投稿者「anokonotomodachi」のアーカイブ

展示のお知らせ

明日7/30から、渋谷ヒカリエ8階のギャラリーではじまるグループ展に参加します。

小さな「窓」のシリーズ、2013年に8つ作って2つだけ手元に残っていたものと、同じコンセプトで作った新しい「窓」を4つ出品します。画像は作りかけの様子です。

もしお近くに来られた際はぜひお立ち寄りください。

「VU!Ⅳ」ヴー!4 アートラボ・グループ アートショー

2024.7.30(火)~8.6(火) 11:00-20:00

渋谷ヒカリエ 8F CUBE1, 2, 3 入場無料

Satelites ART LAB + Art Lab TOKYO

https://www.hikarie8.com/cube/2024/06/vu–4.shtml

あおいうに/岩清水さやか/扇原康成/Keiko Kamma/坂本友由/高嶋英男/はらわたちゅん子/菱沼美香/日比淳史/フラウム/森下泰輔

プラバン

プラバンでキャラクターグッズを作れないかなあと思って試してみた。
プラスチックの薄い板にお絵描きしてオーブントースターで焼いて縮める。
初挑戦だったので焼き時間のタイミングがつかめず最初は何個か失敗した。何回も焼くうちにだんだんコツはつかめた。

うーん、しかし、グッズ化するにはちょっとチープすぎるかなー。
下手なのもあるけど、わたしのイメージしてたのとはちょっと違うみたい。
かなりの縮小率なので、元の絵に多少アラがあっても目立たなくなるのかな?と思ったけど、わたしの線が強い画風だと、やっぱりアラはアラで、どうしても気になってしまう。

抹茶

実家に帰るたび、みんなで抹茶を飲むのが楽しみだ。
といってもカジュアルに、各自茶筅を持ってシャカシャカかき混ぜ、ゴクゴク飲んでもう一杯おかわり、という感じ。
 
一昨年、大鹿さんにお皿を譲ってもらった中に、抹茶のお茶碗があった。それを思い出したので、スーパーで安い抹茶を買ってきて点ててみた(プラスチックの泡立て器でw)。
しかし、、、まずお湯をそそいだら色がいっきにドス黒くなって戸惑った。
で、味は、苦い!!

漫画やなにかで抹茶が苦いという描写をみかけるたびに、抹茶って苦かったっけ?と疑問に思っていたけど、、、そうか、なるほどー。安い抹茶は苦いのか〜。
でも不味いかというとそんなことはない気がする。こういう飲み物だと思えばコーヒー感覚で飲めるし、抹茶オレにしてもよさそうだし。

背景

YouTubeでBTS(韓国のアイドルグループ)の動画を見ていたら、背景の建物に見覚えがあった。ソウルの中央博物館じゃないかな…!と思い、調べてみたらやっぱりそうみたい。
たしかに印象的な建築だったもんなー。でも一部分が映っただけで気がついたわたしすごいw
しかし、ソウルに行ったのはもう3年くらい前なのかー。

成人の日

やっと自宅に戻った。次いつ来られるかわからないので長々と実家にいて、毎日せっせと2時間くらい散歩していた。見知らぬお寺にお参りしたり、タヌキに遭遇したり、ものすごい山奥で古民家カフェを見つけたり。

Zoom句会には実家から参加した。wifiの電波が悪い部屋だったので、動作が不安定になってしまった。わたしのノートパソコンが古いせいもあるのかもしれないけど、もしまた実家でZoomをやるなら20mくらいのLANケーブルを用意しないといけないな(あと作業机と椅子が欲しい)。

先週、緊急事態宣言がまた出た。帰省が危ない危ないと言われていたら、本当に感染者が激増した。予想通りすぎる。政府が本当にオリンピックやろうと思ってるならもうちょっとやりようがあったのでは。。。
千葉市の成人式は中止になったが、千葉駅周辺で晴れ着姿の人をちらほらみかけた。いつもの年なら素直に綺麗だなあと思えるはずなのに、今年はなんだか悪いものを見てしまったような気まずい気持ちになってしまった。

帰省

今年は高齢者のいる家への帰省はやめろという社会的圧力がすごかった。
SNSなどでお医者さんや識者たちが「移動するな」とか「帰っても玄関先で挨拶するだけにしろ」とか訴えていた。
でも2週間自主隔離すればいいということなので、19日からずっと家に引きこもっていた(1回だけスーパーに行った)。
そして大晦日に帰省。でも2週間には1日足りないので、わたしの寝る部屋には誰も入らないようにしてもらい、みんなマスクをして、食事は別々の部屋でとることにした。換気しようとすると父が不愉快そうにするので隙をみて襖を開けたり閉めたりしていた。
それでも8月以来に両親の顔を見られてよかった。
数ヶ月の間にすっかりリフォームが終わっていた。キッチンもピカピカ。あちこちの扉を開けまくり、どこに何が入ってるのか確認しているうちに、母が見過ごしていた小さな引き出しを発見してしまったのには笑った。お風呂も現代的になって、とても気持ちよかった。

다섯가지의 의미 五つの意味展

ソウルのZeinxenoギャラリーで展示していただいています。
2020年のラストショー、5人のグループ展で、イナジンさんも一緒です。
事前連絡はなくて笑、館長さんがフェイスブックに載せてくださった写真で知ってびっくりしました。出展作品は、前回の韓国個展のあと、ギャラリーに預けていたもの。
今年はほとんど展示できなかったので、本当にありがたいです。

あー、また韓国に遊びに行きたい。マッコリ飲みたい。
お会いしたいですね!と伝えたら、私たちも会いたいですとお返事がきた。

だれも知らないレオ・レオーニ展

都内の歯医者にメンテナンスしてもらいに行く。いま都内に行くのは心配だけど、先延ばししても、しばらくは感染者が減るとは思えない。帰り、久しぶりに世界堂に行った。とくに買いたいものはなかったが、世界堂に行くと落ち着く。新宿は普段とあまり変わらない印象だった。

それから板橋区立美術館の「だれも知らないレオ・レオーニ展」に足を延ばした。チケット予約制で入場制限していたけど、他の客は数人程度だった。
ほんとによく知らないレオ・レオーニだった。超売れっ子デザイナーだったんだな。しかも母がオペラ歌手で、叔父がアートコレクターで子どもの頃育った家にシャガールの絵があったとか、すごい環境。。。
デザイナー出身だからなのか、ちぎり絵やモノプリントなどいろんな画材や技法を使って、決まった絵柄にとらわれずに自由に制作しているのに感銘を受けた。
紙をちぎってデザインする技法なども、当たり前のように感じてしまうが、じつは画期的な発明だったのだと再確認した。子どもでもできるような単純な技法でもセンス次第で素晴らしい作品になる。難しいことをやればいいってもんじゃないのだ。

用心

妹宅にクリスマスプレゼントを持って訪問した。
みんな家の中でもマスク装着。お昼はハンバーガーを買ってきてもらったけど、窓を開けて、距離をあけてそそくさと食べた(暖かい日で助かった)。
ゲームしたりお絵描きしたり遊んだ後、手土産に買っていったビエネッタ(ずっと憧れだった)を食べる時も、またソーシャルディスタンス。
そして長居しすぎないように帰途についた。

ショッピングモールで前にもらった割引券を使ってしまおうと、洋食屋さんに入りハンバーグを食べた。カウンター席で、誰とも向かい合わずにすんだのだが、コップはテーブルに何個か重ねて置いてあって、自分で水を注いで飲むスタイルだった。これは、、、前の人の飛沫、付いてるかもしれないのでは。。。
ナイフとフォークもテーブルのカゴに入れて置きっぱなしになっていた。今までは当たり前だったことだけど、気持ち悪いのでウエットティッシュで拭いてから使った。
ハンバーグ自体はとてもおいしかったのに、、、なんだかなー。神経質すぎるのかな?

河鍋暁斎の底力/国立劇場12月歌舞伎

歌舞伎の夕方の部の招待券をもらった。いま東京に行くのは罪悪感もあるのだけど、大好きだった福助さんが出るというので見に行くことにした。

国立劇場に行く前に、東京ステーションギャラリーで「河鍋暁斎の底力」展を見た。暁斎の浮世絵の完成品ではなく、下絵や、即興で描いた絵を集めた地味な展示。でも、彫り師や刷り師の手が入る浮世絵と違い、これなら暁斎本人が描いた生々しい線を堪能できる。すごく上手い。弟子のために描いた見本の絵とかでも、手抜きとか一切ない。なんでも描けるようになりたいという、執念なんだろうか?とにかくすごいパワーだった。

建て替え前の歌舞伎座のさよなら公演を幕見席で観て以来、歌舞伎からは遠ざかっていて、調べたら10年ぶりだった。その間に、先代の芝翫も雀右衛門も、勘三郎も団十郎も三津五郎も、それに最近は藤十郎も、みんな死んでしまった。福助さんも倒れてしまった。。。

客席はガラガラで、1割も入っていたかどうか。席は一つおきの使用という決まりになっているけど、それどころか、同じ列に座っている人が1人か2人という状況。もともと歌舞伎の客は高齢者が多いし、国立劇場は歌舞伎座よりも学問寄りだから、今は控えるという人が多いんだろう。
客席からの掛け声は禁止。唄や楽器の人たちはみんな口元に黒い布をかけていたし、出入り口も開け放たれていて、上演時間も短め。これなら絶対安全だなと思った。

10年も見ていないと、若い役者はもう誰が誰だかよくわからない。
福助さんはほとんど座ったまま、扇を動かすだけだった。それでも素敵だったけど、、、あのコメディエンヌっぷりをまた見たいなあ。

帰り、アートラボに寄り、地場賢太郎さんと河野あさみさんの個展を拝見。
今年はもう忘年会もないだろうし、「良いお年で」と挨拶して帰った。

名和晃平展/吉田稔美展

3ヶ月ぶりに東京に出た。
コロナがまた急拡大する中、おそるおそる行ったのだけど、街の感じは思ってたよりふつうで拍子抜け。地下鉄の乗り換えを2回も間違えたのには自分でも驚いたけど、、、やっぱり都会は華やかで、気分が上がる。

まず表参道のGYRE GALLERYの名和晃平展「Oracle」へ。いろんなテクノロジーを駆使した作品。平面作品も良かったけど、でもやっぱりトレードマークの透明球体PixCellの彫刻の強度は凄すぎた。適当に写真撮ってもなんとなく絵になってしまうほどの強さ。

そしてギャラリーハウスマヤで開催中の吉田稔美さんの個展『ピープショー のぞきからくり展』へ。ピープショーは絵がレイヤー状に重ねられていて、小さなのぞき穴から見ると立体的に見えるおもちゃ。手のひらサイズの小さな作品だけでなく、中に人間が入れる大きな作品も展示されていた。
専門書を出版されたほどの、吉田さんのピープショーへの愛と、研究の深さに感嘆。ご自分の作品だけではなく、ピープショー関連の資料がたくさん用意されていて、先人たちのアナログ3Dへの情熱と工夫の積み重ねの歴史を垣間見ることができた。
たわいない遊びのようでいて、生半可な気持ちで手出しすることはできないなと思わされる。

魔法の手 ロッカクアヤコ作品展/千葉みなと散歩

千葉県立美術館で開催中のロッカクアヤコ展を見にいく。
建物の構造上、千葉県ゆかりの画家やバルビゾン派の重厚な西洋美術コレクションの展示室を通りぬけないと目当ての展示にたどりつけない。別にいいんだけどあまりにもジャンルが違いすぎて戸惑う。

ロッカクアヤコさんの展示はとてもパワフルで素晴らしかった。小さい作品しか見たことがなかったので、今回たくさん見られて良かった。これだけの数を、ほぼ全部今年になってから描いているのか。。。でも勢いで描いているように見えて、ていねいで完成度が高い。
最近の自分は守りに入ってるなあと身につまされた。

その展示を抜けると、また全くジャンルが変わって、今度は千葉県高等学校総合文化祭の作品展だった。高校美術部の生徒の作品が高校ごとに展示されていた。
贔屓目なしに、自分の母校の美術部が一番青春らしいパワーがあって、しかも良くまとまっていたので驚いた。
千葉県じゅうの美術が得意な高校生が集まってるわけだから、何人か有望そうな人もいた。でもどうしても全体に学校臭くて古い感じがある。もっと今の若者にしか描けない時代を映した作品を見たかったけど、高校生だとむしろまだ若すぎるのかな?

美術館は千葉市の港湾地区にあって、すぐ裏手は大きな倉庫やコンテナが立ち並ぶハードな場所だ。海が見たくなって歩いていったが、フェンスに囲まれていてなかなか近寄れなかった。広くてまっすぐな道が延々と続いていて遠近感が狂う。とぼとぼと歩いていると、なんだか旅人になったような気分になった。
公園の近くまで来てようやく海を見ることができた。けっこうな数の釣り人たちが気持ちよさそうに釣り糸を投げていた。

ポートタワーの公園の人工浜で、焼きそばパンとコーヒー牛乳で一服。
夏に来た時はアオコだらけだったけど、今は匂いもなくきれいで穏やかな海だった。

幸せな日

妹一家のお祝い事に、カメラ係として同席。
みんなで一緒にお参りに行き、その後お寿司をご馳走になった。
天気も良く、とても気持ち良かった。
ゲームをしたり、野球ごっこをしたり、
手土産のアイスクリームも喜んでくれたし、完璧な1日だった。
わたしも幸せな気持ちになった。