われわれは作品がないと何も始まらないので、これは嬉しかった。
ちょっと飲みすぎて最後のほう若干悪ノリしてしまった気もするけど、楽しかった。

ART GWANGJU18の展示風景

ART GWANGJU18の様子です。
先日、花火の絵を送ったので、それが展示されるのかなと思っていたら、今回は3月の個展のときの作品を展示していただいているようです。

このコンビニとお店のシリーズは自分でもけっこうよく描けたなと思っています。Zeinxenoの社長さんもこの感じでもっと描きなさいと言ってくださっていました。
「世界のどこにでもありそうなお店」がテーマで、グローバル風味な感じで、これからも描いていこうと思います。ボックス型のキャンバスに描いていて、ちょこっと立体風になっているのですが、このキャンバスは2016年の韓国個展の時にソウルの画材店でまとめ買いしたもの。メイドインチャイナだけど(笑)。3月の個展のときにも同じものをたくさん買ってきました。次の個展で使うつもりです。

7月に来日されたパクさんの作品も同じブースで展示されています。

ART GWANGJU18

11/15〜18に、韓国・光州のKDJコンベンションセンターで行われるアートフェア・ART GWANGJU18に、ソウルのギャラリーZeinxenoが出展します。
わたしの作品も展示していただけることになっています。
2016年に描いた花火の絵を展示したいと言われたので、今年描いた花火展の絵と一緒に送りました。今年3月の個展の作品も預けたままなので、それも展示されるかもしれません。

韓国はアートフェアが盛んで、ソウル・釜山・大邱はもちろん、他の主だった都市でも多くのアートフェアが行われています。
光州市も、11/11まで光州ビエンナーレが開催中ですし、アートの盛んな街のようです。人口は約150万人、ということは福岡市や神戸市などと同じくらい。
ART GWANGJU18の公式サイトは英語で検索してもなぜかヒットしなかった(ハングルに翻訳して検索してやっと見つけた)、、、ということはつまり、欧米向けイベントではなく、韓国国内に現代美術を買いたい人が相当数存在しているということなので、うらやましい限りです。

日本のアートフェアというとアートフェア東京とか、あとはよく知らないけど地方のホテルでのフェアがいくつか。アートフェア東京も、古美術や近代美術のギャラリーが多くて(それが特色ではあるのですが)現代美術の比重が低いのはちょっと残念だなあと思います。

わたしも古い作品を見るのは好きだし、古いものを大切にするのは素晴らしいことだし、アーティストが美術史から発想を得ることは非常によくあることです。
でも現代美術というのは、現代を生きることの意味を考えたり、新しいアイデアを面白がったりする知的な遊びなので、古いものの美しさや希少性を尊ぶということとは考え方が180度違います。
まず思い込みや先入観をなくし、脳みそをやわらかくしなければ入っていけない世界なので、慣れていない人は怖さを感じてしまうのかもしれません。
本当に日本人の現代美術アレルギーは強くて、難しいと思い込んでいる人が多いけれど、みんな現代を生きる現代人なんだから、理解できないわけがないです(好みが合う合わないは当然あるけど)。

これだけ多様化している時代、現代美術と一口にいってもありとあらゆるものが星の数ほどあって、うまくマッチングできさえすれば、それぞれの人にフィットした作品が世界のどこかにあるはずだと思います。
でも現代美術は現在進行形のナマモノなので情報を手に入れるのが難しいし、みんな忙しくて、なかなかギャラリーを回って好みの作品を探したりは出来ないからこそ、アートフェアが行われる意味があるのに、その会場の半分が古美術というのは、たいへん厳しい状況だというしかないです。

アート・バースディ

Art’s Birthdayのパフォーマンスに遊びに行った。

1/17には、世界のあちこち(といってもほぼ欧米)でイベントが行われ、インターネットで映像が配信される。
フルクサス起源のイベントだけど、もう50年以上昔のことなので、いま参加してるのはフルクサスの人というわけでもないようだ(というか、いま生き残ってるのはオノ・ヨーコくらい?)
海外では、劇場を貸し切ったりして大掛かりなイベントをやってる人たちもいるらしいけど、ざっと見た限り、全体的にかなり適当w しかもサイトが見づらいw

日本から、というかアジアから唯一参加しているアートラボも、いたってゆるゆるな感じ。でもそこがいい(ボスの森下さんはフルクサスにかなりシンパシーを持っているようだ)。
なにしろ日本は東の果ての国なので、イベントの開始も一番最初。せっかく配信しても、他の国の人たちはたぶんまだ寝てるという。。。

菅間さんの観客同士でお互いにケーキを食べさせあうパフォ、大和田さんのコートにみんなでシールを貼り付けていくパフォ、いづ実さんの踊り、桜井くんの漫談、unit118のアクションペインティングなどを鑑賞。
はっきりいってわけわかんないんだけど、わかる必要はないし、わかったフリもしなくていい。わけわかんないままが心地いい。そもそもアートの誕生日なんて根拠ないんだから。。。
世界中にこんなへんな人がたくさんいると思うとたいへん心強い。
来年はわたしもなにかパフォーマンスやりたいなあと思った。

デザフェス感想

27.28日はデザフェスでした。
お立ち寄りくださったみなさま、お買い上げくださったみなさま、どうもありがとうございました。
26日の夜から都内のRáykaさん宅に泊まり込み、嵐のような3日間。合宿みたいで楽しかったです。
Ráykaさんはとてもピュアで可愛い人。仲良くなれて良かった。
 
今回は、イラストの旧作を額装したものの展示と、グッズの販売をしました。
お店のディスプレイはなかなかそれらしく出来たんじゃないかと思います。
あまり場所は良くなかった気もしますが、けっこう立ち止まってくださる方も多かったです。
 
ただ値段の設定がこのイベントにしてはちょっと高すぎたんだろうな〜というのが反省点(とくに手作りマラカス)。
ギャラリーとか、デパートとかで販売するのなら適正価格だったと思うけど、やっぱりこういうイベントに来る人は掘り出し物を狙って来るのだろうし、、、
先月、伊勢丹で展示販売をしたときに買って下さった方もいたので、急に下げるわけにもいかず。。。
商売って難しい!

デザフェス初参戦します

5/27、28に東京ビッグサイトで行われる「デザインフェスタ」に出店します。
言わずと知れた大規模イベントですが、わたしは初出店になります。
かなり以前に1度見物に行ったきりなので様子がよくわかりませんが、わたしも最近はグッズを作るようになったので、参加してみることにしました。
イラストの展示と、オリジナルグッズ、手作りブローチ・マラカス等を販売します。
スペシャルゲスト・Ráykaさんの「どこでも宇宙」シリーズとのコラボ作品も展示します。
両日ともブースナンバーはB-573です。
もしデザフェスにお越しの際はぜひお立ち寄りください^^

5/27(土)、28(日) 東京ビッグサイト東4・5・6・7・8ホール
11:00〜19:00
1日券 前売800円 当日1,000円
両日券 前売1,500円 当日1,800円
https://designfesta.com/

ワークショップ、無事に終わりました

昨日の「肉まんあんまんマラカス」ワークショップ、無事に終わりました。
参加してくださったみなさん、立ち寄ってくださったみなさん、どうもありがとうございました。
とても楽しくてあっという間でした。
伊勢丹の方にも大盛況でしたね〜と言っていただけて嬉しかったです。
 
新宿だと子供の遊べる場所が少ないので、こういうデパートのワークショップが子供の遊び場になっているそうで、この日も店内のあちこちでワークショップが開かれていました。
やっぱり子供の発想はおもしろいです。
わたしがふだん使っているアクリルガッシュをそのまま使っているので、子供用の絵の具には無い色が多く、とくにパステルカラーなどは嬉しいみたいでした。
 
あとは伊勢丹のバックヤードを垣間見ることができたのも面白かったです。社員食堂とか。
写真撮影とかセキュリティのチェックもかなり厳しくて、さすがだなーと思いました。
なのでこれは開店前に撮った写真です。

伊勢丹新宿店でグッズを店頭販売します

4/26から5/2まで、伊勢丹新宿店本館6Fに登場する、こどもとマタニティーのインターナショナルなトレードショー「Playtime」のPOP-UPショップで、当店のオリジナルグッズも販売させていただくことになりました。
スマホケース、パスケースなど、ネットショップで取り扱っている品物の実物を手に取ってごらんいただけます。
また、新作の手作りブローチ・マラカスも販売する予定です。

お近くにおいでの際はぜひお立ち寄りください。
(4/30はワークショップをしますので、開店時〜18時すぎくらいまで、わたしも会場にいます)

 

肉まん・あんまんマラカス ワークショップ再び!

4/30に、伊勢丹新宿店でワークショップをやります。

昨年11月に武蔵小杉LOFTで開催し、ご好評をいただいた「肉まん・あんまんマラカス」ワークショップを、再びできることになりました!

Playtime @ Isetan Shinjuku
4/26から5/2まで、伊勢丹新宿店本館・6Fに、こどもとマタニティーのインターナショナルなトレードショー「Playtime」のPOP-UPショップが登場します。多数のブランドが一同に会し、アーティストによるディスプレイ、ワークショップ、パフォーマンスなどファッションとアートを融合させた盛りだくさんの内容です。
今回は、その一環として、ワークショップをさせていただきます。
2014年のPlaytime東京の展示会のときに「ふわふわわたあめ」インスタレーションを制作させていただいたご縁で、今回もお声がけいただきました。

***

『肉まん・あんまんみたいなマラカスを作ろう!』

粘土製の肉まん・あんまんどちらかひとつに、絵の具やマーカー等を使って色塗りをします。マラカスになっているので、振るとシャカシャカ音がします。
年齢を 問わずお楽しみいただけます。プレゼント用にもおすすめです。

【開催日程】4/30(日)11:00〜18:00 随時参加 (予約不要)所用時間 45〜60分程度。
※ 状況により、お待ちいただく場合がございます。
【参加費】1,080 円〜(税込)1個につき
【対象年齢】4歳以上 おとなも参加できます。
※ 就学前のお子様は保護者同伴でご参加ください。
※ 使い捨てエプロンのご用意はいたしますが、アクリル絵の具を使用しますので、できるだけ汚れても大丈夫な服装でご参加ください。

***

わたしのワークショップは4/30のみですが、4/26〜5/2のイベント期間中、オリジナルグッズを会場で販売します。
ネットショップで取り扱っている品物の実物を手に取ってごらんいただけます。
また、新作の手作りグッズも販売する予定です。

肉まん・あんまんワークショップ

昨日の肉まん・あんまんワークショップ、とても楽しかったです。
可愛い作品がたくさんできました。
みなさんどうもありがとうございました!!!

予約してくださった方はもちろん、通りすがりに参加してくださった方も多く、嬉しかったです。

場所柄か、小さいお子さんとお母さんのペアが多かったです。
じっくり丁寧に作る子、思い切りよくパッと仕上げる子、子供より夢中になって作ってるお母さんもいました^^

いちおう、参加者の年齢は関係なく誰でも参加できるということにしていましたが、あの雰囲気だと子供がいない大人は参加しづらかっただろうなー。ほんとは中高生くらいの子の作品も見てみたかったけど。。。

またこんな機会が作れたらいいなーと思います。

20161123b

肉まん・あんまんの準備

「肉まん・あんまんマラカス」ワークショップの材料の仕上げ中です。
粘土がだいたい乾いたので、表面にやすりがけしてから下地塗料を塗ります。
こうしてならべてみると、なかなかうつくしいかも^^
あさって11/23、武蔵小杉ロフトでお待ちしてます〜

「肉まん・あんまんマラカス」ワークショップのお知らせ

11/23の祝日に、武蔵小杉ロフトで、「肉まん・あんまんマラカス」作りのワークショップをすることになりました。
この写真の作品は直径5cmほどのミニサイズですが、今回は、塗りやすいように、ふつうの肉まんくらいのサイズの土台(こちらで用意します)を使います。
これに好きな色を塗ったり、顔を描いたりしていただきます。

こだわればかなり時間がかかりますが、手軽に30分くらいでできてしまう人もいると思います。
よりリアルにしたい場合は、肉まんあんまんの下に敷く半透明の紙に模様を描くのも楽しいです。
大人でも子供でも参加していただけます。

また、ネットショップで販売している作品の現物を展示しますので、お手に取ってごらんいただけます。

*********************

肉まん・あんまんみたいなマラカスを作ろう

11/23 11:00 〜 16:00
武蔵小杉ロフト ロフトラボ

粘土でできた肉まん・あんまんの形の土台に、絵の具やマーカーを使って色塗りをします。振るとシャカシャカ可愛い音がします。年齢を問わずお楽しみいただけます。

<マラカスを作ろう>
■開催日時:11月23日(水・祝)
      ①11:00~ ②13:00~
      ③14:00~ ④15:00~
■参加費:税込540円
■定員:各回 8名さま
■講師:岩清水さやか(イラストレーター)
※ご予約のお客さま優先、随時受付可能。
※就学前のお子さまは保護者同伴でご参加ください。
※アクリル絵の具を使用しますので、汚れても大丈夫な服装でご参加ください。

武蔵小杉ロフト
神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目1135番地1グランツリー武蔵小杉3階
MAP

【予約申し込み・お問い合わせ先】
武蔵小杉ロフト内ロフトラボ またはお電話(044-433-6210)

20160124b

20160124c

韓国アート道中・2日目 KIAF見物

ちょっと寝て起きて、狭いホテルのベッドの上にトランクを乗せて机代わりにして、絵の続き。
日本から運んできた荷物のせいで腕が筋肉痛。。。

昼頃、地下鉄に乗って自力でKIAFの会場に行きました。
7年前にソウルに遊びに来たときは地下鉄の駅に英語や日本語の表示がなくて不便だったけど、今回はわかりやすい表示があって、ハングルが読めなくても迷うことはなく、街全体がぐっとフレンドリーな感じがしました。
昼ご飯は、社長さんに近所の食堂に連れて行っていただき、鯖と大根とキムチの鍋物をごちそうになりました。辛かったけど美味しかったです。^^会話ができなくてほぼ無言でしたが。昼間から鍋物食べるんだなあ。。。

20161013b

ブースにいても手持ち無沙汰だったので、午後はKIAFの会場をゆっくり見て回りました。
KIAFは全体的に作品のサイズが大きくて、写真ではわかりづらいけど、表面がレリーフみたいにデコボコした絵がたくさん目につきました。女性のヌードや、心の闇を丸出しにしたような病んだ作品は少なくて、画材とか素材とかと戦っている作品が多く、全体に力強く健康的な印象でした。
あと、丸い壷を描いた絵画が多かったのは、陶芸が韓国の誇る伝統芸術だからだそうです。
李奈珍さんによれば、ここ何年も作家の顔ぶれに変化がなく面白みがないということでしたが、そのぶん洗練されていて技術的なレベルがとても高かったです。

20161013c

20161013d

20161013e

夕方くらいに日本からアートラボトーキョーの森下さん&菅間さんが到着したので合流して、李奈珍さんにギャラリー近くの参鶏湯のお店に連れて行っていただきました。
参鶏湯はレトルトのしか食べたことがなかったので、本物は全くの別物で、優しい味で感動しました。中身の栗とかナツメとか朝鮮人参は、食べないのだそう(栗は甘くて美味しかったけど)。
李奈珍さんおすすめのチョンハというお酒もとても飲みやすかったし、生にんにくにコチュジャンをつけて食べるおつまみも恐る恐る試してみたらはまってしまいました。
参鶏湯の土鍋を斜めに傾けて(行儀の良くない食べ方だそう)お腹いっぱいに食べました。

20161013f