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翔んで埼玉なべ

毎年恒例の、高校同級生との鍋会。
ついでに「翔んで埼玉」の鑑賞会をしようという話になったけど、うちにはテレビがないので、今年はTちゃん宅で。
東京を挟んで埼玉県民と千葉県民が抗争する、みたいな内容の映画なので、現在東京、埼玉、千葉に住んでるみんなで集まって観たいねと言っていた。
しかし先月の台風の後始末で毎週実家に通っている友人たちは不参加。都民と千葉県民だけになってしまった。
ぶっとんだおバカ映画で、千葉県民あるあるネタもたくさんあり、ワイワイ喋りながら楽しく観られた。
でもやっぱり埼玉県民と一緒に観たかったな。

Tちゃんの部屋に、わたしが20年前に描いた絵ハガキが置いてあった。
当時札幌に住んでたTちゃん宅に泊まってスキーに行ったときの図。あれからずっと冷蔵庫に飾ってくれてたらしい。。。
まだイラストレーターになろうとか思ってなかった頃の絵で、たしかPCを使わず、手描き+コンビニのカラーコピー機を駆使(色ごとに版をわけて多色刷り)して描いてたはず。(当時のコピー機には単色カラーコピーという機能があった。今でもあるのか知らないけど)
今とはまったく違う描き方だし、粗い部分もあるけど、けっこうよく描けてる。

怪ダレ脳

街を歩いててたま~に出くわす、コンクリート壁いっぱいに手形をベタベタつけて「木」とかに見立てたコミュニティアート的なやつが怖くて怖くてたまりません。

。。。怪ダレ脳なのでしょうか。

それはさておき、怪ダレシリーズの電子書籍版が発売になっています。(1巻『タタリの学校』、4巻『恐怖の教室』、5巻『悪霊の教科書』)
ニンテンドー3DS専用のコンテンツです。

今までにも挿絵を描いた実用書が電子書籍化されたことはあったのですが、電子化の作業にはわたしはノータッチでした。
でも今回はきちんとチェックさせてもらえたので、本当に良かったです。やはり、元々紙に印刷される前提で描いているものなので、電子化しても全く同じというようにはできません。
3DSは特に、2画面の状態で表示されるので絵が真ん中でちょん切れたり、画面に合わせて縮小されてしまったりするので、見やすくなるように、あちこち手直しさせてもらいました。

電子書籍は、印刷という工程を通さないので、パソコンで描いたのに近い状態で絵を見てもらえるという面白さもあります。
機械的に、ただ紙の本を電子データ化するだけではもったいないし、本とは全く別の媒体として、やろうと思えばもっといろんなことができる可能性があるなあと思いました。

ローマ字

さっき道ばたですれ違った小学生のTシャツに「SHINE」って書いてあって、思わずローマ字読みしてしまい、怖かった。。。なんかの呪いかと思った。

堕落の道を、また一歩

またずっと引きこもってて、食糧がつきてきた。
しかし、いきなり超急ぎの仕事がはさまってきたりして、外出できない。
が、今回はいつもとは違う。
ネットスーパーなるものでお買いものすることにしたのだ。

前からネットスーパーの存在は知ってたものの、老人向けかな?なんて思ってスルーしていたのだったが、こないだあきさんにすすめられ、使ってみようと思って調べてみた。
そしたらすでにいろんなスーパーでやってるサービスなのだった。早い話、ネットでご用聞きみたいな感じ。普及してしかるべきサービス。

21世紀だねえ。なんかものすごく地道で現実的だけど。
テクノロジーというのは、結局、こういうことのために進歩してきたのか。
気になるお値段は、品物にもよるけど全体的に高くはないが安くもない。でも注文したらその日のうちにすぐ持ってきてくれるし、、、なんてことだ。
これはヤバい。ヤバすぎる。。。わたしをさらに堕落させる禁断の果実。
もうこのままずっといつまでもひきこもっていられるじゃないか。。。

ケンチャナヨ

しばらく更新が滞ってましたが、元気です。
今週は、時間をみつけては、韓国語の勉強をしてた。ジムのクロストレーナーで有酸素運動をしながらドリルを解いたりとか。
ハングルは合理的な文字なので、数時間で覚えられる人もいるそうだが、わたしはちょっと時間がかかった(まだ文字を覚えただけ)。

なんでいきなり韓国語の勉強をはじめたかというと、例の韓国プロジェクトのサイトでコミックエッセイを描くことになり、コミックエッセイらしく、文字も手書きにすることにしたのだけど、その翻訳版の文字もわたしが書き入れると前川さんが決めたから。

プロジェクトの人々はバイリンガルが多いので、不便もないし、とくに韓国語を覚えるつもりはなかったのだが。。。
プロジェクトでは、翻訳してもらった文を書き写すだけではあるけど、ゴッホが描き写した日本語みたいにへんてこなことになったら困るので、とりあえず表記のルールくらいは頭に入れておかなきゃいけない。

でもやってみるとこれが面白い。確かに文字の仕組みがよくできているし、表音文字だから、意味が分からなくても、超ゆっくりなら音読もできる。
で、辛ラーメンとか韓国海苔のパッケージの文字をぶつぶつ読んでみたりして、模様にしか見えなかった文字が、音を伴って見えてくるのってすごく楽しい。

でも、小学校から親しんできたローマ字なみに身に馴染ませるのは大変そうだ。
日本語では意識していない発音が多いし、読み方の例外的な決まりも多いので、本気で覚えるなら、とにかく耳で、何回もくり返し聞かないと。。。
こんなことなら春の韓国旅行の前に覚えればよかったような気もするが、(ソウルでは、英語や漢字の標識がほとんど見られなかった)
読めない文字に囲まれてる状況もあれはあれで面白かったんだよね。。。

命名

今回出展した絵に描いた人物は、おそらく、いまトップページに使ってる絵の、2008年のワンピースの女の子と同一人物だ。
あれもオーパさんで展示した絵(去年の「暦絵」展)だった。この子の登場する絵はわたしとしては明るい雰囲気になる。オーパさんは、風通しがよくて明るいので、それに影響されてるのかもしれない。

で、この白ワンピースにおかっぱ頭の女の子は、どうやら、わたしが冬場によく描く、青いコートに白マフラーのあの子とは別の人物のようだ。

もともと、わたしにはあんまりキャラクターって意識がなかったので、この子には名前はあるの?と聞かれてしばしば困惑したりしていた。(ただ、これは「わたし」ではない、という程度の認識だった)
名前をつけると、ふわふわ浮かんでる人をむりやり地上に引きずりおろすみたいな気がするし、みんなまとめて「目の人」って呼びかたでいいや、と思っていた。

でも、なんとなくキャラクター性があるらしいことが、ようやくわかってきたので、とりあえず、青いコートに白マフラーのあの子のことは「不思議ちゃん」と呼ぶことにした。へんかなあ?

白ワンピースの女の子の呼びかたはまだ考え中。今回の絵は「水玉」というタイトルなので「水玉ちゃん」でもいいんだけど、この子のワンピースは無地だしなあ…。
「はてなちゃん」じゃあはてなダイアリーのキャラみたいだし…。

キャラクターって、気軽に言うけど、すごく高度な概念だと思うなあ。

今回の絵はパソコンで描いて出力したもので、額なしマットつき6000円で販売してますが、初日に来ていただいた別のギャラリーのオーナーさんに「安すぎる」と言われたので、次回からはもう少し高めに値段設定しようと思います。
イラスト全体の相場とかいろいろ大人として考えねばならないことがあるようです。
実際この値段でもなかなか売れるわけではないし、絵の値段ってほんとに難しい。

わたしの場合は、絵の「出版権」を売ることで収入を得ているので、原画そのものを売る必要に迫られているわけではないし(そりゃ売れたら助かるけど)、グループ展は営業の一環なので、最初から、モトを取ろうという気もないのだけど…。
(安い値段で枚数を売ったとしても、よほどたくさん売れないとモトは取れない)
モトってのはようするにほとんどがわたし自身の人件費なんで、よけいなんだかわからん。
まあ、もし欲しい方がいらしたら、今回はお買い得です(笑)。

ゴーヤと水菜

ひさびさに、さし迫った仕事がない状況で、やっと脱力。
ゴーヤと水菜の種まきをした。

野菜はいつも水耕栽培用のプランターで育てている。たまに土が乾いたら給水すればすむのでたいへんらくちんなのであるが、採りたてを食べられるわりに、どうも味的にはイマイチな気がする。
手間ひまかけたほうが美味しくできるのは正しいことだと思う。
それでも、身近で生命が育っていくのは、なかなか良いものだ。水菜はともかく、ゴーヤはベランダでちゃんと実がなるかなあ。

自画自賛

なんかすごくいい絵が描けたような気がするぞ…?
描き上げた開放感と、徹夜明けでテンションあがってるせい?
今回、けっこうリラックスして、題材をへんにひねらずに、短時間で集中して描いたのが、偶然いいほうにでたような。
水玉とか傘とか、わたしがよく描くモチーフなので、既視感があるかもしれないけど、わたしなりに珍しいやり方も入れられた。

桜がきれいに咲いてるもんだからさらにウキウキ、帰りにさっそく今年最初のお花見。
ふわふわの雲の中を歩いてるみたい。超ハッピー。

ギリギリ

昨日、宅急便を出すために、近所の営業所まで持っていこうと、久々に表にでた。
それでちょっと走ろうとしたら、思った以上に足腰が衰弱していた。
ふだんから、しらふでも千鳥足ぎみのわたしではあるが、これはひどい。膝が笑って、思うように進めず、まるで纏足した人みたいによろめいてしまった。
なんの準備もせず宇宙から帰還した人のように、と言ったほうがいいか。(いや、そこまでじゃないか。)

3週間以上もひきこもっていたわりには体調は悪くないと思っていたのだが、走ったはずみでバランスが狂って、全身がへんになった。
ほんとにガタピシって表現がピッタリで、つらいというよりちょっとおもしろい。
さらに、今日になったら足が筋肉痛でバシバシになっていた。

で、昼ころ、ここんとこずうっと懸案になってたお仕事がひと段落ついた。
わたしの絵の場合、下描きと仕上げの時以外は延々と単調作業なのだ。何が苦手って単調作業ほど苦手なものはないというのに。
長丁場だったのでなかなか集中力がもたなくて、もう永遠に終わらないかと思った。最後のほうはさすがにかなり集中してやったけど。

それから大あわてで今日が提出期限の確定申告の書類作成にかかる。
計算が合わなかったりして、かなり焦ったが、どうにか今日の消印で郵送できた。
はー…。

ところで同時に準備を進めていた新聞挿絵のほうは所々の事情で5月からになりました。

あー、自由が丘に行きたいな。そんでただぼけーっとしたい。
それかどっか水族館の熱帯魚の水槽の前でぼけーっとしたい。
あとはラクーアに行きたい。遠くの温泉まで行く気力がない。
ちょっとずつリハビリしなきゃなあ。

でもそういえば来週またグループ展があるんだった。描くのは1点だけだけど。どうしようかな。まだこないだの展示のお礼状も出してないな。

そうそう、友人Bちゃんに頼まれてたフィギュアスケートの応援旗も大急ぎで作ったので、世界選手権を録画しなきゃいけないんだった。
まずは押し入れにしまい込んでるテレビを掘り出して接続しないと…。

あ、大丈夫です…

昨日は、落ち込んで一日中ふとんをかぶってた。
一昨日たくさんの人に会った反作用で、いつものことだから大丈夫。
あーあ、髪を切りに行きたかったのになあ。
ダメ人間はダメの十字架を背負ってくしかないし、さっさと立ち直ろう。今日はギャラリーにいる当番だし。

後刻。
今日は平日でギャラリーはすいていたので、お客様と落ちついてゆっくりお話しできた。
どうもありがとうございました。
ヒマな時間には、ウトウトしたり、次の展示のアイデアを練ったりしていた。
こういうときに、なんかひらめいたりするものなのだ。

東京に帰ってきました

雨もようの中、昼の高速バスに乗って、東京に帰ってきた。
日本の国土のほとんどが山であるにもかかわらず、いちばん平坦な県・千葉県で育ったせいか、わたしには山というものがたいへんにもの珍しく、ずっと窓にへばりついて景色を眺めていた。
新幹線だと景色を見るには速すぎるんだよね。
山々から雲が湧き出るさまがすごい迫力だった。

真っ白な雲のなかに黒い影みたいに見える山のてっぺんとか、樹海とか、斜面に立ち並んでいるちっちゃな住宅の群れも面白い。
それに、窓ガラスにぶつかって流れる雨粒を観察するのもまた楽しい。