きょうは、ロフトワークさん主催の現代アート講座に行き、101Tokyo(アートフェア)の裏方のみなさんのお話を聴いてきた。
本業はキュレーターだったりギャラリストだったり様々だけど、それぞれ、すごく真剣にアートについて考えているのが伝わってきた。たくさんの人があつまって組織的にものを作って行くのってカッコいい。
同年代の人たちが社会の中で一定の役割を果たすようになってきている。
わたしひとりでなにやってんだろって思っちゃうけど。。。
聴講者は学生さんが多いようで、さほど目新しい話はなかったが、最後のほうの話に出ていた、将来アートに関わりたいのであれば、アート以外でも自分の得意分野のスペシャリストになって、外から関わるという道もある、そのほうがアート自体の幅も広がるから大歓迎、という話にはすごく同感。こういうことは本気じゃないと言えない。
これなら誰にも負けないってことを持てたら、強いよね。
あと、コレクターの、買った絵との付き合い方についての話も興味深かった。
自分は一時的に預かっているだけで死んだら他の人に渡るのだからと、できるだけ絵が傷まないように大切にする人もいれば、自分の買った物だから一緒に年をとっていくのがいいのだという考えの人、傷んだら新しいのに買い替えてあげるのも作家の利益になるのだと考える人、そりゃあいろんな考え方があるだろう。
わたしとしてはできれば大事に保管してほしいけど、一緒に年をとるというのも素敵な考えだし、何回も買い替えてもらったらありがたいのも確かだし、正しいとか正しくないとかじゃないんだけど。。。うむむ。。。