千葉市美術館でやっている鈴木春信展を見に行った。
母が浮世絵が好きなようなので誘ったら、父もついてきた。さほど美術に興味があるとは思っていなかったので、無理してるのかな?と思ったけど、母と一緒にテレビの美術番組を見たりしていろいろ勉強しているようだ。
(現代美術にも興味をもってくれたらいいんだけどなあ。)
今回はボストン美術館の所蔵品を中心とした展示。
毎度のことながら千葉市美術館の展示は出展作品数が多く、超マニアックで説明書きが長い。浮世絵の展示は、絵が小さくて細かいから近寄ってじっくり見ないといけないし、とくに絵暦のコーナーなどは、絵の中に隠れている文字を読もうとみんなが目を凝らすので、なかなか列が進まず、ちょっとストレスがたまった。でも、もし同じ展示を東京でやったら、ものすごい人数が押し寄せてこの程度の列ではすまないんだろうな。
春信の絵はもちろん良かったけど、同時開催されていた、春信と同時代の画家の作品の展示がとても面白かった。円山応挙のふすま絵も良かったし、若冲のモノトーンで描かれた絵巻がすごく素敵で見入ってしまった。
両親は最後のほうは疲れてしまったようだけど、無理もない。とにかくボリュームがすごすぎた。