6/25に、横浜にあるアートスペース「ブランクラス」にて、わたしが参加している不思議バンド、星舟庭のワークショップ&ライブをやります。
身の回りのものをじっと見たり、物音に耳を澄ますことからはじめます。よかったらぜひあそびにきてください。
ワークショップ&ライブ [線は奏でる:Not Well Tempered Line]
個々人のストロークは既にオリジナリティを発現しています。
ダンスをするような気持ちで線を描く、価値判断しない、意識を外に向ける、右脳感覚を刺激する、を目指します。後半は皆で音のゲームをします。
私が、まだ髪の毛をふたつに結んでいるような子供の頃、地球からの強制移動が始まりました。一時的な滞在の予定でしたが、メモリコードの間違いで私と妹は、パパとママと別の便に乗せられ、離ればなれになりました。宇宙船から降りる前には、眼をすっぽりとおおう、オレンジ色のカプセルをはめられ、変わった形の器具をのどの奥深くに移植されました。喋ろうとすると、それに声帯の振動が伝って、信号音となってでてくるのです。赤い惑星には夜がなく、大気の熱のせいですべてが、歪んで見えました。間近の巨大な太陽も、情けないように踊っています。私たちは、オレンジ色の歪んだ町を歩きまわりました。とはいっても
道があるわけではなく、幾重にも次元区分された蜂の巣のような町でした。あるときに私たちは見晴らしのいいドームのてっぺんに座り、覚えたての信号音で両親のことを話しました。すると妹が泣き出しそうにするので、よく、ママが口ずさんでいた『それにもかかわらずわたしたちは恋をする』というアリアを、歌って聞かせました。歌は変換器をとおって、キューキューと、赤い空に響き渡りました。
日程:6月25日(土)
開場:17:00
開演:18:00~19:30 ワークショップ:右脳のための直感クロッキーと音遊び
19:30~20:00 星舟庭(hoshifuneniwa)演奏ライブ(その後、休憩とインタビュー)
一般:1,200円/学生:1,000円(画材込)
★お手持ちの小楽器がございましたら、ご持参ください。
星舟庭 HOSHIFUNENIWA(メンバー:原田 靖子/岩清水さやか/大鹿 智子)
2010年に結成。同年、両国アートトレイスギャラリー、桃園会館虫フェス、ホームパーティ、などで演奏。空間に合わせてオーダーメイドのパフォーマンスを提供するアコースティックな音と朗読のユニット。おしゃべりする音の重なりがヒューモアな感覚をくすぐる。星舟庭名曲アルバム、映像ライブ、制作進行中。
★星舟庭PV
★USTREAMにて+night(イベント+公開インタビュー)生放送されます。
★アクセス
京浜急行[井土ケ谷駅](横浜駅から下り普通で5つ目)改札を出て正面の信号をわたってすぐを左折1つ目の交差点を右折、2つ目の角を左折三井のリパークの後ろの白いblanClassの看板がある細い段々の路地を上がって右の建物の2階