宮島達男クロニクル1995-2020

リニューアルしたばかりの千葉市美術館に、宮島達男展を見に行った。
今回はクロニクルということで90年代から現代までの作品をまとめて見られる。
宮島達男というと、昔見た、青色LEDの数字が壁一面に点滅する「MEGA DEATH」という作品のインパクトがあまりにも強すぎたのだけど、今回の展示は小さい作品も多く、かなり繊細な印象だった。
こういうものなのだと受け入れてしまっていたが、LEDの作品のあの青白い光は、当時の最新テクノロジーを使っていたのだな。
柿の木プロジェクトなど、今までよく知らなかった、社会的な作品も見ることができた。
でもやっぱり、たくさんの人間の生命を意識させる、デジタル数字の作品が一番おもしろい。

パソコンで自分の写真を撮影し、死ぬ日にちを自分で決めて(100歳にした)入力して、顔の上に死までの秒数を表示させるコーナーもあった。次の人が撮影するまで壁に映し出されたままになるという笑 空いていたので堂々と楽しめた。

そのあと、一緒に行った友人に教えて貰ったお店でランチ。
美味しかった! とくに前菜プレートが。しかもリーズナブル。
デザートのクレームブリュレが素敵すぎて思わず写真を撮ってしまった。
レストランで料理の写真を撮るのはあまり好きではないのだが。。。
千葉にもこんないいお店があるんだなー。