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オルゴォル大詰め&お祓いについて

さてオルゴォルの連載は、いよいよ大詰めになってきました。きゅう~
南日本新聞さんの夕刊が今月末で休刊になるので、それにあわせてフィナーレです。

もともと南日本新聞での連載はスタートが3ヶ月くらい遅かったので、12月から毎日3回分ずつ掲載されているのだけど(カラーだし、これは壮観)、ウィキペディアの南日本新聞の項にもそのことがしっかり載ってた。細やか~

で、それと入れかわりに、群馬県の上毛新聞さんで、3/1からあらたに掲載がはじまるそうです。初関東圏!千葉育ちとしては、群馬は天気予報でうつる範囲だから近い感じがするなー。

ところで去年は後厄だったからお正月にお祓いに行ったのだけど、なんだか怪談のお仕事が続くので、今年もお祓いを受けたほうがいいのだろうか…、と思ったら、「怪異伝説ダレカラキイタ?」の著者の加藤一さんによれば、実話じゃない怪談なら、お祓いを受けなくてもたぶん大丈夫なのだそうだ。

なるほど、そういうものか。。。じゃあ、わたしは必要ない…のかな?

シュールな気分

最近どうも時間のすすみ方がへんだ。
わたしの体内時計のみならず、家中の時計が勝手な時間をさしていて、なおしてもすぐまた狂う。すごくシュールな気分だ。
日が短くなったせいか、ゴミの収集日が変わったせいか。。。

まだくわしいことは書けないのですが、12月のわたしは身柄を拘束されてしまった模様。
忙しいのはありがたいことです。

そろそろ連載100回めを越えた「オルゴォル」、11月末から、愛知県瀬戸市の「とうめい新聞」さんでも新たに掲載されることが決まりました!
透明新聞かと思ったら東名新聞かあー(そりゃそうだよね)。
でも透明新聞ってなんかちょっとクリスタルで素敵~な感じだけど。

なんだかいろいろ

昨晩、友人Kから電話がきて、決意表明を拝聴。
やっと腹を決めて開き直ったようでわたしもとてもうれしい。

ミクシィの岩清水同好会で盛岡の親戚(?)発見!やっぱり石清水八幡宮にはなんらかの縁があるらしい。年内はもう無理だけど、来年春になって暖かくなったらぜひ盛岡に遊びにいかねば!
ああでも九州にも行ってみたいんだよなあ。

こないだ「オルゴォル」連載がはじまったばかりの南日本新聞の掲載誌が届いた。
カラーで大きく載ってて、自分でいうのもなんだが、キレイだ~。
鹿児島らしくやっぱり篤姫押しの記事が載ってる。
日本海新聞も鳥取のローカルネタが載ってて面白いし、ほんとは掲載されてる4誌全部見たいけど置き場所がないので残念。

GEISAIのときのわたしの作品、テレビで映ってたそうでたいへん恥ずかしい。このままスルーしようと思ってたんだけど。

今日は久々に歯のメンテナンスに行ったら、歯医者さんはヒマのようで、銀歯をきれいな真っ白の歯に替えませんかとすすめられた。
こないだ発泡スチロール買ったお金で歯を2本白くできる値段。
そりゃあキレイにしたいさ、でも、でも、、、
画材を買うお金はポンと払ってしまうけどそれ以外にはかなり迷ってしまう。

それから、たまには洋服でも買おうかと新宿に出たが、けっきょく服は何も買えずに世界堂でまた筆やらボードやら買い込んでしまった。Tさんとちょこっとお茶して、なんとなく落ち込む。いろいろ面白い話を聞いたのだけど。あーもっとがんばろう。
Tさんはサンパウロでカウパレードを見たそうな。
問題小説の編集Nさんはミラノとオデッサでカウパレードを見たという。オデッサってどこ?たしかガンダムに出てきたとこだよね…。

ううう、牛なんかに負けるもんか!ちなみに牛、オークション始まってます。5万円からです。安いっちゃあ安い(でも送料と置き場所がね。。。)
売れてもユニセフに寄付だからわたしには一銭も入らないけど、どなたか買ってください。。。売れ残って処分されちゃったら悲しすぎなので。(展示後の修復は行わないって書いてありますが、わたし出張して修復します!)

「オルゴォル」掲載、新たに決定!

きゅうきゅういいながらやっとこさ三分の一まで来た、新聞小説「オルゴォル」、「大分合同新聞」さんで9/11から、鹿児島の「南日本新聞」さんで9/25から、新たに連載されることが決まったそうです。わーわーわー!

わたしは九州には行ったことがないけど、大分と言えば学生時代、大分出身の後輩(今はロンドンでダンサーをしている)が、名物「とり天」を振る舞ってくれた思い出がある。あれは美味しかった。作り方聞いたのに忘れてしまったけど、また食べたいなあ。。。

鹿児島はこの小説の主要な舞台なので、掲載が決まってほんとに良かった。でも地元の方が見ると思うと、嘘描けないな(笑)。
連載終わったら、九州に旅行に行ってみたくなっちゃったー。
ではでは、大分と鹿児島のみなさま、どうぞよろしくお願いします!

明けない夜はない

延び延びになっていた、朱川湊人さんの「オルゴォル」の挿絵の連載が、7/1からスタートすることになりました。鳥取の「日本海新聞」さんと「大阪日日新聞」さんに掲載されます。
鳥取と大阪のみなさま、どうぞよろしくお願いします。

「dreaming」展は、昨日からどうにかはじまりました。
いやあ、ほんとにもう、はじまらないかと思った。。。はー。。。
月曜か火曜に(←曜日の感覚がなくなってた)首を寝違えて、それが肩こりとごっちゃになって、たいへんつらかったのだけど、オープニングパーティから帰宅して、バッタリ倒れて、16時間くらい眠ったらスッキリ治ってた。睡眠って大事だなあ。

オルゴォル

来月から、新聞小説の挿絵をやることになった。
朱川湊人さんの小説で、題名は「オルゴォル」。連載は180回の予定で、土日もお休みなし。うはは。
小説の進行と同時に、少しずつ世界を発見しながら描いていくということで、旅のような、ライブみたいな感覚を生かせたらいいなあと思う。

わたしは大学の卒論で、主に戦前の新聞小説の挿絵をテーマにとりあげたので、国立国会図書館にせっせと通って、古い新聞の資料をあさったり、マイクロフィルムを凝視したりしては、ため息をついてたものだった。
そのころはまさか自分が挿絵をやることになるとは思ってなかったが、イラストレーターになってからはずっと目標にしてたので、非常にうれしい。

本編がはじまる前に、予告でわたしの顔写真も掲載されるそうで、フォトグラファーのあきさんに撮っていただいたものを使うことにした。
新聞だから背景を切り抜いたうえに丸くトリミングされてしまうのだけど。
しかし、わたしの顔などに情報としての価値があるのだろうか。
それも国立国会図書館に収蔵されるのか…。

暮らしの哲学

池田晶子さんが亡くなられて、そろそろ3ヶ月がたつけれども、6月に毎日新聞社から出る「暮らしの哲学」の単行本に、連載時の挿絵を1点だけ載せていただけることになった。
雑誌の挿絵は、たいてい、一度使われたらそれきりになってしまうものなので、書籍の形で残していただけるのはとてもありがたいことだ。
あの絵は、絵としてはそんなにうまくないのだけど、自分でも気に入っていて、描きながらなぜか「考える時間」の最初の回に戻るような感じがしていた。

池田晶子さんのこと

文筆家の池田晶子さんが亡くなられた。
毎日中学生新聞の「考える時間」と、サンデー毎日の「暮らしの哲学」で、1年半の間、毎週挿絵を描かせていただいていた。
まったく偶然だが、池田さんはわたしと同じ大学の哲学科の先輩にあたり、それに、池田さんといえば「14歳」のための本が著名だけれども、わたしが14歳のときにちょうど池田さんが連載開始時のわたしの年齢くらいだったということもあって、勝手に縁のようなものを感じていた。

とつぜん2週連続で休載になったが、病気のことも知らず、亡くなるなんて思わなかった。
でも、呆然とするのと同時に、なんとなく腑に落ちたような感じもあった。

***

「考える時間」の文章は、どのテーマも冴えていて、透明な宝石みたいだった。
挿絵は、文章によって描かせていただくものである。
いい文章ならいい絵が描けるわけでもないが「考える時間」はわたしの代表作だと思っている。

毎中が休刊になって掲載誌がサンデー毎日に移ると、死や老いについての文が多くなった。
わたしももう30代だけれど、そういったテーマはまだ実感としては遠くて、ほんとうに難しくて、わたしが挿絵を描いていていいのかなと思うこともあった。
わたしが池田さんの年齢になったときどう考えるのだろうかと考えさせられたりもした。

池田さんには一度もお会いすることができなかったが、毎週挿絵を描くことで、わたし自身と対話する貴重な時間を持つことができた。

もしお会いしたとしても、こちらから言いたいことなど何もなかった。
ただ、絵描きとして、一度、ご本人のお顔を拝見したかった。
わたしは優しくないので人が死んだから悲しいという感覚はよくわからない。
ましてや、死はわからないものだから怖くない、年をとるのは面白いことだとくり返しくり返し書いていらした池田さんのことなのだから、悲しくはない。
でも涙が出てきて止まらなくなってしまって自分ですごくびっくりした。

池田晶子さん、ほんとうにありがとうございました。

取材

産経新聞の取材を受けた。
聞かれるままに1時間もべらべら自分語り。
そういうものなのかもしれないけど、あああ恥ずかしい。調子に乗るなよ私。
そのあと『パレット』の打ち上げ。ごちそうさまでした。

パレット

    • 作者: 前川麻子
    • 出版社/メーカー: 光文社
    • 発売日: 2005/05/20
  • メディア: 単行本

別れられないよね?

別れられないよね?

  • 作者: 大石静
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本