投稿者「anokonotomodachi」のアーカイブ

ここはだれの場所/オスカー・ニーマイヤー

きょうは東京都現代美術館に行ってきたー。
「ここはだれの場所」と「オスカー・ニーマイヤー」、どっちもすごくおもしろかったな〜。
のんびりできたし、なんだかとっても癒された^^
アルフレド&イザベル・アキリザンの作品目当てで行ったのだけど(すごく良かった)、ヨーガンレールのごみを使った作品もとても美しかった。
まえに3331 Arts Chiyodaで見た藤浩志展の作品を思い出した。
会田誠さんが版画彫ってるとこも見物できてお得だった。

異端者の悲しみ/猫と庄造と二人の女

読売新聞夕刊に月イチ連載中の「谷崎 名キャラ図鑑」先月と今月のぶんの挿絵です。

201507292

1枚目は「異端者の悲しみ」のお富ちゃんで、文章は青山七恵さん。
2枚目は「猫と庄造と二人の女」の庄造で、文章は市川真人さんでした。
どっちの小説の登場人物も、ものすごいダメ人間ばっかりで、可愛くて面白かったです。

花火大会

きょうはhanabi展のレセプション。
火曜日の搬入のときに間に合わなくていったんあきらめた作品があって、でもやっぱりどうしても仕上げたかったので、(だって季節ものだし、今仕上げなかったら来年まで展示できないし)お昼までかかって描き上げて、それ抱えて、炎天下、ギャラリーへ。
花火をひとりじめしたい!という願望の絵です。
無事に展示させてもらえて、ひと安心。

レセプションは16時からで、外はまだまだ真っ昼間の日差しだった。
でもぼつぼつお客さんが集まりだして、隅田川花火大会を見に移動するころには結構な人数になってた。
ものすごい大混雑の中、見物の場所を確保するのもたいへん。
なにしろ集団行動が苦手な人々の集まりなので、案の定、途中ではぐれちゃった人もいたし、花火も遠くにちっちゃくしか見えなかったけど、わいわいはしゃいで、盛り上がって、なんだかとても楽しかった。解散して家に帰ったときにはヘトヘトになってた。

***
ところでhanabi展の会期、1日延びて、8/2までになりました。
よろしくお願いします。

デザイニングWebアクセシビリティ

今週末くらいにボーンデジタルさんから発売になる「デザイニングWebアクセシビリティ」という本の挿絵を描きました。
webデザイナーさんなどのための分厚い専門書です。
たくさん挿絵使っていただきました。amazonの書影でもいくつか本文中の挿絵を見ることができます。
目や耳が不自由だったり、マウスやキーボードの操作ができなかったり、その他いろんな状況におかれた人がいますが、誰でもスムーズに利用できるようなコンテンツを作るための本です。
類書が少ないようですのでご興味のある方はぜひお手に取ってみてください。

デザイニングWebアクセシビリティ – アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ

  • 作者: 太田良典,伊原力也
  • 出版社/メーカー: ボーンデジタル
  • 発売日: 2015/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

海風

昨日、今日と、うちのあたりまで海風が吹いてきてる。海辺ってわけじゃないのになー。東京湾の匂い、悪くない。

hanabi展

7/23~8/1まで、花火がテーマのグループ展に参加します。
場所はアートラボ・トーキョー/アートラボ・アキバです。(このふたつのギャラリーは、同じ建物にあって、隣接してます。)

花火の絵って少なくて、浮世絵か、山下清くらいかな。
難しいな。。。例によって、まだ描いてないけど。
昨日、東京に行ったから、材料買ってきた。

hanabi展
7/23(木)~8/1(土)15:00~20:00 最終日18:00まで 日曜休廊
レセプション 7/25(土)16:00~
18:30から、みんなで隅田川花火大会を見に行く予定だそうです。
ギャラリーの場所が浅草橋なので、歩いて行けるらしいです。(だけど、すごく混むんだろうな~。。。)

出展作家
大和田登/河野さおり/菅間圭子/Kevin jones/コウノユキトシ/近藤智美/桜井貴/地場賢太郎/nibinibu/ハギハラトシサト/樋口裕子/本田千昭/三杉レンジ/三友周太/村田いづ実/森下泰輔/ヨシナリミチコ/李奈珍/岩清水さやか

アップデート

中学とか高校のときに勉強したこと、とくに歴史とか地理は、その後、大人になってからも、物事を考えるときのベースになっている。(受験勉強したことも無駄じゃなかった。)

だけど、あれからずいぶんたって、いろんな情報がどんどん更新されて、当時正しいと思っていたことが、今では間違いとなっていることも多いのだろう。
と思ってとりあえず日本史の本なんかを読んでみたりしているけど、現代史にかぎらず、近代以前の歴史も、新たな発見やら研究やらで、想像していたよりずっと大きく変化しているらしい。

ぼちぼち、わたしの脳内環境もアップデートしていかなくてはいけないな。

らっきょう

数年ぶりにらっきょうの甘酢漬けをつくった。
一昨年は引っ越しがあったし、去年は個展後でグッタリしてたから。

らっきょう漬けの材料ってすごくシンプルで、らっきょう・酢・(水)・砂糖・塩・唐辛子くらいのものなのだけど、参照するレシピによって、調味料の配合がほんっとにバラバラだし、作り方も、先に塩漬けしたりしなかったり、先に軽くゆでたりゆでなかったり、甘酢が熱いまま漬けこんだり冷ましてから漬けこんだりと、なんだか適当すぎるんだよね。。。

つまり、たぶんどうやって漬けてもそれなりにできるんだろう。
しかし、もうずっと、買ってきたらっきょう漬けを食べていないので、自分の作ってるのが果たして正しい味なのかどうかよくわからない。
これまでの経験で、おいしいお酢を使えばおいしくできることはわかったので、(こんだけシンプルな材料なんだから当たり前だけど)とりあえずお酢だけは奮発して良いのを買ってきた。
そしたららっきょうの量に対してお酢が少なすぎたので、適当に水を足した(笑)。

それが吉と出るか凶と出るかわからないけど、凶と出たとしても、そもそも、正しい味がわからないからなー。。。

3拍子

ZUMBAはいろんなリズムの曲に合わせて踊るのだけど、その中でも苦手なリズムがわかってきた。どうもなー、、、3拍子のステップがうまく踏めないんだよなー。
ゆっくりだったらできるんだけど、曲にのって動こうとするとグダグダになってしまう。あ、つぎ3拍子だ、と思うとよけいに足が動かなくなるし。足を意識すると手の動きがお留守になってしまうし。

あと6拍子というのもだめだ。。。
どうやったらできるようになるのかなー。慣れるしかないのかなー。

怪ダレ脳

街を歩いててたま~に出くわす、コンクリート壁いっぱいに手形をベタベタつけて「木」とかに見立てたコミュニティアート的なやつが怖くて怖くてたまりません。

。。。怪ダレ脳なのでしょうか。

それはさておき、怪ダレシリーズの電子書籍版が発売になっています。(1巻『タタリの学校』、4巻『恐怖の教室』、5巻『悪霊の教科書』)
ニンテンドー3DS専用のコンテンツです。

今までにも挿絵を描いた実用書が電子書籍化されたことはあったのですが、電子化の作業にはわたしはノータッチでした。
でも今回はきちんとチェックさせてもらえたので、本当に良かったです。やはり、元々紙に印刷される前提で描いているものなので、電子化しても全く同じというようにはできません。
3DSは特に、2画面の状態で表示されるので絵が真ん中でちょん切れたり、画面に合わせて縮小されてしまったりするので、見やすくなるように、あちこち手直しさせてもらいました。

電子書籍は、印刷という工程を通さないので、パソコンで描いたのに近い状態で絵を見てもらえるという面白さもあります。
機械的に、ただ紙の本を電子データ化するだけではもったいないし、本とは全く別の媒体として、やろうと思えばもっといろんなことができる可能性があるなあと思いました。

会津旅2

2日目は会津若松市内を観光。
ホテルのバスの運転手さんが親切にいろいろ情報を教えてくれた。
まず鶴ヶ城に行った。赤紫色の瓦のおしゃれなお城。
タイミング良くガイドのおばちゃんがいたので、案内してもらったら、とても話がおもしろい方で、大当たりだった。客は最初わたしたちだけだったのに、お城の庭を歩き回るうちにいつのまにかどんどん増えていった。

鶴ヶ城会館で実演販売してたあわまんじゅう(めちゃくちゃ美味しい)を買い、七日町通りを歩きながら、絵ろうそく屋さんや和菓子屋さんをのぞく。
修学旅行のときに長門屋で買った栗まんじゅうがとても美味しかった記憶があるので、もちろん買った(立派な化粧箱に入ってたけど、昔はもっと地味な箱に入ってた気がする)。

それから末廣酒造の蔵見学。時期的にお酒の仕込みはしていなかったけど、機械を見せてもらったり、いろいろ教えてもらったり、迷路みたいな旧家を案内してもらったり。たくさん試飲もできたし、蔵に併設されてたカフェも良かった。こんどは仕込みの見学をしてみたいなー。

会津旅

ゆうべ、今年のサボテンの花が咲いた。
今日から1泊で会津に出かけてしまうので、咲いたところを見られて良かった。

早起きして新幹線に乗り、郡山で磐越西線に乗り換えて会津へ。
会津は中学の修学旅行以来。でもかなり昔だし、当時はバスで回ったから記憶があまりない。
今回は父がコースを決めた(旅行会社のツアーだけど)。けっこういろんな乗り物を乗り継がないといけないのと、乗り物の本数自体が少ないので、父はかなりテンパっていた。

でも乗り継ぎはなんのトラブルもなく、むしろ早く行き過ぎて待ち時間ができちゃったりしつつ、茅葺き屋根の民家が集まる「大内宿」と、川で削られた急な崖「塔のへつり」を回った。

大内宿は、急ごしらえの観光地って感じで、お土産屋さんも素人くさい雰囲気だった。
でも集落の奥にある子安神社が、ちょうど一年に一度のご開張の日だったらしく、地元の奥さんたちが手作りのご飯やゆで卵をふるまってくれて、なんだかとてもいい感じだった。
ここでは丸ごとのネギをかじりながらお蕎麦を食べるのが名物らしい(本当かなあ)。おそるおそる食べてみると、案の定、辛すぎてひとくちでギブアップ。ネギがもったいなかった。一緒に頼んだ栃餅が美味しくて、こっちを推せばいいのにな〜と思った(食べ過ぎた)。電車待ちの間に湯野上温泉駅の足湯につかる。熱くて素晴らしく気持ちよかった。

塔のへつりは、とても良かった。絶壁のあいだに架けられたゆらゆら揺れる橋をわたり、崖が浸食されてできたような感じの細い通路を伝って歩く。手すりがないところもあって、けっこう怖かった。
父は高所恐怖症なので、引き返してどこかで時間をつぶしていた。。。

 

春琴抄

「谷崎 名キャラ図鑑」連載2回目のテーマは「春琴抄」で、5/23の読売新聞夕刊に掲載されました。

「春琴抄」は、学生の頃に島津保次郎監督の映画版を見た印象が強かった。
なんでこんな古い映画を見たかというと、美術を小村雪岱が手がけていたからで、久々に見直したら、花見の席で琴を弾く場面とか、やっぱり絵のようにきれいだった。
ただモノクロ映画なので、色がよくわからないのが、挿絵の資料としては残念。

文章を読むのは今回が初めて。
短い小説だけど、佐助が失明する場面が怖くてそこから先に進めなくなって読み終わるのにかなり時間がかかってしまった。
でも面白かったなー。面白すぎると挿絵描くのも大変で、描きたい要素が多すぎて一枚にまとめるのが難しかった。
それに着物を描くのも本当に難しくて、、、ちゃんと勉強しなきゃなと思った。

アスパラ

ふおお〜北海道から直送のアスパラ最高!
フライパン一杯に並べて焼いて塩振っただけで甘くてジューシーでトロトロだ〜
一気食いしてやるぞぉ〜 やばいぜいたくだ〜 やばいやばいやばい

悪魔の十三階段

怪ダレ13巻「悪魔の十三階段」の見本をいただきました!

今回は、表紙にあの方が登場しています。笑
1巻が世に出たのが2008年だから、その頃の読者の中には、もう大学生とか社会人になってる人もいるんだな~ いやはや。。。

お店に並ぶのは27日頃になるそうです。

怪異伝説ダレカラキイタ?〈13〉悪魔の十三階段 (怪異伝説ダレカラキイタ? 13)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2015/05
  • メディア: 単行本