韓国アート道中・1日目 KIAF・VIPプレビュー

展示前はいつもそうなんだけど、出かける直前まで徹夜で絵を描いて、残り8枚の仕上げが終わらないまま大慌てで梱包して、大荷物を引きずって成田へ。朝9時発の飛行機に乗り込みました。
あたまがぼーっとしていたので、飛行機恐怖症は半分くらいですんだかも。。。
隣りの席に座っていた50代くらいの中国人のきれいな女性が、ふと気づくと下半身に服を着てなくて、薄い黒ストッキングの下にパンツが丸見えだったんですがあれは幻だったのでしょうか。
機内食は朝だというのにソースカツ丼(と、ごま豆腐とベルギーワッフルとコチュジャン)でした。コチュジャンの使い道がわからなくてごま豆腐にかけてみたけどあまり合わず、、、ソースカツ丼にかけるのが正解だったのかな???

昼頃に仁川空港に着いて、リムジンバスでソウル市内に向かいました。出迎えに来てくださった李奈珍さんがバス代も支払ってくださり、割り勘はしないで次の支払いのときに交替で払うのが韓国式だと教わりました。
これは一期一会式の考え方をする日本人的には戸惑う習慣だけど、このやり方に慣れた人にとっては割り勘ってかなり他人行儀な感じなのかもしれないなあと思いました。

Zeinxenoギャラリーは壁が高く広々として、天窓があって素敵な場所でした。
荷物を下ろして、まずは李奈珍さんの個展を鑑賞しました。作品の半分ほどはKIAFに搬入した後だったので全貌は見られませんでしたが、優しくて温かくて精巧でそれでいて力強くて、魅力的な展示でした。

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それからホテルに寄ってチェックインをすませました。ホテルは地下鉄の乙支路3街駅の近くで、部屋の広さ=バスルーム+ベッド、というとんでもなく狭い部屋だったけど、KIAFの会場のCOEXモールにもギャラリーにも乗り換えなしで行ける便利なところでした。

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そして、急いで地下鉄に乗りCOEXへ。KIAF(Korean International Art Fair)は、バーゼル香港に次いで、アジアでは2番目に大きなアートフェアだそうです。会場はものすごく広くて、各ギャラリーのブースはどこも大きく、作品も大きく、とにかく圧倒されました。
Zeinxenoギャラリーのブースは、絵画や彫刻など様々なジャンルの、比較的小さめな作品がぎっしりと展示されていて、お客さんも途切れず賑わっていました。

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12日はVIPプレビューだったので、終了後にZeinxenoの社長さんと副社長さんと李奈珍さんとVIPパーティに行き、ビュッフェ形式の食事をいただきました。韓国料理じゃなくて、主食はにぎり寿司でした。なにしろ徹夜なのであまり食べられなかったけど、カクテルがおいしかったです。李奈珍さんの通訳のおかげで、みなさんと楽しくお話できました。