世界陸上、観戦してきました(その2)

女子マラソンのスタートは7:00で、開場時間はなんと朝の5:30。
睡眠もそこそこに、早めにホテルをチェックアウトして競技場に向かったが、駅からスタジアムまでの近道は、マラソンのための通行止めで通れなくて、遠回りするしかなく、席に着いたのはスタート時間ギリギリだった。
スタンドはどうかと思うくらいガラガラ。昨晩は何度もウェーブやるくらい満席だったのに。
世界陸上って、オリンピック、FIFAワールドカップと並ぶ、世界スポーツ三大大会なんだそうだけど、ほんとなの~?動員が悪くたって、面白いものは面白い。でも満席の方が観客だって楽しい。

で、選手がトラックから出ていくのを見送ったあと、朝食を買いに、売店へ。大阪だし、たこ焼きとか売ってるかなと思ってたのに、会場ではスポンサーの製品しか置いてないから、売店は寒々としていた。スポンサーの食品会社は、たこ焼きを製品化してでも販売してほしかったなー。
そりゃあ大阪の人たちはいつでもおいしいお店で食べられるだろうけど…。
フードコートはあったみたいだけど駅のほうで、遠すぎて行く気力もなかった。(逆に大阪の街では世界陸上グッズはほとんど売られてなくて、お土産買うのに困った。)

それから暑くなってきたので日かげの席(指定席だけど空いてるんだもん)に移動して、ずっとスタンドの大きなテレビで見ていた。会場でも簡単な実況は聞けたのだが、
…うーん、テレビ見るならおうちで見た方がいいかも。テレビって意外にすごいよ。
生観戦と言っても、ずっと選手の横を走って見届けるってわけにはいかないものね。

でもでも、最後、ヌデレバが競技場のゲートに入っていく映像をみた直後、パッとトラックに走り出てきたときは、やっぱりすごく興奮した。かっこいい!
そして、土佐礼子選手の応援団の近くに移動して、一緒になって「れいこ」コール。
土佐選手、嶋原選手のウイニングランを見たあと、引きあげることにした。

帰り道、スタジアム入り口あたりの沿道にはまだたくさん人が並んでいて、まだゴールしてない選手が通るたびに、どこの国かわからなくても大きな声援をしていた。
応援する側からすれば、選手はほんの一瞬で走り去っていってしまうけど、あの声援が42.195キロ続いてる中で走った選手たちは幸せ者だなあと思った。

寝不足だったのもあって、会場までの往復でかなり体力を消耗した。
まだ午前中だったけど、暑いし、もう観光しようという気分ではなかった。それでも道頓堀のグリコとかに道楽と食い倒れ人形(世界陸上バージョンの飾り付け)を見て、とにかくお好み焼きだけ食べて(これはさすがにおいしい)、東京に戻った。
行ってきてほんとによかった。

しかし、まー、もし日本でオリンピックやるなら、東京がいいのかも~。