牛尽くしの夏

で、次回展示ですが、まずは9/5から丸の内界隈の道ばたで行われる、パブリックアートの大きなイベント、カウパレード2008に参加します。
わたしは全然知らなかったんだけど、スイスで始まり、世界中の都市で行われてるイベントで、東京ではこれが3回めだそうだ。
64個の実物大の牛の像のうちの1体にペイントさせていただきます。

その作業は8月のいちばん暑い時期。うへえ。

しかし、同じイベントを何度もやったり、なんで牛なのかはっきりわからなかったり、…こういうのはアートって呼んでいいのかな? なんで牛なのか、わたしなりに内的必然性との折り合いをつけていかなきゃならないが、これはふつうにイラストレーターの仕事だと思う。

過去の展示では人気投票とかあったそうで、通りすがりのなんの責任もない人による投票もどうかとは思うが、パブリックアート自体、見たいと思っていない人に無理矢理見せる、一種の暴力性がある。せめて、まわりを歩いて行き来する人が明るい気分になれるようなものにしたい。

とにかく今のわたしに必要なのはたくさんの人に見てもらうこと。
わたしの絵は万人に受け入れられるものじゃないけど、好きになってくれる人も一定の数いるのだから、多くの人に受け入れてほしいなら、まず見てもらう機会をできるだけ多くして、たくさんの人の目に触れれば、好きになってくれる人もそれなりに増えるんじゃないかと思う。

今回はしょこたんとか佐藤可士和さんも出展されるらしい。
それにしても来年は丑年なので、いま牛の絵柄の年賀状素材集の仕事もしてて、今年の夏は牛一色に染まってしまいそうで、それはちょっとどうなの。。。

それと、9/14、東京ビッグサイトでのGEISAI#11にも出展します。
こういうのに参加するのも初めて。まあ、とにかくやってみないとわからないこともあるし。
また立体をやりたいのだけど、ブースがけっこう広いし、大きなものになると思う。
搬入が大変だなー。。。