赤い城 黒い砂

きょうは、松竹の舞台「赤い城 黒い砂」(マチネ、日生劇場)を見た。
シェイクスピアとジョン・フレッチャーの合作「二人の貴公子」の翻案。
個人的な感情が国とか巻き込んだ大戦争になっちゃうんだから大変な話だ。

いろんな見方ができる芝居で、面白かったといえば面白かったんだけど、、、当て書きなんだろうけど、中村獅童も片岡愛之助も、貴公子ではないのはいいとしても、ちょっとチンピラっぽかったというか。。。
あの二人に黒木メイサが惚れるとはちょっと思えなかったかも。。。

ラスト、二人が男同士の友情を超えた愛を確信して一緒に死んじゃってびっくり。メイサをおいてきぼりにして。うーん、歌舞伎役者だからいいのかなあ?

たぶん、命がけで戦うことこそが最も強烈な愛の表現である、したがって人間がいるかぎり戦いは無くならない、という話だったんだと思う。
それならできれば獅童VS愛之助の正面きっての決闘シーンも見たかったような。
王とは孤独な存在なので、共依存関係にある二人の男は王にはなれない。
だから一人残されたメイサが王座についた。という話だったのかな???

生きてくって大変だよね。。。

それから韓国みやげを背負って実家へ。
夕飯はたけのこごはん~
大雨の中、帰ったかいがあったというものだ。