テルコさんと、ブラティスラヴァ世界絵本原画展(三鷹市美術ギャラリー)に行った。
わたしは絵本を作ったことはなく、作るだけでもすごいなーという感じで、絵本界のことはとんとわからないけれど、たいへん見応えがあった。
原画もよかったけどやっぱり絵本は印刷されて製本されたもののほうが断然すてき。
素晴らしいものを見ることは、ほんとに素晴らしいことだ。
わたしが子供のときに読んでいたら一番はまったと思われるのは、青山邦彦さんの「ドワーフじいさんのいえづくり」。あと、なりたさとこさんの「かかしごん」もよかったなあ。***
こうしていろんな国の作品を見くらべて思うことは、絵のよしあしに関係なく、絵にも、それぞれの文化(言語?)ごとの文法のようなものがあるということ。
絵だから、言葉がなくても通じるかっていうと、必ずしもそうではない。(絵本はとくに言葉の力が大きいからというのも当然あるけど)
日本人が描いた絵本を日本人が見れば、言葉抜きでもけっこうわかると思うが、外国人が見た場合に、同じようにわかるとは思えない。逆もまた然り。
これは批判してるのではなく、むしろ感動しているのです。面白いなあと。