装幀イラストを描かせていただいた「マローディープ 愚者たちの楽園」(森福都さん著/講談社ノベルス)の見本を受け取った。
ここ数日郵便受けを開けてなかったので、いつ届いたのかわからないけど。
今回はちょっと難しい色を使ってしまったようで、(夜の情景なんだけど、空と海の部分なんかシアン100%なのだ)色みのバランスがとりにくくて、印刷所でもなかなかいい色が出ないし、わたし自身も迷いまくってしまい(これはほんとによくない)、ギリギリまで何度もやり直しさせてもらった。
いつも色はなりゆきまかせで、こんなにいじったことはないんだけど。
出来上がりは、まあこんなかな…って感じ。思ってたより良かった。初校にくらべたらずっと改善されてるので、いじったかいはあった。
小説は、モルディブのリゾートが舞台の、コミカルなミステリです。
わたしは、このお仕事するまでこういうリゾートにはまったく関心がなく、ああそうか、こういう遊びもあるんだなとはじめて認識した次第です。
なので、ガイドブックとかパンフレットとか熟読しても、他のリゾート地との違いがなかなか理解できなくてけっこう困りました。
取材に行けたら行きたいです。もう遅いか。