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新連載いくつか

春らしく、いくつか連載が始まります。

まず、日経ビジネスAssocieさんで、桂望実さんの小説「ハタラクオトメ」の挿絵。
まだ届かないんで見てないんだけど、本日発売の号から連載開始です。
全国のビジネスパーソンのみなさま、どうぞよろしく!
月二回で来年の夏まで続きますが、なんと小説はもう最後までできていて、挿絵(80~90枚くらい?)は好きなときに描いてくださいなんていわれてる。
工エエェェ(゚д゚)ェェエエ工(←思わず絵文字が!) 自分との戦いだっ。
わたしなどは「日経」「ビジネス」って言葉だけでビビっちゃうけど、学生時代の友人たちも、会社に行ったらビジネスパーソンなんだよね。。。

つぎに、いつから掲載されるか聞いてないのだけど、週刊文春さんで月イチの連載で、平松洋子さんのコラムの挿絵。愛知県にあるテーマパーク「明治村」さんとのタイアップだそうです。
明治時代のグルメの絵、美味しそうに描けるといいなあ~。
全国のビジネスパーソンのみなさま、お楽しみに!

それと、旅行の業界誌、週刊トラベルジャーナルさんで、京阪電鉄のCEOの方のコラムの挿絵を描かせていただきます。これも月イチ。
京阪っていったら、石清水八幡宮に行った時に乗った電車かな。くるりの歌にも出てくるよね。。。
旅行・観光関係のビジネスパーソンのみなさま、こちらもよろしく!

そしてもうひとつ、進研ゼミ高2講座の数学コラムの挿絵。
内容は、フェルマーの最終定理が解けたことの意味とか、新幹線の線路のカーブの計算に三角関数が使われているとか、コンピューターは因数分解が苦手だとか、、、
よくわからないなりに読んでて非常に面白いです。やっぱ理系はカッコいいな~

しかしたまにはギャル向きの絵とか描いてみたいもんだ。。。

打ち上げどーん

きょうは「オルゴォル」の打ち上げ。
朱川湊人さん、編集者Aさん、単行本の担当Kさんと、銀座「楼蘭」で円卓。(これから掲載開始の新聞もあるので、単行本になるのは来年だそうです。)

朱川さんはこのブログを読んでくださっていて、お会いするなり「英会話始めたんだって?」と圧力をかけていただく。
しかも大阪人らしく天丼で。。。ううっ、まだ2回しか行ってません。。。

8ヶ月の連載はたしかに大変だったような気もするが、そんなに大変じゃなかったような気もする。
反省点は多々あるけれど、、、ちょっとさみしくもある。
登場人物のヒゲの描き忘れには全く気づいてなかった。Ouch…

挿絵をさせていただいた作家さんにお会いするのは正直いっておそろしい。
でもきょうは、恥ずかしくなるほどベタ褒めしていただきたいへん恐縮だった。
わたしは褒められすぎるとかえって疑ってしまう性格なのだけど、朱川さんは携帯の待ち受け画像に使っていただいてるのだとか。。。マジで?
なんだかほんとにどうもありがとうございました。
(サエさんの絵、見返すと可愛いのが少ないな…もっとサービスしてもよかったかも)

お料理もとても美味しくて、どうもごちそうさまでしたー!

めでたい!

うううっ、、、

新聞小説「オルゴォル」の挿絵、240回、さきほど描き終わりました!
これでひとまず完結。。。はぁー。。。8ヶ月ですよ。。。
ウワサではこのあとまだ続きがあるらしいけども(オルゴォルZ?)

まあ、とにかくめでたい!!!
キッチンに飾ってあった桃の花も咲いたし、めでたいめでたい!
あー、カラオケ行きたいなあっ!!!

と、ここまで書いたら、日記を読んだ友人Kから電話。
友人Kもちょうどついさきほど、来月の公演の脚本を書き終えたとのこと。
なんとなんと。。。めでたいことよのう~
ふたりしてことほいだのであった。

友人Kは前回の公演のときに生まれて初めて胃痛を経験し、胃の使い方を覚えた今回はさんざん胃を痛めながら書いたようだ。
本人もなんだか自信ありげだし、本番の舞台を観るのが楽しみだ。

オルゴォル大詰め&お祓いについて

さてオルゴォルの連載は、いよいよ大詰めになってきました。きゅう~
南日本新聞さんの夕刊が今月末で休刊になるので、それにあわせてフィナーレです。

もともと南日本新聞での連載はスタートが3ヶ月くらい遅かったので、12月から毎日3回分ずつ掲載されているのだけど(カラーだし、これは壮観)、ウィキペディアの南日本新聞の項にもそのことがしっかり載ってた。細やか~

で、それと入れかわりに、群馬県の上毛新聞さんで、3/1からあらたに掲載がはじまるそうです。初関東圏!千葉育ちとしては、群馬は天気予報でうつる範囲だから近い感じがするなー。

ところで去年は後厄だったからお正月にお祓いに行ったのだけど、なんだか怪談のお仕事が続くので、今年もお祓いを受けたほうがいいのだろうか…、と思ったら、「怪異伝説ダレカラキイタ?」の著者の加藤一さんによれば、実話じゃない怪談なら、お祓いを受けなくてもたぶん大丈夫なのだそうだ。

なるほど、そういうものか。。。じゃあ、わたしは必要ない…のかな?

挿絵描きみょうり

また、山本幸久さんの連載小説(PHP研究所『文蔵』で、12月号~)の挿絵をさせていただくことになった。今回で3作目。
これまででもう2年くらいは山本さんの小説の挿絵を描いてることになる。こういうのってとてもうれしい。挿絵描きみょうりに尽きる。
きょうは編集さんと打ち合わせだった。また面白くなりそうだ。
それで打ち合わせがおわって自宅に帰って郵便受けを開けたら、なんと山本さんの分厚い新刊がどーんと入っていて、たまげた。
いつもどうもありがとうございます!

ある日、アヒルバス

ある日、アヒルバス

    • 作者: 山本幸久
    • 出版社/メーカー: 実業之日本社
    • 発売日: 2008/10/17
  • メディア: 単行本

シュールな気分

最近どうも時間のすすみ方がへんだ。
わたしの体内時計のみならず、家中の時計が勝手な時間をさしていて、なおしてもすぐまた狂う。すごくシュールな気分だ。
日が短くなったせいか、ゴミの収集日が変わったせいか。。。

まだくわしいことは書けないのですが、12月のわたしは身柄を拘束されてしまった模様。
忙しいのはありがたいことです。

そろそろ連載100回めを越えた「オルゴォル」、11月末から、愛知県瀬戸市の「とうめい新聞」さんでも新たに掲載されることが決まりました!
透明新聞かと思ったら東名新聞かあー(そりゃそうだよね)。
でも透明新聞ってなんかちょっとクリスタルで素敵~な感じだけど。

なんだかいろいろ

昨晩、友人Kから電話がきて、決意表明を拝聴。
やっと腹を決めて開き直ったようでわたしもとてもうれしい。

ミクシィの岩清水同好会で盛岡の親戚(?)発見!やっぱり石清水八幡宮にはなんらかの縁があるらしい。年内はもう無理だけど、来年春になって暖かくなったらぜひ盛岡に遊びにいかねば!
ああでも九州にも行ってみたいんだよなあ。

こないだ「オルゴォル」連載がはじまったばかりの南日本新聞の掲載誌が届いた。
カラーで大きく載ってて、自分でいうのもなんだが、キレイだ~。
鹿児島らしくやっぱり篤姫押しの記事が載ってる。
日本海新聞も鳥取のローカルネタが載ってて面白いし、ほんとは掲載されてる4誌全部見たいけど置き場所がないので残念。

GEISAIのときのわたしの作品、テレビで映ってたそうでたいへん恥ずかしい。このままスルーしようと思ってたんだけど。

今日は久々に歯のメンテナンスに行ったら、歯医者さんはヒマのようで、銀歯をきれいな真っ白の歯に替えませんかとすすめられた。
こないだ発泡スチロール買ったお金で歯を2本白くできる値段。
そりゃあキレイにしたいさ、でも、でも、、、
画材を買うお金はポンと払ってしまうけどそれ以外にはかなり迷ってしまう。

それから、たまには洋服でも買おうかと新宿に出たが、けっきょく服は何も買えずに世界堂でまた筆やらボードやら買い込んでしまった。Tさんとちょこっとお茶して、なんとなく落ち込む。いろいろ面白い話を聞いたのだけど。あーもっとがんばろう。
Tさんはサンパウロでカウパレードを見たそうな。
問題小説の編集Nさんはミラノとオデッサでカウパレードを見たという。オデッサってどこ?たしかガンダムに出てきたとこだよね…。

ううう、牛なんかに負けるもんか!ちなみに牛、オークション始まってます。5万円からです。安いっちゃあ安い(でも送料と置き場所がね。。。)
売れてもユニセフに寄付だからわたしには一銭も入らないけど、どなたか買ってください。。。売れ残って処分されちゃったら悲しすぎなので。(展示後の修復は行わないって書いてありますが、わたし出張して修復します!)

新・新本格もどき

もう一つお知らせ。「ジャーロ」さんで連載はじまりました。霧舎巧さんのミステリ「新・新本格もどき」シリーズの挿絵です。
なんか世界観や登場人物が過去の作品にリンクしてたりするから、いろいろ調べたりしなきゃいけなくてけっこうたいへん。

季刊の雑誌なので、アクシデントさえなければ、少なくともあと2年先くらいまでは、イラストレーターを名乗っていられることが確定してよかったよかった。

「オルゴォル」掲載、新たに決定!

きゅうきゅういいながらやっとこさ三分の一まで来た、新聞小説「オルゴォル」、「大分合同新聞」さんで9/11から、鹿児島の「南日本新聞」さんで9/25から、新たに連載されることが決まったそうです。わーわーわー!

わたしは九州には行ったことがないけど、大分と言えば学生時代、大分出身の後輩(今はロンドンでダンサーをしている)が、名物「とり天」を振る舞ってくれた思い出がある。あれは美味しかった。作り方聞いたのに忘れてしまったけど、また食べたいなあ。。。

鹿児島はこの小説の主要な舞台なので、掲載が決まってほんとに良かった。でも地元の方が見ると思うと、嘘描けないな(笑)。
連載終わったら、九州に旅行に行ってみたくなっちゃったー。
ではでは、大分と鹿児島のみなさま、どうぞよろしくお願いします!

前川さんの翻訳プロジェクト

前川麻子さんの小説の韓国語翻訳プロジェクトに入れていただいた。
いろんな方が熱心に動いてるらしくて、なんだかすごく面白そう。
わたしは日本語しかわからないし、できるのは絵を描くことしかないけど。
韓国の出版社の方に「パレット」の装幀画を気に入っていただけたそうでうれしい。

明けない夜はない

延び延びになっていた、朱川湊人さんの「オルゴォル」の挿絵の連載が、7/1からスタートすることになりました。鳥取の「日本海新聞」さんと「大阪日日新聞」さんに掲載されます。
鳥取と大阪のみなさま、どうぞよろしくお願いします。

「dreaming」展は、昨日からどうにかはじまりました。
いやあ、ほんとにもう、はじまらないかと思った。。。はー。。。
月曜か火曜に(←曜日の感覚がなくなってた)首を寝違えて、それが肩こりとごっちゃになって、たいへんつらかったのだけど、オープニングパーティから帰宅して、バッタリ倒れて、16時間くらい眠ったらスッキリ治ってた。睡眠って大事だなあ。

予想外

きょうは小説の挿絵の仕事でアメリカの大統領選の絵を描いた。
まったく、予想できないような、いろんな注文があるものだ。ゲラ読んだときはあたまを抱えたが、でもどうにかまとめられた気がする。
自分で守備範囲を決めちゃいけないなとつくづく思う。

モグラ町

2週間ぶりの外出。
龍昇企画公演「モグラ町」(神楽坂、シアターイワト)を観に行った。脚本・演出が前川麻子さん。

仕事が予定より手間どっていて、今回は行くの無理か…と思ったが、こないだ小説宝石でこの芝居の小説版の挿絵をさせていただいてるし、どうしても観たかった。

前川さん演出の芝居を見るのはネクストアパートメント以来だから、6年ぶり?
やっぱり、さすがだ。前川さんの小説は好きだが、芝居はもっと好きだ。

オルゴォル

来月から、新聞小説の挿絵をやることになった。
朱川湊人さんの小説で、題名は「オルゴォル」。連載は180回の予定で、土日もお休みなし。うはは。
小説の進行と同時に、少しずつ世界を発見しながら描いていくということで、旅のような、ライブみたいな感覚を生かせたらいいなあと思う。

わたしは大学の卒論で、主に戦前の新聞小説の挿絵をテーマにとりあげたので、国立国会図書館にせっせと通って、古い新聞の資料をあさったり、マイクロフィルムを凝視したりしては、ため息をついてたものだった。
そのころはまさか自分が挿絵をやることになるとは思ってなかったが、イラストレーターになってからはずっと目標にしてたので、非常にうれしい。

本編がはじまる前に、予告でわたしの顔写真も掲載されるそうで、フォトグラファーのあきさんに撮っていただいたものを使うことにした。
新聞だから背景を切り抜いたうえに丸くトリミングされてしまうのだけど。
しかし、わたしの顔などに情報としての価値があるのだろうか。
それも国立国会図書館に収蔵されるのか…。

今日届いた本

また山本幸久さんの新刊を送っていただいてしまった。
うれしいなー。ありがとうございます!
前の「美晴さんランナウェイ」もすてきなお話で、ヒロインがキュートで、それこそNHKとかでドラマになったらよさそうな…。

渋谷に里帰り

渋谷に里帰り

  • 作者: 山本幸久
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本

それと、いつもはとくに挿絵の宣伝はしないのだけど、こんどの小説新潮に描いた挿絵は、1点だけですが、良く描けたというか、自分では、なんとなくなにかがひらけた感じがしたので、
もし良かったら手に取ってみてください。
新潮エンターテインメント大賞の受賞作(←面白かった)の挿絵です。
宮部みゆきさんの選評がまた面白くて、小説以外にも通じる話だったので、遊びにきていた友人Kにも読ませて、そこからあれこれ小難しい話に花を咲かせた。