早川良雄 ー“顔”と“形状”ー

国立近代美術館・ギャラリー4で、昨年亡くなられた早川良雄さんの回顧展を見た。

ポスター、雑誌の表紙などのデザインとイラストレーション。
それほど大規模な展示ではなかったけど、どの作品もさすがのクオリティで、特に、顔のイラストのインパクトの強さには圧倒された。
すごくお洒落で、力強くて、洗練されていて、大人っぽくて、自立した感じ。
百貨店のポスターとか、あまりにもカッコ良過ぎて、このイラストを見てお買いものに出かけた昭和の人々は、どんなに大人っぽい感覚を持っていたのだろうかと驚いてしまった。