このところまあまあの気温で、針子はどんどん増え、15匹くらいになった。
小水槽の水はハッキリと緑色になった。晴れた日には植物プランクトンたちが光合成して、気泡がブクブク浮かんでくる。透明度が下がったし、針子もピンピンとよく動くので、もう正確には数えられない。
ピンピン、というのは元気でピンピンしてるという意味よりは、針みたいな細い稚魚がまさにピンッ、ピンッ、と動くのを表現している。針子とはよく言ったもんである。
孵化率は低いのかなと思っていたが、そんなこともないようだ。しかも孵化した子はみんな元気に成長している(数えられないから確証はないけど)。水流に弱いとかいうが、差水しても全然動じない。あいかわらず餌はあまり食べない。
黒タライの水量は20リットルくらいなので、飼えるメダカは20匹くらいまで。これ以上増やせないので、あとは自然に任すことにして、13日までで採卵はやめた。その13日に採った6粒は、すでに目玉ができている。
小水槽の中には水ミミズもわいていて、水質はあまり良くないのかもしれない。土を入れていないからバクテリアが少ないのかも。一番最初に孵化した子(もう1cm超え、メダカらしくなってきた)が、水ミミズを食べてくれればいいんだけどな。
黒タライの様子はあまり変わらず。
うちわ兄弟は大きくなっているんだけど写真じゃわかりにくい。
前の写真とトゲの配置を見比べると、全体的に拡大しているのではなく、上の先端部分(トゲが密集している)からじわじわと成長しているのがわかる。